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7 交合
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このサークルでは、セックスのことを交合と呼ぶらしい。だから、以後はそう呼ぶことにしようか…。
先程、会長の松浦先輩に言われたように、僕は、交合は初めての童貞だ。情けない話だが、ハッキリ言ってどうすれば良いのか分からない。
佐々木さんも初めてだという。しかし、彼女は性技研究会メンバーだ。
どうやら性悪な服部・山内コンビに無理やり引き込まれたようであるが、真面目な彼女のこと。しっかり技を学んでいた。
松浦先輩が「口吸い」と声をかけると、彼女は僕の頬に両手を当て、顔を寄せ、唇を合わせて来る。
…キスだ。
彼女の唇、柔らかい。
ファーストキスはレモンの味だとか聞いたことがあるが、そんな味はしないな。でも堪らなく良い感触……。
そして、単に唇を合わせるだけで終わりではなかった。彼女の舌が僕の口の中にヌルッと侵入して来た!
弾力あるスベスベした彼女の舌の感触…。
クチョクチョ音を立てて、舌を絡ませ合う。
互いの唾液を交換し、コクッと飲む。彼女も同様に僕の唾液を…。
「雁が首」
という松浦先輩の声。
彼女はキスを止め、手を僕の股間のモノに伸ばす。既にそれは、はちきれんばかりに勃起している。
「す、凄い。男の人の大きくなったモノ、私、初めて見る…」
彼女は優しく手で握り、そしてあろうことか、口を寄せて、パクッと咥えた!
彼女の温かな口の中。舌の先でレロレロ敏感な部分を刺激される。
裏側の筋をネットリ舐められる。
そしてズッポリ深く咥えられ、彼女は大きく顔を上下…。
だ、だめだ。気持ち良過ぎる! で、出てしまう…。
しかし、彼女の口の中に射精する訳には行かない。聖なる彼女の口を穢してしまう…。必死で耐えた。
「逆さ椋鳥」
彼女が僕を下にして乗っかり、そのまま僕の股間のモノを咥え込む。
今、眼前にあるのは彼女の秘部。女の子の大切な部分。
実物を間近で見るのは初めて…。
ピンク色の襞…。彼女はそれを、僕の顔に押し付けて来る。こ、これは、舐めろということか…。
彼女も舐めてくれているのだ。問題ないだろう。ペロッと舐めてみる。
「ふう~ん」
僕のモノをくわえ込んだまま、彼女がくぐもった声を上げた。
再度舐める。少ししょっぱい味。これが、女の子の秘部の味なんだ。
「二つ巴」
彼女がゴロッと横に転がる。でも、僕のモノは咥え込まれたまま。
だから、僕もそのまま、彼女のアソコをピチョピチョ舐め続ける。
彼女はヒクヒクと体を反応させる。感じてくれているみたいだ。
「椋鳥」
更に彼女が転がり。下になる。僕が彼女に覆いかぶさる形にされる。
でも、やはり、しゃぶり続けられる。
だから僕も舐め続けた。必死に出さないよう耐えながら…。
これは一体、何の拷問か?
いや、決して拷問なんかじゃない。超々特大の御褒美だ。
好意を持っていた女性から、こんなに凄いことをしてもらっている。周りから見られていることさえ気にしなければ天国か極楽か。もう死んでも良いくらい。
…ああ、もしかすると、このまま殺されるんじゃないだろうか。こんな良いコトがタダであるはずが無い。
だけれども、それでも良いかもしれない。
ここでいきなりグサッと胸を刃物で刺されても、ズバッと首を斬り落とされても、文句はないよ。好きにしてもらって結構だ……。
「さあ、そろそろ頃合いだろう。『本取り』」
松浦先輩からの、次の指令。彼女は口から僕の陽物を出す。
そして一旦起き上がり。改めて布団の中央に仰臥した。
股を少し開く。
「入れてください」
入れる……。何を?
いや、そんなの決まっている。
さっきまで彼女の口に入っていた、僕の股間のモノをだ。
つ、ついに…。
彼女の大切な所の中へ、自分のモノを入れる…。
彼女と一つになる……。
僕にとって初めての経験…。
交合…セックス……。本当に、するんだ……。
良いのだろうか?
してしまって、良いのだろうか……。
震える手で彼女の柔らかな細い脚を持ち、脚と脚の間に体を入れる。
股間の硬くそそり立っているモノを……、
彼女の股間の女の穴に……、
当てようとすると……。
「待て!」
え? ここで止めるのか?
これで終わり?
これからなのに…。
で、でも。まあ、そうだよな…。
うん、当然だ。
残念なような、安心したような複雑な気分だが、やっぱりこれ以上は有り得ないだろう。
これまででも、僕にとっては十分過ぎる幸せだ。
だが、しかし……。
待てと言うのは中止ということでは無かった。
「これを付けてからだぞ。性病検査にはパスしているから粘膜接触はOKだがな、学生の内は必須だ」
性病検査?
