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第三十二章 新入生
千八十七話 お祝いの昼食会
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さてさて、今日はお祝いの昼食会をする事になっているので、皆で辺境伯家に移動します。
ちびっ子たちもとても楽しみにしているので、みんなまとめて僕のゲートで辺境伯家に移動します。
僕とリズ、それにサンディも一旦屋敷に帰って制服から普通の服に着替えます。
「しかし、あの赤ちゃんだったアレク君とリズちゃんも、こうして学園に通うようになったのね」
「月日の流れは早いわね。二人が破天荒な行動をとっていたから、飽きることはなかったけどね。夕食も、お祝い用のものを準備するわ」
僕とリズの姿を見ると、侍従のお姉さんが感慨深そうに話していました。
両親のいない僕とリズにとって、赤ちゃんの頃から育ててくれた侍従のお姉さんには感謝しかないよね。
夕食の時に、改めてお礼を言わないとね。
では、ちびっ子たちと一緒に辺境伯家に向かいます。
「あー、来たよー!」
「こっちだよー!」
辺境伯家に入ると、玄関で待っていた双子ちゃんが僕たちの手を引っ張りながら食堂に案内します。
ジンさんたちも、既に辺境伯家に着いているそうですね。
ガチャ。
「「遅いよー!」」
「「「おそーい」」」
食堂に入ると、待ちわびていたかのようにルカちゃんとエドちゃん、そして一番年下の三人が僕たちに文句を言っていました。
エリちゃんなんかは、僕のことを誂っているみたいな反応ですね。
そして、僕たちが席に着くといよいよ昼食会が始まります。
「こうして、アレク君とリズちゃんだけでなく多くの子どもが健やかに成長していることは本当に喜ばしいことだ」
辺境伯様がグラスを片手に挨拶をしているけど、やはりこの国の子どもの生存率はとても低い。
でも、こうして僕とリズの治療などもあって、誰一人欠けることなくここまできたもんね。
特に、大人たちがうんうんと頷いていた。
「では、あまり待たせるのも悪いから話はこのくらいにしよう。それでは、入園おめでとう。乾杯!」
「「「かんぱーい!」」」
こうして、みんなで乾杯をしたら賑やかな昼食会が始まりました。
すると、レイナさんが僕たちの担任の先生について話してくれた。
「アレク君たちの担任って、ユーリカ先生なんだってね。あの先生はとてもいい人よ。怒ったのを見たのは、ジンが注意しても何回も早弁をやめなかった時くらいね」
「あのな、あれはユーリカ先生じゃなくて体育のゴリラが怒ったんだよ。まあ、ユーリカ先生に注意を受けていたのは確かだがな」
えーっと、まさかこの世界で早弁をする人が身近にいるとは思わなかったよ。
これには、流石にリズやエレノアも苦笑いです。
ジンさんはそれだけ体を動かしていたのだろうけど、せめて休憩時間に食べるようにしましょうね。
そして、ルーシーお姉様がさっそく学園の件で話をしてきた。
「弟くんと、リズちゃん。それにエレノアとサンディちゃんは、生徒会に入るの確定だよ!」
「あの、ルーシーお姉様。僕、普通にお仕事もあるんですけど……」
「大丈夫。今までルーカスお兄ちゃんができなかった分のお仕事を弟くんがしていたんだから、必然的に仕事量は減るはずよ」
ルーシーお姉様が自信満々に言っているけど、僕はある程度の仕事は残るだろうなって思っています。
現に、このあと顔出しだけど宰相執務室に行くことになっているし。
それに、ルーカスお兄様もいきなり大量の仕事はできないよ。
「取り敢えず、夏休み前に行われる剣術大会を手伝ってくれれば大丈夫だよ。弟くんとリズちゃんは剣術大会に参加できないし、丸々運営側に回れるもんね」
ルーシーお姉様が何かを言っているけど、この辺は後で改めて話を聞くようにしよう。
そして、話題は別の方にいきました。
「ルカちゃんとエドちゃんもだけど、今日はエリちゃんも元気よく挨拶できたわね」
「これなら、来年も学園の行事に参加できるわね」
「「「……」」」
あれ?
