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13、姉へのお仕置き(☆)
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ヴァイスハイトはデーアを誰もいない図書室連れ込むと扉の内側から鍵をかける。デーアを壁を背にして立たせ、顔のすぐ横に両手をついた。目は据わっていてデーアを俯瞰する。
「俺が何で怒ってるか分かるよな」
声色は低く、その声を聞いただけでデーアの全身が粟立った。
「俺を一番に頼れ。ゲニーにだって渡さない。デーアが誰のものか教えてやる」
ヴァイスハイトはデーアの唇に噛み付くようにキスをし、強引に口内に舌をねじ込み深く交わる。
「んっ、はっ、ヴィー、ちょっと!」
「口ごたえは許さないから。拒否権はない」
デーアは怒るべきかと頭をよぎるが、強引にヴァイスハイトに貪られるようにキスをされ、女として喜んでしまう。いつも冷静なヴァイスハイトの焦燥感に苛まれる姿を見て、目の前の愛しい人の感情を揺さぶり冷静さを欠けさせたのは私なのだと、心が満たされた。
唇同士が離れ、銀の橋がかかる。
ヴァイスハイトは小声で何かを詠唱する。すると足元に簡易なマットレスが現れた。デーアはマットレスの上に向かい合って座らせられる。ヴァイスハイトはまたデーアの唇にキスを落としながら、制服のケープを脱がし、リボンタイを解き、ブラウスのボタンを外していく。そして上の下着の肩の紐を解き、けして手には余らない大きさだが形のいい胸が顕になった。
「あんまり見ないで……そんなに大きくないから。昔からアンジュが隣にいたから特に胸にはコンプレックスがあるの」
「胸はでかいならいい訳じゃない。それに、俺はこっちの方がそそられる」
ヴァイスハイトはそう言うと、デーアのスカートの下に片手を入れ、ふくらはぎから太腿へ向かって撫でる。その動作とともにスカートがまくりあげられ、脚が顕になった。
「前から思ってたが、綺麗な脚をしてるよな。すごくそそられる。ほら、もう勃起ってしまった」
デーアはヴァイスハイトの局部に目線を移す。スラックスの上から見てもその張り詰めたものの存在が分かった。
「もう。堪え性がないんだから」
そんなヴァイスハイトを可愛いと思うデーアはふふっと優しく笑い、膝立ちする。目の前の愛しい人を立たせ、腰のベルトを外しスラックスを脱がしていく。下履も脱がすと、男を主張するものが硬くそそり立っていた。
「手で触って」
ヴァイスハイトは不敵な笑みを浮かべ、デーアを急かす。
ヴァイスハイトのものに触るのが初めてなデーアは恐る恐るそれに触れる。
デーアは先走りでヌメヌメしている男の主張を手で丁寧に扱いていく。ビクンビクンとたまに動き、まるでそこが別の生き物のようだ。デーアはヴァイスハイトの反応を見てイイところを集中的に扱いていった。ヴァイスハイトのとろんとしたなんとも扇情的な表情を見たデーアは自身のとろとろな果実から甘い蜜を零す。
顎を掬いあげられ、目線が合った。
「デーア、つらそうだな。俺のを触って感じたのか?」
荒い息を吐いたヴァイスハイトに揶揄われる。
「口で御奉仕しろよ。淫乱なデーアにぴったりだと思うぞ」
くすりと笑い、目を細めヴァイスハイトは俯瞰する。
デーアは素直にヴァイスハイトの男の主張を口に運んだ。透明な液体を垂れ流す先をチロチロと舐め、裏筋もつーっと舐め上げる。陰嚢を口に含み、ちゅうちゅうと吸った。そして先っぽから付け根までを喉まで含む。ヴァイスハイトは喉奥まで口に含むデーアの頭を両手で掴み、最奥を前後に責め立てた。デーアは嗚咽を漏らしながら甲斐甲斐しくなされるままを受け入れる。
「んっ、ん!」
「はっ、んん、デーア最高だ。ん、はっ、出る!」
「んんー!」
口内に射精され、白濁とした液体が口の中に広がる。味は美味しくないが、愛しい人の出したものと思うと勿体なく思い、デーアはごくんと飲み込んだ。
「ははっ。飲んだとか……デーアは淫乱だな。本当俺好みの最高の女だよ」
仄暗い笑みを浮かべ、ヴァイスハイトはデーアの髪を撫でた。
「でも俺はデーアだから好きなんだ。確かに淫乱でマゾヒストな女性は最高に好みだが、デーアだから愛してるんだからな。それは分かって欲しい」
「うん……。私もヴィーだから感じるのよ。ヴィーだから囚われたいと思うの。他の人にサディスティックなことされても何も感じないわ」
