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第九章 久々のセルカーク直轄領
第六百四十二話 バーボルド伯爵領まで戻ってきました
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こうして、僕たちの部隊は王都への帰還となりました。
既にセルカーク直轄領への行きの旅で色々な経験をしたので、兵も何だか自信を持って周囲の警戒をしながら馬を操っていました。
短期間だったけど、こうして動物や魔物討伐をするのって大事なんですね。
もちろん、シロちゃんとピーちゃんが外に出て周囲の警戒をしていました。
そのおかげで、帰りはとても安全に過ごせました。
「まさか黒髪の天使様に治療頂いていたとは。本当に感謝します」
行きの子爵領で治療したおばあさんはすっかりと元気になっていて、帰りに子爵家の屋敷に行って様子を見に行ったら歩けるくらいにまで体力が回復していました。
僕が注意したゴミ部屋も片付けて清潔になっているみたいで、僕もホッと一安心です。
「道中助けて頂き、本当に感謝しております。彼女も無事に体調が回復し、お腹の子も無事だということです」
ヨーク伯爵領の第二都市で、行きの時に道端に倒れていた女性の旦那さんと再会しました。
今は実家の宿に戻って、一生懸命働いているそうです。
たまたま泊まる宿の隣で、僕のことを見かけて挨拶をしに来てくれました。
元気な赤ちゃんが生まれるように、旦那さんもお仕事を頑張らないといけませんね。
「無事に目的を達成できて、私も安堵している。派遣された調査官とも連携を取って罪の洗い出しをしているが、あの二人の悪事をみぬけなかった私にも罪はある。何よりも、二人の息子に一番の迷惑をかけてしまった」
行きの時に毒殺未遂で瀕死だったので全力で治療したヨーク伯爵は、体調も随分と戻ってきて訓練も再開しているそうです。
そして、ヨーク伯爵はできるだけ息子との時間を取るようにしているそうです。
今まで政務で忙しかった分の穴埋めにはならないけど、やるだけのことはやるとちょっと笑っていました。
二人の息子は、僕が難しい勉強をしていたので負けじと頑張っているそうです。
ちなみに、逮捕されて強制離縁された元正妻と元側室は厳重な監視の下で連日厳しい取り調べを受けているそうです。
そのためか、二人ともげっそりと痩せて髪の毛が白髪になってしまったそうです。
また、王都の元正妻と元側室の実家にも厳重に抗議をしていて、調査官との調査結果次第では捜査の手が及ぶそうです。
とはいえ、まだやることはあるけど平和になったとヨーク伯爵は笑っていました。
これからは、親子三人で力を合わせて頑張って欲しいですね。
「その、駐屯地に第一師団長が直接来られまして、前任の指揮官を解任した上に軍内規違反で取り調べをするために連行していきました。現在は、暫定指揮官の私がこの駐屯地を指揮しております」
第一師団の駐屯地から一日で着く小さな駐屯地では、不衛生な環境や傷んだ食物で病気になった人がいたもんね。
ジェシカさんと部隊長さんが前任の指揮官を正座させて全く管理ができていないと説教していたけど、こればっかりはしょうがないですね。
今は、駐屯地内の環境整備や訓練内容の整備など、基本的なことから改めているそうです。
ちなみに、前任の指揮官はまだ赴任したばっかりだったそうで、昇進して偉くなったと完全に気が緩んでいたそうです。
指揮官なら、兵の健康を考えて気持ちよく働ける環境にしないと駄目だよね。
「わあ、第一師団の基地が見えてきたよ!」
「アオン!」
そして、遂にバーボルド伯爵領にある第一師団の基地に帰ってきました。
僕たちは、基地内に入るとそのままグラウンドに向かいました。
ここで解団式に臨むそうです。
僕たちが馬車から降りてくると、マイスター師団長さん、ネストさん、そして軍務大臣のブランドルさんが出迎えてくれました。
「レオ君、長旅お疲れ様。詳しい話は後でゆっくりと聞かせてくれ」
「中々面白そうな旅だったみたいだな。一冊の本が書けそうだ」
「レオ君の新しい友達にも、後で挨拶をさせてくれ」
三人は、順に僕と握手をしてくれました。
この後は、解団式をしてマイスター師団長さんの執務室でお話をするそうです。
「総員、整列」
部隊長さんの掛け声で、僕たちは結団式を行った隊形に並びました。
