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第三章 コバルトブルーレイク直轄領
第百五十話 コバルトブルーレイクの街の宿に到着です
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てくてくてく。
僕は早朝のコバルトブルーレイクの街を、ユリアさんとイリアさんと手を繋いで歩いています。
「今日はね、私達が間借りしている家に行ってから冒険者ギルドに行くわ」
「実はね、私達の田舎から三人の女の子が冒険者登録をする為にコバルトブルーレイクの街に来たのよ。田舎から一番近い大きな街が、このコバルトブルーレイクの街だからね」
おお、新しい人と会えるんだね。
間借りしている家って言っていたから、更に別の人も居そうだよ。
そんな事を思いながら、僕達は市場に近いとあるお家に到着です。
「はい、このお家よ。本当は昨日の内に三人は到着していたんだけど、レオ君は事件の対応で別荘に残ったからね」
「管理人さんが居て、皆の世話をしてくれているのよ。ただし、泊まれるのは女性冒険者のみ。レオ君はまだ小さい子どもだから、泊まっても大丈夫よ」
何だか、アマード子爵領の教会運営の宿みたいだね。
そして、思ったよりも大きいけど、二階建てのお家みたいです。
カチャ。
「ただいま戻りました」
「レオ君を連れてきたわ」
「あら、お帰りなさい。早かったわね」
おや?
お家の中にいたのは箒を手にしてお掃除をしていたお姉さんだけど、この街のギルドマスターにそっくりだよ。
とってもお胸が大きいけど、金髪の髪はギルドマスターよりも全然短いから見分けは付きますね。
「えっと、僕はレオです。スライムがシロちゃんです」
「うふふ、ルナマリアちゃんから話は聞いているわ。私はフルール、ルナマリアちゃんの妹よ。この家の管理人で、ルナマリアちゃんもこの家に住んでいるのよ」
管理人さんは、ギルドマスターの妹さんなんだ。
だから、ギルドマスターもこのお家に住んでいるんだね。
というか、このお家はとても部屋数が多い気がするよ。
「このお家はね、元々宿だったのを買い取ったの。冒険者ギルドの女性寮と、空いている部屋は女性冒険者の為の宿を兼ねているわ」
「だから、このお家は部屋数が多いんですね」
「レオ君は、とっても賢いわね。ご褒美に、レオ君は私の部屋にご招待よ」
「むぐー、むぐむぐ!」
ムギュー。
突然管理人さんが、僕の事を抱きしめました。
とっても柔らかい物に顔が包まれて良い匂いがするけど、い、息ができないよ……
しかも、管理人さんの僕を抱きしめる力が強くて、もがいても全く動けません。
あっ、ヤバイ……
「ふ、フルールさん。羨ましい、じゃなくてレオ君が大変です!」
「動かなくなってますよ!」
「あらら、可愛いからつい夢中になっちゃったわ」
「ぜー、ぜー、ぜー」
まさか、大きいお胸に埋もれて窒息するとは思わなかった。
目の前がチカチカして、本当に危なかったよ。
「ごめんなさいね。これが、レオ君の部屋の鍵よ」
うん、管理人さんは全く悪びれた様子が無いから、またやりそうな予感がします。
僕は、管理人さんから受け取った鍵を手に、部屋の鍵を開けました。
カチャ。
「「えっ?」」
「「あれ? ナナちゃん?」」
あの、部屋の中でお姉さんが着替えていたんですけど。
僕もお姉さんもそうだけど、一緒に着いてきたユリアさんとイリアさんも思わず固まっちゃいました。
あと、お姉さんとユリアさんとイリアさんは、顔見知りみたいですよ。
「そうそう。言い忘れたけど、レオ君はまだ小さいからナナちゃんと相部屋ね」
「「「フルールさん……」」」
そして、固まってしまった僕達の後ろから、ニコニコとした管理人さんが肝心な事を言いました。
絶対に、わざとやっていますね。
「えっと、ナナさん、着替え中に入ってしまってごめんなさい」
「いえ、良いわよ。どうせ、フルールさんが面白がってやった事だし」
うん、ナナさんはちょっと顔を赤くしながら着替えを終えました。
ナナさんは、背が高くて紫色の長い髪をしています。
お胸は、うーん小さい方なのかな?
良く分からないや。
動きやすそうな長袖と短パンで、胸当てを着けていました。
腰から下げているのは、もしかしてダガーかな?
「わあ、人がいっぱいだね。おや? この子が、レオ君かな? ちっちゃくて可愛いな」
「ゆっちゃん、いきなり頭を撫でるのは良くないよ」
「あはは、ごめんごめん」
そして、部屋の中に元気いっぱいの女性と、ちょっと大人しそうな女性が入ってきたよ。
もしかして、ナナさんとこの二人がユリアさんとイリアさんの田舎から来た新人冒険者なのかもね。
いきなりシロちゃんも一緒に頭を撫でられて、ちょっとビックリしたけど。
「私はユマ。で、この子がハナよ。実は、ユリアさんとイリアさんの隣の家に住んでいたんだ」
「えっと、ハナです。レオ君、宜しくね」
「レオです。僕の頭の上にいるのがシロちゃんです。宜しくお願いします」
ユマさんは赤い短髪で、元気が溢れています。
ハナさんは水色のロングヘアーで、優しそうな感じです。
全員が、ナナさんと同じ服装をしているよ。
因みに、ハナさんが一番お胸が大きくて、次がユマさんです。
「ナナ、悪いけどレオ君の事を宜しくね。と言っても、レオ君は殆ど自分でやっちゃうけどね」
「はい、任せて下さい」
「ナナは、田舎の名主の娘だから、とっても頭が良いわよ」
「そ、そんな……読み書き計算が出来るだけですよ」
イリアさんから褒められて、ナナさんはちょっと顔を赤くしています。
そういえば、ナナさんは何となくお嬢様っぽい振る舞いと言動ですね。
僕は早朝のコバルトブルーレイクの街を、ユリアさんとイリアさんと手を繋いで歩いています。
「今日はね、私達が間借りしている家に行ってから冒険者ギルドに行くわ」
「実はね、私達の田舎から三人の女の子が冒険者登録をする為にコバルトブルーレイクの街に来たのよ。田舎から一番近い大きな街が、このコバルトブルーレイクの街だからね」
おお、新しい人と会えるんだね。
間借りしている家って言っていたから、更に別の人も居そうだよ。
そんな事を思いながら、僕達は市場に近いとあるお家に到着です。
「はい、このお家よ。本当は昨日の内に三人は到着していたんだけど、レオ君は事件の対応で別荘に残ったからね」
「管理人さんが居て、皆の世話をしてくれているのよ。ただし、泊まれるのは女性冒険者のみ。レオ君はまだ小さい子どもだから、泊まっても大丈夫よ」
何だか、アマード子爵領の教会運営の宿みたいだね。
そして、思ったよりも大きいけど、二階建てのお家みたいです。
カチャ。
「ただいま戻りました」
「レオ君を連れてきたわ」
「あら、お帰りなさい。早かったわね」
おや?
