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樹神奉寧団編
55 樹神奉寧団編 妊娠の為のセックス
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百合とのエッチで十分満足した私。百合も、よね!
でも百合が言い出しにくそうに訊いてきます。
「あのさ、有香って教主様の婚約者になったって発表されたんだけどさ、ホント?」
「う~ん、一応そうなってるのかな。家族にはさ、金で売られちゃったよ。一億だって」
「い、一億?!」
「そうよ。全くヒドイ話ですよ。娘を金で売るなんて、江戸時代の水飲み百姓ですかっての・・・」
「え、え~っと、なんと言ったらよいのか・・・。心中、お察しいたします・・・」
「アイツ、あ、教主のことね。一応、婚約者で夫になるってことだけど、私、絶対許せないのよ。だってね。自分でセフレが多数いるって自慢するような奴なのよ!
私の知り合いで、セフレに妊娠させられた上に捨てられて切腹したヒトが2人いたの。あ、百合が入る前の同好会の会員ネ。
この2人を騙してセフレにしていたってのが、アイツだったのよ。信じられる?!」
「う、ヒドイ」
「でしょう! だから、私はアイツが夫だなんて、断じて認めない」
「じゃ、じゃあ、シテナイんだね。教主様とは・・・」
「ん? シテナイって・・・、あ、ああ、セックスね」
「え、ええ・・・」
「えっとね。ごめんね。それは・・・、毎日シテル」
「え!? だ、だって・・・」
「う、うんそうなのよ。夫とは認めない。だから、私もセフレとして・・・あ、いや、単なる種馬かな・・・。
私の本当の使命は、鬼神様の子を産むことなの。だから、どうしてもセックスはしなければならないのよね。仕方なしにってことなの。許して、百合」
「き、鬼神様の子?!」
「そうなのよ。その為に、妊娠できる若い斎巫が必要だったらしいの。それで、私が選ばれたってこと。
でもね、斎巫になると不老になるでしょ。そうなると、妊娠機能も徐々に失われるみたいなの。だから、1ヶ月以内に妊娠しなきゃいけないの。2カ月までは可能性が無いこともないらしいから、それまでのこと。その間に妊娠できなかったら、アイツとはもう交わらない。約束する。
だから、お願い。1週間に一度くらい、ここへ来てくれない? 私はここを出られないの。百合に会えないと寂しいよ」
「そうなんだ・・・2ヶ月か・・・。仕方ないね。私としては、有香に妊娠して欲しくないな。だって、妊娠しちゃったら、私とのイイコトできなくなっちゃうし・・・」
「いやだ、百合。そんなこと言うと、鬼神様が怒るよ」
「えっ、鬼神様、もしかして今も有香の中に・・・」
「ああ、それはないよ。鬼神様が入ると体が重くなるからね。今は居ないはず。でも、念じれば自由にお話しも出来るようになったからね」
「そ、そうなんだ・・・。
本部に来るのは許可さえあれば大丈夫みたい。でも、私、車の運転出来ないからさ。今日はお頭様に連れて来て頂いたけど・・・」
「そうよね。じゃあ、そっちの手配も私の方でするから、来てよ。
今日が月曜日だから、毎週月曜日でどうかな。学校が終わった後」
「うん、大丈夫」
「じゃあ、そういうことで、よろしくね」
「こちらこそ、よろしくお願いします。
あ、お頭様に待ってもらっているから、私、そろそろ帰らなきゃ」
百合は時計を見て慌てた風に言います。
そうですよね。細入衆のトップに送ってきてもらって、ずっと待ててもらっているんですからね。仕方ありません。
翌日は、セックスするだけ。一ヶ月以内に妊娠しないと、私の卵巣の中の卵細胞が変質して使い物にならなくなってしてしまう。これは、ちょっと真剣になってきました。
私も女です。赤ちゃん、産みたい!
詳しい仕組みはよく分かんなくて“鬼神様の子”ってことになるみたいだけど、それでも、やっぱり産むのは私ですからね。
私の卵子から分裂して大きくなるんだし、私の子と言っても決して間違っていない。
産みたいよ!妊娠したい!!
赤ちゃん、欲しい!!
もうキモチイイとか、そういうレベルの話では無いのです。だから、今まで同様2回戦までスルけれども、以後は2回とも鬼神様を宿しての生セックスです。
1回目は鬼神様に主導を取ってもらい、私が上になっての交わり。2回目は私が主導を取り、私が下になっての交わりです。
凄いですよ。感覚、完全に戻りました。鬼神様を宿してのセックスでも、スッゴク感じることが出来るようになったのです!
つまり、1日に2回も、気持ちイイのを楽しめるってこと。
妊娠する為なんだとはいえ、感じないより感じる方が良いに決まってる。これは純粋に嬉しい。
相手がアイツじゃなきゃ、もっと良いかもしれないけどね・・・。
更に翌日。私の生理周期から考えると、そろそろ排卵日にあたるはず。
だから、今日は特に気合を入れてセックスに臨みます。
私の勢いに、アイツがなんか怯えてる。
こら、オマエが種汁を出さないと妊娠出来ないんだから!
気合い入れて、タップリ私の中へ射精しろ!
私は妊娠したいの!
鬼神様の子を絶対産むんだから!!
