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恵美と河童
53 タケの能力
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恵美は、太吉を尋問するテルの方は敢えて見ないようにして、一旦、館から出た。ただ、「銀之丞は殺させないように」とアマに言い置いた。
恵美が向かったのは、タケの所。恐らく、港で作業をしているはずだ。
二艘の舟を繋げ、帆を張れるようにする…。簡単なことでは無いはず。それを、タケは一時間でするという。
様子を見るだけなら千里眼の能力で可能だが、ちょっとタケと二人だけで話したいことがあった。
港の方へ下って行くと、タケが作業しているのが見えてきた。
もしかすると誰かに手伝わせているのかもしれないとも思ったが、タケしかいないようだ。
しかし、恵美は、遠目でタケの作業を見て驚愕した。
…タケから少し離れたところに置かれていた木材が、消えたと思ったら、タケの目の前、並べられている二艘の舟の上に現れた。
タケは、すぐにそれを固定する。
次の材木…。その次も…。
一々担いで運搬なんてことはしていない。一瞬で、必要な物がタケの手元へ現れる…。
これは物質を瞬間移動させる能力。前に大きな水車をあっと言う間に作り上げたことがあり、それにも驚いたが、こんな能力を駆使して造っていたのだ。
恵美はタケの背後から近寄り、声を掛けた。
「あ、あんた・・・。トテツモナイわね・・・」
タケがビクッと驚いて振り向く。
「あ、これは恵美様…。見られてしまいましたか・・・」
「なぜ、この力の事、公表しないの?下手すると、テルより凄いじゃない…。
若長候補でもオカシク無いわよ」
「この能力は戦闘向きではありませんよ。
静止物しか移動出来ませんし、見える範囲内でだけです。それに、自分を飛ばすことも出来ません。戦闘には使えません」
鬼の社会では、持っている特殊能力の優劣で順位が決められる。
古い時代、平和を求めてこの異界に住み着いた鬼たちだが、平和ボケはしていない。一方的に攻められて追われたのだ。いざというときに身を守る武力が大事だと身に染みていた。
よって、能力の優劣は戦いに有効な力が優先される。
具体的には、金縛り能力の強さや身体強化の能力、移動速度を加速させる力など、戦闘になったときに効力を発する力が優先されるのだ。
テルは、金縛りも強力で身体強化も使えるが、特に移動速度を加速させる力が認められて若長になった。
剣技の方も秀でていて、それに加えての特殊能力である。戦闘力としては飛び抜けている。
アマは金縛り能力のずば抜けた強力さと、念力・空中浮遊の能力で姫となった。
特殊能力面では、テルも凌いでダントツとされている。
一方、タケは金縛りが使えない。
争い事は嫌いだったし、静止物しか対象にならない物質移動能力では戦闘の役に立たないと自己判断し、能力の公表もしていなかった。
だから無能力者扱いで最下位の順位だ。
神子の夫候補としても、立候補するどころか見向きもされない立場だったが、人員不足の補欠として、運よく幸の旦那に納まったのだ。
しかし・・・。
「いやいやいや~。トンデモナイわよ、この能力は~。戦闘でも使えるでしょ~!」
恵美は当然の如く、客観的な指摘をした。
モノは使いようなのだ。
タケは自分の特殊能力を、職人として上手く使いこなしている。決して無能では無い。
そして戦闘であっても、この能力は使い方次第で大きな戦力となり得るはずだ。
「いいんです。私は戦いが嫌いです。根っからの職人なんですよ。
若長や村長なんて面倒くさいのにも興味ありません。
物を作っている方が楽しいのです。
若長は、皆を統率できるテルさんが適任です」
「ふ~ん。謙虚ね…。まあ、それが、あんたの良い所ね」
「嫌ですよ。恵美様・・・」
タケは照れたように笑った。
「それに・・・」
話ながらも手を止めないタケに向かい、恵美は続けた。
「あんた、他人の心が読めるでしょ!」
この発言には、流石にタケも手を止めた。が、そのまま、恵美の方は見ない。
かまわず恵美は続ける。
「この舟といい、だいぶ前の大きな水車といい、いや、それ以外にも!
