229 / 515
第五章 シークレア子爵領
第三百二十四話 スラム街での治療を始めます
しおりを挟む
予定通り、翌日はスラム街での無料治療を行います。
僕とシロちゃんは、朝食を食べたらザンギエフさんと一緒にスラム街に向かいます。
ざっ、ざっ。
「何だか、街の人の表情も明るくなっていますね」
「荒海一家が壊滅して、街の人も喜んでいるだろう。犯罪行為の大半が、荒海一家のせいだといわれていたからな」
早朝の街中を歩いているけど、市場の人も商店街の人もニコニコしています。
ザンギエフさん曰く、窃盗や強盗なども荒海一家は行っていたそうです。
荒海一家がそんな酷い事をしていたなら、街の人も嫌だっただろうね。
そしてスラム街についても、その話が続きました。
「荒海一家は人の弱みに付け込むのが上手くてね、貧しい人たちを上手く利用していたんだよ」
男の子のお家に行ってお母さんの体調を見た時に、お母さんがしみじみと話してくれました。
因みに、男の子たちはもう造船所に行っています。
荒海一家は特にスラム街の人たちを使っていたらしく、協力を断って殺されちゃった人もいるそうです。
「守備隊の巡回も増やしてくれるそうだし、領主様が新たな仕事を作ってくれる。これから、この辺りも良い方向に向かって行きそうだよ」
「当分は、何よりも治安維持と正しい仕事だな。キチンとした仕事をしないと、また悪の誘いが忍び寄ってくるってもんだ」
お母さんも苦労しているし、ザンギエフさんも冒険者活動と宿のお仕事の二つを頑張っている。
犯罪を生業にしないで済む環境造りが大事だね。
こんな事をみんなで話していたら、僕たちにお客さんがやってきたよ。
「レオ君、お待たせ。こちらの準備もできたよ」
男の子のお家に入って僕に声をかけてきたのは、守備隊長のマックスさんでした。
守備隊の準備もできたらしいので、僕たちはお家の外に出ました。
「あっ、ちょっと大きめなテントができていますね」
「あのテントの中で、レオ君とシロちゃんに治療をしてもらう。中には簡易ベッドが二つあるから、それぞれが診察できるようにしてあるよ」
具合の悪い人とかは、ベッドに寝てもらった方が良いよね。
簡易ベッドがあった方が良い場合もあるから、今度商会に行って診察用に二つ買っておこう。
「教会からシスターも派遣して貰った。何かあったら、シスターか護衛につく守備隊員に報告してくれ」
「あっ、もしかして元々教会で無料治療をする予定だったから、シスターさんが来てくれたんですか?」
「それも理由としてあるが、レオ君の起こす奇跡を目の当たりにしたいらしいよ」
うーん、そんなに奇跡を起こした事はなかったと思うけどなあ。
こういう時は、普通に治療をすれば良いはずだ。
「ザンギエフは、予定通り空き家の撤去作業をお願いする。後ほど、作業員と屋敷からの担当者が来る予定だ」
「おう、任せてくれ。解体って、意外と頭を使うんだよなあ」
ザンギエフさん曰く、ただ壊せばいいってわけじゃないんだって。
先に色々な物を取り外してから、解体するそうです。
僕の魔法だと大雑把にしか壊せないから、ここはザンギエフさんにお任せですね。
「悪いが、レオ君にはさっそく治療をしてもらいたい。ちょっと具合の悪い老人が、既にテントの中にいるんだよ」
ええ、それは大変です。
一刻も早く治療しないと。
「ザンギエフさん、マックスさん、僕とシロちゃんはテントの中に入りますね」
「こっちは気にするな。レオはレオの仕事をすれば良いからな」
「私も、解体の件でザンギエフと話がある。すまんが頼んだぞ」
僕とシロちゃんは、二人に手を振ってから走ってテントの中に入りました。
テントの中には、護衛をしてくれる守備隊の人が二人にシスターさんが二人いました。
そして、簡易ベッドにはとても具合の悪そうな白髪のおじいさんが寝ていました。
おじいさんは痩せ細っていて、とても具合が悪そうです。
「おはようございます。僕はレオで、このスライムはシロちゃんです。さっそくおじいさんの治療をします」
「来て早々で悪いわね。レオ君、頼むよ」
年配のシスターさんが祈りながら僕に話しかけてきたけど、ここはスピード命です。
シュイン。
さっそく僕は、おじいさんに軽く魔法を流して体調を確認しました。
あっ、これはまずいかも。
「おじいさんの体中に淀みがあります。シロちゃん、一緒に魔法を使おう」
僕とシロちゃんは、魔力を溜め始めました。
今回は欠損部分の再生をするくらいに、全力で魔法を使わないと駄目だ。
シュイン、シュイン、シュイン、シュイン。
「な、何という魔法なのだろうか。こんなにもの魔法陣が現れるとは……」
「まだ魔法を発動していないのに、凄い力が集まっています」
護衛の守備隊の人がおじいさんを中心にして現れた複数の魔法陣にビックリしているけど、今はそんな事を気にする余裕はありません。
「いっきまーす!」
シュイン、ぴかー!