お前の体の中の精液、一滴も残さず、私の膣内へ射出しきりなさい!!
でも百合が言い出しにくそうに訊いてきます。
「あのさ、有香って教主様の婚約者になったって発表されたんだけどさ、ホント?」
「う~ん、一応そうなってるのかな。家族にはさ、金で売られちゃったよ。一億だって」
「い、一億?!」
「そうよ。全くヒドイ話ですよ。娘を金で売るなんて、江戸時代の水飲み百姓ですかっての・・・」
「え、え~っと、なんと言ったらよいのか・・・。心中、お察しいたします・・・」
「アイツ、あ、教主のことね。一応、婚約者で夫になるってことだけど、私、絶対許せないのよ。だってね。自分でセフレが多数いるって自慢するような奴なのよ!
私の知り合いで、セフレに妊娠させられた上に捨てられて切腹したヒトが2人いたの。あ、百合が入る前の同好会の会員ネ。
この2人を騙してセフレにしていたってのが、アイツだったのよ。信じられる?!」
「う、ヒドイ」
「でしょう! だから、私はアイツが夫だなんて、断じて認めない」
「じゃ、じゃあ、シテナイんだね。教主様とは・・・」
「ん? シテナイって・・・、あ、ああ、セックスね」
「え、ええ・・・」
「えっとね。ごめんね。それは・・・、毎日シテル」
「え!? だ、だって・・・」
「う、うんそうなのよ。夫とは認めない。だから、私もセフレとして・・・あ、いや、単なる種馬かな・・・。
私の本当の使命は、鬼神様の子を産むことなの。だから、どうしてもセックスはしなければならないのよね。仕方なしにってことなの。許して、百合」
「き、鬼神様の子?!」
「そうなのよ。その為に、妊娠できる若い斎巫が必要だったらしいの。それで、私が選ばれたってこと。
でもね、斎巫になると不老になるでしょ。そうなると、妊娠機能も徐々に失われるみたいなの。だから、1ヶ月以内に妊娠しなきゃいけないの。2カ月までは可能性が無いこともないらしいから、それまでのこと。その間に妊娠できなかったら、アイツとはもう交わらない。約束する。
だから、お願い。1週間に一度くらい、ここへ来てくれない? 私はここを出られないの。百合に会えないと寂しいよ」
「そうなんだ・・・2ヶ月か・・・。仕方ないね。私としては、有香に妊娠して欲しくないな。だって、妊娠しちゃったら、私とのイイコトできなくなっちゃうし・・・」
「いやだ、百合。そんなこと言うと、鬼神様が怒るよ」
「えっ、鬼神様、もしかして今も有香の中に・・・」
「ああ、それはないよ。鬼神様が入ると体が重くなるからね。今は居ないはず。でも、念じれば自由にお話しも出来るようになったからね」
「そ、そうなんだ・・・。
本部に来るのは許可さえあれば大丈夫みたい。でも、私、車の運転出来ないからさ。今日はお頭様に連れて来て頂いたけど・・・」
「そうよね。じゃあ、そっちの手配も私の方でするから、来てよ。
今日が月曜日だから、毎週月曜日でどうかな。学校が終わった後」
「うん、大丈夫」
「じゃあ、そういうことで、よろしくね」
「こちらこそ、よろしくお願いします。
あ、お頭様に待ってもらっているから、私、そろそろ帰らなきゃ」
百合は時計を見て慌てた風に言います。
そうですよね。細入衆のトップに送ってきてもらって、ずっと待ててもらっているんですからね。仕方ありません。
翌日は、セックスするだけ。一ヶ月以内に妊娠しないと、私の卵巣の中の卵細胞が変質して使い物にならなくなってしてしまう。これは、ちょっと真剣になってきました。
私も女です。赤ちゃん、産みたい!
詳しい仕組みはよく分かんなくて“鬼神様の子”ってことになるみたいだけど、それでも、やっぱり産むのは私ですからね。
私の卵子から分裂して大きくなるんだし、私の子と言っても決して間違っていない。
産みたいよ!妊娠したい!!
赤ちゃん、欲しい!!
もうキモチイイとか、そういうレベルの話では無いのです。だから、今まで同様2回戦までスルけれども、以後は2回とも鬼神様を宿しての生セックスです。
1回目は鬼神様に主導を取ってもらい、私が上になっての交わり。2回目は私が主導を取り、私が下になっての交わりです。
凄いですよ。感覚、完全に戻りました。鬼神様を宿してのセックスでも、スッゴク感じることが出来るようになったのです!
つまり、1日に2回も、気持ちイイのを楽しめるってこと。
妊娠する為なんだとはいえ、感じないより感じる方が良いに決まってる。これは純粋に嬉しい。
相手がアイツじゃなきゃ、もっと良いかもしれないけどね・・・。
更に翌日。私の生理周期から考えると、そろそろ排卵日にあたるはず。
だから、今日は特に気合を入れてセックスに臨みます。
私の勢いに、アイツがなんか怯えてる。
こら、オマエが種汁を出さないと妊娠出来ないんだから!
気合い入れて、タップリ私の中へ射精しろ!
私は妊娠したいの!
鬼神様の子を絶対産むんだから!!
お前の体の中の精液、一滴も残さず、私の膣内へ射出しきりなさい!!
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