25 / 394
第一章 バルガス公爵領
第二十五話 闇の魔道具
しおりを挟む
今日はバルガス様とビアンカ殿下と一緒に冒険者ギルドに。
ミケはシルと一緒に魔法の特訓です。
魔法の特訓にはシルバーシルクスパイダーのタラちゃんも参加みたいで、風と闇魔法の適性があるとの事。
隠密スパイダーの素質ありそうだ。
ビアンカ殿下のゴールデンシルクスパイダーのフランソワは、ビアンカ殿下と一緒に行くそうだ。フランソワなりの護衛の任務なのかな?
因みにフランソワは雷属性と闇属性らしい。ビアンカ殿下とツインサンダーとか撃ってそう。
「シル、お屋敷の護衛も頼む。それから……も頼めるか?」
「うむ、我に任せるのだぞ、そのくらい朝飯前だぞ」
俺がいないので、シルにはお屋敷の護衛を頼んだ。
あと、とある頼み事もした。
「お兄ちゃん行ってらっしゃい!」
ミケに見送られながら、馬車で冒険者ギルドに出発。
流石にバルガス様とビアンカ殿下を歩かせるわけにはいかない。
馬車に揺られる事十分、あっという間に到着です。
冒険者を驚かせないために、裏口に馬車を置いてギルドの中へ。
馬車はバルガス様の騎士が護衛します。
「バルガス様、ビアンカ殿下。お忙しいところ、ご足労いただきありがとうございます」
「いや、こちらの案件でもあるのだ。気にすることはない」
「恐れ入ります。こちらになります」
ギルドマスターのマリシャさんが出迎えてくれた。
そのまま二階のギルドマスター室へ。
ビアンカ殿下は前にギルドに来たことがあるらしく、普通に階段を上がっていく。
「バルガス様、ビアンカ殿下、お待たせいたしました。サトーもわざわざすまない」
ギルドマスター室に入ると、ガンドフさんがいたが、表情が悪い。
いかつい顔もあって、なかなか強烈な表情だ。
マリシャさんがお茶を淹れてくれて、報告がはじまった。
「会議の前に、確認する事があります。ビアンカ殿下は王都への連絡手段をお持ちですか?」
「妾は、手紙を特定の人に直ぐに届ける手段がある」
「ありがとうございます。恐らくは急ぎの事案になるかと」
「案ずるな、それぐらい想定済じゃ。いつでも動ける様準備しておる」
会議の前にマリシャさんとビアンカ殿下で話をしているが、昨日話ししていた懸念がいきなり現実になったよ。
確認が済んだところで、ガンドフさんが話し始めた。
「それでは早速魔道具についてお話しします。結論から言いますと、やはり魔物を呼び寄せる魔道具でした。しかも特定の魔物を呼び寄せる物です。今回はゴブリンの群れとそれを指揮するゴブリンロードが対象でした」
「ふむ、やはりそうだったか。昔似たような魔道具を見たことがあったから、なんとなくそんな気がした」
「はい、ビアンカ殿下もご存じかと思われますが、この手の魔道具は闇の魔道具と呼ばれ、普段は王城などで厳重に管理されております。その為、今回の魔道具の流出経路は、管理されていた場所もしくは闇ギルドになるかと思われます」
やはり問題のある魔道具だったか。
今回の襲撃はそれだけの魔道具を使う必要があったということだ。
しかし闇ギルドとはなんだろう?
「話の途中で申し訳ございません。闇ギルドとはなんでしょうか?」
「サトーさんが知らないのも無理ないわね。いわば冒険者ギルドの対局にある犯罪組織よ。お金さえあればなんでも請け負うわ」
「なんとなく分かりました、ありがとうございます」
マリシャさんが答えてくれたが、言わばマフィアみたいな存在だな。
この世界にもそんなものがあるんだ。
「ビアンカ殿下にお願いがあります。王都に急ぎ連絡を取って頂けないでしょうか」
「もちろんじゃ。内容は妾と公爵が襲われた事。襲撃に闇の魔道具が使われた事。王城の管理庫に問題はないか、こんな感じでどうじゃ?」
「問題ございません。お手数をおかけし申し訳ありません」
「うむ、しばし待つが良い」
ビアンカ殿下が手紙を書いて何やら魔道具を起動した。ぱっと見小さなファックスみたいだな。
そういえば話の中にあった公爵って……、一人しか思い当たらない。
もしかして……
「ガンドフ様、今のお話しの中にありました公爵様とは、ひょっとして……」
「そういえば言ってなかったかな? ワシの事になるぞ」
「今までの失礼な言動、大変申し訳ございません!」
久々のジャンピング土下座発動!
