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いざ、マキナス共和国へ
修行の成果
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ゴブリンナイトとの戦闘とナビィ軍曹からの説教を終え、ラナの待つ洞窟まで戻ることにした。
修行中ナビィからの報告がなかったので、特に問題はないと思うが、心配は心配である。
まあ、戦闘中ラナのことを忘れていたやつが何をいうかと思うかも知れないが。
そんな事を考えているといつの間にかラナの待つ洞窟へ到着した。
(ただいま~。)
念話で帰宅の挨拶をしながら洞窟の中に入ると、角の方で膝を抱えて泣いているラナが目に入り、何事かと焦ったが、話を聞くとどうやら俺に捨てられたと勘違いしていたらしい。
洞窟を出る前に書いていた書き置きも字が読めなかったため、意味をなさなかったそうだ。
これは俺のミスである。
はじめに字が読めるか聞いておくべきだった。
(すまん、書き置きを残しておいたんだが、読めなかったのか。 変な心配させて悪かったな。)
涙目のまま顔を横に振りながら近づいて、そのまま抱きついてきた。
その姿は幼子の様であったため、またも彼女の年齢が14歳ということに疑問を持ってしまう。
ただ、このままでいるわけにもいかない為、空気を変える為にも、今日のラナの修行の成果を確認しないかと持ちかけてみたところ、大人しく離れ俺の正面に座り込んだ。
(それじゃ鑑定してみるから。)
正直集中力が上がったからといって、ステータスに変化があるのかはわからないが、とりあえず確認してみるか。
はい、ドン!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【名前】ラナ
【種族】小人族(ドワーフ)
【年齢】14歳
【性別】女
Lv : 1 / 650
HP : 26
MP : 34→52
【能力値】
STR : 20
VIT : 21
DEX : 20→22
AGI : 14
INT : 17
MND : 22→24
LUK : 5
【スキル】
料理Lv1 怪力Lv1 土魔法Lv1 精神統一Lv1→2
【ユニークスキル】
自己犠牲Lv-
【称号】
元奴隷 土精霊の加護
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これは驚いた、座禅を組んで戴けてステータス少量ながら増加している。
それに【精神統一】のスキルレベルまで上がっている。
(ナビィさんこれはどういう事?)
《これは主に精神統一というスキルのおかげです。 このスキルは簡単に言うとステータス増強を行う常時発動型のスキルで、効果は自身の集中力に応じてDEXとMNDに補正がかかり、スキルレベルが上がればその補正率も上がっていくのです。》
(ちなみにその補正率どの程度なんだ? )
《スキルレベルが1 : 0%、2 : 10%、3 : 15%、4 : 20%、5 : 25%という感じでレベルが上がるごとに5%上がっていきます。》
《また、MPが上がっているのは集中力を上げることで、体内の魔力を以前より多く練れるようになったからです。》
(なるほど、DEXとMNDはスキルのおかげで最大1.5倍にまで強化出来るのか。)
ナビィと鑑定の結果について話終えてから、正面で待機しているラナに、鑑定結果を伝えるとかなり驚いていたが、とても嬉しそうに顔が綻んでいた。
さて、お気づきだろうがまだ俺は自分のステータスを確認していない。
お楽しみは最後まで取っておかないとね。
てな訳で、ラナが自分の世界に浸っている間にとっとと確認しよう。
はいドン!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【名前】ユヅル
【種族】ソニックイーグル(亜種)
【年齢】0歳
【性別】雄
Lv 25 / 30→30(MAX)
HP : 162→197
MP : 350→410
【能力値】
STR : 263→298
VIT : 71→83
DEX : 315→360
INT : 295→330
MND : 365→425
AGI : 370→440
LUK : 50
【スキル】
飛行Lv5 ファイアLv3 身体強化Lv 5 鞭術Lv 3
帯電Lv6 放電Lv4 風魔法Lv4 尾刀化Lv2→4 思考加速Lv3 鑑定Lv4 経験値増加Lv- 隠密Lv4 必要経験値半減Lv- スキル取得率上昇Lv- 怪力Lv3 俊足Lv5 追い打ちLv7
【ユニークスキル】
多様進化Lv- 人化Lv- ナビゲーターLv-
【称号】
弟に愛されし者 始まりの鳥
女神の加護(心配) 無慈悲なる者
ランナー 殲滅者 亜人キラー
【ランク】E
進化可能
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おぉ!
2回目の進化がやってきたのか、思った以上に早かったな次の進化。
(ラナ!)
「ッはい!」
急な大声(念話)で驚かせてしまった様で、ラナがかなりビクついている。
(あぁ、すまん驚かせてしまったな。 悪かった。)
「い、いえ、こちらこそすみません…。」
(ま、まぁ大丈夫だ。それより聞いてくれよようやくって程でもないんだが、次の進化が可能になったんだよ、まだ、進化先は確認してないからどうなるかはわからないけど)
「!!」
(それでな、せっかくだから旅に出る前に進化して行こうと思う。ただ、進化にどのくらい時間が掛かるかわからないから、その間はさっきみたいに座禅を組んで修行しておいてくれか?)
「わかり…ました、頑張ります!」
どうしたのだろうか、さっきあんなに喜んでいたと思ったら、一瞬落ち込んで、また、やる気を漲らせて。
まぁ、何はともあれ進化先の確認を始めるとするか!