不十分な説明で、私が思っていた物と全く同じ、いや、それ以上の物を作り上げた。
私が思い浮かべたモノが見えているとしか思えないわ」
「バレてしまいましたか・・・」
タケは作業を再開しながら言葉を続けた。
恵美の話し方がいつもの間延びした調子では無いことは気付いている。しかし、タケは、それに関しては全然気にしていない。
「これも、公表しないのは、若長に押されるのが嫌だから?」
「いや、それもありますが・・・。
この力は不完全なものです。相手の思って居ることが事細かに全て分かるのではありません。相手が強く思い描いている映像が伝わってくるのです。
まあ、詳細は分からなくても相手の感情くらいは簡単に読み取れます。嘘もすぐに分かります」
「うわ~。あんたには、私のポーカーファイスは通用していなかったわけか・・・」
「ははは、まあ、そういうことです。
ですが、こんな能力を公表したら、気味悪がられて誰も近寄ってきてくれなくなります」
タケの回答に、恵美は舞衣のことを思い浮かべた。
「なるほど。確かに・・・。
心読まれるって、オッカナイモンネ。全部分かるんじゃないと言ったところで、実際にどこまで読まれているのか分かんないから、敬遠されちゃうわよね。
あんた、賢いわ・・・」
舞衣は、見知った者でないと心を読めない。意識を繋げて心を読むからだ。
しかし、タケはそうではないらしい。繋げるのではなく、一方的に覗き見るといったところか。
だから、思っていること全て事細かに分かる舞衣とは違い、「チラ見」だけで詳細までは分からないということなのだろう。分かるのは相手の正直な感情と、強く思い描いた映像だけなのだ。
だが、初対面の相手であっても使えるこの能力は、やはり武器になる。相手が悪心を抱いているのであれば、即座に判明してしまうからだ。
これも、大きな戦力と言っても良い。
「さあ、あと少しで完成ですよ、恵美様。
帆の方も、タミさんがすぐに持ってきてくれるでしょう。
愛様は、急ぐんじゃないですか?
早く、出港の準備を!」
「分かった」
恵美は、すぐに館へ取って返した。
館では相変わらず神子たちが心配そうに入口でたむろしていた。中に入りたいが、テルが怖くて入れないのだ。
恵美が分け入って入室すると、銀之丞はまだ金縛りのままだ。
テルとアマが、寝かされている愛のすぐ脇で、それぞれ愛の左右の手を握っていた。
「間もなく舟は完成よ~。準備して~!
行くのは私と、タケと、この銀之丞河童ちゃんよ~」
恵美の発言に、テルが顔を歪めた。
「わ、私も行きます!
妻の危機なのです! 私も連れて行ってください!」
しかし、同行を懇願するテルに対しては、恵美は首を横に振った。
「ダメ~! 河童が一匹逃げてるのよ~。また来る可能性が高い~。
貴方は、若長なのよ~。ここを離れて良い訳無いでしょ~」
「そ、そんな・・・」
今にも泣きだしそうな顔をするテルに、弱々しく愛が語り掛ける。
「テルさん・・・。恵美母様が連れてってくれるんだから、私は大丈夫よ。村を守って・・・」
「あ、愛さん・・・。私は、貴方と一緒に行きたい・・・。しかし・・・。
分かりました。村を守ります」
テルの両頬に涙が伝った。その涙を袖でぬぐいながら恵美の方に首を曲げて、テルは問う。
「恵美様、宜しくお願い致します。ですが、何故、同行するのがタケなのですか?」
当然の疑問だ。
タケは自身の特殊能力を隠している。つまり、皆には無能と認識されているのだ。護衛にもならなく、お供としては心許無いと、普通は考える。
が、恵美は即答した。
「あったり前じゃない~。舟、作ってるのはタケよ~。壊れて直せるのは、彼だけなんだから~。
それに、あの、抜けた標榜~。警備の河童にも人魚にも警戒されないから、バッチリよ~」
ニッと笑って、ブイサインする。
本音は、「テルよりもタケの方が・・・」。
だが、それは口にしない。
