488 / 506
第九章 久々のセルカーク直轄領
第五百八十三話 いよいよ出発
しおりを挟む
翌朝、僕たちは軍の迎えの馬車に乗るためにバーボルド伯爵家の屋敷の玄関前に集まりました。
ネストさんとイストワールさんが、僕たちを見送ってくれます。
「一晩お世話になりました」
「気をつけてな、帰りにまた会おう」
「どんなことがあったか、話を聞くのを楽しみにしているわ」
僕たちは、ネストさんとイストワールさんと握手して馬車に乗り込みました。
お互いに姿が見えなくなるまで手を振っていたけど、あっという間に軍の基地に到着しました。
出発する面々がグラウンドで待っているので、僕たちも事務棟前で馬車を降りてグラウンドに向かいました。
「マイスター師団長さん、遅くなってごめんなさい」
「いやいや、まだ出発前だから気にしなくていいよ」
ちょうどこれから出発部隊に訓示を行うところで、僕も出発部隊のところに並びました。
そうしたら、僕はここだとマイスター師団長さんが自分の隣を指さしています。
うーん、僕は兵の隣でいいのになって一瞬思っちゃいました。
「セルカーク直轄領に向かう諸君、道中は何があるかわからないので細心の注意を払うように。体調不良になったら、遠慮なくレオ君に言うように。我慢して悪化してからでは遅いぞ」
普通は治療班が同行するけど、今回は僕がいるから大丈夫です。
シロちゃんとユキちゃんもいるし、何かあっても大丈夫です。
ピーちゃんも、道中は周囲の監視をしてくれます。
「今回は、レオ君に通信用魔導具を持たせている。何かあったら、直ぐに連絡するように」
「「「はっ」」」
昨晩、念の為に通信用魔導具の使い方を教えて貰ったんだよね。
テスト通信も行ったけど、ギルバートさんに連絡したらクリスちゃんとマヤちゃんが寂しがっているって返信があったっけ。
テストもバッチリだったし、ピーちゃんが魔石に魔力充填もしています。
そして、準備ができたので騎馬隊と馬車に乗り込む面々に分かれます。
僕は馬車だけど別の馬車にも乗り込む兵がいて、十二人くらいが騎馬隊です。
「それでは、行ってまいります」
「うむ、気をつけてな」
騎馬に乗っている今回の部隊長さんが、ヘンリーさんに挨拶をしました。
でも、立場的には宮廷魔導師の方が上なんだって。
うーん、軍の階級ってよく分からないなあ。
なにはともあれ、いよいよ出発です。
僕たちも、マイスター師団長さんやバッツさんたちに手を振ります。
あっ、そうだ。
無事出発したって、関係各所に連絡しないと。
ぼちぼちっと。
ポチッ。
「あっ、やっちゃった……」
あー!
間違えて、連絡先に乗っている人全員に送る「一斉送信」を押しちゃったよ!
