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実況その3、――しかも、ほぼほぼ毎晩。
しおりを挟む正直言うと、自分は今まで生まれてこの方一度も好きな人もできたことがなかったのもあってか、同年代の男たちよりも性欲がわりと低めなんだと、そうずっと思ってたんだ。
――まぁそれはただ単に己の性的な部分が高まってしまう相手が、興奮しまくってヤバくなるぐらいに好みドンピシャの人がいなかっただけだったのだと、今からおよそ約二ヶ月前の土曜の夜十一時すぎにようやく気づくことになったんですけどね、ハハハハハ。
で、人生で初めて恋をしたお相手ことお隣さんの寝屋未里さんの突如として聞こえてきた薄壁越しの『大胆えろえろ大声オナニー実況』で、その後まさかのこれまた人生初の合計連続五発抜きの自慰行為なる快挙(?)を果たしてしまった俺が、その後一体どうなったかというと――…
「はっはぁはぁみさっ未里さんっ、未里さんのぐちょぐちょえろまんこぉぉ♡♡♡ まんこまんこまんこぉぉぉんぐぅぅぅ♡♡♡」
ぬちゅぬちゅぐちゅぐちゅぬこぬこぬこっ、ガクガクカクカクへこへこへこぉぉ♡♡♡
このハイツ・あまねの6号室に引っ越してから約二ヶ月という期間の中で知り得た情報――寝屋さん…未里さんは一旦お風呂に入ると最低でも一時間は絶対に出てこない…というコトと、反対側の7号室も現在空き部屋で誰も住んでいないという好条件――を大いにフル活用し、大胆にも隣の住人の愛しの彼の名前と彼のまだ見ぬ『まんこ』を想像し叫びながらの下半身丸出し激しめ腰振りオナニーを自身の部屋のベッドの上でしまくる、
との、ほんの数ヶ月前の自分からしたらとても考えられないような性欲にまみれた変態行為をする人間へと様変わりしていたのであった。
――しかも、ほぼほぼ毎晩。
「…ぐっうぅはぁはぁまんこぉぉ♡♡ 未里さんの濡れ濡れ生まんこに俺のちんこ挿入れたいっ、高速ピストンでまんこぐぽぐぽ泡立てたいっ、はっはっはぁぁまんこに中出しキめまくりたいぃぃっう゛っっ♡♡♡」
びゅっびゅるるるびゅびゅっびゅびゅうぅぅぅ♡♡♡♡
未里さんが風呂場へ向かってからまだ五分も経ってないというのに、シコシコシコシコ右手を忙しなく動かし腰をヘコヘコ前後に揺らして、何枚も重ねたティッシュの中へと再び本日二度目となる射精を思いっきりしてみせた俺は、
「っぅ…♡ ふ、」
しかしすぐさまベッドの上にあらかじめ用意しておいたコンドームの袋をピリピリと雑に開け、慣れた手付きで自身のイったばかりにも関わらずもうすでに愛しい人のさきほどまでのオナニー実況を思い出しまたも勃ちあがり始めた
白濁色に染まる愚息へとゴム被せた。
そうして、ベッド脇に常に置いてある細長く少しかたさのある『抱き枕』をグッと自らの身体に引き寄せて、
「…すぅぅぅはぁぁ、あ~~まだ未里さんの匂いちゃんと残ってるぅぅフーっフーっんぐぅ♡♡ はぁこの匂いほんとえっちすぎるってぇ未里さん♡ すぅぅはぁすぅはぁ未里さんっ、うぐぅ未里未里っみさとぉぉぉ♡♡♡」
ガシッとしっかり両手両足でホールドするように抱き枕にキツく絡みつき、グイグイぐっぐぐりぐりぐりぃぃ♡
俺はそのまま未里さんの名を何度も口にしながらも、今度は勢いよくゴムを被せたちんこを抱き枕に擦りつけるオナニーを開始したのであった。
『……はぁん、やっぱりよるくんちの抱き枕のかたさほんとオレの好みドンピシャすぎるぅ、超気持ちぃよぉ♡♡ やっぱオレも今使ってるのやめて、こんぐらいのかたさのヤツ新しく買っちゃおうかなぁ……って、あっオレってばまた遊びにきてすぐによるくん愛用の抱き枕ずっとひとりじめしちゃってたね、あははごめんごめん――…♡♡♡』
ってな感じに、今日までの二ヶ月の間にすっかりお隣さんとして仲良くなった未里さんがうちに遊びにきた際に、必ずと言っていいほどその腕の中にぎゅうぅっとおさめずぅっと抱きしめている『未里さんの匂いがたっぷりと染みついている俺の抱き枕』で、だ♡
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