上 下
35 / 40

5話

しおりを挟む


「っ、コウにぃ…!!」
「ひああぁんっ♡♡」
「…はぁ、コウ兄のおっぱい♡♡ ふ、乳首…いつも通りおいしそぉ…んちゅっ、ちゅうぅぅ♡♡♡」
「あああっ♡♡♡ あんっ、たくまく…♡♡ ひぁぁ♡♡♡」
「んんっ、ふっ♡ にいちゃ、兄ちゃんのおっふぁいちふび…ちゅばっ♡♡♡」
「きゃぅぅああんっ…♡♡♡」


捲っていたTシャツだけじゃなく、下のジーンズも下着もすべて脱ぎ去りまっさらになった状態で、改めてずずいっと前に突きだしたボクのおっぱい…ぷるぷると震えた敏感乳首に、勢いよくボクの名を呼ぶと同時に齧り付く拓馬くん。
はぁはぁっと息を荒くさせつつ、かわいらしいお口でボクの赤くぷっくり主張してる乳首を丸ごと遠慮なく食べてしまう彼のその、かわいさとはかけ離れたいやらしい行為に、ボクも最初の頃よりもどんどんと大胆になっていってるのが、はっきりとわかる。

ちゅぱちゅぱちゅるちゅる、じゅじゅううぅ、レロレロちゅぽんっ♡♡♡
舐めて、含んで、吸って、舌で転がして……と、夢中でボクのおっぱいを堪能している拓馬くんの姿がたまらなく愛おしくて…はぁ、それだけでイっちゃいそうになる♡

「んあっ♡♡ …はふ、ぁん…拓馬くん、ほんとにボクのおっぱい好きだね…ひゃぅ♡♡」
「ちゅぷっ…ん、好き…ダメか? 兄ちゃん…」
「ううんっ全然ダメじゃないよ♡ 拓馬くんがボクのおっぱい好きで、ボクもとっても嬉しい…♡♡」
「へへっ、ならよかった♡ んちゅ♡♡」
「ひゃん♡♡ …んぁ、それに男の子は基本的におっぱい大好きな生物だしね…ふふ♡」

拓馬くんがおっぱい大好き男の子だって全然構わないし、ボク的にはさらに彼に心奪われる要素でしかないのだ♡
……まぁ、ここまで好きだったのには、かなり驚いたけども。
と、ボクは初めて拓馬くんに自身のおっぱいをちゅぱちゅぱされた日のことを、ふと思い出す。



「――…んはぁ♡♡ はふ…ん、どうかな拓馬くん? これが、べろちゅう…ディープキスっていうのなんだけど…♡♡」
「は、はぁ……ぁ、に…にいちゃん」
「ん? なぁに、拓馬く」
「こっこんなちゅうを恋人どーしってするのかっ……恋人ってすごいんだなっ兄ちゃん!!」
「!? っ…ボクの恋人、かわいいっ…」
「なっ!? なんだよもーっ、初めてなんだからしょうがないだろぉ…!」
「っ、かわいい…かわいいっ…」


二回目のセックスにて、ボクが拓馬くんに初めてディープキスというモノを教え。
拓馬くんが小学生らしく――しっかりと息子くんを勃起させながらも♡――初べろちゅう体験に興奮し声をあげ、そんな彼のかわいらしさにボクが一人悶えていた最中。

「もっもうコウにぃ、そんなに笑うなってば、」

クイっ、

「ゃあぁんっ…!!」
「っ!!? ……こ、コウにぃ…?」
「あぅ…♡♡ は、ご…ごめんね、いきなり声、ん…あげちゃって…」
「う、ううん…おれこそ、ごめん兄ちゃん……っ」

かわいいかわいいっ…と、両手で顔を覆っていたボクの、おそらくその手を顔から剥がそうとしただろう拓馬くんであったが、動かした腕の肘部分が偶然にもボクの乳首を掠め、乳首が敏感なボクは、思わずその突然の刺激に声をあげてしまったのである。
「そんな、謝らないで拓馬く……って、拓馬くん? どうし……っ!」
ごめんと謝りながらも、彼の視線がボクのおっぱい…乳首から目を離せないでいたのに、
胸元に感じる熱視線で気づいたボクは、だから――