慌てて、間違えて一斉送信を押しちゃったと謝りの連絡を送りました。
すると、ポコポコと返信がありました。
全く問題ないとか、気をつけてとか、とても優しい返信ばかりでした。
しかも、最新の通信用魔導具テストも兼ねているからと、何と陛下から定時連絡は一斉送信でいいと言われちゃいました。
ということで、朝と夕方の定時連絡は一斉送信で送ることになりました。
さて、連絡も終わったので、僕は魔法袋から本を取り出して冒険者学校の入学テスト勉強を始めます。
ユキちゃんとピーちゃんには、シロちゃんとジェシカさんが勉強を教えています。
二匹とも、とっても真剣に聞いていますね。
因みに、主要街道なので軍が定期的に害獣駆除をしているらしく、周囲に森がないのもあってかとても安全に進んでいます。
時々探索魔法を使ったりピーちゃんが偵察してくれるけど、周囲に危険はありません。
無事に、昼食を作る予定の野営地に到着しました。
街道には野営ができる場所が所々にあって、歩いている人はここでテントを建てて泊まるそうです。
「アオン!」
「ヒヒーン」
ユキちゃんが、騎馬や馬車を引く馬に挨拶しつつ怪我の治療をしています。
お馬さんとお話出来るって凄いよね。
その間に、僕は水魔法を使って作った水を桶に入れます。
馬に飲ませる用と、兵が飲むようです。
兵が馬に飼い葉を食べさせたり足元のチェックをしている間に、僕とシロちゃんとジェシカさんで料理を作ります。
今日は、簡単に野菜炒めとスープにします。
魔法袋から、道具と食材を取り出してっと。
トントントン。
「凄い、レオ君は料理も上手いんだ」
「俺たちも手伝うぞ、何もしない訳には行かないぞ」
シロちゃんは魔法で野菜を切るけど、僕とジェシカさんは普通に包丁で野菜とお肉を切ります。
うん、意外とジェシカさんは鬼教官ですね。
兵に、料理の作り方をビシバシと指導しています。
ジェシカさんは、やる時はやる出来るメイドさんですね。
とってもカッコいいです!
出来上がったら、順に食べていきます。
「お、美味しい……」
「俺にこんな料理ができるのかな……」
あれ?
何故か、僕たちの作った料理を食べた兵が落ち込んでいるよ。
僕でも料理ができるんだから、きっと大丈夫ですよ。
見守っていた部隊長さんも、思わずため息をついちゃったよ。
「レオ様、お任せ下さい。マイスター師団長様より、兵をビシバシ指導してくれて頼まれておりますので」
おお、ジェシカさんはやる気満々だよ。
昨日のパーティーの時に、マイスター師団長さんから料理を教えてと頼まれたんだって。
それに比例して、兵の表情が青くなったよ。
大丈夫、きっと大丈夫ですよ。
ネストさんとイストワールさんが、僕たちを見送ってくれます。
「一晩お世話になりました」
「気をつけてな、帰りにまた会おう」
「どんなことがあったか、話を聞くのを楽しみにしているわ」
僕たちは、ネストさんとイストワールさんと握手して馬車に乗り込みました。
お互いに姿が見えなくなるまで手を振っていたけど、あっという間に軍の基地に到着しました。
出発する面々がグラウンドで待っているので、僕たちも事務棟前で馬車を降りてグラウンドに向かいました。
「マイスター師団長さん、遅くなってごめんなさい」
「いやいや、まだ出発前だから気にしなくていいよ」
ちょうどこれから出発部隊に訓示を行うところで、僕も出発部隊のところに並びました。
そうしたら、僕はここだとマイスター師団長さんが自分の隣を指さしています。
うーん、僕は兵の隣でいいのになって一瞬思っちゃいました。
「セルカーク直轄領に向かう諸君、道中は何があるかわからないので細心の注意を払うように。体調不良になったら、遠慮なくレオ君に言うように。我慢して悪化してからでは遅いぞ」
普通は治療班が同行するけど、今回は僕がいるから大丈夫です。
シロちゃんとユキちゃんもいるし、何かあっても大丈夫です。
ピーちゃんも、道中は周囲の監視をしてくれます。
「今回は、レオ君に通信用魔導具を持たせている。何かあったら、直ぐに連絡するように」
「「「はっ」」」
昨晩、念の為に通信用魔導具の使い方を教えて貰ったんだよね。
テスト通信も行ったけど、ギルバートさんに連絡したらクリスちゃんとマヤちゃんが寂しがっているって返信があったっけ。
テストもバッチリだったし、ピーちゃんが魔石に魔力充填もしています。
そして、準備ができたので騎馬隊と馬車に乗り込む面々に分かれます。
僕は馬車だけど別の馬車にも乗り込む兵がいて、十二人くらいが騎馬隊です。
「それでは、行ってまいります」
「うむ、気をつけてな」
騎馬に乗っている今回の部隊長さんが、ヘンリーさんに挨拶をしました。
でも、立場的には宮廷魔導師の方が上なんだって。
うーん、軍の階級ってよく分からないなあ。
なにはともあれ、いよいよ出発です。
僕たちも、マイスター師団長さんやバッツさんたちに手を振ります。
あっ、そうだ。
無事出発したって、関係各所に連絡しないと。
ぼちぼちっと。
ポチッ。
「あっ、やっちゃった……」
あー!
間違えて、連絡先に乗っている人全員に送る「一斉送信」を押しちゃったよ!
慌てて、間違えて一斉送信を押しちゃったと謝りの連絡を送りました。
すると、ポコポコと返信がありました。
全く問題ないとか、気をつけてとか、とても優しい返信ばかりでした。
しかも、最新の通信用魔導具テストも兼ねているからと、何と陛下から定時連絡は一斉送信でいいと言われちゃいました。
ということで、朝と夕方の定時連絡は一斉送信で送ることになりました。
さて、連絡も終わったので、僕は魔法袋から本を取り出して冒険者学校の入学テスト勉強を始めます。
ユキちゃんとピーちゃんには、シロちゃんとジェシカさんが勉強を教えています。
二匹とも、とっても真剣に聞いていますね。
因みに、主要街道なので軍が定期的に害獣駆除をしているらしく、周囲に森がないのもあってかとても安全に進んでいます。
時々探索魔法を使ったりピーちゃんが偵察してくれるけど、周囲に危険はありません。
無事に、昼食を作る予定の野営地に到着しました。
街道には野営ができる場所が所々にあって、歩いている人はここでテントを建てて泊まるそうです。
「アオン!」
「ヒヒーン」
ユキちゃんが、騎馬や馬車を引く馬に挨拶しつつ怪我の治療をしています。
お馬さんとお話出来るって凄いよね。
その間に、僕は水魔法を使って作った水を桶に入れます。
馬に飲ませる用と、兵が飲むようです。
兵が馬に飼い葉を食べさせたり足元のチェックをしている間に、僕とシロちゃんとジェシカさんで料理を作ります。
今日は、簡単に野菜炒めとスープにします。
魔法袋から、道具と食材を取り出してっと。
トントントン。
「凄い、レオ君は料理も上手いんだ」
「俺たちも手伝うぞ、何もしない訳には行かないぞ」
シロちゃんは魔法で野菜を切るけど、僕とジェシカさんは普通に包丁で野菜とお肉を切ります。
うん、意外とジェシカさんは鬼教官ですね。
兵に、料理の作り方をビシバシと指導しています。
ジェシカさんは、やる時はやる出来るメイドさんですね。
とってもカッコいいです!
出来上がったら、順に食べていきます。
「お、美味しい……」
「俺にこんな料理ができるのかな……」
あれ?
何故か、僕たちの作った料理を食べた兵が落ち込んでいるよ。
僕でも料理ができるんだから、きっと大丈夫ですよ。
見守っていた部隊長さんも、思わずため息をついちゃったよ。
「レオ様、お任せ下さい。マイスター師団長様より、兵をビシバシ指導してくれて頼まれておりますので」
おお、ジェシカさんはやる気満々だよ。
昨日のパーティーの時に、マイスター師団長さんから料理を教えてと頼まれたんだって。
それに比例して、兵の表情が青くなったよ。
大丈夫、きっと大丈夫ですよ。
1,080
お気に入りに追加
5,454
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
異世界に転生したら、いきなり面倒ごとに巻き込まれた! 〜仲間と一緒に難題を解決します!〜
藤なごみ
ファンタジー
簡易説明
異世界転生した主人公が、仲間と共に難題に巻き込まれていき、頑張って解決していきます
詳細説明
ブラック企業に勤めているサトーは、仕事帰りにお酒を飲んで帰宅中に道端の段ボールに入っていた白い子犬と三毛の子猫を撫でていたところ、近くで事故を起こした車に突っ込まれてしまった
白い子犬と三毛の子猫は神の使いで、サトーは天界に行きそこから異世界に転生する事になった。
魂の輪廻転生から外れてしまった為の措置となる。
そして異世界に転生したその日の内に、サトーは悪徳貴族と闇組織の争いに巻き込まれる事に
果たしてサトーは、のんびりとした異世界ライフをする事が出来るのか
王道ファンタジーを目指して書いていきます
本作品は、作者が以前に投稿しました「【完結済】異世界転生したので、のんびり冒険したい!」のリメイク作品となります
登場人物やストーリーに変更が発生しております
20230205、「異世界に転生したので、ゆっくりのんびりしたい」から「異世界に転生したら、いきなり面倒ごとに巻き込まれた!」に題名を変更しました
小説家になろう様にも投稿しています
(完結)足手まといだと言われパーティーをクビになった補助魔法師だけど、足手まといになった覚えは無い!
