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第二十三章 ルルーさんの結婚式と新たな命の誕生
六百十五話 助けたクマとの再会です
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新人冒険者がおばちゃんから指導を受けている間に、僕達は薬草採取を始めます。
「あっ、いた!」
皆で薬草をゴソゴソと採っていると、ミカエルが突然薮の中に入って行きました。
プリンも一緒だから問題ないと思うけど、ミカエルは何を見つけたのかな?
ゴソゴソゴソ。
「くまちゃ、いた!」
「ガルルル」
「「「えっ!」」」
茂みから現れたのは、大きなクマとクマに乗るミカエルです。
多分だけど、魔獣化実験につきあわされたあのクマで間違いないだろう。
「「「くまちゃ!」」」
「ガオガオ」
ブリットにメイちゃんとリラちゃんも、クマのもとにかけて行きました。
ルーシーお姉様とエレノアもクマに会った事があるので、特に気にしていません。
「ほらほら、クマと遊ぶのは良いけど薬草も採らないとね」
「「「はーい」」」
ティナおばあさまもクマと会ったことがあるので、普通に対応しています。
ミカエル達は、クマから離れて薬草採取を始めました。
「「「ヒヒーン」」」
「「「キュキュ」」」
「ガウガウ」
一方で、クマはというとポニさん達とマジカルラット達と一緒にお喋りしていました。
とんでもない組み合わせだけど、ポニさん達とマジカルラット達は気にしていないので、会話を楽しんで貰いましょう。
時々ベリーや薬草を食べているし、クマも空腹って訳じゃないみたいですね。
「あんたらは、クマに気を取られていないで薬草を集めるよ!」
「「「はっ、はい!」」」
ゴブリンキングと戦ったお姉さん達はクマは全然気にしていないけど、新人冒険者は大きなクマにビビりまくりです。
おばちゃんにけしかけられて、ビビりながら薬草を集めています。
デビュー戦にしては、結構キツイ状況なのかな?
これから他のクマに遭遇する事もあるから、耐性を付けて貰わないと。
こうして、薬草採取も無事に終わりました。
「ガウガウ」
「「「またねー」」」
薬草採取が終わって帰るタイミングで、クマも森の奥に帰って行きました。
すっかりと新人冒険者は疲弊していたけど、もうこれで帰るから頑張らないとね。
「おお、あのクマか。俺達も見た事あるぞ。冒険者は強いと理解して、遠くから見ているだけで手を出さないぞ」
「普通に強いクマらしいし、下手に相手をする方が馬鹿を見るな」
「「「もぐもぐ」」」
ギルドの食堂で昼食を食べていると、他の冒険者もクマを見たと話しかけてきました。
これからも普通に会える可能性は高そうだし、お肉をもりもりと食べているミカエル達の友達なのは確定ですね。
こうして、僕達は屋敷に戻りました。
「えー! あのクマに会ったの? 私も会いたかった」
「キュキュー!」
屋敷に戻るとルシアさんとククリさんがいたので、ミカエル達がクマに会ったと嬉しそうに話をしていた。
ルシアさんとポッキーはクマに会えなくて悔しがっていたけど、先ずは結婚式の準備を進めないとね。
「あっ、いた!」
皆で薬草をゴソゴソと採っていると、ミカエルが突然薮の中に入って行きました。
プリンも一緒だから問題ないと思うけど、ミカエルは何を見つけたのかな?
ゴソゴソゴソ。
「くまちゃ、いた!」
「ガルルル」
「「「えっ!」」」
茂みから現れたのは、大きなクマとクマに乗るミカエルです。
多分だけど、魔獣化実験につきあわされたあのクマで間違いないだろう。
「「「くまちゃ!」」」
「ガオガオ」
ブリットにメイちゃんとリラちゃんも、クマのもとにかけて行きました。
ルーシーお姉様とエレノアもクマに会った事があるので、特に気にしていません。
「ほらほら、クマと遊ぶのは良いけど薬草も採らないとね」
「「「はーい」」」
ティナおばあさまもクマと会ったことがあるので、普通に対応しています。
ミカエル達は、クマから離れて薬草採取を始めました。
「「「ヒヒーン」」」
「「「キュキュ」」」
「ガウガウ」
一方で、クマはというとポニさん達とマジカルラット達と一緒にお喋りしていました。
とんでもない組み合わせだけど、ポニさん達とマジカルラット達は気にしていないので、会話を楽しんで貰いましょう。
時々ベリーや薬草を食べているし、クマも空腹って訳じゃないみたいですね。
「あんたらは、クマに気を取られていないで薬草を集めるよ!」
「「「はっ、はい!」」」
ゴブリンキングと戦ったお姉さん達はクマは全然気にしていないけど、新人冒険者は大きなクマにビビりまくりです。
おばちゃんにけしかけられて、ビビりながら薬草を集めています。
デビュー戦にしては、結構キツイ状況なのかな?
これから他のクマに遭遇する事もあるから、耐性を付けて貰わないと。
こうして、薬草採取も無事に終わりました。
「ガウガウ」
「「「またねー」」」
薬草採取が終わって帰るタイミングで、クマも森の奥に帰って行きました。
すっかりと新人冒険者は疲弊していたけど、もうこれで帰るから頑張らないとね。
「おお、あのクマか。俺達も見た事あるぞ。冒険者は強いと理解して、遠くから見ているだけで手を出さないぞ」
「普通に強いクマらしいし、下手に相手をする方が馬鹿を見るな」
「「「もぐもぐ」」」
ギルドの食堂で昼食を食べていると、他の冒険者もクマを見たと話しかけてきました。
これからも普通に会える可能性は高そうだし、お肉をもりもりと食べているミカエル達の友達なのは確定ですね。
こうして、僕達は屋敷に戻りました。
「えー! あのクマに会ったの? 私も会いたかった」
「キュキュー!」
屋敷に戻るとルシアさんとククリさんがいたので、ミカエル達がクマに会ったと嬉しそうに話をしていた。
ルシアさんとポッキーはクマに会えなくて悔しがっていたけど、先ずは結婚式の準備を進めないとね。
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