540 / 726
第二十四章 お兄ちゃんの官僚としての忙しい日々
六百三十四話 ルーシーお姉様と一緒に学園へ
しおりを挟む
早速事件の翌日から、ルーシーお姉様も宰相のお手伝いをする事に。
軍の方は捜査が続いているので、僕は来週から行く事になりました。
因みに卒園式も来週あるのだけど、そこはキッチリとスケジュールを確保しました。
「お兄ちゃん、行ってくるね」
「アレクお兄ちゃん、行ってくるの」
「アレク君、お仕事頑張ってね」
そして、何故かリズとエレノアはティナおばあさまと一緒に王城の中を移動するそうです。
しかも騎士服を着て。
何をするかは教えて貰えなかったので、帰って来たら教えてもらおう。
「はあ、行ってくる……」
「「おみやげ、かってきてー!」」
ジンさん達は、今日もスラちゃんと一緒に軍の諜報部と共に色々な所を捜査中です。
ルカちゃんとエドちゃんも、毎回の様にジンさんにお土産をねだっていました。
レイナさん達は無理やり執務官にされた怒りを、捜査対象にぶつけているそうです。
サンディはそろそろ貴族当主としての勉強を始めないとという事になり、何故かイヨも一緒に付き合わされています。
ぺらぺら、ぺらぺら。
かきかき、かきかき。
「ルーシーお姉様、こちらの書類は内務卿宛になります」
「ありがとう。ふう、書類整理だけでも大変ですね」
ルーシーお姉様は、丁寧に目の前の書類を処理していきます。
僕もルーシーお姉様の隣に座って、次々に運ばれる書類を処理していきます。
その中には、学園に関する物も入っています。
「えーっと、なになに? 卒園式の警備強化に関する報告だって」
「入園式で闇ギルドの魔獣騒ぎがあったし、仕方ないわね」
僕も入園式にいたけど、見た目は普通の人という新しいタイプの魔獣だったもんね。
でも、学園との警備強化の打ち合わせって今日になっているよ。
「えっと、確か宰相って午後は閣僚との打ち合わせが入っていましたよね」
「はい。ですので、宰相はルーシー殿下とアレク殿下に打ち合わせに出て欲しいと言っておりました」
「「えっ?」」
あの、宰相?
そういう重要な話は、僕にも教えて下さいよ。
職員から聞いた話で、僕もルーシーお姉様もビックリしちゃいました。
因みに、肝心の宰相は午前中も会議で執務室にはいません。
これはどうしようもないなと思いながら、僕はルーシーお姉様と午後の仕事の調整に入りました。
「という事で、午後は学園に行ってきます」
「私も一緒について行きますわ」
「そう、気をつけてね」
昼食時に午後の予定を皆に伝えると、王妃様が答えてくれました。
因みに、リズとエレノアとティナおばあさまは、まだ食堂に帰ってきません。
随分と気合を入れて、王城の中を回っているそうです。
「ルーシーは、自分が来年入学する際の警備の参考にもなるから、よく話を聞いてくるんだよ」
「はい、お母様」
そういえば、卒園式でエマさんとオリビアさんが学園を卒園するけど、来年は早くもルーシーお姉様が学園に入園するのか。
そう思うと、月日が経つのはとても早いですね。
軍の方は捜査が続いているので、僕は来週から行く事になりました。
因みに卒園式も来週あるのだけど、そこはキッチリとスケジュールを確保しました。
「お兄ちゃん、行ってくるね」
「アレクお兄ちゃん、行ってくるの」
「アレク君、お仕事頑張ってね」
そして、何故かリズとエレノアはティナおばあさまと一緒に王城の中を移動するそうです。
しかも騎士服を着て。
何をするかは教えて貰えなかったので、帰って来たら教えてもらおう。
「はあ、行ってくる……」
「「おみやげ、かってきてー!」」
ジンさん達は、今日もスラちゃんと一緒に軍の諜報部と共に色々な所を捜査中です。
ルカちゃんとエドちゃんも、毎回の様にジンさんにお土産をねだっていました。
レイナさん達は無理やり執務官にされた怒りを、捜査対象にぶつけているそうです。
サンディはそろそろ貴族当主としての勉強を始めないとという事になり、何故かイヨも一緒に付き合わされています。
ぺらぺら、ぺらぺら。
かきかき、かきかき。
「ルーシーお姉様、こちらの書類は内務卿宛になります」
「ありがとう。ふう、書類整理だけでも大変ですね」
ルーシーお姉様は、丁寧に目の前の書類を処理していきます。
僕もルーシーお姉様の隣に座って、次々に運ばれる書類を処理していきます。
その中には、学園に関する物も入っています。
「えーっと、なになに? 卒園式の警備強化に関する報告だって」
「入園式で闇ギルドの魔獣騒ぎがあったし、仕方ないわね」
僕も入園式にいたけど、見た目は普通の人という新しいタイプの魔獣だったもんね。
でも、学園との警備強化の打ち合わせって今日になっているよ。
「えっと、確か宰相って午後は閣僚との打ち合わせが入っていましたよね」
「はい。ですので、宰相はルーシー殿下とアレク殿下に打ち合わせに出て欲しいと言っておりました」
「「えっ?」」
あの、宰相?
そういう重要な話は、僕にも教えて下さいよ。
職員から聞いた話で、僕もルーシーお姉様もビックリしちゃいました。
因みに、肝心の宰相は午前中も会議で執務室にはいません。
これはどうしようもないなと思いながら、僕はルーシーお姉様と午後の仕事の調整に入りました。
「という事で、午後は学園に行ってきます」
「私も一緒について行きますわ」
「そう、気をつけてね」
昼食時に午後の予定を皆に伝えると、王妃様が答えてくれました。
因みに、リズとエレノアとティナおばあさまは、まだ食堂に帰ってきません。
随分と気合を入れて、王城の中を回っているそうです。
「ルーシーは、自分が来年入学する際の警備の参考にもなるから、よく話を聞いてくるんだよ」
「はい、お母様」
そういえば、卒園式でエマさんとオリビアさんが学園を卒園するけど、来年は早くもルーシーお姉様が学園に入園するのか。
そう思うと、月日が経つのはとても早いですね。
応援ありがとうございます!
73
お気に入りに追加
7,498
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。