十分に魔力が溜まったところで、僕とシロちゃんは回復魔法をおじいさんにかけます。
テントの中が、回復系の青っぽい光と聖魔法系の黄色っぽい光で包まれました。
守備隊の人とシスターさんが眩しい光を手で遮っているけど、僕とシロちゃんはおじいさんを見ながら魔法を放ち続けます。
そして、僕とシロちゃんが放った魔法が落ち着くと、テントの中は普通の明るさに戻りました。
「すう、すう、すう……」
「ふう、これで大丈夫ですけどだいぶ体力を失っていますね。ちゃんと食事をしないと」
「あっ、はい、分かりました……」
「そ、そんな。天に召される間近の状態だったのに……」
僕が年配のシスターさんと若いシスターさんにおじいさんの事を伝えたんだけど、二人とも信じられない表情をしているよ。
「すみません、おじいさんはもう少し寝ていると思うのですけど、どうすれば良いですか?」
「あっ、我々がこの方を担架に乗せて家まで運びます」
「レオ君とシロちゃんは、少し休んでてくれ」
直ぐに守備隊の人がおじいさんを担架に乗せて、お家まで運んでくれました。
これなら一安心だね。
流石に大魔法を使った後なので、僕とシロちゃんは守備隊の人が戻ってくるまで簡易ベッドに座って休む事にしました。
でも、おじいさんの病気を治せてとても良かったです。
僕とシロちゃんは、朝食を食べたらザンギエフさんと一緒にスラム街に向かいます。
ざっ、ざっ。
「何だか、街の人の表情も明るくなっていますね」
「荒海一家が壊滅して、街の人も喜んでいるだろう。犯罪行為の大半が、荒海一家のせいだといわれていたからな」
早朝の街中を歩いているけど、市場の人も商店街の人もニコニコしています。
ザンギエフさん曰く、窃盗や強盗なども荒海一家は行っていたそうです。
荒海一家がそんな酷い事をしていたなら、街の人も嫌だっただろうね。
そしてスラム街についても、その話が続きました。
「荒海一家は人の弱みに付け込むのが上手くてね、貧しい人たちを上手く利用していたんだよ」
男の子のお家に行ってお母さんの体調を見た時に、お母さんがしみじみと話してくれました。
因みに、男の子たちはもう造船所に行っています。
荒海一家は特にスラム街の人たちを使っていたらしく、協力を断って殺されちゃった人もいるそうです。
「守備隊の巡回も増やしてくれるそうだし、領主様が新たな仕事を作ってくれる。これから、この辺りも良い方向に向かって行きそうだよ」
「当分は、何よりも治安維持と正しい仕事だな。キチンとした仕事をしないと、また悪の誘いが忍び寄ってくるってもんだ」
お母さんも苦労しているし、ザンギエフさんも冒険者活動と宿のお仕事の二つを頑張っている。
犯罪を生業にしないで済む環境造りが大事だね。
こんな事をみんなで話していたら、僕たちにお客さんがやってきたよ。
「レオ君、お待たせ。こちらの準備もできたよ」
男の子のお家に入って僕に声をかけてきたのは、守備隊長のマックスさんでした。
守備隊の準備もできたらしいので、僕たちはお家の外に出ました。