王妃様とアリア様が来賓挨拶を頑張った三人に声をかけたけど、何だか三人はしょぼーんとしちゃいました。
何があったのかなと思ったら、挨拶じゃなくてあのことを話していました。
「おじいちゃん先生、お話長かった……」
「ずーっと、ずーっと話していたよ……」
「ながーいよ」
あらら、三人は園長先生のながーい祝辞が嫌だったんだね。
これには、入園式に参加した全員が思わず苦笑していました。
「私も、園長先生が復帰するのをすっかり忘れていたわ。私たちにとっても、あの祝辞は長かったわね」
ティナおばあさまが苦笑するくらいなのだから、やっぱり園長先生の祝辞は長いよね。
でも、王妃様とアリア様は来年も三人に学園の行事に参加させるみたいですね。
こうして、みんなでワイワイとしながら昼食会は終わりました。
明日から、いよいよ本格的な学園生活が始まるね。
ちびっ子たちもとても楽しみにしているので、みんなまとめて僕のゲートで辺境伯家に移動します。
僕とリズ、それにサンディも一旦屋敷に帰って制服から普通の服に着替えます。
「しかし、あの赤ちゃんだったアレク君とリズちゃんも、こうして学園に通うようになったのね」
「月日の流れは早いわね。二人が破天荒な行動をとっていたから、飽きることはなかったけどね。夕食も、お祝い用のものを準備するわ」
僕とリズの姿を見ると、侍従のお姉さんが感慨深そうに話していました。
両親のいない僕とリズにとって、赤ちゃんの頃から育ててくれた侍従のお姉さんには感謝しかないよね。
夕食の時に、改めてお礼を言わないとね。
では、ちびっ子たちと一緒に辺境伯家に向かいます。
「あー、来たよー!」
「こっちだよー!」
辺境伯家に入ると、玄関で待っていた双子ちゃんが僕たちの手を引っ張りながら食堂に案内します。
ジンさんたちも、既に辺境伯家に着いているそうですね。
ガチャ。
「「遅いよー!」」
「「「おそーい」」」
食堂に入ると、待ちわびていたかのようにルカちゃんとエドちゃん、そして一番年下の三人が僕たちに文句を言っていました。
エリちゃんなんかは、僕のことを誂っているみたいな反応ですね。
そして、僕たちが席に着くといよいよ昼食会が始まります。
「こうして、アレク君とリズちゃんだけでなく多くの子どもが健やかに成長していることは本当に喜ばしいことだ」
辺境伯様がグラスを片手に挨拶をしているけど、やはりこの国の子どもの生存率はとても低い。
でも、こうして僕とリズの治療などもあって、誰一人欠けることなくここまできたもんね。
特に、大人たちがうんうんと頷いていた。
「では、あまり待たせるのも悪いから話はこのくらいにしよう。それでは、入園おめでとう。乾杯!」
「「「かんぱーい!」」」
こうして、みんなで乾杯をしたら賑やかな昼食会が始まりました。
すると、レイナさんが僕たちの担任の先生について話してくれた。
「アレク君たちの担任って、ユーリカ先生なんだってね。あの先生はとてもいい人よ。怒ったのを見たのは、ジンが注意しても何回も早弁をやめなかった時くらいね」
「あのな、あれはユーリカ先生じゃなくて体育のゴリラが怒ったんだよ。まあ、ユーリカ先生に注意を受けていたのは確かだがな」
えーっと、まさかこの世界で早弁をする人が身近にいるとは思わなかったよ。
これには、流石にリズやエレノアも苦笑いです。
ジンさんはそれだけ体を動かしていたのだろうけど、せめて休憩時間に食べるようにしましょうね。
そして、ルーシーお姉様がさっそく学園の件で話をしてきた。
「弟くんと、リズちゃん。それにエレノアとサンディちゃんは、生徒会に入るの確定だよ!」
「あの、ルーシーお姉様。僕、普通にお仕事もあるんですけど……」
「大丈夫。今までルーカスお兄ちゃんができなかった分のお仕事を弟くんがしていたんだから、必然的に仕事量は減るはずよ」
ルーシーお姉様が自信満々に言っているけど、僕はある程度の仕事は残るだろうなって思っています。
現に、このあと顔出しだけど宰相執務室に行くことになっているし。
それに、ルーカスお兄様もいきなり大量の仕事はできないよ。
「取り敢えず、夏休み前に行われる剣術大会を手伝ってくれれば大丈夫だよ。弟くんとリズちゃんは剣術大会に参加できないし、丸々運営側に回れるもんね」
ルーシーお姉様が何かを言っているけど、この辺は後で改めて話を聞くようにしよう。
そして、話題は別の方にいきました。
「ルカちゃんとエドちゃんもだけど、今日はエリちゃんも元気よく挨拶できたわね」
「これなら、来年も学園の行事に参加できるわね」
「「「……」」」
あれ?
王妃様とアリア様が来賓挨拶を頑張った三人に声をかけたけど、何だか三人はしょぼーんとしちゃいました。
何があったのかなと思ったら、挨拶じゃなくてあのことを話していました。
「おじいちゃん先生、お話長かった……」
「ずーっと、ずーっと話していたよ……」
「ながーいよ」
あらら、三人は園長先生のながーい祝辞が嫌だったんだね。
これには、入園式に参加した全員が思わず苦笑していました。
「私も、園長先生が復帰するのをすっかり忘れていたわ。私たちにとっても、あの祝辞は長かったわね」
ティナおばあさまが苦笑するくらいなのだから、やっぱり園長先生の祝辞は長いよね。
でも、王妃様とアリア様は来年も三人に学園の行事に参加させるみたいですね。
こうして、みんなでワイワイとしながら昼食会は終わりました。
明日から、いよいよ本格的な学園生活が始まるね。
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