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第十八章 結婚式の話
第三百六十六話 罰としての招待状作成
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「それで、これがエステルへの罰か」
「はい、私達がチェックして問題無ければ王城に順次持っていきます」
「カリカリカリカリ……」
レポート提出の後、フローラ様からエステルにある課題を与えられた。
それは結婚式の招待状作成。
何百人という来賓になるので、招待状も数が多い。
それを一人で全員分を書く事が、今回の罰らしい。
「とはいえ、書く文章は決まっているのでひたすら書くだけです」
「エステル様は文字は綺麗ですから、その辺は問題ありません」
確かにエステルの書く文字は綺麗だ。
なので、書かれている招待状はとても良い出来だ。
「ちなみに、これっていつまで?」
「明後日のお昼までです。本当は明日までだったのですが、そこは温情で一日延ばされました」
「カリカリカリカリ……」
もはや無心で書いているのか、それともフローラ様の怒りが余程応えたのか、エステルは真面目に取り組んでいた。
「今日は絵本を読みましょうね」
「皆で図書室に行きましょうか」
「「「はーい」」」
「何を読もうかな?」
「僕はあの本がいい」
子ども達は、ソフィーとジュリエットと一緒に図書室で絵本タイム。
ソフィーとジュリエットには小さい兄弟がいるので、絵本を読ませるのがとても上手。
子ども達も一緒に絵本を読むのが楽しみなので、最近はソフィーとジュリエットと一緒にいることが増えている。
元気よく走りまわるのもいいけど、本を読ませるのもとても大切なのでとっても有難い。
途中からはマリリさんもチェックに入って、できあがった物はショコラが次々に王城に運んでいく。
今の所ダメ出しは出ていないので、どんどん運んできてと言われているという。
そして二日後のお昼前には無事に終了。
「終わった……もう書きたくない……」
食堂には、ここ数日レポートも含めてひたすら文章を書いていたエステルが燃え尽きていた。
スラタロウが目の前に大好物のお菓子を置いても、エステルに反応はない。
何だか口から魂が出ていそうな感じもするぞ。
「まあ、結婚式の事前準備でいずれはやらないといけませんでしたから」
「ソフィー様とジュリエット様の婚約も発表されたので、丁度良いかと」
リンとフローレンスもチェックとかをしていたので、流石に疲れてはいるようだ。
とはいえ、これは結婚式に向けての事前準備。
こういうのが多くなってくると、結婚式が近づいてきたと感じるな。
「はい、私達がチェックして問題無ければ王城に順次持っていきます」
「カリカリカリカリ……」
レポート提出の後、フローラ様からエステルにある課題を与えられた。
それは結婚式の招待状作成。
何百人という来賓になるので、招待状も数が多い。
それを一人で全員分を書く事が、今回の罰らしい。
「とはいえ、書く文章は決まっているのでひたすら書くだけです」
「エステル様は文字は綺麗ですから、その辺は問題ありません」
確かにエステルの書く文字は綺麗だ。
なので、書かれている招待状はとても良い出来だ。
「ちなみに、これっていつまで?」
「明後日のお昼までです。本当は明日までだったのですが、そこは温情で一日延ばされました」
「カリカリカリカリ……」
もはや無心で書いているのか、それともフローラ様の怒りが余程応えたのか、エステルは真面目に取り組んでいた。
「今日は絵本を読みましょうね」
「皆で図書室に行きましょうか」
「「「はーい」」」
「何を読もうかな?」
「僕はあの本がいい」
子ども達は、ソフィーとジュリエットと一緒に図書室で絵本タイム。
ソフィーとジュリエットには小さい兄弟がいるので、絵本を読ませるのがとても上手。
子ども達も一緒に絵本を読むのが楽しみなので、最近はソフィーとジュリエットと一緒にいることが増えている。
元気よく走りまわるのもいいけど、本を読ませるのもとても大切なのでとっても有難い。
途中からはマリリさんもチェックに入って、できあがった物はショコラが次々に王城に運んでいく。
今の所ダメ出しは出ていないので、どんどん運んできてと言われているという。
そして二日後のお昼前には無事に終了。
「終わった……もう書きたくない……」
食堂には、ここ数日レポートも含めてひたすら文章を書いていたエステルが燃え尽きていた。
スラタロウが目の前に大好物のお菓子を置いても、エステルに反応はない。
何だか口から魂が出ていそうな感じもするぞ。
「まあ、結婚式の事前準備でいずれはやらないといけませんでしたから」
「ソフィー様とジュリエット様の婚約も発表されたので、丁度良いかと」
リンとフローレンスもチェックとかをしていたので、流石に疲れてはいるようだ。
とはいえ、これは結婚式に向けての事前準備。
こういうのが多くなってくると、結婚式が近づいてきたと感じるな。
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