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1章〜復讐へ〜
密会
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俺たちはギルドを出て、エリシアが食事を奢ってくれるそうで俺はついていった。
「エリシア、今更だけど、お前がこの国の王女様なんだろ?その王女様がこんなところに出歩いていいのか?」
「もちろんダメに決まっている、私が冒険者になると言ったらパパとママが猛反対してね、だけど結局は好きなことをやって生きろって言われて送り出してくれたんだ、その代わりに18歳になったら戻るという条件付きでね」
「それって結局は王政に戻るということだろ?それでいいのか?」
「私はそれで満足、今まで自由がなくてまともに出歩けなかったから、後2年だけだけど、私はたくさんのことしてたくさんの思い出を作りたいと思うの」
後、2年ということは今エリシアは俺と同じ歳の16歳ということになる。
「そうか...」
「え?」
今誰かとすれ違った気がする、黒くて長い髪、かすかに香るあの時の彼女と同じ匂い、俺はすぐさま後ろを振り返るが誰もいない。
だが、さっき通ったのは彼女だったはず!
「ちょっと、ここで待っててほしい、すぐ戻るから」
「え、ちょっと待ってよ」
俺はエリシアの言葉が耳に届かずそのまま後ろに向かって走り出した。
走ってすぐの曲がり角には彼女らしき後ろ姿があった。だが、人が多すぎて彼女が遠ざかってしまう、俺は人をかいくぐって、走り続けるが彼女には追いつけない。
くそ!ここまで来て、やっと会えると思ったのに!
彼女は角を曲がり姿が見えなくなる。
「待ってーー!」
だが、その声は彼女には届かなかった。
その数秒後、彼女が曲がった角に着いたが彼女の姿はなかった。
その後も走り続けた
「どこだどこだどこだどこだ!」
路地裏や色々なところも見て回ったが彼女はいなかった。
俺の後を追ってか、エリシアが俺の姿を発見したみたいで声をかけてきた。
「ま、待ってよ、竜二。急に走り出すから、心配するじゃない、一体何があったのよ」
エリシアは息を切らして、汗だくな状態だ。
俺も息を切らし、床に膝をついてしまう。
エリシアはこの件に関しては巻き込めない。これは俺が決着をつけなければいけないんだ。エリシアを巻き込んだら危険に会うことだって十分ありえることだ。だから俺は言うことは出来ない。
「知り合いがいてさ、そいつを追ってたんだけど見失ってしまったんだ。エリシア、心配かけてごめんな」
「なんだそんなことか、竜二がすごい形相で行くから心配になっちゃったんだ、私の勘違いか。竜二は全然気にしないでね」
そんな顔に出ていたのかと俺はポーカーフェイスを練習することを心に誓った。
「ありがとう」
俺はこの言葉をどういう意味で言ったのか自分でもわからなかった。
俺たちはその場を後にし、ギルドから歩いて数分のところにある、お食事処フェリアというお店に入った。
「いらっしゃい、今日は何にするんだ嬢ちゃん」
筋肉が目立つ、厳つく、とてもキザな店主が顔を出した。 エリシアはこの店の常連だったらしい。
俺たちは窓際の席に腰掛けた。
「えーと、そうね、竜二は何が食べたい?」
俺は手渡されたメニューを見るが文字がわからない、だが頭に何故か浮かび上がってくる。
スキルに言語理解とあったのでその効果が現れているのだと思う。
でも、メニューが独特な名前で書いてあり、どのような品か見当もつかない。
「おすすめで」
わからなかったのでそう答えた。
「わかったわ、そしたらマスター今日のおすすめ持ってきて」
「おう、了解した」
この店はテーブルが4つあり、カウンターに何席か座れるようになっていた。どこか懐かしいメロディーが流れ、落ちついた店を演出している。
店主はメニューを聞き、店の奥へと下がって言った。
「よくここに来るの?」
「よくってほどじゃないけど、たまにダンジョン帰りに来てるわ、ここの料理はとても美味しいし、何回来ても飽きなくて、やみつきになるのはこのお店しかないわ。だから竜二にも食べて欲しいんだ」
「そりゃ楽しみだ」
エリシアがそこまで言うのには絶対にうまいに違いない、異世界に来て、今まで自給自足みたいな生活だったから、まともの食事をとるのは初めてだ。どんな料理が来るのか想像すると今にもよだれが垂れそうだ。