「それはどうだか興味はあるが、俺以外に抱かれる君は見たくないし許さないから」
ヴァイスハイトはデーアの唇にキスを落とす。
「私の未来の旦那様はヤキモチ焼きさんね」
デーアはふふっと笑い、愛しい人の瞳を見つめた。
◇
ゆっくり帰宅するのを楽しみたいという理由で、ヴァイスハイトとデーアは普段乗らない馬車に乗り、帰路につく。並んで座り、ヴァイスハイトはデーアの腰に手を回して微笑した。
「前から思ってたんだけど、ヴィーってエッチ上手いし手馴れてるわよね。そりゃヴィーはモテるし色々女の子と沢山してるとは思うけど、私も少しヤキモチを焼いてしまうわ。これからは私としかしないでよね?」
デーアはモテる将来の夫に浮気はしないでと釘を指す。
「そんなに気持ちよかったか? そうか。頑張って本で勉強した甲斐があった。言っとくが俺はデーアが初めてだ。キスも、エッチも。君はどうなんだ?」
とんでもなくモテる愛しい人の爆弾発言に驚くデーアは狼狽えた。
「えぇ? 嘘……。信じられない。私はもちろん全部初めてだったけど」
「ここで嘘ついてどうする? 君も俺が初めてで良かったよ、これで誰も殺めないですむ」
デーアは物騒なことを言い出すヴァイスハイトをもうと窘める。
「だって貴方くらい頭良くて格好いい人、女の子が放っておくわけないわ」
「確かに放ってはおかれなかったが……少し女性は苦手なんだ。甲高い媚びた声で話しかけてくるし、話しててもあまり頭が良くない会話はつまらない。あんまり女性に興味が無いから、男色家なのかと母に心配されたこともある。だが決して俺はそうじゃない」
ヴァイスハイトはバツが悪そうな顔をした。
「なんか……色々ビックリだわ。貴方がキスもまだだったのもそうだけど、なんて言うか、そんな貴方が私を選んでくれたことにビックリよ」
「デーアはとても魅力的だからな。知ってるか? デーアが学校でなんて言われてるか」
ヴァイスハイトはそう言い微笑んだ。
「?」
デーアが首を傾げる。
「白百合の君、だよ。君は聡明で白百合のように美しいからな。未来の王太子妃にとの声もあがってたくらいなんだから。まぁ結局、俺が手折ったんだけどな」
ヴァイスハイトはそう言い微笑する。デーアも笑顔を返した。そしてそうしてるうちに、アルメヒティヒ家に着いたのだった。
「俺が何で怒ってるか分かるよな」
声色は低く、その声を聞いただけでデーアの全身が粟立った。
「俺を一番に頼れ。ゲニーにだって渡さない。デーアが誰のものか教えてやる」
ヴァイスハイトはデーアの唇に噛み付くようにキスをし、強引に口内に舌をねじ込み深く交わる。
「んっ、はっ、ヴィー、ちょっと!」
「口ごたえは許さないから。拒否権はない」
デーアは怒るべきかと頭をよぎるが、強引にヴァイスハイトに貪られるようにキスをされ、女として喜んでしまう。いつも冷静なヴァイスハイトの焦燥感に苛まれる姿を見て、目の前の愛しい人の感情を揺さぶり冷静さを欠けさせたのは私なのだと、心が満たされた。
唇同士が離れ、銀の橋がかかる。
ヴァイスハイトは小声で何かを詠唱する。すると足元に簡易なマットレスが現れた。デーアはマットレスの上に向かい合って座らせられる。ヴァイスハイトはまたデーアの唇にキスを落としながら、制服のケープを脱がし、リボンタイを解き、ブラウスのボタンを外していく。そして上の下着の肩の紐を解き、けして手には余らない大きさだが形のいい胸が顕になった。
「あんまり見ないで……そんなに大きくないから。昔からアンジュが隣にいたから特に胸にはコンプレックスがあるの」
「胸はでかいならいい訳じゃない。それに、俺はこっちの方がそそられる」
ヴァイスハイトはそう言うと、デーアのスカートの下に片手を入れ、ふくらはぎから太腿へ向かって撫でる。その動作とともにスカートがまくりあげられ、脚が顕になった。
「前から思ってたが、綺麗な脚をしてるよな。すごくそそられる。ほら、もう勃起ってしまった」
デーアはヴァイスハイトの局部に目線を移す。スラックスの上から見てもその張り詰めたものの存在が分かった。
「もう。堪え性がないんだから」
そんなヴァイスハイトを可愛いと思うデーアはふふっと優しく笑い、膝立ちする。目の前の愛しい人を立たせ、腰のベルトを外しスラックスを脱がしていく。下履も脱がすと、男を主張するものが硬くそそり立っていた。