「……拓馬くん、ボクのおっぱい…ちゅぱちゅぱ、してみる?」
「へ………えええっ!!?」
「ちゅぱちゅぱ…というか、おっぱいお口でちゅうちゅう吸ってみるの…興味ないかな?」
「えっあっ、えっ、ちゅぱっ、ちゅうちゅうっ…興味って………っ、で、でも…おっぱい、そんな吸ったりとかって……あ、赤ちゃんみたいで、変…じゃないの?」
「ふふ、ちっとも変なんかじゃないよ。むしろ男の人ってね、赤ちゃんじゃなくてもおっぱいちゅぱちゅぱするの好きな人すっごくすっごく多いんだよ♡♡」
「ええっ、そうなのか!?」
「そうそう♡ だから、拓馬くんがおっぱいちゅぱちゅぱしても全然おかしくなんてないの」
「そ、そうなんだ……そういえば、おれのクラスの男子が、女子のお、おっぱいがおっきいとか小さいとか…なんか話してたことあったかも…」
「ね? もちろんおっぱいに全然興味ない男の人だっているだろうけど、拓馬くんが深く悩んだりする必要はないから大丈夫だよ」
「そっか…よかった」
「うん。――それで、拓馬くんは…どうかな?」
「えっ」
「ボクのおっぱい、ちゅぱちゅぱ…する? それとも、しない?」
「っ!! ……ぁ、えと…おれは…」
「ボクは、拓馬くんの好きに選んでほしいなぁ…なんて♡」
「……たい、っ…おれっ、コウ兄のおっぱい…びんかんだって言ってた乳首ちゅぱちゅぱしたいっ…!!」
「!! っ、うんわかった…♡」


だから、思わずおっぱいちゅぱちゅぱの『誘惑』を仕掛けてみたボクだったんだけれども。
……まさか、拓馬くんがしっかりボクの乳首が敏感なコトを覚えていてくれてるとは思わなかったから、すっごく嬉しかったな♡


「…ボクのおっぱい、たっぷり…たぁっぷり舐め舐めちゅぱちゅぱしてね、拓馬くん♡♡♡」


すっごく嬉しかったのもあってか、ついつい自分から積極的に彼に仕掛けて……その後すぐに拓馬くんの強烈なおっぱい責めにあい、結果ボクがおっぱいちゅぱちゅぱだけでいとも簡単にイかされちゃったりしたことについては――まぁまた今度、別の機会に…ね♡

しおりを挟む
感想 11

あなたにおすすめの小説

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

【BL】男なのになぜかNo.1ホストに懐かれて困ってます

猫足
BL
「俺としとく? えれちゅー」 「いや、するわけないだろ!」 相川優也(25) 主人公。平凡なサラリーマンだったはずが、女友達に連れていかれた【デビルジャム】というホストクラブでスバルと出会ったのが運の尽き。 碧スバル(21) 指名ナンバーワンの美形ホスト。博愛主義者。優也に懐いてつきまとう。その真意は今のところ……不明。 「僕の方がぜってー綺麗なのに、僕以下の女に金払ってどーすんだよ」 「スバル、お前なにいってんの……?」 冗談? 本気? 二人の結末は? 美形病みホスと平凡サラリーマンの、友情か愛情かよくわからない日常。

平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです

おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの) BDSM要素はほぼ無し。 甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。 順次スケベパートも追加していきます

推しの完璧超人お兄様になっちゃった

紫 もくれん
BL
『君の心臓にたどりつけたら』というゲーム。体が弱くて一生の大半をベットの上で過ごした僕が命を賭けてやり込んだゲーム。 そのクラウス・フォン・シルヴェスターという推しの大好きな完璧超人兄貴に成り代わってしまった。 ずっと好きで好きでたまらなかった推し。その推しに好かれるためならなんだってできるよ。 そんなBLゲーム世界で生きる僕のお話。

目が覚めたら、カノジョの兄に迫られていた件

水野七緒
BL
ワケあってクラスメイトの女子と交際中の青野 行春(あおの ゆきはる)。そんな彼が、ある日あわや貞操の危機に。彼を襲ったのは星井夏樹(ほしい なつき)──まさかの、交際中のカノジョの「お兄さん」。だが、どうも様子がおかしくて── ※「目が覚めたら、妹の彼氏とつきあうことになっていた件」の続編(サイドストーリー)です。 ※前作を読まなくてもわかるように執筆するつもりですが、前作も読んでいただけると有り難いです。 ※エンドは1種類の予定ですが、2種類になるかもしれません。

怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人

こじらせた処女
BL
 幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。 しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。 「風邪をひくことは悪いこと」 社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。 とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。 それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?

選択的ぼっちの俺たちは丁度いい距離を模索中!

きよひ
BL
ぼっち無愛想エリート×ぼっちファッションヤンキー 蓮は会話が苦手すぎて、不良のような格好で周りを牽制している高校生だ。 下校中におじいさんを助けたことをきっかけに、その孫でエリート高校生の大和と出会う。 蓮に負けず劣らず無表情で無愛想な大和とはもう関わることはないと思っていたが、一度認識してしまうと下校中に妙に目に入ってくるようになってしまう。 少しずつ接する内に、大和も蓮と同じく意図的に他人と距離をとっているんだと気づいていく。 ひょんなことから大和の服を着る羽目になったり、一緒にバイトすることになったり、大和の部屋で寝ることになったり。 一進一退を繰り返して、二人が少しずつ落ち着く距離を模索していく。

処理中です...