あわわ、公爵といえば爵位で一番上の位。
しかもビアンカ殿下が滞在するんだ。普通の貴族ではないはずだ。
そんな人のお屋敷に何も知らずに泊まっていたなんて……
「サトー殿、あなたは私の恩人です。しかもビアンカ殿下も認めていらっしゃる。何も問題はありませんよ」
「しかし……」
「それに妻と娘ともいい関係でおります。大丈夫ですよ、さあソファーに戻ってくださいな」
うう、流石バルガス様、器が大きい。
こんな小市民によくしてくれるなんて。
「おや、早速返事が返ってきたのじゃ。なになに、王城の格納庫は問題ないそうだ」
ビアンカ殿下の魔道具に返信がきた。本当にファックスみたいだな。
しかし王城に問題がないということは、闇ギルド一択か。
「こちらに助っ人を送ってくれるそうじゃ。併せて王城でも調査してくれるそうじゃ」
「おお、それはありがたい。ビアンカ殿下、ありがとうございます」
「これは王家にも関わること。逆にギルドにも迷惑をかけておる」
助っ人も来るということは、問題解決も進みそうかな。
今回の件は色々な人に迷惑があるからなあ。
そういえばビアンカ殿下は誰に手紙を送ったのだろう?
「ビアンカ殿下、どなたに手紙を送ったか、お聞きしても大丈夫でしょうか?」
「なんじゃそんな事か。父上に送っておるぞ」
「父上って、もしかして国王陛下?」
「そうじゃ、襲撃の件は既に伝えておる。サトーやミケの事も伝えたら興味があるようじゃったぞ。因みに助っ人も第三王子のアルス兄様じゃ。近衛兵を連れてくるらしい。兄様もサトーに是非会いたいそうじゃ」
おう、既に俺たちの事が王様や王子様に知られているとは……
どうしてこの世界のロイヤルファミリーはこんなに気さくなんだろう。
「さてサトーよ、ギルドでの情報を一つ伝える。昨日絡んでいた奴らは冒険者登録されていない。恐らく今回の件に絡んでいるのは間違いなさそうだ」
「そうなんですね。なんかそんな気がしました。あまりにも粗暴で」
「ギルドでも警戒しますが、サトーさんも十分に注意してくださいね」
ガンドフさんとマリシャさんが昨日の男どもの情報をくれたが、やっぱりって感じだ。
ミケ達にも注意するように言わないと。
「ふむ、恐らくサトーを撹乱させる為じゃな」
「俺ですか?」
「サトーが屋敷にいる間、問題は起きておらん。屋敷の警備が厳重になっているとはいえ、サトーの力は大きい。出来るだけ冒険者の時に掻き乱そうとしている可能性があるのじゃ」
「忠告ありがとうございます」
何でもかんでもやられるのは困るよなあ。まだランクも低いし。
「まああれじゃ。それだけサトーの力は規格外という事じゃ」
「そうですな殿下」
「そうですね、もう上級者並みの力はありますね」
「ワハハ、初心者講習で上級ゴーレムを瞬殺なんで初めてだからなあ」
……みなさん、そこは一致しないでください!
ミケはシルと一緒に魔法の特訓です。
魔法の特訓にはシルバーシルクスパイダーのタラちゃんも参加みたいで、風と闇魔法の適性があるとの事。
隠密スパイダーの素質ありそうだ。
ビアンカ殿下のゴールデンシルクスパイダーのフランソワは、ビアンカ殿下と一緒に行くそうだ。フランソワなりの護衛の任務なのかな?