入口で中を窺っていたタケの妻の幸が、褒めたのか貶したのか分からない恵美の発言に微妙な表情となった・・・。
恵美が向かったのは、タケの所。恐らく、港で作業をしているはずだ。
二艘の舟を繋げ、帆を張れるようにする…。簡単なことでは無いはず。それを、タケは一時間でするという。
様子を見るだけなら千里眼の能力で可能だが、ちょっとタケと二人だけで話したいことがあった。
港の方へ下って行くと、タケが作業しているのが見えてきた。
もしかすると誰かに手伝わせているのかもしれないとも思ったが、タケしかいないようだ。
しかし、恵美は、遠目でタケの作業を見て驚愕した。
…タケから少し離れたところに置かれていた木材が、消えたと思ったら、タケの目の前、並べられている二艘の舟の上に現れた。
タケは、すぐにそれを固定する。
次の材木…。その次も…。
一々担いで運搬なんてことはしていない。一瞬で、必要な物がタケの手元へ現れる…。
これは物質を瞬間移動させる能力。前に大きな水車をあっと言う間に作り上げたことがあり、それにも驚いたが、こんな能力を駆使して造っていたのだ。
恵美はタケの背後から近寄り、声を掛けた。
「あ、あんた・・・。トテツモナイわね・・・」
タケがビクッと驚いて振り向く。
「あ、これは恵美様…。見られてしまいましたか・・・」
「なぜ、この力の事、公表しないの?下手すると、テルより凄いじゃない…。
若長候補でもオカシク無いわよ」
「この能力は戦闘向きではありませんよ。
静止物しか移動出来ませんし、見える範囲内でだけです。それに、自分を飛ばすことも出来ません。戦闘には使えません」
鬼の社会では、持っている特殊能力の優劣で順位が決められる。
古い時代、平和を求めてこの異界に住み着いた鬼たちだが、平和ボケはしていない。一方的に攻められて追われたのだ。いざというときに身を守る武力が大事だと身に染みていた。
よって、能力の優劣は戦いに有効な力が優先される。
具体的には、金縛り能力の強さや身体強化の能力、移動速度を加速させる力など、戦闘になったときに効力を発する力が優先されるのだ。
テルは、金縛りも強力で身体強化も使えるが、特に移動速度を加速させる力が認められて若長になった。
剣技の方も秀でていて、それに加えての特殊能力である。戦闘力としては飛び抜けている。
アマは金縛り能力のずば抜けた強力さと、念力・空中浮遊の能力で姫となった。
特殊能力面では、テルも凌いでダントツとされている。
一方、タケは金縛りが使えない。
争い事は嫌いだったし、静止物しか対象にならない物質移動能力では戦闘の役に立たないと自己判断し、能力の公表もしていなかった。
だから無能力者扱いで最下位の順位だ。
神子の夫候補としても、立候補するどころか見向きもされない立場だったが、人員不足の補欠として、運よく幸の旦那に納まったのだ。
しかし・・・。
「いやいやいや~。トンデモナイわよ、この能力は~。戦闘でも使えるでしょ~!」
恵美は当然の如く、客観的な指摘をした。
モノは使いようなのだ。
タケは自分の特殊能力を、職人として上手く使いこなしている。決して無能では無い。
そして戦闘であっても、この能力は使い方次第で大きな戦力となり得るはずだ。
「いいんです。私は戦いが嫌いです。根っからの職人なんですよ。
若長や村長なんて面倒くさいのにも興味ありません。
物を作っている方が楽しいのです。
若長は、皆を統率できるテルさんが適任です」
「ふ~ん。謙虚ね…。まあ、それが、あんたの良い所ね」
「嫌ですよ。恵美様・・・」
タケは照れたように笑った。
「それに・・・」
話ながらも手を止めないタケに向かい、恵美は続けた。
「あんた、他人の心が読めるでしょ!」
この発言には、流石にタケも手を止めた。が、そのまま、恵美の方は見ない。
かまわず恵美は続ける。
「この舟といい、だいぶ前の大きな水車といい、いや、それ以外にも!
