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第三十一章 五歳の祝い
千六十八話 司祭の不正が発覚
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応接室に着くと、お茶を直ぐにお茶を出してくれた。
そして、少し落ち着いたタイミングでレシステンシアさんが祖父のことについて教えてくれた。
「その、実は少し前に祖母が亡くなったのですが、その際に教会に祖母の治療を頼んだのですがあまりいい対応をして貰えませんでした。その為に、自分が病気になっても教会の治療を受けようとはせずにおりました。そこで、代わりに私たち家族が冒険者ギルドに依頼を出したのです」
うーん、これは中々対応が難しい事案です。
そして、大物貴族家なので不審な冒険者に対応されたくないってのも分かります。
その教会の治療担当が、どのような対応をしたかがポイントですね。
その辺は、レシステンシアさんも何となく把握していました。
「確か、セコイ司祭様と仰っておりました。治療に必要なお金を事前に渡したのに、祖母の症状を見て更に追加治療費を請求してきました。そして、実際には初級レベルの治療しか受けることができませんでした」
これって、普通に高額な治療費を目当てにした詐欺な気がするけど。
それで、きちんとした治療を受けられずに実際に人が亡くなっているのだから大問題な気がします。
ということで、これは僕の権限で問題だと判断して陛下を含む各所に連絡しました。
すると、ちょうど王妃様が教会にいて目の前にそのセコイ司祭が手揉みをしながらだらしない表情をしているらしいので、じっくりとお話を聞くそうです。
ここは、王妃様に調査をお願いしよう。
「もしかしたら、その司祭関係で治療の依頼が出ているのかも知れません。何か進捗がありましたら、改めてご報告しますね」
「アレク様、本当に色々と対応して頂きありがとうございます」
レシステンシアさんが立ち上がって深々とお礼を言ってきたけど、この件はしっかりと解決しないといけないと思いました。
その後、残りの伯爵家からの治療の依頼をこなしたけど、結果から言うと全てセコイ司祭が関与していた。
もう、これは偶然の出来事ではなく必然の出来事です。
「変な治療をしちゃ駄目なの。それで、死んじゃっている人もいるのに……」
こればっかりは、リズもスラちゃんもかなり憤慨していました。
治癒士として今まで多くの人を一生懸命治療してきた僕たちにとって、そのセコイ司祭のやったことは許せるものではなかった。
しかし、冒険者ギルドで完了手続きをしている時に、話がとんでもなく大きくなっているという連絡が入った。
「あっ、陛下からだ。えーっと、王妃様の圧力によってセコイ司祭が全てを吐いたそうだって。それで、セコイ司祭が治療した人のリストを送るから、手分けして治療して欲しいんだって」
「「「頑張るよー!」」」
まだ午前中の早いうちなので、時間はたっぷりとある。
しかもリストを確認すると、全部貴族家や豪商みたいなお金を持っている家だった。
もう、頭が痛いってレベルの話じゃなくなったぞ。
五十件以上あるので、回復魔法が使える助っ人を頼むことにした。
「とっても酷い話なの。私も怒っているの」
「「「治療頑張るよー!」」」
ということで、冒険者ギルドにやってきたのはエレノア、ルカちゃん、エドちゃん、レイカちゃんです。
特にエレノアは王妃様と一緒にいたらしく、目の前でセコイ司祭の悪事を聞いたそうです。
エレノア曰く、久々に本気でキレた王妃様を見たそうです。
そして、聖剣を使って治療できるジンさんとカミラさんも回復魔法が使えるので、保護者役として来てくれました。
レイナさんたちも、ジンさんと一緒に保護者役になってくれます。
「アレク、その馬鹿司祭はどうなった?」
「取り敢えず、軍と教会聖騎士が合同で取り調べをしているそうです。教皇猊下にも、既に一報を入れています」
「まあ、教会に関してのことだから教皇国に話が行くのが筋だな。先ずは、目の前の問題を片付けるか」
ジンさんの言う通り、先ずは目の前にいる病人の治療をしないと。
四チームに分かれて、手分けして一気に作業することになりました。
僕とリズとスラちゃんとプリン、ミカエルとブリットとメイちゃんとリラちゃんにカミラさん、エレノアとルカちゃんとエドちゃんとジンさん、そしてレイカちゃんと雲さんとレイナさんとルリアンさんとナンシーさんです。
ルリアンさんとナンシーさんも回復魔法が使えるので、レイカちゃんのところもバッチリです。
「えーっと、屋敷の配置からするとこう分けた方がよさそうね」
「アレクくんのところが多くなっちゃうけど、屋敷が隣接しているから直ぐに終わるはずよ」
大貴族令嬢でもあるレイナさんとカミラさんが、役割分担を決めてくれました。
治療する人たちが多くでも、僕たちは全然大丈夫です。