因みにフランソワは雷属性と闇属性らしい。ビアンカ殿下とツインサンダーとか撃ってそう。
「シル、お屋敷の護衛も頼む。それから……も頼めるか?」
「うむ、我に任せるのだぞ、そのくらい朝飯前だぞ」
俺がいないので、シルにはお屋敷の護衛を頼んだ。
あと、とある頼み事もした。
「お兄ちゃん行ってらっしゃい!」
ミケに見送られながら、馬車で冒険者ギルドに出発。
流石にバルガス様とビアンカ殿下を歩かせるわけにはいかない。
馬車に揺られる事十分、あっという間に到着です。
冒険者を驚かせないために、裏口に馬車を置いてギルドの中へ。
馬車はバルガス様の騎士が護衛します。
「バルガス様、ビアンカ殿下。お忙しいところ、ご足労いただきありがとうございます」
「いや、こちらの案件でもあるのだ。気にすることはない」
「恐れ入ります。こちらになります」
ギルドマスターのマリシャさんが出迎えてくれた。
そのまま二階のギルドマスター室へ。
ビアンカ殿下は前にギルドに来たことがあるらしく、普通に階段を上がっていく。
「バルガス様、ビアンカ殿下、お待たせいたしました。サトーもわざわざすまない」
ギルドマスター室に入ると、ガンドフさんがいたが、表情が悪い。
いかつい顔もあって、なかなか強烈な表情だ。
マリシャさんがお茶を淹れてくれて、報告がはじまった。
「会議の前に、確認する事があります。ビアンカ殿下は王都への連絡手段をお持ちですか?」
「妾は、手紙を特定の人に直ぐに届ける手段がある」
「ありがとうございます。恐らくは急ぎの事案になるかと」
「案ずるな、それぐらい想定済じゃ。いつでも動ける様準備しておる」
会議の前にマリシャさんとビアンカ殿下で話をしているが、昨日話ししていた懸念がいきなり現実になったよ。
確認が済んだところで、ガンドフさんが話し始めた。
「それでは早速魔道具についてお話しします。結論から言いますと、やはり魔物を呼び寄せる魔道具でした。しかも特定の魔物を呼び寄せる物です。今回はゴブリンの群れとそれを指揮するゴブリンロードが対象でした」
「ふむ、やはりそうだったか。昔似たような魔道具を見たことがあったから、なんとなくそんな気がした」
「はい、ビアンカ殿下もご存じかと思われますが、この手の魔道具は闇の魔道具と呼ばれ、普段は王城などで厳重に管理されております。その為、今回の魔道具の流出経路は、管理されていた場所もしくは闇ギルドになるかと思われます」
やはり問題のある魔道具だったか。
今回の襲撃はそれだけの魔道具を使う必要があったということだ。
しかし闇ギルドとはなんだろう?
「話の途中で申し訳ございません。闇ギルドとはなんでしょうか?」
「サトーさんが知らないのも無理ないわね。いわば冒険者ギルドの対局にある犯罪組織よ。お金さえあればなんでも請け負うわ」
「なんとなく分かりました、ありがとうございます」
マリシャさんが答えてくれたが、言わばマフィアみたいな存在だな。
この世界にもそんなものがあるんだ。
「ビアンカ殿下にお願いがあります。王都に急ぎ連絡を取って頂けないでしょうか」
「もちろんじゃ。内容は妾と公爵が襲われた事。襲撃に闇の魔道具が使われた事。王城の管理庫に問題はないか、こんな感じでどうじゃ?」
「問題ございません。お手数をおかけし申し訳ありません」
「うむ、しばし待つが良い」
ビアンカ殿下が手紙を書いて何やら魔道具を起動した。ぱっと見小さなファックスみたいだな。
そういえば話の中にあった公爵って……、一人しか思い当たらない。
もしかして……
「ガンドフ様、今のお話しの中にありました公爵様とは、ひょっとして……」
「そういえば言ってなかったかな? ワシの事になるぞ」
「今までの失礼な言動、大変申し訳ございません!」
久々のジャンピング土下座発動!
