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第一章 新人冒険者
第十五話 不良新人冒険者にガツンとかまします
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ちゅんちゅん、ちゅんちゅん。
「うーん、もう朝か……」
異世界生活二日目の朝は、思ったよりも早く起きちゃいました。
とはいっても二度寝するのが怖いので、このまま起きることに。
私は、ベッドの中でうーんと背伸びをします。
グミちゃんは、まだすやすやと眠っていますね。
「そうだ、何か時間が分かるものが魔法袋の中に入っていないかな? ごそごそっと、あっ良いのがあった」
前の世界ではスマートフォンやスマートウォッチという良いものがあったけど、流石にこの世界にはない。
というか、至る所に時計が飾ってあった気がするぞ。
そして、魔法袋の中から見つけたのは、懐中時計です。
「あっ、女神様から貰った冊子に懐中時計の事が書いてあった。なになに、使用者の魔力を通じて動くので半永久的に可動する。しかも自動で時刻もあわせるって、凄い懐中時計だなあ」
冊子を見ると他にも魔法袋の中には魔導具が入っているらしいけど、この懐中時計を見つけただけでも私としてはありがたいです。
紐を通す所もあるので、適当な紐を通して首から下げておこう。
むにょむにょ。
おっ、グミちゃんも起きたみたいだね。
寝ぼけている素振りをしていて、とっても可愛い。
さて、朝食を食べて魔法の訓練をしてから、冒険者ギルドに向かおうっと。
「宜しくお願いします」
「はい、確認しました。特別講座は、訓練場で行われます。また、教会での治療が終わりましたら、窓口に来て完了の手続きをして下さい」
冒険ギルドの受付で手続きを済ませ、私とグミちゃんは昨日の実技で行った訓練場に向かいます。
うーん、まだ誰も来ていない。
じゃあ、今のうちに準備運動を済ませておこうっと。
「いっ、に、さん、しっ」
私が柔軟をしていると、グミちゃんも真似して柔軟をしています。
スライムは柔軟を必要とはしていないだろうけど、とっても可愛い動きだ。
「おっ、さっそく準備をしているな。感心感心」
「あっ、ブライアンさん。おはようございます、宜しくお願いします」
「おう、宜しくな。まあ、肩肘張らず気楽にしてくれ」
簡単なアップも終わったところで、ブライアンさんが訓練場に姿を現しました。
流石は凄腕の冒険者、直ぐに動ける状態みたいですね。
「ブライアンさん、今日は何をするんですか?」
「初心者向け講習でやらかした奴ら向けに、もう一度色々と説明をする。これで駄目なら、冒険者ライセンス剥奪だ。再取得にも制限が付くぞ」
つまりは補習になった初心者冒険者に、色々と教えるって事ですね。
というか、そんな不真面目な人に冒険者はして欲しくないし、どんな仕事についても失敗ばかりだろう。
そんな追試になった連中が、如何にもだるそうな雰囲気で訓練場に姿を現した。
全部で十人なのだが、昨日駄目だったモヒカン頭の四人組以外は私を見てニヤニヤと嫌な表情をしていた。
私は思わずぶん殴ってやろうかと思ったけど、連中のとあることに気がついて殴るのをためらった。
取り敢えず全員を整列させて、話をする事に。
「よし、全員揃っているな。講師のブライアンだ。これから特別講習を始める。お前らは、新人冒険者向け講習で態度が悪かったり話を聞かなかった素行不良者だ。この最終チャンスで駄目だったら、そいつは冒険者ライセンス抹消となる」
ブライアンさんが語気を強めて話をするけど、あのモヒカン頭四人組以外は適当に話を聞いていた。
そして、私が自己紹介しようとした時に事件が起きた。
「私は……」
「おいおい、センセーよ。この貧乳ねーちゃんも講師かい? そりゃねーぜ、もっとボインなねーちゃんを呼んでこいよ」 「そうそう。まな板ねーちゃんと巨乳ねーちゃんとじゃ、俺らのやる気すが違うぜ」
「ははは、顔は良いが流石に貧乳じゃーな」
ぷちん。
私の中で、何かがキレる音がした。