「あっ、ちょっと大きめなテントができていますね」
「あのテントの中で、レオ君とシロちゃんに治療をしてもらう。中には簡易ベッドが二つあるから、それぞれが診察できるようにしてあるよ」
具合の悪い人とかは、ベッドに寝てもらった方が良いよね。
簡易ベッドがあった方が良い場合もあるから、今度商会に行って診察用に二つ買っておこう。
「教会からシスターも派遣して貰った。何かあったら、シスターか護衛につく守備隊員に報告してくれ」
「あっ、もしかして元々教会で無料治療をする予定だったから、シスターさんが来てくれたんですか?」
「それも理由としてあるが、レオ君の起こす奇跡を目の当たりにしたいらしいよ」
うーん、そんなに奇跡を起こした事はなかったと思うけどなあ。
こういう時は、普通に治療をすれば良いはずだ。
「ザンギエフは、予定通り空き家の撤去作業をお願いする。後ほど、作業員と屋敷からの担当者が来る予定だ」
「おう、任せてくれ。解体って、意外と頭を使うんだよなあ」
ザンギエフさん曰く、ただ壊せばいいってわけじゃないんだって。
先に色々な物を取り外してから、解体するそうです。
僕の魔法だと大雑把にしか壊せないから、ここはザンギエフさんにお任せですね。
「悪いが、レオ君にはさっそく治療をしてもらいたい。ちょっと具合の悪い老人が、既にテントの中にいるんだよ」
ええ、それは大変です。
一刻も早く治療しないと。
「ザンギエフさん、マックスさん、僕とシロちゃんはテントの中に入りますね」
「こっちは気にするな。レオはレオの仕事をすれば良いからな」
「私も、解体の件でザンギエフと話がある。すまんが頼んだぞ」
僕とシロちゃんは、二人に手を振ってから走ってテントの中に入りました。
テントの中には、護衛をしてくれる守備隊の人が二人にシスターさんが二人いました。
そして、簡易ベッドにはとても具合の悪そうな白髪のおじいさんが寝ていました。
おじいさんは痩せ細っていて、とても具合が悪そうです。
「おはようございます。僕はレオで、このスライムはシロちゃんです。さっそくおじいさんの治療をします」
「来て早々で悪いわね。レオ君、頼むよ」
年配のシスターさんが祈りながら僕に話しかけてきたけど、ここはスピード命です。
シュイン。
さっそく僕は、おじいさんに軽く魔法を流して体調を確認しました。
あっ、これはまずいかも。
「おじいさんの体中に淀みがあります。シロちゃん、一緒に魔法を使おう」
僕とシロちゃんは、魔力を溜め始めました。
今回は欠損部分の再生をするくらいに、全力で魔法を使わないと駄目だ。
シュイン、シュイン、シュイン、シュイン。
「な、何という魔法なのだろうか。こんなにもの魔法陣が現れるとは……」
「まだ魔法を発動していないのに、凄い力が集まっています」
護衛の守備隊の人がおじいさんを中心にして現れた複数の魔法陣にビックリしているけど、今はそんな事を気にする余裕はありません。
「いっきまーす!」
シュイン、ぴかー!