修行中ナビィからの報告がなかったので、特に問題はないと思うが、心配は心配である。
まあ、戦闘中ラナのことを忘れていたやつが何をいうかと思うかも知れないが。
そんな事を考えているといつの間にかラナの待つ洞窟へ到着した。
(ただいま~。)
念話で帰宅の挨拶をしながら洞窟の中に入ると、角の方で膝を抱えて泣いているラナが目に入り、何事かと焦ったが、話を聞くとどうやら俺に捨てられたと勘違いしていたらしい。
洞窟を出る前に書いていた書き置きも字が読めなかったため、意味をなさなかったそうだ。
これは俺のミスである。
はじめに字が読めるか聞いておくべきだった。
(すまん、書き置きを残しておいたんだが、読めなかったのか。 変な心配させて悪かったな。)
涙目のまま顔を横に振りながら近づいて、そのまま抱きついてきた。
その姿は幼子の様であったため、またも彼女の年齢が14歳ということに疑問を持ってしまう。
ただ、このままでいるわけにもいかない為、空気を変える為にも、今日のラナの修行の成果を確認しないかと持ちかけてみたところ、大人しく離れ俺の正面に座り込んだ。
(それじゃ鑑定してみるから。)
正直集中力が上がったからといって、ステータスに変化があるのかはわからないが、とりあえず確認してみるか。
はい、ドン!
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【名前】ラナ
【種族】小人族(ドワーフ)
【年齢】14歳
【性別】女
Lv : 1 / 650
HP : 26
MP : 34→52
【能力値】
STR : 20
VIT : 21
DEX : 20→22
AGI : 14
INT : 17
MND : 22→24
LUK : 5
【スキル】
料理Lv1 怪力Lv1 土魔法Lv1 精神統一Lv1→2
【ユニークスキル】
自己犠牲Lv-
【称号】
元奴隷 土精霊の加護
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これは驚いた、座禅を組んで戴けてステータス少量ながら増加している。
それに【精神統一】のスキルレベルまで上がっている。
(ナビィさんこれはどういう事?)
《これは主に精神統一というスキルのおかげです。 このスキルは簡単に言うとステータス増強を行う常時発動型のスキルで、効果は自身の集中力に応じてDEXとMNDに補正がかかり、スキルレベルが上がればその補正率も上がっていくのです。》
(ちなみにその補正率どの程度なんだ? )
《スキルレベルが1 : 0%、2 : 10%、3 : 15%、4 : 20%、5 : 25%という感じでレベルが上がるごとに5%上がっていきます。》
《また、MPが上がっているのは集中力を上げることで、体内の魔力を以前より多く練れるようになったからです。》
(なるほど、DEXとMNDはスキルのおかげで最大1.5倍にまで強化出来るのか。)
ナビィと鑑定の結果について話終えてから、正面で待機しているラナに、鑑定結果を伝えるとかなり驚いていたが、とても嬉しそうに顔が綻んでいた。
さて、お気づきだろうがまだ俺は自分のステータスを確認していない。
お楽しみは最後まで取っておかないとね。
てな訳で、ラナが自分の世界に浸っている間にとっとと確認しよう。
はいドン!
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【名前】ユヅル
【種族】ソニックイーグル(亜種)
【年齢】0歳
【性別】雄
Lv 25 / 30→30(MAX)
HP : 162→197
MP : 350→410
【能力値】
STR : 263→298
VIT : 71→83
DEX : 315→360
INT : 295→330
MND : 365→425
AGI : 370→440
LUK : 50
【スキル】
飛行Lv5 ファイアLv3 身体強化Lv 5 鞭術Lv 3
帯電Lv6 放電Lv4 風魔法Lv4 尾刀化Lv2→4 思考加速Lv3 鑑定Lv4 経験値増加Lv- 隠密Lv4 必要経験値半減Lv- スキル取得率上昇Lv- 怪力Lv3 俊足Lv5 追い打ちLv7
【ユニークスキル】
多様進化Lv- 人化Lv- ナビゲーターLv-
【称号】
弟に愛されし者 始まりの鳥
女神の加護(心配) 無慈悲なる者
ランナー 殲滅者 亜人キラー
【ランク】E
進化可能
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おぉ!
2回目の進化がやってきたのか、思った以上に早かったな次の進化。
(ラナ!)
「ッはい!」
急な大声(念話)で驚かせてしまった様で、ラナがかなりビクついている。
(あぁ、すまん驚かせてしまったな。 悪かった。)
「い、いえ、こちらこそすみません…。」
(ま、まぁ大丈夫だ。それより聞いてくれよようやくって程でもないんだが、次の進化が可能になったんだよ、まだ、進化先は確認してないからどうなるかはわからないけど)
「!!」
(それでな、せっかくだから旅に出る前に進化して行こうと思う。ただ、進化にどのくらい時間が掛かるかわからないから、その間はさっきみたいに座禅を組んで修行しておいてくれか?)
「わかり…ました、頑張ります!」
どうしたのだろうか、さっきあんなに喜んでいたと思ったら、一瞬落ち込んで、また、やる気を漲らせて。
まぁ、何はともあれ進化先の確認を始めるとするか!
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