月の影に隠れしモノは

しんいち

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帰還、そして出産

64 巫女とのお勤め …杏奈・環奈・沙織…

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 杏奈と環奈は、なぜか二人セットでということになってしまっている…。
 双子だからと言ってそれは無いだろうが、本人たちが、それを当然のように受け入れている感がある。
 そろって裸になり、布団に入ってくる二人。柔らかい胸が両側から慎也に当たった。まだ発達途上だが、それでも恵美と同じくらいのボリュームがある。すぐに恵美は追い越されるだろう。

 二人を並んで寝かせ、その隙間に慎也が入って対面する。
 キスは…。迷ったが、やめた。
 彼女らは、まだ若い。役目を終えたら。別の人と改めて結婚するだろう。その時まで取っておく方が良い。

 胸をみ、二人同時に股を開かせた。
 …なんで同時?とおびえる双子に、

「ちょっとだけ」
と言って、二人の秘部に、それぞれ左右の人差し指を挿入した。

「「ひ~っ!」」

「舞衣さんばっかり見てる仕返しだよ」

「いや~、許して~。ひ~、だ、だめ~」
「はう~う、ごめんなさい~。だめ~」

 悲鳴を上げる、杏奈と環奈。

「ちょっと、慎也さん!」

 舞衣の怒り声に、慎也は慌てて指を抜いた。

「冗談だよ。もう普通にするから! 環奈ちゃんはどっち?」

 涙顔で右手を上げる右側の環奈に、慎也は挿入する。
 そして十分満足させて、射精した。

 すぐに左の杏奈にも挿入。こちらも十分満足させて、射精した。

 顔を上気させ、嬉しそうに二人は自分の布団に戻っていった。そして、布団の中で、ごそごそと寝間着を着ている。
 恵美もやっと正気に戻り、恥ずかしそうに布団の中で寝間着を着た。が、

「バカ…。イジワル…。最低…。性悪…」

 ぶつぶつ布団の中でつぶやいている。
 指だけでイカされてしまった…。その上、皆の前で本気の痴態を見せてしまったのが、余程悔しかったようだ。
 と、同時に、死ぬほどの快感を味わって、顔を真っ赤にしていたのだった。


 次は、沙織の番だが、

「あ、あのう~、この順番、とっても怖いんですけど…。もう三人してますよね。出ます?」

 沙織は、顔を真っ赤にして、恥ずかしそうに小声でいた。

「いや~。たぶん限界だよね~。だから、覚悟してね」

「ひ~っ!」

「冗談だよ。祥子さん、お願いできないかな…」

「何じゃ、なぜワラワが助けねばならんのじゃ。全くもって…」

 祥子はブツブツ言いながらも寄ってきて、慎也と唇を合わせた。
 舌をからめる。そして、気の注入をした。

 慎也は、恥ずかしそうに裸になって布団に入ってきた沙織を抱いた。
 豊かな乳房を吸う。
 沙織は、その慎也の顔を両手で包み上げた。そのまま、沙織からのキス。舌を入れてくる。
 恵美と同様。ファーストキスを捧げての好きです宣言だ。
 何しろ、慎也は沙織の初めての相手であり、お腹の子の父親。さらには、慎也の御蔭でこの世に戻ることが出来たのだ。口では何だかんだ言っても、このことを理解しているし、感謝もしている。
 あと、それより何より、初体験の時の途轍もない快感の虜になっていた。
 酷い言葉を投げかけ続けていたにも拘らずに乱暴に扱わず、優しく気遣って、その快感を与えてくれた。このポイントも、彼女にとっては超高得点。
 …つまりは、慎也を好きになってしまったということなのだ。

 互いに十分に吸い合って、唇を離す。
 慎也は、改めて沙織の乳房をむ。そして脚を広げさせ、愛撫。
 彼女には指は入れず、素直に挿入…。
 十分に満足させて射精した。
 少し満足させ過ぎてしまった感もあるが……。まあ、失神までは至ってないから良いだろう。


 次は祥子。彼女は自分の番だと張り切って、多めに気を注入してくれた。
 そのあとは自分からは何もしてこない。完全に身を任せてくる。
 六人の中で一番豊かな胸。柔らかいその乳房を十分み、吸う。
 そして秘部の愛撫。挿入。
 少し長目の抽送の後、射精した。
 体を少し痙攣させ、満足げに戻ろうとし、止まって、戻ってきた。
 唇を合わせる…。再度の、気の注入。

「正妻殿の分じゃ」

「アリガト。祥子さん」

 舞衣がニッコリ笑って、布団に入ってきた。既に裸だ。
 祥子は照れながら出ていった。

 祥子のおかげで、舞衣とも無事交わった。だいぶ時間がかかったが…。
 舞衣は失神寸前となっていた。
 そして、当然、慎也も力尽きたのだった。
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