【完結】その手を伸ばさないで掴んだりしないで

亡くなった祖母の遺言で受け取った古びたランプは、魔法のランプだった。
突然現れた男は自らをランプの魔人と名乗り三つの願いを叶えるまで側を離れないと言った。
これは、ランプの魔人を名乗る男と突如そんなランプの魔人の主となった男の物語である。

―毎日を実に楽しそうに満喫するランプの魔人に苛立ちながらもその背景と自身を道具と蔑む魔人の本質を知るにつれ徐々に惹かれていく主人公はある夜、魔人の来歴を知り激怒する。
この男を一人の人間として愛してやりたいと手を伸ばした彼は無事、その手を掴めるのか。握り返してもらえるのか。
彼らの行く末を知るのは古ぼけたランプのみだった。


完結しました。
本編後の物語である短編、魔人さんシリーズまで投稿完了しております。


★カップリング傾向★
魔人の主×ランプの魔人
男前×自罰思考
太陽属性×月属性
平凡攻め×美形受け
24h.ポイント 0pt
50
小説 195,730 位 / 195,730件 BL 25,950 位 / 25,950件

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