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第十二章 ルキアさんの結婚式
第二百五十八話 皆でお着替え
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うちのメンバーも、巡回が終わった人からどんどん着替えていく。
ミケ達はフラワーガールやフラワーボーイをやるので、専用の衣装に着替える。
「うーん、ララとリリが似合いすぎているね」
天使族と悪魔族のハーフであるララとリリは、天使の格好をしたドレスがかなり似合っていた。
ララの天使の羽は勿論のこと、リリのコウモリの羽も全く問題ない。
エステルも思わず唸る完成度だ。
その横では、着替え終わった子ども達が一緒になって遊んでいる。
ウィリアム王子やルーナちゃんも既に準備万端だ。
オーウェン皇子やベラ皇女とも、仲良く一緒に従魔と遊んでいる。
と、ここでシルの背中に乗って、カーター君がやってきた。
カーター君も、バッチリ着替えているぞ。
「シル、シルもフラワーボーイやるのか?」
「ハハハ、しかも先頭を務めるのだぞ。我にピッタリの役割だぞ」
「うー!」
どうも、シルとカーター君が皆の先頭に立ってフラワーボーイをやるらしい。
カーター君も両手を上げて、やる気満々だ。
他の子もいるし、ここは温かく見守ってやろう。
「エステル達も、着付けは完了か」
「終わったよ。というか参加者が多くて着付け部屋が大混雑だったから、こっちにきちゃった」
「そろそろルキアさんの着付けも終わるらしいので、皆で見に行こうというわけになりました」
「ルキアさんなら、きっと素晴らしいウエディングドレス姿だと思いますわ」
参加者が多くて、屋敷内もひっきりなしに人が出入りしている。
メイドさんも大忙しで動き回っていて、王城からもヘルプがきているという。
そんな中、ルキアさんの着替えが終わったと連絡があったので皆で見に行くことに。
子ども達も見たいと言って、皆ゾロゾロとついてきた。
「「「「おおー!」」」」
ドアを開けて、子ども達は感嘆の声を上げた。
エステル達もうっとりとしている。
扉を開けた先には、見事なウエディングドレスを着たルキアさんの姿があった。
タラちゃん達のスパイダーシルクをふんだんに使い、細かな刺繍が随所に見られ、見るからに逸品と分かる。
ルキアさんはスタイル抜群だから、豪華なドレスにも全く負けていない。
「いやあ、私達の最高傑作よ」
「このドレスの出来には満足ですわ」
エーフィ様とサーシャさんも納得の出来だった。
勿論王妃様達も、新郎のアルス王子もルキアさんに見惚れている。
というか、男女関係なく美しさにノックアウトされるだろう。
そして、ルキアさんの近くの机の上には、ヒマワリを中心に沢山の花で作られたぶきっちょなブーケがあった。
保護された子ども達が、自分達の育てた花で作ったブーケだ。
ルキアさんもとても感激し、子ども達から貰ったときには思わず泣いていた。
ブーケは用意されていたが、本番は子ども達が作ったブーケを使うという。
「皆様、そろそろお時間です」
侍従が時間を告げてきたので、俺達は一旦退出する。
ミケ達はルキアさんと一緒に入ってくるので、このまま待機。
「ミケ、皆も頑張ってね」
「「「おー!」」」
両手を上げて、気合十分の子ども達。
思わずルキアさんもくすくすしている。
俺達も会場に移動だ。
ミケ達はフラワーガールやフラワーボーイをやるので、専用の衣装に着替える。
「うーん、ララとリリが似合いすぎているね」
天使族と悪魔族のハーフであるララとリリは、天使の格好をしたドレスがかなり似合っていた。
ララの天使の羽は勿論のこと、リリのコウモリの羽も全く問題ない。
エステルも思わず唸る完成度だ。
その横では、着替え終わった子ども達が一緒になって遊んでいる。
ウィリアム王子やルーナちゃんも既に準備万端だ。
オーウェン皇子やベラ皇女とも、仲良く一緒に従魔と遊んでいる。
と、ここでシルの背中に乗って、カーター君がやってきた。
カーター君も、バッチリ着替えているぞ。
「シル、シルもフラワーボーイやるのか?」
「ハハハ、しかも先頭を務めるのだぞ。我にピッタリの役割だぞ」
「うー!」
どうも、シルとカーター君が皆の先頭に立ってフラワーボーイをやるらしい。
カーター君も両手を上げて、やる気満々だ。
他の子もいるし、ここは温かく見守ってやろう。
「エステル達も、着付けは完了か」
「終わったよ。というか参加者が多くて着付け部屋が大混雑だったから、こっちにきちゃった」
「そろそろルキアさんの着付けも終わるらしいので、皆で見に行こうというわけになりました」
「ルキアさんなら、きっと素晴らしいウエディングドレス姿だと思いますわ」
参加者が多くて、屋敷内もひっきりなしに人が出入りしている。
メイドさんも大忙しで動き回っていて、王城からもヘルプがきているという。
そんな中、ルキアさんの着替えが終わったと連絡があったので皆で見に行くことに。
子ども達も見たいと言って、皆ゾロゾロとついてきた。
「「「「おおー!」」」」
ドアを開けて、子ども達は感嘆の声を上げた。
エステル達もうっとりとしている。
扉を開けた先には、見事なウエディングドレスを着たルキアさんの姿があった。
タラちゃん達のスパイダーシルクをふんだんに使い、細かな刺繍が随所に見られ、見るからに逸品と分かる。
ルキアさんはスタイル抜群だから、豪華なドレスにも全く負けていない。
「いやあ、私達の最高傑作よ」
「このドレスの出来には満足ですわ」
エーフィ様とサーシャさんも納得の出来だった。
勿論王妃様達も、新郎のアルス王子もルキアさんに見惚れている。
というか、男女関係なく美しさにノックアウトされるだろう。
そして、ルキアさんの近くの机の上には、ヒマワリを中心に沢山の花で作られたぶきっちょなブーケがあった。
保護された子ども達が、自分達の育てた花で作ったブーケだ。
ルキアさんもとても感激し、子ども達から貰ったときには思わず泣いていた。
ブーケは用意されていたが、本番は子ども達が作ったブーケを使うという。
「皆様、そろそろお時間です」
侍従が時間を告げてきたので、俺達は一旦退出する。
ミケ達はルキアさんと一緒に入ってくるので、このまま待機。
「ミケ、皆も頑張ってね」
「「「おー!」」」
両手を上げて、気合十分の子ども達。
思わずルキアさんもくすくすしている。
俺達も会場に移動だ。
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