終わったら冒険者ギルドに集合するということで、僕たちは活動を始めました。
面倒なセコイ司祭の対応は大人に任せて、頑張って治療しないとね。
そして、少し落ち着いたタイミングでレシステンシアさんが祖父のことについて教えてくれた。
「その、実は少し前に祖母が亡くなったのですが、その際に教会に祖母の治療を頼んだのですがあまりいい対応をして貰えませんでした。その為に、自分が病気になっても教会の治療を受けようとはせずにおりました。そこで、代わりに私たち家族が冒険者ギルドに依頼を出したのです」
うーん、これは中々対応が難しい事案です。
そして、大物貴族家なので不審な冒険者に対応されたくないってのも分かります。
その教会の治療担当が、どのような対応をしたかがポイントですね。
その辺は、レシステンシアさんも何となく把握していました。
「確か、セコイ司祭様と仰っておりました。治療に必要なお金を事前に渡したのに、祖母の症状を見て更に追加治療費を請求してきました。そして、実際には初級レベルの治療しか受けることができませんでした」
これって、普通に高額な治療費を目当てにした詐欺な気がするけど。
それで、きちんとした治療を受けられずに実際に人が亡くなっているのだから大問題な気がします。
ということで、これは僕の権限で問題だと判断して陛下を含む各所に連絡しました。
すると、ちょうど王妃様が教会にいて目の前にそのセコイ司祭が手揉みをしながらだらしない表情をしているらしいので、じっくりとお話を聞くそうです。
ここは、王妃様に調査をお願いしよう。
「もしかしたら、その司祭関係で治療の依頼が出ているのかも知れません。何か進捗がありましたら、改めてご報告しますね」
「アレク様、本当に色々と対応して頂きありがとうございます」
レシステンシアさんが立ち上がって深々とお礼を言ってきたけど、この件はしっかりと解決しないといけないと思いました。
その後、残りの伯爵家からの治療の依頼をこなしたけど、結果から言うと全てセコイ司祭が関与していた。
もう、これは偶然の出来事ではなく必然の出来事です。
「変な治療をしちゃ駄目なの。それで、死んじゃっている人もいるのに……」
こればっかりは、リズもスラちゃんもかなり憤慨していました。
治癒士として今まで多くの人を一生懸命治療してきた僕たちにとって、そのセコイ司祭のやったことは許せるものではなかった。
しかし、冒険者ギルドで完了手続きをしている時に、話がとんでもなく大きくなっているという連絡が入った。
「あっ、陛下からだ。えーっと、王妃様の圧力によってセコイ司祭が全てを吐いたそうだって。それで、セコイ司祭が治療した人のリストを送るから、手分けして治療して欲しいんだって」
「「「頑張るよー!」」」
まだ午前中の早いうちなので、時間はたっぷりとある。
しかもリストを確認すると、全部貴族家や豪商みたいなお金を持っている家だった。
もう、頭が痛いってレベルの話じゃなくなったぞ。
五十件以上あるので、回復魔法が使える助っ人を頼むことにした。
「とっても酷い話なの。私も怒っているの」
「「「治療頑張るよー!」」」
ということで、冒険者ギルドにやってきたのはエレノア、ルカちゃん、エドちゃん、レイカちゃんです。
特にエレノアは王妃様と一緒にいたらしく、目の前でセコイ司祭の悪事を聞いたそうです。
エレノア曰く、久々に本気でキレた王妃様を見たそうです。
そして、聖剣を使って治療できるジンさんとカミラさんも回復魔法が使えるので、保護者役として来てくれました。
レイナさんたちも、ジンさんと一緒に保護者役になってくれます。
「アレク、その馬鹿司祭はどうなった?」
「取り敢えず、軍と教会聖騎士が合同で取り調べをしているそうです。教皇猊下にも、既に一報を入れています」
「まあ、教会に関してのことだから教皇国に話が行くのが筋だな。先ずは、目の前の問題を片付けるか」
ジンさんの言う通り、先ずは目の前にいる病人の治療をしないと。
四チームに分かれて、手分けして一気に作業することになりました。
僕とリズとスラちゃんとプリン、ミカエルとブリットとメイちゃんとリラちゃんにカミラさん、エレノアとルカちゃんとエドちゃんとジンさん、そしてレイカちゃんと雲さんとレイナさんとルリアンさんとナンシーさんです。
ルリアンさんとナンシーさんも回復魔法が使えるので、レイカちゃんのところもバッチリです。
「えーっと、屋敷の配置からするとこう分けた方がよさそうね」
「アレクくんのところが多くなっちゃうけど、屋敷が隣接しているから直ぐに終わるはずよ」
大貴族令嬢でもあるレイナさんとカミラさんが、役割分担を決めてくれました。
治療する人たちが多くでも、僕たちは全然大丈夫です。
終わったら冒険者ギルドに集合するということで、僕たちは活動を始めました。
面倒なセコイ司祭の対応は大人に任せて、頑張って治療しないとね。
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