15 / 57
お正月後は皆延長
しおりを挟む遅くなりましたが新年明けましておめでとうございます。
今年も夫婦仲良く過ごしていきましょう!
ということで迎えた新年。いっとくさんは毎年変わらず大晦日の夜もお仕事だったので、私は実家で年越し、1日に透析終わりのいっとくさんと一緒に家に帰りました。
さてお正月、皆さまはどんなものを食べましたか?
お正月っぽいものは食べましたか?
そう、この「お正月っぽいもの」。実は透析患者さんにとって大敵だったりします。
何がって、塩分が高い。(味が濃い)
そもそもなんで透析患者さんって塩分塩分言われるの? という話ですが、これは透析患者さんが尿が出ないことと関係しています。(あくまで主な理由です)
人間は塩分を摂りすぎると、血中濃度が上がります。それを元に戻す為に喉が渇き、お水を飲んで尿として排出するのですが。
そう、水分コントロールをしなければいけない透析患者さんにとって、塩分を多くとる→喉が渇く→水分を取ってしまうという悪い流れになるのです。
他にも血圧云々はありますが、これは誰しもの話なので傍に置いておきます。
元々保存がきくものが多いお正月料理。どうしても味が濃くて塩分が高いんですよね。そうなると水分コントロールの難しいこと。
さらには気持ちの問題。
せっかくのお正月だし!
みんな集まるし!
久しぶりに会うし!
こんな感じの人も多くいると思います。
かく言う私もそのおかげで体重が増えました。トホホ。
この気持ちの問題は大きくて、普段きっちりと管理している人でもつい、となってしまうのです。
さらにさらに。お正月みんなが集まると出てくる物は?
そう、お酒です。
いっとくさんは元々あまり飲めない人なので、我が家にはあまり関係ないですが、実は透析患者さんはお酒を絶対飲んではいけない、ということはありません。
意外じゃないですか?
なんかこう、食事制限がある病気って、お酒なんて! というイメージが最初勉強前の私にはありました。
(ちなみに私は酒好きです)
でも、絶対的に飲んじゃいけない訳じゃないんです。
気をつけねばならないのは、これも単純に水分量。
排出できない問題です。お酒もお塩と同じで喉が渇きますしね。
普段は我慢してるけど、お正月だし……。付き合いもあるし……。
はいでた、お正月だし!!
こうしてお正月の水分コントロールはどんどん難しくなり。
お正月明けの透析日。
みんな透析時間の延長してる問題です。
もちろん、節制している人はいっぱいいると思いますが、お正月明けは圧倒的に延長する人が多いのです。
もちろん、それが悪いわけではないんですけどね。
お水が出ないと、行き場のないお水はいろんなところにたまります。
浮腫んだり、肺にたまったり。
肺にお水がたまると、陸にいながら溺れている状態になってしまうのです。
なので水分コントロールは本当に気をつけたいところ。
が、このお正月にそれをコントロールするのは、誰もが至難の技なのでした。
だがしかあああああし!!
血液検査のナトリウム量は、いっとくさんと結婚して一度も越えさせていないぜ!!
という私なりの自慢で終わらせて頂きます。
今年も皆さまにとって、私たち夫婦にとって、実りある一年になりますように!!
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる