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第三章 コバルトブルーレイク直轄領
第百六十七話 今日は皆ニコニコです
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そして勲章の授与式当日の朝になったけど、実は僕にとってもう一つ大事な事があります。
「じゃあ、いよいよ魔力を放って見ましょう」
「はい!」
「「がんばれー」」
今日からナナさんは、魔法を放つ訓練を始めます。
魔力制御も順調に来ているし、もう次のステップに行っても大丈夫だろうと思います。
ナナさんも気合十分で、ユマさんとハナさんも少し離れた所からナナさんを応援していました。
「魔法はイメージがとても大切です。どんな魔法を放つかをイメージできれば、ナナさんならキチンと魔法を操れますよ」
「はい、では早速やってみます!」
ナナさんは、木に立てかけた壊れている盾に向けて魔法を放ちました。
因みにこの壊れている盾は、魔法の的にとフルールさんがくれました。
ボン!
「「おー、すごーい!」」
ナナさんが放ったのはダークボールで、綺麗に壊れている盾に当たりました。
魔力の練りがまだまだだけど、それはこれから魔法を使っていけば覚えていくね。
僕の頭の上に乗っているシロちゃんも、触手を叩いて拍手しています。
ユマさんもハナさんも、ナナさんが綺麗に魔法を放ってたので喜んでいました。
「ナナさん、暴発しないで上手く魔法を放てましたね。一回で出来て凄いです」
「教えてくれる先生が良いですから。それに、冒険者ギルドでレオ君が沢山の闇魔法を使ってくれたので、とてもイメージしやすかったですわ」
前にナナさんを馬鹿にした新人冒険者を倒した事があったけど、その時に僕がいっぱい使った闇魔法をナナさんはちゃんと覚えていたんだね。
この分なら、ナナさんはどんどんと魔法を覚えていきそうだね。
「じゃあ、今日は剣の訓練までダークボールを盾に当てて、魔力を放出する感覚に慣れましょう。一つ課題で、盾を完全に壊さない様に弱い魔力で当ててみましょうね」
「中々難しい課題ですけど、頑張りますわ」
ナナさんにただ魔法を放つだけだと簡単過ぎだから、ちょっと課題を出してみました。
先ずは、依頼をするのに役に立つ魔法を教えてあげないと。
「じゃあ、ユマとハナもナナに負けない様に頑張らないとね」
「後衛のナナを守る為に、前衛のユマとハナの力が大切だよ」
「「はい!」」
僕達の様子を見ていたユリアさんとイリアさんが、ユマさんとハナさんに声をかけます。
ユマさんとハナさんもナナさんに刺激を受けて、とってもやる気になっています。
そんなやる気のユマさんとハナさんを、ユリアさんとイリアさんもニコニコしながら見ていました。
こうして、今朝の訓練はとても良い感じで終わりました。
「じゃあ、レオ君も気をつけて行ってきてね」
「レオ君なら大丈夫だろうけど、しっかり頑張ってね」
僕は別荘の依頼を受けに行くユリアさんとイリアさんをシロちゃんと一緒に見送って、別荘に向かいました。
ふふふ、今日はナナさんの魔法訓練が上手くいってとっても気分が良いなあ。
「おや? 今日のレオ君はとってもニコニコだね」
「はい、とっても良い事があったんです」
「そうか、それは良かったね」
別荘の門兵さんも、僕にニコリとしながら話しかけてきました。
僕は侍従の人と一緒に着替えをしてから、いつもの応接室に案内されました。
「ニコニコしているけど、レオ君は良い事があったんだね」
「はい、僕が魔法を教えているお姉さんが今朝初めてなのに上手に魔法を放ったので、僕もとても嬉しくなっちゃいました」
「そうか、それは良い事だね。レオ君の教え方が良いから、その女性もきっと上手くいったんだよ」
応接室であったチャーリーさんも、僕にニコリとして話してきました。
今日の僕は、ずっとニコニコしていそうだね。
チャーリーさんは、まさに大貴族って感じの豪華な服を着ています。
「クリスちゃんも、今日はニコニコだね」
「うん! おかーさまといっしょにねたの!」
クリスちゃんも、ターニャさんの側でニコニコしていました。
一生懸命に話すクリスさんを見て、ターニャさんもニコニコしています。
クリスちゃんもターニャさんも、とっても綺麗なドレスを着ていて、髪も綺麗に纏めています。
クリスちゃんは、宝石をあしらった髪留めで髪を纏めていました。
今日は皆ニコニコ顔ですね。
「じゃあ、そろそろ代官邸に向かうとするか。少し早いが、早い分なら問題ないだろう」
「はーい」
全員準備が出来たので、代官邸に向かう事になりました。
全員玄関に出て、大きな馬車に乗りました。
凄いなあ、今まで乗った馬車の中で一番大きいね。
「じゃあ、いよいよ魔力を放って見ましょう」
「はい!」
「「がんばれー」」
今日からナナさんは、魔法を放つ訓練を始めます。
魔力制御も順調に来ているし、もう次のステップに行っても大丈夫だろうと思います。
ナナさんも気合十分で、ユマさんとハナさんも少し離れた所からナナさんを応援していました。
「魔法はイメージがとても大切です。どんな魔法を放つかをイメージできれば、ナナさんならキチンと魔法を操れますよ」
「はい、では早速やってみます!」
ナナさんは、木に立てかけた壊れている盾に向けて魔法を放ちました。
因みにこの壊れている盾は、魔法の的にとフルールさんがくれました。
ボン!
「「おー、すごーい!」」
ナナさんが放ったのはダークボールで、綺麗に壊れている盾に当たりました。
魔力の練りがまだまだだけど、それはこれから魔法を使っていけば覚えていくね。
僕の頭の上に乗っているシロちゃんも、触手を叩いて拍手しています。
ユマさんもハナさんも、ナナさんが綺麗に魔法を放ってたので喜んでいました。
「ナナさん、暴発しないで上手く魔法を放てましたね。一回で出来て凄いです」
「教えてくれる先生が良いですから。それに、冒険者ギルドでレオ君が沢山の闇魔法を使ってくれたので、とてもイメージしやすかったですわ」
前にナナさんを馬鹿にした新人冒険者を倒した事があったけど、その時に僕がいっぱい使った闇魔法をナナさんはちゃんと覚えていたんだね。
この分なら、ナナさんはどんどんと魔法を覚えていきそうだね。
「じゃあ、今日は剣の訓練までダークボールを盾に当てて、魔力を放出する感覚に慣れましょう。一つ課題で、盾を完全に壊さない様に弱い魔力で当ててみましょうね」
「中々難しい課題ですけど、頑張りますわ」
ナナさんにただ魔法を放つだけだと簡単過ぎだから、ちょっと課題を出してみました。
先ずは、依頼をするのに役に立つ魔法を教えてあげないと。
「じゃあ、ユマとハナもナナに負けない様に頑張らないとね」
「後衛のナナを守る為に、前衛のユマとハナの力が大切だよ」
「「はい!」」
僕達の様子を見ていたユリアさんとイリアさんが、ユマさんとハナさんに声をかけます。
ユマさんとハナさんもナナさんに刺激を受けて、とってもやる気になっています。
そんなやる気のユマさんとハナさんを、ユリアさんとイリアさんもニコニコしながら見ていました。
こうして、今朝の訓練はとても良い感じで終わりました。
「じゃあ、レオ君も気をつけて行ってきてね」
「レオ君なら大丈夫だろうけど、しっかり頑張ってね」
僕は別荘の依頼を受けに行くユリアさんとイリアさんをシロちゃんと一緒に見送って、別荘に向かいました。
ふふふ、今日はナナさんの魔法訓練が上手くいってとっても気分が良いなあ。
「おや? 今日のレオ君はとってもニコニコだね」
「はい、とっても良い事があったんです」
「そうか、それは良かったね」
別荘の門兵さんも、僕にニコリとしながら話しかけてきました。
僕は侍従の人と一緒に着替えをしてから、いつもの応接室に案内されました。
「ニコニコしているけど、レオ君は良い事があったんだね」
「はい、僕が魔法を教えているお姉さんが今朝初めてなのに上手に魔法を放ったので、僕もとても嬉しくなっちゃいました」
「そうか、それは良い事だね。レオ君の教え方が良いから、その女性もきっと上手くいったんだよ」
応接室であったチャーリーさんも、僕にニコリとして話してきました。
今日の僕は、ずっとニコニコしていそうだね。
チャーリーさんは、まさに大貴族って感じの豪華な服を着ています。
「クリスちゃんも、今日はニコニコだね」
「うん! おかーさまといっしょにねたの!」
クリスちゃんも、ターニャさんの側でニコニコしていました。
一生懸命に話すクリスさんを見て、ターニャさんもニコニコしています。
クリスちゃんもターニャさんも、とっても綺麗なドレスを着ていて、髪も綺麗に纏めています。
クリスちゃんは、宝石をあしらった髪留めで髪を纏めていました。
今日は皆ニコニコ顔ですね。
「じゃあ、そろそろ代官邸に向かうとするか。少し早いが、早い分なら問題ないだろう」
「はーい」
全員準備が出来たので、代官邸に向かう事になりました。
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