メクレロ！

第一章 私立ロクラーン魔法学校

雑記 タキ・トルトの話

　はじめに。

　本筋とは特に関係無いので、読まなくても大丈夫です。



　「タキ・トルト」


　初めて小説を書くにあたってお酒を飲みながら話の大筋等を決める際に、さて主人公の名前を決めねばならぬがどうしよう？という時に聴いていたのがリー・モーガンで、「月の砂漠」が入ってるアルバムだったので「月の砂漠の作曲は誰だっけ？瀧廉太郎か」ということで決めましたが、思い返せば瀧廉太郎は「荒城の月」でした。月の砂漠は別の人です。申し訳ありません。


　荒城の月と言えば。


　メロディー３小節目の最後のシャープが有るか無いかという問題です。これをコード的な解釈をしますと、７ｔｈコードにおける次の小節に向かっていく為の重要な音となる訳で、何やらポップスやジャズ的な雰囲気があります。というか、改めて伴奏を考えてみるとジャズっぽくやっても割と良いメロディーを付けられそうだということで弾いてみると、思いの外現代的。

　そして１段目になんとなく今風なコード進行を付けてみる。



　key＝Ａｍ


　｜Ａｍ　Ａｍ／Ｇ｜Ｆ　Ｅｍ７｜Ｄｍ７　Ｂ７／Ｄ♯｜Ｅ７　Ｅ７｜




　驚くほどポップ。softlyみたいなイントロを付ければジャズでやっても違和感は無い、ことは無いのでしょうけど、ジャズのライブの２セット目ならちょっとしたウケを取れるかも知れません。倍テンでやると更に良し。歌詞の美しさは大幅に損なわれるので注意が必要です。

　懲りずにジャズでやるならＡＡＢＡという形になる訳で、Ｂの部分は循環のブリッジの様な風にして

　｜Ｆ７｜Ｂ♭７｜Ｇ７｜Ｅ７｜

　みたいな感じでやると適当に秒で思い付いただけですけど何だか、ちゃんとアレンジしたんだぞという気分を味わえますね。どなたか、バンドをやってる方がいらっしゃいましたら、是非一度バンドに持ち込んでやってみて、メンバーに怒られたかどうか教えて下さい。もし怒られなかったら、僕も何かの機会に誰かに渡してみようと思います。


　以上、タキ・トルトの話でした。