159 / 584
第四章 サンダーランド辺境伯領
第二百五十四話 サンダーランド辺境伯家に新たな命が誕生です
しおりを挟む
とたとたとた。
「えっと、よっと」
「うんうん、良い感じになってきたわよ」
「もう少し早く歩いてみましょう」
今朝も、僕とシロちゃんは身体能力強化の魔法の訓練をしています。
段々と慣れていって、今では身体能力強化を使っても、何とか転ばないで歩ける様になりました。
フレアさんとミシャさん曰く、かなり早い速度で身体能力強化の魔法を使えるようになっているそうです。
「じゃあ、次は身体能力強化をしたままジャンプしてみましょうね」
「最初は少しだけジャンプしてみましょう」
少しずつメニューも追加していき、身体能力強化を使った状態で体を動かす範囲を広げていきます。
僕もシロちゃんも、いきなり身体能力強化の魔法を全開にして動くのはちょっと怖いです。
フレアさんとミシャさん曰く、僕とシロちゃんは魔力が強いのでその分身体能力強化の魔法も効果絶大らしいです。
「はあはあはあ」
「はい、今朝の訓練はこれで終わりね」
「明日から、新メニューを追加するわよ」
今朝の訓練も終わって、僕とシロちゃんは地面に大の字になっちゃいました。
今でもとても大変な訓練なのに、明日から更に大変になるのか。
どんな訓練になるのかなと思っていた所で、僕とシロちゃんに急ぎの話が舞い込んできました。
「あっ、レオ君ここにいたのね。お館様の所のスーザン様が産気づいたのよ。初産だし予定よりも少し早いから、念の為にお屋敷に来てほしいんだって」
「えっ、遂に赤ちゃんが生まれるんですね。僕も直ぐに出かける準備をします」
「宜しくね。迎えの馬車が来ているわ」
ミシャさんのお母さんから、ビッグニュースが飛び込んできたよ。
ちょうど今日は一日何もしない予定だったし、タイミングが良かったね。
僕は急いで汗を拭いて、冒険者の服装から着替えて馬車に乗り込みました。
「おお、レオ君か。急に呼び出したりしてすまんな」
屋敷に着くと、ボーガン様が僕を出迎えてくれました。
屋敷の中を侍従の人が忙しなく動いていて、スーザンさんの出産が近い事を示していました。
「僕も、スーザンさんの赤ちゃんにとっても興味があったから全然大丈夫です」
「そうか、それは良かった。とはいえ、基本的に出産時は男性立入禁止となる。シロちゃんだけ出産用の部屋で待機して貰い、レオ君は万が一に備えて貰うぞ」
シロちゃんは了解と言わんばかりに元気良く触手を上げていて、そのまま侍従の人と共に屋敷の奥の方に向かいました。
後は、無事に赤ちゃんが生まれるのを待つだけだね。
ボーガン様は仕事があるので執務室に戻っていき、僕は応接室に向かいました。
うろうろうろ。
「ああ、心配だ、どうすれば良いのだろう……」
うろうろうろ。
応接室に入ると、いつもはきりりとしてとてもカッコいいマシューさんが、不安な表情をしてうろうろとしていました。
そんなマシューさんの事を、これまた仕方ないといった表情でチェルシーさんが見ていました。
「出産時の旦那なんて、どこもこんなもんよ。しかも初めての子どもなのだから。うちの旦那も、マシューの時はあたふたしていたわ」
「えっ、あのボーガン様があたふたしていたんですか?」
「そうよ。見た目は熊みたいなのにね」
どーんとソファーに座って構えているチェルシーさんが、とっても頼もしいです。
僕も、お茶を飲みながらゆっくりと待つことになりました。
「初産はとても時間がかかるわ。そうね、私の見立てだと夕方までかかると思うわ」
「ええ、出産ってそんなに時間がかかるんですね!」
「そうなのよ。レオ君も知っていた方が良いわよ」
赤ちゃんが生まれるのって、とっても大変なんですね。
という事は、マシューさんは夕方までうろうろとしているのかも。
うろうろ、うろうろ。
「うう、スーザンが心配だ……」
そして、夕方になっても本当にマシューさんはずっとうろうろしていました。
食事も殆ど手につかず、もうどうしようもないとチェルシーさんは苦笑していました。
そんな時でした。
「オギャー!」
「う、生まれた!」
スーザンさんのいる部屋から、元気な赤ちゃんの泣き声が聞こえてきました。
マシューさんは、赤ちゃんの泣き声を聞いて一瞬のうちに元気を取り戻していました。
でも、まだ赤ちゃんが生まれたばかりなので、先にチェルシーさんがスーザンさんのいる部屋に入って行きました。
マシューさんは、まだかなまだかなと今度は我慢できなくなっていました。
今日のマシューさんは、まるで子どもみたくなっていますね。
「マシュー、レオ君、入って良いわよ。でも、出産直後で疲れているから短時間でね」
「勿論です!」
チェルシーさんが僕とマシューさんを呼ぶと、マシューさんは元気良く返事をしていました。
長時間にわたる出産だから、スーザンさんもとても疲れちゃっているよね。
そして、部屋に入るとベッドに寝ているスーザンさんが生まれたばかりの赤ちゃんを抱いていました。
スーザンさんはやりきったという表情をしていて、シロちゃんも何故かやりきったといった表情をしていました。
「スーザン、頑張ったな。ありがとう」
「ふふ、ちょっと大袈裟よ。可愛い男の子よ、大事に育てていきましょうね」
「ああ、そうだな。大切に育てていかないと」
「あうあう」
涙が止まらないマシューさんを、出産で疲れているはずのスーザンが慰めていました。
きっと赤ちゃんは、良い子に育つだろうね。
こうして、サンダーランド辺境伯家に新しい命が誕生しました。
「えっと、よっと」
「うんうん、良い感じになってきたわよ」
「もう少し早く歩いてみましょう」
今朝も、僕とシロちゃんは身体能力強化の魔法の訓練をしています。
段々と慣れていって、今では身体能力強化を使っても、何とか転ばないで歩ける様になりました。
フレアさんとミシャさん曰く、かなり早い速度で身体能力強化の魔法を使えるようになっているそうです。
「じゃあ、次は身体能力強化をしたままジャンプしてみましょうね」
「最初は少しだけジャンプしてみましょう」
少しずつメニューも追加していき、身体能力強化を使った状態で体を動かす範囲を広げていきます。
僕もシロちゃんも、いきなり身体能力強化の魔法を全開にして動くのはちょっと怖いです。
フレアさんとミシャさん曰く、僕とシロちゃんは魔力が強いのでその分身体能力強化の魔法も効果絶大らしいです。
「はあはあはあ」
「はい、今朝の訓練はこれで終わりね」
「明日から、新メニューを追加するわよ」
今朝の訓練も終わって、僕とシロちゃんは地面に大の字になっちゃいました。
今でもとても大変な訓練なのに、明日から更に大変になるのか。
どんな訓練になるのかなと思っていた所で、僕とシロちゃんに急ぎの話が舞い込んできました。
「あっ、レオ君ここにいたのね。お館様の所のスーザン様が産気づいたのよ。初産だし予定よりも少し早いから、念の為にお屋敷に来てほしいんだって」
「えっ、遂に赤ちゃんが生まれるんですね。僕も直ぐに出かける準備をします」
「宜しくね。迎えの馬車が来ているわ」
ミシャさんのお母さんから、ビッグニュースが飛び込んできたよ。
ちょうど今日は一日何もしない予定だったし、タイミングが良かったね。
僕は急いで汗を拭いて、冒険者の服装から着替えて馬車に乗り込みました。
「おお、レオ君か。急に呼び出したりしてすまんな」
屋敷に着くと、ボーガン様が僕を出迎えてくれました。
屋敷の中を侍従の人が忙しなく動いていて、スーザンさんの出産が近い事を示していました。
「僕も、スーザンさんの赤ちゃんにとっても興味があったから全然大丈夫です」
「そうか、それは良かった。とはいえ、基本的に出産時は男性立入禁止となる。シロちゃんだけ出産用の部屋で待機して貰い、レオ君は万が一に備えて貰うぞ」
シロちゃんは了解と言わんばかりに元気良く触手を上げていて、そのまま侍従の人と共に屋敷の奥の方に向かいました。
後は、無事に赤ちゃんが生まれるのを待つだけだね。
ボーガン様は仕事があるので執務室に戻っていき、僕は応接室に向かいました。
うろうろうろ。
「ああ、心配だ、どうすれば良いのだろう……」
うろうろうろ。
応接室に入ると、いつもはきりりとしてとてもカッコいいマシューさんが、不安な表情をしてうろうろとしていました。
そんなマシューさんの事を、これまた仕方ないといった表情でチェルシーさんが見ていました。
「出産時の旦那なんて、どこもこんなもんよ。しかも初めての子どもなのだから。うちの旦那も、マシューの時はあたふたしていたわ」
「えっ、あのボーガン様があたふたしていたんですか?」
「そうよ。見た目は熊みたいなのにね」
どーんとソファーに座って構えているチェルシーさんが、とっても頼もしいです。
僕も、お茶を飲みながらゆっくりと待つことになりました。
「初産はとても時間がかかるわ。そうね、私の見立てだと夕方までかかると思うわ」
「ええ、出産ってそんなに時間がかかるんですね!」
「そうなのよ。レオ君も知っていた方が良いわよ」
赤ちゃんが生まれるのって、とっても大変なんですね。
という事は、マシューさんは夕方までうろうろとしているのかも。
うろうろ、うろうろ。
「うう、スーザンが心配だ……」
そして、夕方になっても本当にマシューさんはずっとうろうろしていました。
食事も殆ど手につかず、もうどうしようもないとチェルシーさんは苦笑していました。
そんな時でした。
「オギャー!」
「う、生まれた!」
スーザンさんのいる部屋から、元気な赤ちゃんの泣き声が聞こえてきました。
マシューさんは、赤ちゃんの泣き声を聞いて一瞬のうちに元気を取り戻していました。
でも、まだ赤ちゃんが生まれたばかりなので、先にチェルシーさんがスーザンさんのいる部屋に入って行きました。
マシューさんは、まだかなまだかなと今度は我慢できなくなっていました。
今日のマシューさんは、まるで子どもみたくなっていますね。
「マシュー、レオ君、入って良いわよ。でも、出産直後で疲れているから短時間でね」
「勿論です!」
チェルシーさんが僕とマシューさんを呼ぶと、マシューさんは元気良く返事をしていました。
長時間にわたる出産だから、スーザンさんもとても疲れちゃっているよね。
そして、部屋に入るとベッドに寝ているスーザンさんが生まれたばかりの赤ちゃんを抱いていました。
スーザンさんはやりきったという表情をしていて、シロちゃんも何故かやりきったといった表情をしていました。
「スーザン、頑張ったな。ありがとう」
「ふふ、ちょっと大袈裟よ。可愛い男の子よ、大事に育てていきましょうね」
「ああ、そうだな。大切に育てていかないと」
「あうあう」
涙が止まらないマシューさんを、出産で疲れているはずのスーザンが慰めていました。
きっと赤ちゃんは、良い子に育つだろうね。
こうして、サンダーランド辺境伯家に新しい命が誕生しました。
779
お気に入りに追加
5,426
あなたにおすすめの小説

5歳で前世の記憶が混入してきた --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--
ばふぉりん
ファンタジー
「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は
「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」
この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。
剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。
そんな中、この五歳児が得たスキルは
□□□□
もはや文字ですら無かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。
本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。
結界師、パーティ追放されたら五秒でざまぁ
七辻ゆゆ
ファンタジー
「こっちは上を目指してんだよ! 遊びじゃねえんだ!」
「ってわけでな、おまえとはここでお別れだ。ついてくんなよ、邪魔だから」
「ま、まってくださ……!」
「誰が待つかよバーーーーーカ!」
「そっちは危な……っあ」


聖女の力を隠して塩対応していたら追放されたので冒険者になろうと思います
登龍乃月
ファンタジー
「フィリア! お前のような卑怯な女はいらん! 即刻国から出てゆくがいい!」
「え? いいんですか?」
聖女候補の一人である私、フィリアは王国の皇太子の嫁候補の一人でもあった。
聖女となった者が皇太子の妻となる。
そんな話が持ち上がり、私が嫁兼聖女候補に入ったと知らされた時は絶望だった。
皇太子はデブだし臭いし歯磨きもしない見てくれ最悪のニキビ顔、性格は傲慢でわがまま厚顔無恥の最悪を極める、そのくせプライド高いナルシスト。
私の一番嫌いなタイプだった。
ある日聖女の力に目覚めてしまった私、しかし皇太子の嫁になるなんて死んでも嫌だったので一生懸命その力を隠し、皇太子から嫌われるよう塩対応を続けていた。
そんなある日、冤罪をかけられた私はなんと国外追放。
やった!
これで最悪な責務から解放された!
隣の国に流れ着いた私はたまたま出会った冒険者バルトにスカウトされ、冒険者として新たな人生のスタートを切る事になった。
そして真の聖女たるフィリアが消えたことにより、彼女が無自覚に張っていた退魔の結界が消え、皇太子や城に様々な災厄が降りかかっていくのであった。
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!

【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた
きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました!
「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」
魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。
魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。
信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。
悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。
かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。
※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。
※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です
転生しても実家を追い出されたので、今度は自分の意志で生きていきます
藤なごみ
ファンタジー
※2025年2月中旬にアルファポリス様より第四巻が刊行予定です
2024年10月下旬にコミック第一巻刊行予定です
ある少年は、母親よりネグレクトを受けていた上に住んでいたアパートを追い出されてしまった。
高校進学も出来ずにいたとあるバイト帰りに、酔っ払いに駅のホームから突き飛ばされてしまい、電車にひかれて死んでしまった。
しかしながら再び目を覚ました少年は、見た事もない異世界で赤子として新たに生をうけていた。
だが、赤子ながらに周囲の話を聞く内に、この世界の自分も幼い内に追い出されてしまう事に気づいてしまった。
そんな中、突然見知らぬ金髪の幼女が連れてこられ、一緒に部屋で育てられる事に。
幼女の事を妹として接しながら、この子も一緒に追い出されてしまうことが分かった。
幼い二人で来たる追い出される日に備えます。
基本はお兄ちゃんと妹ちゃんを中心としたストーリーです
カクヨム様と小説家になろう様にも投稿しています
2023/08/30
題名を以下に変更しました
「転生しても実家を追い出されたので、今度は自分の意志で生きていきたいと思います」→「転生しても実家を追い出されたので、今度は自分の意志で生きていきます」
書籍化が決定しました
2023/09/01
アルファポリス社様より9月中旬に刊行予定となります
2023/09/06
アルファポリス様より、9月19日に出荷されます
呱々唄七つ先生の素晴らしいイラストとなっております
2024/3/21
アルファポリス様より第二巻が発売されました
2024/4/24
コミカライズスタートしました
2024/8/12
アルファポリス様から第三巻が八月中旬に刊行予定です
2024年10月下旬にコミック第一巻刊行予定です
ぐ~たら第三王子、牧場でスローライフ始めるってよ
雑木林
ファンタジー
現代日本で草臥れたサラリーマンをやっていた俺は、過労死した後に何の脈絡もなく異世界転生を果たした。
第二の人生で新たに得た俺の身分は、とある王国の第三王子だ。
この世界では神様が人々に天職を授けると言われており、俺の父親である国王は【軍神】で、長男の第一王子が【剣聖】、それから次男の第二王子が【賢者】という天職を授かっている。
そんなエリートな王族の末席に加わった俺は、当然のように周囲から期待されていたが……しかし、俺が授かった天職は、なんと【牧場主】だった。
畜産業は人類の食文化を支える素晴らしいものだが、王族が従事する仕事としては相応しくない。
斯くして、父親に失望された俺は王城から追放され、辺境の片隅でひっそりとスローライフを始めることになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。