「手で触って」
ヴァイスハイトは不敵な笑みを浮かべ、デーアを急かす。
ヴァイスハイトのものに触るのが初めてなデーアは恐る恐るそれに触れる。
デーアは先走りでヌメヌメしている男の主張を手で丁寧に扱いていく。ビクンビクンとたまに動き、まるでそこが別の生き物のようだ。デーアはヴァイスハイトの反応を見てイイところを集中的に扱いていった。ヴァイスハイトのとろんとしたなんとも扇情的な表情を見たデーアは自身のとろとろな果実から甘い蜜を零す。
顎を掬いあげられ、目線が合った。
「デーア、つらそうだな。俺のを触って感じたのか?」
荒い息を吐いたヴァイスハイトに揶揄われる。
「口で御奉仕しろよ。淫乱なデーアにぴったりだと思うぞ」
くすりと笑い、目を細めヴァイスハイトは俯瞰する。
デーアは素直にヴァイスハイトの男の主張を口に運んだ。透明な液体を垂れ流す先をチロチロと舐め、裏筋もつーっと舐め上げる。陰嚢を口に含み、ちゅうちゅうと吸った。そして先っぽから付け根までを喉まで含む。ヴァイスハイトは喉奥まで口に含むデーアの頭を両手で掴み、最奥を前後に責め立てた。デーアは嗚咽を漏らしながら甲斐甲斐しくなされるままを受け入れる。
「んっ、ん!」
「はっ、んん、デーア最高だ。ん、はっ、出る!」
「んんー!」
口内に射精され、白濁とした液体が口の中に広がる。味は美味しくないが、愛しい人の出したものと思うと勿体なく思い、デーアはごくんと飲み込んだ。
「ははっ。飲んだとか……デーアは淫乱だな。本当俺好みの最高の女だよ」
仄暗い笑みを浮かべ、ヴァイスハイトはデーアの髪を撫でた。
「でも俺はデーアだから好きなんだ。確かに淫乱でマゾヒストな女性は最高に好みだが、デーアだから愛してるんだからな。それは分かって欲しい」
「うん……。私もヴィーだから感じるのよ。ヴィーだから囚われたいと思うの。他の人にサディスティックなことされても何も感じないわ」
「それはどうだか興味はあるが、俺以外に抱かれる君は見たくないし許さないから」
ヴァイスハイトはデーアの唇にキスを落とす。
「私の未来の旦那様はヤキモチ焼きさんね」
デーアはふふっと笑い、愛しい人の瞳を見つめた。
◇
ゆっくり帰宅するのを楽しみたいという理由で、ヴァイスハイトとデーアは普段乗らない馬車に乗り、帰路につく。並んで座り、ヴァイスハイトはデーアの腰に手を回して微笑した。
「前から思ってたんだけど、ヴィーってエッチ上手いし手馴れてるわよね。そりゃヴィーはモテるし色々女の子と沢山してるとは思うけど、私も少しヤキモチを焼いてしまうわ。これからは私としかしないでよね?」
デーアはモテる将来の夫に浮気はしないでと釘を指す。
「そんなに気持ちよかったか? そうか。頑張って本で勉強した甲斐があった。言っとくが俺はデーアが初めてだ。キスも、エッチも。君はどうなんだ?」
とんでもなくモテる愛しい人の爆弾発言に驚くデーアは狼狽えた。
「えぇ? 嘘……。信じられない。私はもちろん全部初めてだったけど」
「ここで嘘ついてどうする? 君も俺が初めてで良かったよ、これで誰も殺めないですむ」
デーアは物騒なことを言い出すヴァイスハイトをもうと窘める。
「だって貴方くらい頭良くて格好いい人、女の子が放っておくわけないわ」
「確かに放ってはおかれなかったが……少し女性は苦手なんだ。甲高い媚びた声で話しかけてくるし、話しててもあまり頭が良くない会話はつまらない。あんまり女性に興味が無いから、男色家なのかと母に心配されたこともある。だが決して俺はそうじゃない」
ヴァイスハイトはバツが悪そうな顔をした。
「なんか……色々ビックリだわ。貴方がキスもまだだったのもそうだけど、なんて言うか、そんな貴方が私を選んでくれたことにビックリよ」
「デーアはとても魅力的だからな。知ってるか? デーアが学校でなんて言われてるか」
ヴァイスハイトはそう言い微笑んだ。
「?」
デーアが首を傾げる。
「白百合の君、だよ。君は聡明で白百合のように美しいからな。未来の王太子妃にとの声もあがってたくらいなんだから。まぁ結局、俺が手折ったんだけどな」
ヴァイスハイトはそう言い微笑する。デーアも笑顔を返した。そしてそうしてるうちに、アルメヒティヒ家に着いたのだった。
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