あ、ああ、事前に指定された病院に行って受けた検査のことか。
あれは、そういうことだったのか……。
そして、松浦先輩が投げてよこしたのは、コンドーム。
なるほど、確かに学生の内は必須の物だろう。大学一年生の彼女を妊娠させるわけには行かない。
そうして、やはりこれは、冗談では無く本当に、この監視の下で彼女と交われということなのだ。
先程、会長の松浦先輩に言われたように、僕は、交合は初めての童貞だ。情けない話だが、ハッキリ言ってどうすれば良いのか分からない。
佐々木さんも初めてだという。しかし、彼女は性技研究会メンバーだ。
どうやら性悪な服部・山内コンビに無理やり引き込まれたようであるが、真面目な彼女のこと。しっかり技を学んでいた。
松浦先輩が「口吸い」と声をかけると、彼女は僕の頬に両手を当て、顔を寄せ、唇を合わせて来る。
…キスだ。
彼女の唇、柔らかい。
ファーストキスはレモンの味だとか聞いたことがあるが、そんな味はしないな。でも堪らなく良い感触……。
そして、単に唇を合わせるだけで終わりではなかった。彼女の舌が僕の口の中にヌルッと侵入して来た!
弾力あるスベスベした彼女の舌の感触…。
クチョクチョ音を立てて、舌を絡ませ合う。
互いの唾液を交換し、コクッと飲む。彼女も同様に僕の唾液を…。
「雁が首」
という松浦先輩の声。
彼女はキスを止め、手を僕の股間のモノに伸ばす。既にそれは、はちきれんばかりに勃起している。
「す、凄い。男の人の大きくなったモノ、私、初めて見る…」
彼女は優しく手で握り、そしてあろうことか、口を寄せて、パクッと咥えた!
彼女の温かな口の中。舌の先でレロレロ敏感な部分を刺激される。
裏側の筋をネットリ舐められる。
そしてズッポリ深く咥えられ、彼女は大きく顔を上下…。
だ、だめだ。気持ち良過ぎる! で、出てしまう…。
しかし、彼女の口の中に射精する訳には行かない。聖なる彼女の口を穢してしまう…。必死で耐えた。
「逆さ椋鳥」
彼女が僕を下にして乗っかり、そのまま僕の股間のモノを咥え込む。
今、眼前にあるのは彼女の秘部。女の子の大切な部分。
実物を間近で見るのは初めて…。
ピンク色の襞…。彼女はそれを、僕の顔に押し付けて来る。こ、これは、舐めろということか…。
彼女も舐めてくれているのだ。問題ないだろう。ペロッと舐めてみる。
「ふう~ん」
僕のモノをくわえ込んだまま、彼女がくぐもった声を上げた。
再度舐める。少ししょっぱい味。これが、女の子の秘部の味なんだ。
「二つ巴」
彼女がゴロッと横に転がる。でも、僕のモノは咥え込まれたまま。
だから、僕もそのまま、彼女のアソコをピチョピチョ舐め続ける。
彼女はヒクヒクと体を反応させる。感じてくれているみたいだ。
「椋鳥」
更に彼女が転がり。下になる。僕が彼女に覆いかぶさる形にされる。
でも、やはり、しゃぶり続けられる。
だから僕も舐め続けた。必死に出さないよう耐えながら…。
これは一体、何の拷問か?
いや、決して拷問なんかじゃない。超々特大の御褒美だ。
好意を持っていた女性から、こんなに凄いことをしてもらっている。周りから見られていることさえ気にしなければ天国か極楽か。もう死んでも良いくらい。
…ああ、もしかすると、このまま殺されるんじゃないだろうか。こんな良いコトがタダであるはずが無い。
だけれども、それでも良いかもしれない。
ここでいきなりグサッと胸を刃物で刺されても、ズバッと首を斬り落とされても、文句はないよ。好きにしてもらって結構だ……。
「さあ、そろそろ頃合いだろう。『本取り』」
松浦先輩からの、次の指令。彼女は口から僕の陽物を出す。
そして一旦起き上がり。改めて布団の中央に仰臥した。
股を少し開く。
「入れてください」
入れる……。何を?
いや、そんなの決まっている。
さっきまで彼女の口に入っていた、僕の股間のモノをだ。
つ、ついに…。
彼女の大切な所の中へ、自分のモノを入れる…。
彼女と一つになる……。
僕にとって初めての経験…。
交合…セックス……。本当に、するんだ……。
良いのだろうか?
してしまって、良いのだろうか……。
震える手で彼女の柔らかな細い脚を持ち、脚と脚の間に体を入れる。
股間の硬くそそり立っているモノを……、
彼女の股間の女の穴に……、
当てようとすると……。
「待て!」
え? ここで止めるのか?
これで終わり?
これからなのに…。
で、でも。まあ、そうだよな…。
うん、当然だ。
残念なような、安心したような複雑な気分だが、やっぱりこれ以上は有り得ないだろう。
これまででも、僕にとっては十分過ぎる幸せだ。
だが、しかし……。
待てと言うのは中止ということでは無かった。
「これを付けてからだぞ。性病検査にはパスしているから粘膜接触はOKだがな、学生の内は必須だ」
性病検査?
あ、ああ、事前に指定された病院に行って受けた検査のことか。
あれは、そういうことだったのか……。
そして、松浦先輩が投げてよこしたのは、コンドーム。
なるほど、確かに学生の内は必須の物だろう。大学一年生の彼女を妊娠させるわけには行かない。
そうして、やはりこれは、冗談では無く本当に、この監視の下で彼女と交われということなのだ。
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