コイツら、揃いも揃って私に言いたい放題じゃないか。
流石にブライアンさんとグミちゃんも無礼な冒険者を止めようとしたけど、私は無意識のうちに冒険者目掛けて右手を伸ばしていた。
シュイン、シュイン、シュイン。
「な、何だこれは!」
「魔法陣? って事は、貧乳ねーちゃんは魔法使い?」
「やべっ、もしかしてロックオンされた?」
「おい、マイ、魔法って全員殺す気か!」
私は、モヒカン頭四人組以外の六人をターゲットにして魔法陣を展開した。
ターゲットにされた冒険者は慌てふためいて尻もちをついているのもいるし、ブライアンさんも私を止めようとした。
そんな中、私の肩に乗っているグミちゃんだけは、私の真意に気がついたみたいだ。
ぴかー、シュワシュワ。
私に喧嘩を売った冒険者の体が、突然泡に包まれて綺麗になっていった。
冒険者は突然の事で訳が分からないでいるし、ブライアンさんも何が何だか分からないでいた。
「はっ、な、何だこれは?」
「体が、綺麗になっている?」
「ふふふ、体の汚れを洗浄する、とてもありがたい魔法ですよ。あなた達、いっちょ前に気取る前に中身に気をつけなさい! 汚い、臭い、臭すぎる! そんなんじゃ、女性は絶対に近づかないし、鼻がおかしい連中しか傍によらないです!」
「「「なっ!」」」
さっき私が殴るのを止めた一番の理由は、モヒカン頭四人組以外の冒険者が不潔で臭すぎたからです。
ヒゲぼうぼうだし、髪も切ってないし、恐らく服も着替えていない。
もちろん沐浴もしていないだろう。
私は、そんな連中には絶対に触りたくないです。
目の前の冒険者が驚いているところで、私の自己紹介を再開します。
「改めて、私はマイです。聖魔法使い兼格闘家です。本日はブライアン講師の補助をしつつ、皆さんが怪我をした時には治療も行います。皆さん、宜しくお願いします」
「「「お、お願いします……」」」
自己紹介を終えた私は、目の前にいる冒険者に丁寧にお辞儀をしながらニコリと最高の笑顔を見せました。
先にガツンと一発かましてあげたので、冒険者達は随分と大人しくなりました。
何だかブライアンさんも私の方を見て固まっていますが、気にしない事にしましょう。
「うーん、もう朝か……」
異世界生活二日目の朝は、思ったよりも早く起きちゃいました。
とはいっても二度寝するのが怖いので、このまま起きることに。
私は、ベッドの中でうーんと背伸びをします。
グミちゃんは、まだすやすやと眠っていますね。
「そうだ、何か時間が分かるものが魔法袋の中に入っていないかな? ごそごそっと、あっ良いのがあった」
前の世界ではスマートフォンやスマートウォッチという良いものがあったけど、流石にこの世界にはない。
というか、至る所に時計が飾ってあった気がするぞ。
そして、魔法袋の中から見つけたのは、懐中時計です。
「あっ、女神様から貰った冊子に懐中時計の事が書いてあった。なになに、使用者の魔力を通じて動くので半永久的に可動する。しかも自動で時刻もあわせるって、凄い懐中時計だなあ」
冊子を見ると他にも魔法袋の中には魔導具が入っているらしいけど、この懐中時計を見つけただけでも私としてはありがたいです。
紐を通す所もあるので、適当な紐を通して首から下げておこう。
むにょむにょ。
おっ、グミちゃんも起きたみたいだね。
寝ぼけている素振りをしていて、とっても可愛い。
さて、朝食を食べて魔法の訓練をしてから、冒険者ギルドに向かおうっと。
「宜しくお願いします」
「はい、確認しました。特別講座は、訓練場で行われます。また、教会での治療が終わりましたら、窓口に来て完了の手続きをして下さい」
冒険ギルドの受付で手続きを済ませ、私とグミちゃんは昨日の実技で行った訓練場に向かいます。
うーん、まだ誰も来ていない。
じゃあ、今のうちに準備運動を済ませておこうっと。
「いっ、に、さん、しっ」
私が柔軟をしていると、グミちゃんも真似して柔軟をしています。
スライムは柔軟を必要とはしていないだろうけど、とっても可愛い動きだ。
「おっ、さっそく準備をしているな。感心感心」
「あっ、ブライアンさん。おはようございます、宜しくお願いします」