お家の中にいたのは箒を手にしてお掃除をしていたお姉さんだけど、この街のギルドマスターにそっくりだよ。
とってもお胸が大きいけど、金髪の髪はギルドマスターよりも全然短いから見分けは付きますね。
「えっと、僕はレオです。スライムがシロちゃんです」
「うふふ、ルナマリアちゃんから話は聞いているわ。私はフルール、ルナマリアちゃんの妹よ。この家の管理人で、ルナマリアちゃんもこの家に住んでいるのよ」
管理人さんは、ギルドマスターの妹さんなんだ。
だから、ギルドマスターもこのお家に住んでいるんだね。
というか、このお家はとても部屋数が多い気がするよ。
「このお家はね、元々宿だったのを買い取ったの。冒険者ギルドの女性寮と、空いている部屋は女性冒険者の為の宿を兼ねているわ」
「だから、このお家は部屋数が多いんですね」
「レオ君は、とっても賢いわね。ご褒美に、レオ君は私の部屋にご招待よ」
「むぐー、むぐむぐ!」
ムギュー。
突然管理人さんが、僕の事を抱きしめました。
とっても柔らかい物に顔が包まれて良い匂いがするけど、い、息ができないよ……
しかも、管理人さんの僕を抱きしめる力が強くて、もがいても全く動けません。
あっ、ヤバイ……
「ふ、フルールさん。羨ましい、じゃなくてレオ君が大変です!」
「動かなくなってますよ!」
「あらら、可愛いからつい夢中になっちゃったわ」
「ぜー、ぜー、ぜー」
まさか、大きいお胸に埋もれて窒息するとは思わなかった。
目の前がチカチカして、本当に危なかったよ。
「ごめんなさいね。これが、レオ君の部屋の鍵よ」
うん、管理人さんは全く悪びれた様子が無いから、またやりそうな予感がします。
僕は、管理人さんから受け取った鍵を手に、部屋の鍵を開けました。
カチャ。
「「えっ?」」
「「あれ? ナナちゃん?」」
あの、部屋の中でお姉さんが着替えていたんですけど。
僕もお姉さんもそうだけど、一緒に着いてきたユリアさんとイリアさんも思わず固まっちゃいました。
あと、お姉さんとユリアさんとイリアさんは、顔見知りみたいですよ。
「そうそう。言い忘れたけど、レオ君はまだ小さいからナナちゃんと相部屋ね」
「「「フルールさん……」」」
そして、固まってしまった僕達の後ろから、ニコニコとした管理人さんが肝心な事を言いました。
絶対に、わざとやっていますね。
「えっと、ナナさん、着替え中に入ってしまってごめんなさい」
「いえ、良いわよ。どうせ、フルールさんが面白がってやった事だし」
うん、ナナさんはちょっと顔を赤くしながら着替えを終えました。
ナナさんは、背が高くて紫色の長い髪をしています。
お胸は、うーん小さい方なのかな?
良く分からないや。
動きやすそうな長袖と短パンで、胸当てを着けていました。
腰から下げているのは、もしかしてダガーかな?
「わあ、人がいっぱいだね。おや? この子が、レオ君かな? ちっちゃくて可愛いな」
「ゆっちゃん、いきなり頭を撫でるのは良くないよ」
「あはは、ごめんごめん」
そして、部屋の中に元気いっぱいの女性と、ちょっと大人しそうな女性が入ってきたよ。
もしかして、ナナさんとこの二人がユリアさんとイリアさんの田舎から来た新人冒険者なのかもね。
いきなりシロちゃんも一緒に頭を撫でられて、ちょっとビックリしたけど。
「私はユマ。で、この子がハナよ。実は、ユリアさんとイリアさんの隣の家に住んでいたんだ」
「えっと、ハナです。レオ君、宜しくね」
「レオです。僕の頭の上にいるのがシロちゃんです。宜しくお願いします」
ユマさんは赤い短髪で、元気が溢れています。
ハナさんは水色のロングヘアーで、優しそうな感じです。
全員が、ナナさんと同じ服装をしているよ。
因みに、ハナさんが一番お胸が大きくて、次がユマさんです。
「ナナ、悪いけどレオ君の事を宜しくね。と言っても、レオ君は殆ど自分でやっちゃうけどね」
「はい、任せて下さい」
「ナナは、田舎の名主の娘だから、とっても頭が良いわよ」
「そ、そんな……読み書き計算が出来るだけですよ」
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