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第二十九章 新しい町を作ろう!
九百四十九話 庭の一角で畑作り
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その後も、みんなで何回か腐葉土を集めました。
良い感じに集まったので、ある日の午後は畑を作るテストを行います。
場所は、屋敷の庭の一角です。
「今年はここで野菜を育てて、大きくなったらみんなでバーベキューしようね」
「「「わーい!」」」
今日はミカエルたちに加えて、ルカちゃんとエドちゃんも来ています。
食育まで行かないかもしれないけど、食べ物の大切さを教える良い機会にしたいです。
ちなみに、畑にしようとしていたところは元々小さな畑があったけど、これを期に大きくします。
では、最初に僕がお手本を見せます。
「いつもはこういうシャベルやクワで土を耕すけど、今日は土魔法を使って耕します」
シュイーン、もこもこもこ。
「「「おおー、すごーい」」」
範囲指定して土魔法を使うと、土がもこもこと動きながらかき混ぜられます。
見た目にも面白い光景なので、ミカエルたちはとても良い表情をしています。
次は、腐葉土を混ぜていきます。
この作業は、ミカエルたちにも協力してもらいます。
「じゃあ、とってきた腐葉土を土にまいていきましょう」
「「「やるぞー!」」」
ミカエル達は、自分たちがとってきた腐葉土をマジックバックからスコップでまきはじめました。
ふかふかの土の上が面白いのか、足踏みしている子もいますね。
こうして、腐葉土をまきおえたら、次の作業をおこないます。
運んできた一輪車に、あるものがたくさん乗っています。
「これは馬糞肥料といって、元は馬の糞だったものを肥料にしたんだよ」
「「「うまのうんち?」」」
馬糞肥料はこの辺境伯領でも沢山作られているので、必要な分を購入しました。
ルーカスお兄様から頼まれた同級生の領地では、その領地にある馬糞肥料を使用します。
ミカエルたちも興味津々に馬糞肥料に近づいたけど、完全発酵しているので臭いもありません。
今度はと言わんばかりに、スラちゃんが念動で馬糞肥料を畑にまきはじめました。
ここまでくれば、あとはもう一回混ぜるだけです。
「必要な栄養が入ったので、もう一回よく混ぜます。じゃあ、最後はドラちゃんにやって貰いましょう」
「グルル!」
「「「がんばってー!」」」
ドラちゃんが畑の前にやってきて、ミカエル達の応援を受けながら手を前に出します。
そして、僕の魔法を参考にして土魔法を放ちました。
シュイーン、もこもこもこ。
「「「おおー」」」
良い感じに、丁寧に土と肥料が混ざって行きます。
というか、間違いなく風魔法よりも器用に扱っていますね。
「うん、良い感じだね。ドラちゃん、ありがとう」
「「「グルル!」」」
ドラちゃんも、しっかり役目を果たせてとってもご機嫌です。
この分なら、ルーカスお兄様からの依頼にも同行できそうです。
「あとは、このまま土を寝かせておきます。そうすると、栄養たっぷりの土になるんだよ。春になったら、なすとかトマトとか色々なものを育てようね」
「「「楽しみ!」」」
「グルル!」
何だか、ミカエルたち以上にドラちゃんがワクワクしているけど、悪いことではありません。
これで実験は終了なので、後でルーカスお兄様に報告しないと。
僕たちも、荷物をしまって屋敷に戻ります。
「みんな終わったのね。おやつを用意してあるから、手を洗って食堂に来てね」
「「「やったー」」」
侍従のお姉さんの一言に、ミカエルたちは飛び跳ねる程喜んでいました。
やっぱり、動いたあとのおやつは美味しいもんね。
リズ達も一緒に手を洗いに行ったし、僕も後をついていこうっと。
良い感じに集まったので、ある日の午後は畑を作るテストを行います。
場所は、屋敷の庭の一角です。
「今年はここで野菜を育てて、大きくなったらみんなでバーベキューしようね」
「「「わーい!」」」
今日はミカエルたちに加えて、ルカちゃんとエドちゃんも来ています。
食育まで行かないかもしれないけど、食べ物の大切さを教える良い機会にしたいです。
ちなみに、畑にしようとしていたところは元々小さな畑があったけど、これを期に大きくします。
では、最初に僕がお手本を見せます。
「いつもはこういうシャベルやクワで土を耕すけど、今日は土魔法を使って耕します」
シュイーン、もこもこもこ。
「「「おおー、すごーい」」」
範囲指定して土魔法を使うと、土がもこもこと動きながらかき混ぜられます。
見た目にも面白い光景なので、ミカエルたちはとても良い表情をしています。
次は、腐葉土を混ぜていきます。
この作業は、ミカエルたちにも協力してもらいます。
「じゃあ、とってきた腐葉土を土にまいていきましょう」
「「「やるぞー!」」」
ミカエル達は、自分たちがとってきた腐葉土をマジックバックからスコップでまきはじめました。
ふかふかの土の上が面白いのか、足踏みしている子もいますね。
こうして、腐葉土をまきおえたら、次の作業をおこないます。
運んできた一輪車に、あるものがたくさん乗っています。
「これは馬糞肥料といって、元は馬の糞だったものを肥料にしたんだよ」
「「「うまのうんち?」」」
馬糞肥料はこの辺境伯領でも沢山作られているので、必要な分を購入しました。
ルーカスお兄様から頼まれた同級生の領地では、その領地にある馬糞肥料を使用します。
ミカエルたちも興味津々に馬糞肥料に近づいたけど、完全発酵しているので臭いもありません。
今度はと言わんばかりに、スラちゃんが念動で馬糞肥料を畑にまきはじめました。
ここまでくれば、あとはもう一回混ぜるだけです。
「必要な栄養が入ったので、もう一回よく混ぜます。じゃあ、最後はドラちゃんにやって貰いましょう」
「グルル!」
「「「がんばってー!」」」
ドラちゃんが畑の前にやってきて、ミカエル達の応援を受けながら手を前に出します。
そして、僕の魔法を参考にして土魔法を放ちました。
シュイーン、もこもこもこ。
「「「おおー」」」
良い感じに、丁寧に土と肥料が混ざって行きます。
というか、間違いなく風魔法よりも器用に扱っていますね。
「うん、良い感じだね。ドラちゃん、ありがとう」
「「「グルル!」」」
ドラちゃんも、しっかり役目を果たせてとってもご機嫌です。
この分なら、ルーカスお兄様からの依頼にも同行できそうです。
「あとは、このまま土を寝かせておきます。そうすると、栄養たっぷりの土になるんだよ。春になったら、なすとかトマトとか色々なものを育てようね」
「「「楽しみ!」」」
「グルル!」
何だか、ミカエルたち以上にドラちゃんがワクワクしているけど、悪いことではありません。
これで実験は終了なので、後でルーカスお兄様に報告しないと。
僕たちも、荷物をしまって屋敷に戻ります。
「みんな終わったのね。おやつを用意してあるから、手を洗って食堂に来てね」
「「「やったー」」」
侍従のお姉さんの一言に、ミカエルたちは飛び跳ねる程喜んでいました。
やっぱり、動いたあとのおやつは美味しいもんね。
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