「話を折るようだけど、竜二はどこから来たかわからないんだっけ?」
「わからない、けどこの国とは違うところから来たのは間違いない」
「そうなんだ...だったら私の部屋に来ないか?狭いがベットはあるし」
突然のエリシアの申し出にに少し驚いてしまう
「い、いやそんなことできないって、女の子の部屋に泊まるだなんて」
「気にするな、私が良いって言ってるんだ、パーティーを組んでいる仲間だしな、その方が集まる手間も省けて一石二鳥ではないか」
「でも、その、俺は男ですし、何をしでかすかわからないぞ。それでも良いのか?」
「私は竜二を信じてる、だが万が一、竜二が何かしでかしたら私はここれよく受け止めるぞ」
「こころよく受け止めないで⁈むしろその時は殺すとかしないといけないぞ!」
「殺すとは大袈裟だな、私だって見ず知らずの人と一緒に寝るだなんてしない、けど竜二は仲間だ、だから竜二の不始末は私が責任を取らないとな」
「い、一緒に?何故一緒になんだ?ベットはあるんだろ?」
「ベットはあるぞ1つだけ」
「1つだけ?俺とエリシアが同じベットで一緒に寝ると言っているのか?」
「そうだが、私だって宿を借りている身だ、そんな贅沢は出来ない」
「なら、俺はエリシアのとなりの宿を借りることにするよ」
「ま、待て...それはダメだ、とにかく、私の部屋で寝ることいいな?」
「もしかして、エリシアって一人で寝るのが寂しいんじゃ...」
「私だって夜な夜な一人で寝るのはとても心細いが、だがそんなことはないんだから」
まさかのツンデレ⁈エリシアってツンデレだったのかよ。
「そこまで言われたら、かなわないよ、わかった借りさせてもらうよ」
「あぁ、存分に使ってくれ」
エリシアと話し合っているうちに料理ができたらしく店主が持ってくる。
料理作ったり料理運ぶのまで一人でやっているけど大丈夫なのかな?従業員一人も見なかったけど
、と店主のことが心配になる。
「さぁ、今日のおすすめの俺流フロッピーロースト&バターライス~キギリギバチを添えて~だ、冷めないうちに早く食ってくれよ」
店主が持って来たのは、炒めた米にカエルを混ぜて、その上にハチを乗せてある料理が出てきた。
エリシアは特に何も思わず、むしゃむしゃとかぶりついている。
「竜二、食べないの?」
「いや、ちょっと抵抗があるだけだ、食べるよ...」
せっかくまともに出てきた食事なんだ、食べないわけにはいかない。
俺は意を決して、口に運んだ。
「うまい!うまいよこれ!」
意外にもうまかった。
「美味しいでしょ⁉︎だから通いたくなっちゃうよね」
「そうだな、俺もまた来たくなっちゃったよ」
俺とエリシアはこの後も色々召し上がっていったのだった。
この店を出た後、日も暮れ、宿に向かうのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※何か不明な点や違和感があったら感想で教えてください、とても嬉しいですv(^ν^)
「エリシア、今更だけど、お前がこの国の王女様なんだろ?その王女様がこんなところに出歩いていいのか?」
「もちろんダメに決まっている、私が冒険者になると言ったらパパとママが猛反対してね、だけど結局は好きなことをやって生きろって言われて送り出してくれたんだ、その代わりに18歳になったら戻るという条件付きでね」
「それって結局は王政に戻るということだろ?それでいいのか?」
「私はそれで満足、今まで自由がなくてまともに出歩けなかったから、後2年だけだけど、私はたくさんのことしてたくさんの思い出を作りたいと思うの」
後、2年ということは今エリシアは俺と同じ歳の16歳ということになる。
「そうか...」
「え?」
今誰かとすれ違った気がする、黒くて長い髪、かすかに香るあの時の彼女と同じ匂い、俺はすぐさま後ろを振り返るが誰もいない。
だが、さっき通ったのは彼女だったはず!
「ちょっと、ここで待っててほしい、すぐ戻るから」
「え、ちょっと待ってよ」
俺はエリシアの言葉が耳に届かずそのまま後ろに向かって走り出した。
走ってすぐの曲がり角には彼女らしき後ろ姿があった。だが、人が多すぎて彼女が遠ざかってしまう、俺は人をかいくぐって、走り続けるが彼女には追いつけない。
くそ!ここまで来て、やっと会えると思ったのに!