十分に魔力が溜まったところで、僕とシロちゃんは回復魔法をおじいさんにかけます。
テントの中が、回復系の青っぽい光と聖魔法系の黄色っぽい光で包まれました。
守備隊の人とシスターさんが眩しい光を手で遮っているけど、僕とシロちゃんはおじいさんを見ながら魔法を放ち続けます。
そして、僕とシロちゃんが放った魔法が落ち着くと、テントの中は普通の明るさに戻りました。
「すう、すう、すう……」
「ふう、これで大丈夫ですけどだいぶ体力を失っていますね。ちゃんと食事をしないと」
「あっ、はい、分かりました……」
「そ、そんな。天に召される間近の状態だったのに……」
僕が年配のシスターさんと若いシスターさんにおじいさんの事を伝えたんだけど、二人とも信じられない表情をしているよ。
「すみません、おじいさんはもう少し寝ていると思うのですけど、どうすれば良いですか?」
「あっ、我々がこの方を担架に乗せて家まで運びます」
「レオ君とシロちゃんは、少し休んでてくれ」
直ぐに守備隊の人がおじいさんを担架に乗せて、お家まで運んでくれました。
これなら一安心だね。
流石に大魔法を使った後なので、僕とシロちゃんは守備隊の人が戻ってくるまで簡易ベッドに座って休む事にしました。
でも、おじいさんの病気を治せてとても良かったです。
755
お気に入りに追加
5,453
あなたにおすすめの小説
5歳で前世の記憶が混入してきた --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--
ばふぉりん
ファンタジー
「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は
「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」
この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。
剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。
そんな中、この五歳児が得たスキルは
□□□□
もはや文字ですら無かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。
本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。
異世界のんびりワークライフ ~生産チートを貰ったので好き勝手生きることにします~
樋川カイト
ファンタジー
友人の借金を押し付けられて馬車馬のように働いていた青年、三上彰。
無理がたたって過労死してしまった彼は、神を自称する男から自分の不幸の理由を知らされる。
そのお詫びにとチートスキルとともに異世界へと転生させられた彰は、そこで出会った人々と交流しながら日々を過ごすこととなる。
そんな彼に訪れるのは平和な未来か、はたまた更なる困難か。
色々と吹っ切れてしまった彼にとってその全てはただ人生の彩りになる、のかも知れない……。
※この作品はカクヨム様でも掲載しています。
新しい聖女が見付かったそうなので、天啓に従います!
月白ヤトヒコ
ファンタジー
空腹で眠くて怠い中、王室からの呼び出しを受ける聖女アルム。
そして告げられたのは、新しい聖女の出現。そして、暇を出すから還俗せよとの解雇通告。
新しい聖女は公爵令嬢。そんなお嬢様に、聖女が務まるのかと思った瞬間、アルムは眩い閃光に包まれ――――
自身が使い潰された挙げ句、処刑される未来を視た。
天啓です! と、アルムは――――
表紙と挿し絵はキャラメーカーで作成。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
チート転生~チートって本当にあるものですね~
水魔沙希
ファンタジー
死んでしまった片瀬彼方は、突然異世界に転生してしまう。しかも、赤ちゃん時代からやり直せと!?何げにステータスを見ていたら、何やら面白そうなユニークスキルがあった!!
そのスキルが、随分チートな事に気付くのは神の加護を得てからだった。
亀更新で気が向いたら、随時更新しようと思います。ご了承お願いいたします。
兄がやらかしてくれました 何をやってくれてんの!?
志位斗 茂家波
ファンタジー
モッチ王国の第2王子であった僕は、将来の国王は兄になると思って、王弟となるための勉学に励んでいた。
そんなある日、兄の卒業式があり、祝うために家族の枠で出席したのだが‥‥‥婚約破棄?
え、なにをやってんの兄よ!?
…‥‥月に1度ぐらいでやりたくなる婚約破棄物。
今回は悪役令嬢でも、ヒロインでもない視点です。
※ご指摘により、少々追加ですが、名前の呼び方などの決まりはゆるめです。そのあたりは稚拙な部分もあるので、どうかご理解いただけるようにお願いしマス。
せっかく転生したのに得たスキルは「料理」と「空間厨房」。どちらも外れだそうですが、私は今も生きています。
リーゼロッタ
ファンタジー
享年、30歳。どこにでもいるしがないOLのミライは、学校の成績も平凡、社内成績も平凡。
そんな彼女は、予告なしに突っ込んできた車によって死亡。
そして予告なしに転生。
ついた先は、料理レベルが低すぎるルネイモンド大陸にある「光の森」。
そしてやって来た謎の獣人によってわけの分からん事を言われ、、、
赤い鳥を仲間にし、、、
冒険系ゲームの世界につきもののスキルは外れだった!?
スキルが何でも料理に没頭します!
超・謎の世界観とイタリア語由来の名前・品名が特徴です。
合成語多いかも
話の単位は「食」
3月18日 投稿(一食目、二食目)
3月19日 え?なんかこっちのほうが24h.ポイントが多い、、、まあ嬉しいです!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。