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第十九章 懐古派の砦編
四百十二話 オカマさんからの相談?
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店員に会計をお願いすると、店長を呼んでくると言われた。
良かった、店員さんは普通のお姉さんだった。
店員までオカマだったら、本当に凄いことになるよ。
オカマさんは僕達の事を待っていたのか、直ぐにやってきた。
「あらあ、皆美味しく食べてくれた様ね」
「とても美味しかったよ!」
「どういたしまして。お客さんに美味しいって言って貰えるなんて、料理人としてとても嬉しいわ」
僕達が完食したのを見て、オカマさんはとても喜んでいた。
僕だって作ったものを美味しいって食べてもらうと、とても嬉しいよ。
「お会計ありがとうね。後ね、私からもちょっと相談があるのよ。夕方になったら教会に行くわね。ちょうど今日は、夜の営業がお休みなのよ」
「分かりましたわ。では、教会でお待ちしていますわ」
僕達がオカマさんに質問する前に、オカマさんからも相談があるって言われてしまった。
ちょうどタイミングが良いので、一緒にこちらからの質問も夕方にする様にしよう。
因みに話の内容を聞く限り、ティナおばあさまも今のオカマさんにはあまり警戒をしていない様だ。
僕達はお店から出てきて、教会の施設に戻ります。
「どうやら、アリアも夕方の話し合いに参加するつもりらしいわ」
「アリア様は帝国でオカマさんに会っていますし、問題ないですね」
早速ティナおばあさまが陛下宛に夕方の話し合いの事を伝えたら、アリア様がこちらに来る事になった。
そういえば、アレクサさんはアリア様には一度も会っていないよね。
「アレクサさん、今の帝国皇帝陛下の妹で国王陛下の側室のアリア様が合流する事になりました」
「そ、それはとんでもない方が来られますね。流石はティナ様です」
アリア様が来る事に思わずアレクサさんの顔は引きつっているけど、まだまだ偉い人に会う可能性は高いよ。
まあ、考えても仕方ないので、この後の事を考える事に。
「じゃあ、夕方になるまでの間はどうしますか?」
「一度、辺境伯領の屋敷に行きましょう。子ども達の事も確認しないといけませんが、捕まえた不審者が何を供述しているか気になりますわ」
「そうだな、俺もティナ様の意見に賛成だ。奴らがどんな事をしたのか気になるな。一度辺境伯領に戻ろう」
という事で、方針も決まったので早速辺境伯領に戻る事になりました。
レリーフ枢機卿はブレイクランドに残りますが、アレクサさんは僕達についていきます。
ミカエル達は元気になったのかな?
良かった、店員さんは普通のお姉さんだった。
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「あらあ、皆美味しく食べてくれた様ね」
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僕達が完食したのを見て、オカマさんはとても喜んでいた。
僕だって作ったものを美味しいって食べてもらうと、とても嬉しいよ。
「お会計ありがとうね。後ね、私からもちょっと相談があるのよ。夕方になったら教会に行くわね。ちょうど今日は、夜の営業がお休みなのよ」
「分かりましたわ。では、教会でお待ちしていますわ」
僕達がオカマさんに質問する前に、オカマさんからも相談があるって言われてしまった。
ちょうどタイミングが良いので、一緒にこちらからの質問も夕方にする様にしよう。
因みに話の内容を聞く限り、ティナおばあさまも今のオカマさんにはあまり警戒をしていない様だ。
僕達はお店から出てきて、教会の施設に戻ります。
「どうやら、アリアも夕方の話し合いに参加するつもりらしいわ」
「アリア様は帝国でオカマさんに会っていますし、問題ないですね」
早速ティナおばあさまが陛下宛に夕方の話し合いの事を伝えたら、アリア様がこちらに来る事になった。
そういえば、アレクサさんはアリア様には一度も会っていないよね。
「アレクサさん、今の帝国皇帝陛下の妹で国王陛下の側室のアリア様が合流する事になりました」
「そ、それはとんでもない方が来られますね。流石はティナ様です」
アリア様が来る事に思わずアレクサさんの顔は引きつっているけど、まだまだ偉い人に会う可能性は高いよ。
まあ、考えても仕方ないので、この後の事を考える事に。
「じゃあ、夕方になるまでの間はどうしますか?」
「一度、辺境伯領の屋敷に行きましょう。子ども達の事も確認しないといけませんが、捕まえた不審者が何を供述しているか気になりますわ」
「そうだな、俺もティナ様の意見に賛成だ。奴らがどんな事をしたのか気になるな。一度辺境伯領に戻ろう」
という事で、方針も決まったので早速辺境伯領に戻る事になりました。
レリーフ枢機卿はブレイクランドに残りますが、アレクサさんは僕達についていきます。
ミカエル達は元気になったのかな?
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