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ポチの37話 りっちゃんの悲鳴?
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ルーナちゃんのお母さんが香辛料屋さんのおっちゃんと婚約したので、皆で結婚式をやろうとなったんだよ。
「ほほほ、それは良いのう」
「とても素晴らしい事ですわね」
勿論、司祭のお爺さんとシスターさんも大賛成してくれたよ。
準備とかもあるから、一ヶ月後にやろうってなったんだ。
「せっかくだから、ウェディングドレスも着せてあげたいわね」
「確か、倉庫にお古があったはずよ」
商店街のおばちゃんもとってもやる気になったんだ。
服屋さんのおかみさんが、ウェディングドレスを用意してくれるんだって。
ルーナちゃんのお母さんはとっても綺麗だから、白いウェディングドレスはよく似合いそうだよ。
「せっかくだから、新作商品も出してみようか?」
「うん、そうだね!」
パン屋さんのマーサさんとミッケちゃんの新作はいつも美味しいからなあ。
皆、絶対に気に入ってくれるはずだよ。
結婚式の準備はもう少ししてから開始するという事なので、今日はいつも通りにお手伝いをするんだよ。
「いらっしゃーい、今日のサンドイッチは新作だよ!」
今日はギルドでパン屋さんの出張販売だよ。
もうギルドで販売する事にも慣れてきちゃった。
冒険者とも仲良しだし、ミッケちゃんとリルムちゃんとの連携もバッチリだよ。
「ふふふ、いつもポチは元気ねえ」
「はい、ポチちゃんがいる事によって、ギルドにもとっても良い影響が出ています」
そんなポチの様子を、りっちゃんがカウンターに座りながら眺めているんだ。
ギルドの副マスターっていう偉い女性と話をしていているんだよ。
りっちゃんも偉い人とお話をしたり、とっても大変だね。
あ、そうだ。
折角だからりっちゃんにも新作のサンドイッチを食べてもらおう!
「りっちゃん、ミッケちゃんが考えた新作だよ」
「わあ、フルーツが沢山入っていて見た目もいいしとっても美味しいわ」
「ミッケちゃん、美味しいって! 領主様の娘様のお墨付きだよ!」
「わわわ、ポチちゃん声が大きいよ」
ミッケちゃんは恥ずかしがっているけど、美味しいのは間違い無いのだ。
ポチも試食したけど、とっても美味しかったんだ。
りっちゃんも美味しいって絶賛していたよ。
「お嬢様、そろそろお屋敷にお戻りになるお時間でございます」
「もうこんな時間ですね。ポチといると、時間の経過が早いですね」
おっと、りっちゃんはこれからリハビリとお勉強の時間なのだ。
なので、ポチとはここでお別れだよ。
「りっちゃん、リハビリ頑張ってね!」
「ポチも売り子頑張ってね」
りっちゃんに負けてられないと、ポチも気合を入れるよ。
りっちゃんは入口に待機している馬車に向かって、侍従のお姉さんと一緒に行ったよ。
「ミッケちゃん、リルムちゃん。新作のサンドイッチもだいぶ売れたね」
「途中で補充しにいったくらいだし、女性の冒険者さんに人気だったよ」
「流石はミッケちゃん。リルムでは無理だよ」
ミッケちゃんとリルムちゃんと商品チェックしていた時だったの。
「きゃー! 誰かー!」
「あ、この声はりっちゃんだ!」
りっちゃんの声が冒険者ギルドの外から聞こえたから、ポチは一目散に駆け出したよ。
りっちゃん、無事かな?
「ほほほ、それは良いのう」
「とても素晴らしい事ですわね」
勿論、司祭のお爺さんとシスターさんも大賛成してくれたよ。
準備とかもあるから、一ヶ月後にやろうってなったんだ。
「せっかくだから、ウェディングドレスも着せてあげたいわね」
「確か、倉庫にお古があったはずよ」
商店街のおばちゃんもとってもやる気になったんだ。
服屋さんのおかみさんが、ウェディングドレスを用意してくれるんだって。
ルーナちゃんのお母さんはとっても綺麗だから、白いウェディングドレスはよく似合いそうだよ。
「せっかくだから、新作商品も出してみようか?」
「うん、そうだね!」
パン屋さんのマーサさんとミッケちゃんの新作はいつも美味しいからなあ。
皆、絶対に気に入ってくれるはずだよ。
結婚式の準備はもう少ししてから開始するという事なので、今日はいつも通りにお手伝いをするんだよ。
「いらっしゃーい、今日のサンドイッチは新作だよ!」
今日はギルドでパン屋さんの出張販売だよ。
もうギルドで販売する事にも慣れてきちゃった。
冒険者とも仲良しだし、ミッケちゃんとリルムちゃんとの連携もバッチリだよ。
「ふふふ、いつもポチは元気ねえ」
「はい、ポチちゃんがいる事によって、ギルドにもとっても良い影響が出ています」
そんなポチの様子を、りっちゃんがカウンターに座りながら眺めているんだ。
ギルドの副マスターっていう偉い女性と話をしていているんだよ。
りっちゃんも偉い人とお話をしたり、とっても大変だね。
あ、そうだ。
折角だからりっちゃんにも新作のサンドイッチを食べてもらおう!
「りっちゃん、ミッケちゃんが考えた新作だよ」
「わあ、フルーツが沢山入っていて見た目もいいしとっても美味しいわ」
「ミッケちゃん、美味しいって! 領主様の娘様のお墨付きだよ!」
「わわわ、ポチちゃん声が大きいよ」
ミッケちゃんは恥ずかしがっているけど、美味しいのは間違い無いのだ。
ポチも試食したけど、とっても美味しかったんだ。
りっちゃんも美味しいって絶賛していたよ。
「お嬢様、そろそろお屋敷にお戻りになるお時間でございます」
「もうこんな時間ですね。ポチといると、時間の経過が早いですね」
おっと、りっちゃんはこれからリハビリとお勉強の時間なのだ。
なので、ポチとはここでお別れだよ。
「りっちゃん、リハビリ頑張ってね!」
「ポチも売り子頑張ってね」
りっちゃんに負けてられないと、ポチも気合を入れるよ。
りっちゃんは入口に待機している馬車に向かって、侍従のお姉さんと一緒に行ったよ。
「ミッケちゃん、リルムちゃん。新作のサンドイッチもだいぶ売れたね」
「途中で補充しにいったくらいだし、女性の冒険者さんに人気だったよ」
「流石はミッケちゃん。リルムでは無理だよ」
ミッケちゃんとリルムちゃんと商品チェックしていた時だったの。
「きゃー! 誰かー!」
「あ、この声はりっちゃんだ!」
りっちゃんの声が冒険者ギルドの外から聞こえたから、ポチは一目散に駆け出したよ。
りっちゃん、無事かな?
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