あわわ、公爵といえば爵位で一番上の位。
しかもビアンカ殿下が滞在するんだ。普通の貴族ではないはずだ。
そんな人のお屋敷に何も知らずに泊まっていたなんて……
「サトー殿、あなたは私の恩人です。しかもビアンカ殿下も認めていらっしゃる。何も問題はありませんよ」
「しかし……」
「それに妻と娘ともいい関係でおります。大丈夫ですよ、さあソファーに戻ってくださいな」
うう、流石バルガス様、器が大きい。
こんな小市民によくしてくれるなんて。
「おや、早速返事が返ってきたのじゃ。なになに、王城の格納庫は問題ないそうだ」
ビアンカ殿下の魔道具に返信がきた。本当にファックスみたいだな。
しかし王城に問題がないということは、闇ギルド一択か。
「こちらに助っ人を送ってくれるそうじゃ。併せて王城でも調査してくれるそうじゃ」
「おお、それはありがたい。ビアンカ殿下、ありがとうございます」
「これは王家にも関わること。逆にギルドにも迷惑をかけておる」
助っ人も来るということは、問題解決も進みそうかな。
今回の件は色々な人に迷惑があるからなあ。
そういえばビアンカ殿下は誰に手紙を送ったのだろう?
「ビアンカ殿下、どなたに手紙を送ったか、お聞きしても大丈夫でしょうか?」
「なんじゃそんな事か。父上に送っておるぞ」
「父上って、もしかして国王陛下?」
「そうじゃ、襲撃の件は既に伝えておる。サトーやミケの事も伝えたら興味があるようじゃったぞ。因みに助っ人も第三王子のアルス兄様じゃ。近衛兵を連れてくるらしい。兄様もサトーに是非会いたいそうじゃ」
おう、既に俺たちの事が王様や王子様に知られているとは……
どうしてこの世界のロイヤルファミリーはこんなに気さくなんだろう。
「さてサトーよ、ギルドでの情報を一つ伝える。昨日絡んでいた奴らは冒険者登録されていない。恐らく今回の件に絡んでいるのは間違いなさそうだ」
「そうなんですね。なんかそんな気がしました。あまりにも粗暴で」
「ギルドでも警戒しますが、サトーさんも十分に注意してくださいね」
ガンドフさんとマリシャさんが昨日の男どもの情報をくれたが、やっぱりって感じだ。
ミケ達にも注意するように言わないと。
「ふむ、恐らくサトーを撹乱させる為じゃな」
「俺ですか?」
「サトーが屋敷にいる間、問題は起きておらん。屋敷の警備が厳重になっているとはいえ、サトーの力は大きい。出来るだけ冒険者の時に掻き乱そうとしている可能性があるのじゃ」
「忠告ありがとうございます」
何でもかんでもやられるのは困るよなあ。まだランクも低いし。
「まああれじゃ。それだけサトーの力は規格外という事じゃ」
「そうですな殿下」
「そうですね、もう上級者並みの力はありますね」
「ワハハ、初心者講習で上級ゴーレムを瞬殺なんで初めてだからなあ」
……みなさん、そこは一致しないでください!
95
お気に入りに追加
3,210
あなたにおすすめの小説
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい
ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。
強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。
ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。
転生幼女の異世界冒険記〜自重?なにそれおいしいの?〜
MINAMI
ファンタジー
神の喧嘩に巻き込まれて死んでしまった
お詫びということで沢山の
チートをつけてもらってチートの塊になってしまう。
自重を知らない幼女は持ち前のハイスペックさで二度目の人生を謳歌する。
加護とスキルでチートな異世界生活
どど
ファンタジー
高校1年生の新崎 玲緒(にいざき れお)が学校からの帰宅中にトラックに跳ねられる!?
目を覚ますと真っ白い世界にいた!
そこにやってきた神様に転生か消滅するかの2択に迫られ転生する!
そんな玲緒のチートな異世界生活が始まる
初めての作品なので誤字脱字、ストーリーぐだぐだが多々あると思いますが気に入って頂けると幸いです
ノベルバ様にも公開しております。
※キャラの名前や街の名前は基本的に私が思いついたやつなので特に意味はありません
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる