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第三章 コバルトブルーレイク直轄領
第百九十七話 僕のこれからのスケジュール
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コバルトブルーレイクの街に薬師が来る事になったので、僕は早速色々な人にこれからの事を相談しました。
「ようやくって所ね。レオ君にずっと負担をかける訳にはいかないから、こちらとしてもとてもありがたいわ」
先ずは冒険者ギルドに行って、ギルドマスターに話をしました。
実はギルドマスターは既にシェファードさんからこの街に薬師が来るって事を聞いていて、守備隊長さんも話を把握しているそうです。
「ユリアさんとイリアさん達も早めに街を離れると言っているけど、レオ君も同じくらいのタイミングで新たな街に行く可能性が高いわね。次は、辺境伯領辺りかしら?」
「流石です、その通りです」
「この街の冒険者が次に移動する所って、アマード子爵領か王都かサンダーランド辺境伯領の三択ですから」
流石はギルドマスターです。
僕が話すよりも先に、色々と予想していました。
「この街はレオ君によって助けられたから、レオ君が気持ち良く出発出来る様にしないとね。私も、これからますます頑張るわ」
僕はニコリとしているギルドマスターに見送られて、魔導具修理工房に向かいました。
「そっか、遂に薬屋さんが来るのね。実は、ポーションを入れる瓶についても正式に手配先が決まったのよ」
「それはタイミング良かったですね」
「そうね。それに、この冬に必要な魔石も確保できているし、今日以降の作業で在庫も確保できるわ」
ジュンさんも薬師が来ると聞いて、ちょっとホッとした表情をしていたよ。
それに、いつまでも空き瓶の再利用を続ける訳には行かないもんね。
来年にはナナさんがこの街に戻ってくる予定だし、魔石への魔力の補充は引き継げそうです。
でも、できるだけ頑張ろうという事で、僕もシロちゃんも頑張って魔石に魔力を補充していきました。
直ぐに街に移動する訳じゃないけど、出来ることはやっていかないとね。
「レオも、次に向けて動き始めたか」
「レオ君が作ったピンブローチのお陰で、私達のアクセサリーの売上も上がったわ」
「レオ君に負けない様に、私達も頑張るわ」
アクセサリー職人の人にも、今後の事を話しました。
コバルトブルーレイクの街で流行している告白時にアクセサリーを贈る件で、商会の売上も上がっているんだって。
僕が流行らせた訳じゃないし、僕の作るピンブローチよりも職人さんの作るアクセサリーの方がとっても綺麗だよね。
因みに他の職人さんも、お客さんからこういう物が欲しいとリクエストを受ける様になりました。
そして僕とシロちゃんは、夕方まで魔石に魔力を充填する作業を続けました。
「レオ君には本当に世話になった。さみしいが、我々がレオ君をこの地に縛る事は出来ない。暫くいるそうだし、こうして事前に相談してくれるのはとても有難いよ」
宿への帰り道に、僕とシロちゃんは守備隊長さんに会いに行きました。
既に守備隊長さんは薬師が街に来るのを知っているので、僕の今後の事を中心に話をしました。
「サンダーランド辺境伯領の駐留軍には、私の知り合いがいる。手紙を準備しておくから、出発する迄に受け取ってくれ」
「わざわざ、ありがとうございます」
「まあ、私が手紙を書かなくてもレオ君の武勇を聞けば直ぐに話を聞くだろう。それだけ、レオ君の事は王国中に広まっているよ」
うう、手紙は有り難いのだけど、僕の名前が広がるのはもう諦めた方が良いかな。
盗賊団を捕まえて更に勲章を貰ったのが、既に広まっているらしいです。
シェファードさんには、薬師を迎えに行く時に改めて相談しよう。
僕とシロちゃんは、守備隊長さんと別れて宿に帰りました。
「街の人も、薬師が来るのを薄々感じていたわよ」
「薬屋の店舗に清掃業者が入ったのを、多くの人が見てるわ」
夕食時にユリアさんとイリアさんから街の事を教えて貰ったけど、薬屋さんは暫く使ってなかったから清掃が必要だもんね。
「僕は、明後日と明明後日は薬草採取を大量にしようと思います。ポーションも少し在庫があるみたいです」
「レオ君は、暫く薬屋での仕事もあるもんね」
「私達も最後の追い込みに入ってきたからレオ君の事を手伝えないけど、気をつけて薬草採取をしてね」
ユリアさん達も、別荘の仕事の追い込みらしいです。
それに、出発の準備をしないといけないもんね。
僕も、そろそろ出発に向けて準備を進めないとね。
「ようやくって所ね。レオ君にずっと負担をかける訳にはいかないから、こちらとしてもとてもありがたいわ」
先ずは冒険者ギルドに行って、ギルドマスターに話をしました。
実はギルドマスターは既にシェファードさんからこの街に薬師が来るって事を聞いていて、守備隊長さんも話を把握しているそうです。
「ユリアさんとイリアさん達も早めに街を離れると言っているけど、レオ君も同じくらいのタイミングで新たな街に行く可能性が高いわね。次は、辺境伯領辺りかしら?」
「流石です、その通りです」
「この街の冒険者が次に移動する所って、アマード子爵領か王都かサンダーランド辺境伯領の三択ですから」
流石はギルドマスターです。
僕が話すよりも先に、色々と予想していました。
「この街はレオ君によって助けられたから、レオ君が気持ち良く出発出来る様にしないとね。私も、これからますます頑張るわ」
僕はニコリとしているギルドマスターに見送られて、魔導具修理工房に向かいました。
「そっか、遂に薬屋さんが来るのね。実は、ポーションを入れる瓶についても正式に手配先が決まったのよ」
「それはタイミング良かったですね」
「そうね。それに、この冬に必要な魔石も確保できているし、今日以降の作業で在庫も確保できるわ」
ジュンさんも薬師が来ると聞いて、ちょっとホッとした表情をしていたよ。
それに、いつまでも空き瓶の再利用を続ける訳には行かないもんね。
来年にはナナさんがこの街に戻ってくる予定だし、魔石への魔力の補充は引き継げそうです。
でも、できるだけ頑張ろうという事で、僕もシロちゃんも頑張って魔石に魔力を補充していきました。
直ぐに街に移動する訳じゃないけど、出来ることはやっていかないとね。
「レオも、次に向けて動き始めたか」
「レオ君が作ったピンブローチのお陰で、私達のアクセサリーの売上も上がったわ」
「レオ君に負けない様に、私達も頑張るわ」
アクセサリー職人の人にも、今後の事を話しました。
コバルトブルーレイクの街で流行している告白時にアクセサリーを贈る件で、商会の売上も上がっているんだって。
僕が流行らせた訳じゃないし、僕の作るピンブローチよりも職人さんの作るアクセサリーの方がとっても綺麗だよね。
因みに他の職人さんも、お客さんからこういう物が欲しいとリクエストを受ける様になりました。
そして僕とシロちゃんは、夕方まで魔石に魔力を充填する作業を続けました。
「レオ君には本当に世話になった。さみしいが、我々がレオ君をこの地に縛る事は出来ない。暫くいるそうだし、こうして事前に相談してくれるのはとても有難いよ」
宿への帰り道に、僕とシロちゃんは守備隊長さんに会いに行きました。
既に守備隊長さんは薬師が街に来るのを知っているので、僕の今後の事を中心に話をしました。
「サンダーランド辺境伯領の駐留軍には、私の知り合いがいる。手紙を準備しておくから、出発する迄に受け取ってくれ」
「わざわざ、ありがとうございます」
「まあ、私が手紙を書かなくてもレオ君の武勇を聞けば直ぐに話を聞くだろう。それだけ、レオ君の事は王国中に広まっているよ」
うう、手紙は有り難いのだけど、僕の名前が広がるのはもう諦めた方が良いかな。
盗賊団を捕まえて更に勲章を貰ったのが、既に広まっているらしいです。
シェファードさんには、薬師を迎えに行く時に改めて相談しよう。
僕とシロちゃんは、守備隊長さんと別れて宿に帰りました。
「街の人も、薬師が来るのを薄々感じていたわよ」
「薬屋の店舗に清掃業者が入ったのを、多くの人が見てるわ」
夕食時にユリアさんとイリアさんから街の事を教えて貰ったけど、薬屋さんは暫く使ってなかったから清掃が必要だもんね。
「僕は、明後日と明明後日は薬草採取を大量にしようと思います。ポーションも少し在庫があるみたいです」
「レオ君は、暫く薬屋での仕事もあるもんね」
「私達も最後の追い込みに入ってきたからレオ君の事を手伝えないけど、気をつけて薬草採取をしてね」
ユリアさん達も、別荘の仕事の追い込みらしいです。
それに、出発の準備をしないといけないもんね。
僕も、そろそろ出発に向けて準備を進めないとね。
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