不十分な説明で、私が思っていた物と全く同じ、いや、それ以上の物を作り上げた。
私が思い浮かべたモノが見えているとしか思えないわ」
「バレてしまいましたか・・・」
タケは作業を再開しながら言葉を続けた。
恵美の話し方がいつもの間延びした調子では無いことは気付いている。しかし、タケは、それに関しては全然気にしていない。
「これも、公表しないのは、若長に押されるのが嫌だから?」
「いや、それもありますが・・・。
この力は不完全なものです。相手の思って居ることが事細かに全て分かるのではありません。相手が強く思い描いている映像が伝わってくるのです。
まあ、詳細は分からなくても相手の感情くらいは簡単に読み取れます。嘘もすぐに分かります」
「うわ~。あんたには、私のポーカーファイスは通用していなかったわけか・・・」
「ははは、まあ、そういうことです。
ですが、こんな能力を公表したら、気味悪がられて誰も近寄ってきてくれなくなります」
タケの回答に、恵美は舞衣のことを思い浮かべた。
「なるほど。確かに・・・。
心読まれるって、オッカナイモンネ。全部分かるんじゃないと言ったところで、実際にどこまで読まれているのか分かんないから、敬遠されちゃうわよね。
あんた、賢いわ・・・」
舞衣は、見知った者でないと心を読めない。意識を繋げて心を読むからだ。
しかし、タケはそうではないらしい。繋げるのではなく、一方的に覗き見るといったところか。
だから、思っていること全て事細かに分かる舞衣とは違い、「チラ見」だけで詳細までは分からないということなのだろう。分かるのは相手の正直な感情と、強く思い描いた映像だけなのだ。
だが、初対面の相手であっても使えるこの能力は、やはり武器になる。相手が悪心を抱いているのであれば、即座に判明してしまうからだ。
これも、大きな戦力と言っても良い。
「さあ、あと少しで完成ですよ、恵美様。
帆の方も、タミさんがすぐに持ってきてくれるでしょう。
愛様は、急ぐんじゃないですか?
早く、出港の準備を!」
「分かった」
恵美は、すぐに館へ取って返した。
館では相変わらず神子たちが心配そうに入口でたむろしていた。中に入りたいが、テルが怖くて入れないのだ。
恵美が分け入って入室すると、銀之丞はまだ金縛りのままだ。
テルとアマが、寝かされている愛のすぐ脇で、それぞれ愛の左右の手を握っていた。
「間もなく舟は完成よ~。準備して~!
行くのは私と、タケと、この銀之丞河童ちゃんよ~」
恵美の発言に、テルが顔を歪めた。
「わ、私も行きます!
妻の危機なのです! 私も連れて行ってください!」
しかし、同行を懇願するテルに対しては、恵美は首を横に振った。
「ダメ~! 河童が一匹逃げてるのよ~。また来る可能性が高い~。
貴方は、若長なのよ~。ここを離れて良い訳無いでしょ~」
「そ、そんな・・・」
今にも泣きだしそうな顔をするテルに、弱々しく愛が語り掛ける。
「テルさん・・・。恵美母様が連れてってくれるんだから、私は大丈夫よ。村を守って・・・」
「あ、愛さん・・・。私は、貴方と一緒に行きたい・・・。しかし・・・。
分かりました。村を守ります」
テルの両頬に涙が伝った。その涙を袖でぬぐいながら恵美の方に首を曲げて、テルは問う。
「恵美様、宜しくお願い致します。ですが、何故、同行するのがタケなのですか?」
当然の疑問だ。
タケは自身の特殊能力を隠している。つまり、皆には無能と認識されているのだ。護衛にもならなく、お供としては心許無いと、普通は考える。
が、恵美は即答した。
「あったり前じゃない~。舟、作ってるのはタケよ~。壊れて直せるのは、彼だけなんだから~。
それに、あの、抜けた標榜~。警備の河童にも人魚にも警戒されないから、バッチリよ~」
ニッと笑って、ブイサインする。
本音は、「テルよりもタケの方が・・・」。
だが、それは口にしない。
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