「おう、宜しくな。まあ、肩肘張らず気楽にしてくれ」
簡単なアップも終わったところで、ブライアンさんが訓練場に姿を現しました。
流石は凄腕の冒険者、直ぐに動ける状態みたいですね。
「ブライアンさん、今日は何をするんですか?」
「初心者向け講習でやらかした奴ら向けに、もう一度色々と説明をする。これで駄目なら、冒険者ライセンス剥奪だ。再取得にも制限が付くぞ」
つまりは補習になった初心者冒険者に、色々と教えるって事ですね。
というか、そんな不真面目な人に冒険者はして欲しくないし、どんな仕事についても失敗ばかりだろう。
そんな追試になった連中が、如何にもだるそうな雰囲気で訓練場に姿を現した。
全部で十人なのだが、昨日駄目だったモヒカン頭の四人組以外は私を見てニヤニヤと嫌な表情をしていた。
私は思わずぶん殴ってやろうかと思ったけど、連中のとあることに気がついて殴るのをためらった。
取り敢えず全員を整列させて、話をする事に。
「よし、全員揃っているな。講師のブライアンだ。これから特別講習を始める。お前らは、新人冒険者向け講習で態度が悪かったり話を聞かなかった素行不良者だ。この最終チャンスで駄目だったら、そいつは冒険者ライセンス抹消となる」
ブライアンさんが語気を強めて話をするけど、あのモヒカン頭四人組以外は適当に話を聞いていた。
そして、私が自己紹介しようとした時に事件が起きた。
「私は……」
「おいおい、センセーよ。この貧乳ねーちゃんも講師かい? そりゃねーぜ、もっとボインなねーちゃんを呼んでこいよ」 「そうそう。まな板ねーちゃんと巨乳ねーちゃんとじゃ、俺らのやる気すが違うぜ」
「ははは、顔は良いが流石に貧乳じゃーな」
ぷちん。
私の中で、何かがキレる音がした。
コイツら、揃いも揃って私に言いたい放題じゃないか。
流石にブライアンさんとグミちゃんも無礼な冒険者を止めようとしたけど、私は無意識のうちに冒険者目掛けて右手を伸ばしていた。
シュイン、シュイン、シュイン。
「な、何だこれは!」
「魔法陣? って事は、貧乳ねーちゃんは魔法使い?」
「やべっ、もしかしてロックオンされた?」
「おい、マイ、魔法って全員殺す気か!」
私は、モヒカン頭四人組以外の六人をターゲットにして魔法陣を展開した。
ターゲットにされた冒険者は慌てふためいて尻もちをついているのもいるし、ブライアンさんも私を止めようとした。
そんな中、私の肩に乗っているグミちゃんだけは、私の真意に気がついたみたいだ。
ぴかー、シュワシュワ。
私に喧嘩を売った冒険者の体が、突然泡に包まれて綺麗になっていった。
冒険者は突然の事で訳が分からないでいるし、ブライアンさんも何が何だか分からないでいた。
「はっ、な、何だこれは?」
「体が、綺麗になっている?」
「ふふふ、体の汚れを洗浄する、とてもありがたい魔法ですよ。あなた達、いっちょ前に気取る前に中身に気をつけなさい! 汚い、臭い、臭すぎる! そんなんじゃ、女性は絶対に近づかないし、鼻がおかしい連中しか傍によらないです!」
「「「なっ!」」」
さっき私が殴るのを止めた一番の理由は、モヒカン頭四人組以外の冒険者が不潔で臭すぎたからです。
ヒゲぼうぼうだし、髪も切ってないし、恐らく服も着替えていない。
もちろん沐浴もしていないだろう。
私は、そんな連中には絶対に触りたくないです。
目の前の冒険者が驚いているところで、私の自己紹介を再開します。
「改めて、私はマイです。聖魔法使い兼格闘家です。本日はブライアン講師の補助をしつつ、皆さんが怪我をした時には治療も行います。皆さん、宜しくお願いします」
「「「お、お願いします……」」」
自己紹介を終えた私は、目の前にいる冒険者に丁寧にお辞儀をしながらニコリと最高の笑顔を見せました。
先にガツンと一発かましてあげたので、冒険者達は随分と大人しくなりました。
何だかブライアンさんも私の方を見て固まっていますが、気にしない事にしましょう。
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