ちゃむふー
ファンタジー
今までこのパーティーで上手くやってきたと思っていた。
なのに突然のパーティークビ宣言!!
確かに俺は直接の攻撃タイプでは無い。
補助魔法師だ。
俺のお陰で皆の攻撃力防御力回復力は約3倍にはなっていた筈だ。
足手まといだから今日でパーティーはクビ??
そんな理由認められない!!!
俺がいなくなったら攻撃力も防御力も回復力も3分の1になるからな??
分かってるのか?
俺を追い出した事、絶対後悔するからな!!!
ファンタジー初心者です。
温かい目で見てください(*'▽'*)
一万文字以下の短編の予定です!
幼少期に溜め込んだ魔力で、一生のんびり暮らしたいと思います。~こう見えて、迷宮育ちの村人です~
月並 瑠花
ファンタジー
※ファンタジー大賞に微力ながら参加させていただいております。応援のほど、よろしくお願いします。
「出て行けっ! この家にお前の居場所はない!」――父にそう告げられ、家を追い出された澪は、一人途方に暮れていた。
そんな時、幻聴が頭の中に聞こえてくる。
『秋篠澪。お前は人生をリセットしたいか?』。澪は迷いを一切見せることなく、答えてしまった――「やり直したい」と。
その瞬間、トラックに引かれた澪は異世界へと飛ばされることになった。
スキル『倉庫(アイテムボックス)』を与えられた澪は、一人でのんびり二度目の人生を過ごすことにした。だが転生直後、レイは騎士によって迷宮へ落とされる。
※2018.10.31 hotランキング一位をいただきました。(11/1と11/2、続けて一位でした。ありがとうございます。)
※2018.11.12 ブクマ3800達成。ありがとうございます。
5歳で前世の記憶が混入してきた --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--
ばふぉりん
ファンタジー
「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は
「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」
この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。
剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。
そんな中、この五歳児が得たスキルは
□□□□
もはや文字ですら無かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。
本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
無能と言われた召喚士は実家から追放されたが、別の属性があるのでどうでもいいです
竹桜
ファンタジー
無能と呼ばれた召喚士は王立学園を卒業と同時に実家を追放され、絶縁された。
だが、その無能と呼ばれた召喚士は別の力を持っていたのだ。
その力を使用し、無能と呼ばれた召喚士は歌姫と魔物研究者を守っていく。
異世界のんびりワークライフ ~生産チートを貰ったので好き勝手生きることにします~
樋川カイト
ファンタジー
友人の借金を押し付けられて馬車馬のように働いていた青年、三上彰。
無理がたたって過労死してしまった彼は、神を自称する男から自分の不幸の理由を知らされる。
そのお詫びにとチートスキルとともに異世界へと転生させられた彰は、そこで出会った人々と交流しながら日々を過ごすこととなる。
そんな彼に訪れるのは平和な未来か、はたまた更なる困難か。
色々と吹っ切れてしまった彼にとってその全てはただ人生の彩りになる、のかも知れない……。
※この作品はカクヨム様でも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。