彼女は角を曲がり姿が見えなくなる。
「待ってーー!」
だが、その声は彼女には届かなかった。
その数秒後、彼女が曲がった角に着いたが彼女の姿はなかった。
その後も走り続けた
「どこだどこだどこだどこだ!」
路地裏や色々なところも見て回ったが彼女はいなかった。
俺の後を追ってか、エリシアが俺の姿を発見したみたいで声をかけてきた。
「ま、待ってよ、竜二。急に走り出すから、心配するじゃない、一体何があったのよ」
エリシアは息を切らして、汗だくな状態だ。
俺も息を切らし、床に膝をついてしまう。
エリシアはこの件に関しては巻き込めない。これは俺が決着をつけなければいけないんだ。エリシアを巻き込んだら危険に会うことだって十分ありえることだ。だから俺は言うことは出来ない。
「知り合いがいてさ、そいつを追ってたんだけど見失ってしまったんだ。エリシア、心配かけてごめんな」
「なんだそんなことか、竜二がすごい形相で行くから心配になっちゃったんだ、私の勘違いか。竜二は全然気にしないでね」
そんな顔に出ていたのかと俺はポーカーフェイスを練習することを心に誓った。
「ありがとう」
俺はこの言葉をどういう意味で言ったのか自分でもわからなかった。
俺たちはその場を後にし、ギルドから歩いて数分のところにある、お食事処フェリアというお店に入った。
「いらっしゃい、今日は何にするんだ嬢ちゃん」
筋肉が目立つ、厳つく、とてもキザな店主が顔を出した。 エリシアはこの店の常連だったらしい。
俺たちは窓際の席に腰掛けた。
「えーと、そうね、竜二は何が食べたい?」
俺は手渡されたメニューを見るが文字がわからない、だが頭に何故か浮かび上がってくる。
スキルに言語理解とあったのでその効果が現れているのだと思う。
でも、メニューが独特な名前で書いてあり、どのような品か見当もつかない。
「おすすめで」
わからなかったのでそう答えた。
「わかったわ、そしたらマスター今日のおすすめ持ってきて」
「おう、了解した」
この店はテーブルが4つあり、カウンターに何席か座れるようになっていた。どこか懐かしいメロディーが流れ、落ちついた店を演出している。
店主はメニューを聞き、店の奥へと下がって言った。
「よくここに来るの?」
「よくってほどじゃないけど、たまにダンジョン帰りに来てるわ、ここの料理はとても美味しいし、何回来ても飽きなくて、やみつきになるのはこのお店しかないわ。だから竜二にも食べて欲しいんだ」
「そりゃ楽しみだ」
エリシアがそこまで言うのには絶対にうまいに違いない、異世界に来て、今まで自給自足みたいな生活だったから、まともの食事をとるのは初めてだ。どんな料理が来るのか想像すると今にもよだれが垂れそうだ。
「話を折るようだけど、竜二はどこから来たかわからないんだっけ?」
「わからない、けどこの国とは違うところから来たのは間違いない」
「そうなんだ...だったら私の部屋に来ないか?狭いがベットはあるし」
突然のエリシアの申し出にに少し驚いてしまう
「い、いやそんなことできないって、女の子の部屋に泊まるだなんて」
「気にするな、私が良いって言ってるんだ、パーティーを組んでいる仲間だしな、その方が集まる手間も省けて一石二鳥ではないか」
「でも、その、俺は男ですし、何をしでかすかわからないぞ。それでも良いのか?」
「私は竜二を信じてる、だが万が一、竜二が何かしでかしたら私はここれよく受け止めるぞ」
「こころよく受け止めないで⁈むしろその時は殺すとかしないといけないぞ!」
「殺すとは大袈裟だな、私だって見ず知らずの人と一緒に寝るだなんてしない、けど竜二は仲間だ、だから竜二の不始末は私が責任を取らないとな」
「い、一緒に?何故一緒になんだ?ベットはあるんだろ?」
「ベットはあるぞ1つだけ」
「1つだけ?俺とエリシアが同じベットで一緒に寝ると言っているのか?」
「そうだが、私だって宿を借りている身だ、そんな贅沢は出来ない」
「なら、俺はエリシアのとなりの宿を借りることにするよ」
「ま、待て...それはダメだ、とにかく、私の部屋で寝ることいいな?」
「もしかして、エリシアって一人で寝るのが寂しいんじゃ...」
「私だって夜な夜な一人で寝るのはとても心細いが、だがそんなことはないんだから」
まさかのツンデレ⁈エリシアってツンデレだったのかよ。
「そこまで言われたら、かなわないよ、わかった借りさせてもらうよ」
「あぁ、存分に使ってくれ」
エリシアと話し合っているうちに料理ができたらしく店主が持ってくる。
料理作ったり料理運ぶのまで一人でやっているけど大丈夫なのかな?従業員一人も見なかったけど
、と店主のことが心配になる。
「さぁ、今日のおすすめの俺流フロッピーロースト&バターライス~キギリギバチを添えて~だ、冷めないうちに早く食ってくれよ」
店主が持って来たのは、炒めた米にカエルを混ぜて、その上にハチを乗せてある料理が出てきた。
エリシアは特に何も思わず、むしゃむしゃとかぶりついている。
「竜二、食べないの?」
「いや、ちょっと抵抗があるだけだ、食べるよ...」
せっかくまともに出てきた食事なんだ、食べないわけにはいかない。
俺は意を決して、口に運んだ。
「うまい!うまいよこれ!」
意外にもうまかった。
「美味しいでしょ⁉︎だから通いたくなっちゃうよね」
「そうだな、俺もまた来たくなっちゃったよ」
俺とエリシアはこの後も色々召し上がっていったのだった。
この店を出た後、日も暮れ、宿に向かうのだった。
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