解団式自体はサラリと終わり、これで正式に巡回部隊は解散となりました。
三週間ほどの部隊だったけど、とってもいい経験ができました。
既にセルカーク直轄領への行きの旅で色々な経験をしたので、兵も何だか自信を持って周囲の警戒をしながら馬を操っていました。
短期間だったけど、こうして動物や魔物討伐をするのって大事なんですね。
もちろん、シロちゃんとピーちゃんが外に出て周囲の警戒をしていました。
そのおかげで、帰りはとても安全に過ごせました。
「まさか黒髪の天使様に治療頂いていたとは。本当に感謝します」
行きの子爵領で治療したおばあさんはすっかりと元気になっていて、帰りに子爵家の屋敷に行って様子を見に行ったら歩けるくらいにまで体力が回復していました。
僕が注意したゴミ部屋も片付けて清潔になっているみたいで、僕もホッと一安心です。
「道中助けて頂き、本当に感謝しております。彼女も無事に体調が回復し、お腹の子も無事だということです」
ヨーク伯爵領の第二都市で、行きの時に道端に倒れていた女性の旦那さんと再会しました。
今は実家の宿に戻って、一生懸命働いているそうです。
たまたま泊まる宿の隣で、僕のことを見かけて挨拶をしに来てくれました。
元気な赤ちゃんが生まれるように、旦那さんもお仕事を頑張らないといけませんね。
「無事に目的を達成できて、私も安堵している。派遣された調査官とも連携を取って罪の洗い出しをしているが、あの二人の悪事をみぬけなかった私にも罪はある。何よりも、二人の息子に一番の迷惑をかけてしまった」
行きの時に毒殺未遂で瀕死だったので全力で治療したヨーク伯爵は、体調も随分と戻ってきて訓練も再開しているそうです。
そして、ヨーク伯爵はできるだけ息子との時間を取るようにしているそうです。
今まで政務で忙しかった分の穴埋めにはならないけど、やるだけのことはやるとちょっと笑っていました。
二人の息子は、僕が難しい勉強をしていたので負けじと頑張っているそうです。
ちなみに、逮捕されて強制離縁された元正妻と元側室は厳重な監視の下で連日厳しい取り調べを受けているそうです。
そのためか、二人ともげっそりと痩せて髪の毛が白髪になってしまったそうです。
また、王都の元正妻と元側室の実家にも厳重に抗議をしていて、調査官との調査結果次第では捜査の手が及ぶそうです。
とはいえ、まだやることはあるけど平和になったとヨーク伯爵は笑っていました。
これからは、親子三人で力を合わせて頑張って欲しいですね。
「その、駐屯地に第一師団長が直接来られまして、前任の指揮官を解任した上に軍内規違反で取り調べをするために連行していきました。現在は、暫定指揮官の私がこの駐屯地を指揮しております」
第一師団の駐屯地から一日で着く小さな駐屯地では、不衛生な環境や傷んだ食物で病気になった人がいたもんね。
ジェシカさんと部隊長さんが前任の指揮官を正座させて全く管理ができていないと説教していたけど、こればっかりはしょうがないですね。
今は、駐屯地内の環境整備や訓練内容の整備など、基本的なことから改めているそうです。
ちなみに、前任の指揮官はまだ赴任したばっかりだったそうで、昇進して偉くなったと完全に気が緩んでいたそうです。
指揮官なら、兵の健康を考えて気持ちよく働ける環境にしないと駄目だよね。
「わあ、第一師団の基地が見えてきたよ!」
「アオン!」
そして、遂にバーボルド伯爵領にある第一師団の基地に帰ってきました。
僕たちは、基地内に入るとそのままグラウンドに向かいました。
ここで解団式に臨むそうです。
僕たちが馬車から降りてくると、マイスター師団長さん、ネストさん、そして軍務大臣のブランドルさんが出迎えてくれました。
「レオ君、長旅お疲れ様。詳しい話は後でゆっくりと聞かせてくれ」
「中々面白そうな旅だったみたいだな。一冊の本が書けそうだ」
「レオ君の新しい友達にも、後で挨拶をさせてくれ」
三人は、順に僕と握手をしてくれました。
この後は、解団式をしてマイスター師団長さんの執務室でお話をするそうです。
「総員、整列」
部隊長さんの掛け声で、僕たちは結団式を行った隊形に並びました。
解団式自体はサラリと終わり、これで正式に巡回部隊は解散となりました。
三週間ほどの部隊だったけど、とってもいい経験ができました。
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