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帳先輩と、初めての‥‥‥
ポンコツαの初恋事情 20
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「帳先輩、感じやすいんですね」
自身の愛撫に悦んでくれる事が嬉しくて、日向が恍惚とした笑みを浮かべると
「か、感じやすいの‥‥‥嫌い?」
帳が火照った顔で恥ずかしそうに視線をそらした。
「いや‥‥まさか‥‥」
熱に浮かされた声て囁きかけると、帳は不安げに日向へと視線を戻す。
日向は両手で帳の頬を優しく包みこみ、慈しむ様に顔中に触れるだけの口付けを落とした。
ゆっくり両手を離し、滑らかな身体のラインをなぞる様に手を這わせると、そのまま下腹部を撫で、帳のペニスにそっと触れる。
「いっ、嫌だっ‥‥日向くんは、そんなもの触っちゃ駄目!」
途端、帳が今までにない程に恥じらい、抵抗を見せた。
「そこ、だめぇっ、同性のそれなんて、気持ち悪いでしょ?」
帳は怯えた様に目を見開き、再び緩く勃ちあがったペニスを両手で必死に隠すが、日向は膝立ちになり、うっすら赤く染まった帳の身体を眺めると、興奮から喉を鳴らした。
「帳先輩が男性であることは、分かっています。でも、俺が一度でもそれを気にした事がありますか?」
「ひなた‥くん‥‥」
「男だとか、女だとか、関係ありません。俺は、ありのままの帳先輩に恋をしたんですから」
だから、俺には全てを見せて下さい。
日向は帳に訴えかけると、強情な手を引き剥がした。
そのまま帳の脚を強引に開かせると、すらりとした脚の間には成人男性らしい、それでいて色素沈殿の薄いペニスが興奮をしめしており、刺激を求めて揺れていた。
目の前の光景のあまりの卑猥さに目を奪われ、日向が無言で見つめていると
「お、お願いだから‥‥あんまり‥‥見ないで」
と、帳が羞恥と不安感から涙を滲ませ、日向に懇願した。
(帳先輩には、言葉だけでは伝わらないんだ)
ならばと日向は帳の手をとり、痛い位に硬くそそり勃った自身のペニスに触れさせた。
すっかり熱を持ち、大きく脈打つそれに、帳は頬を真っ赤に染める。
「日向くん‥‥これ‥‥」
帳は恥ずかしそうに、それでいてどこか嬉しそうに日向を見つめた。
「ほら、ちゃんと興奮してるでしょ?」
「うっ、うん‥‥」
「なら俺の事、信じて下さい」
そう伝えると、日向は帳の濡れそぼったそれを包み込み、上下に扱いた。
「ぁっ‥‥はぁっ‥‥‥ひなたくっ‥‥‥」
「先輩の、もっと、触れさせて」
「やっ‥‥手っ、そんな風に動かしちゃ‥‥‥‥駄目ぇっ」
自身のそれに触れるのとは違う、芯を持っていても柔らかな皮膚は日向にとって触り心地の良いものであった。
溢れ出す先走りを塗り込む様に刺激を続けると、帳がひっきりなしに喘ぎ声をあげ、日向の興奮をより一層煽る。
先程舌と指で可愛がり、尖らせた白桃色の乳首が呼吸に合わせて緩やかに動く様はあまりにいやらしく、日向はペニスを愛撫する手をそのままに、撫でる様に肌に舌を這わせ、その頂に強く吸い付いた。
「ぁっ‥‥両方やっ‥‥ぁっ‥‥あぁんっ!」
帳は高く喘ぐと、シーツを握りしめ、涙目で腰をくねらせる。
快楽に抗いきれず、淫らに乱れるその姿は目眩がする程艶やかで、どこまでも日向の欲を掻き立てた。
「やぁっ‥‥あっ‥‥あっあぁっ!」
「帳先輩っ、可愛いっ、もっと声、聞かせて」
「やっ‥‥だっ、はっ、恥ずかしっ‥‥ひっ‥あっ、あぁっ」
(帳先輩が俺の手でこんなに感じてくれてる。嬉しい。嬉しいっ)
自然と帳のペニスを上下に扱く手が早まる。
日向は先走りを溢れさせる亀頭をなで回し、何度も、尿道を指でくすぐる。
「ぁっ‥‥やあっ‥‥もっ‥‥だめぇっ!!」
「はぁっ、帳先輩っ」
「いっくぅっ‥‥でちゃっ‥‥あぁぁっ!」
帳は背をしならせ、いっそう高く喘ぐと、全身を震わせ、ペニスから精液を溢れさせ、日向の手を白く汚した。
日向は帳の精液に濡れた手を口元に持っていくと、戸惑うことなくそれを舐めとってゆく。
それはAVで観て以来、長年してみたかった行為であったのだが、日向はそれをさも慣れているかの様に行った。
途端、目蓋を閉じかけていた帳が心底驚いたように目を見くと、信じられないといった顔で日向を見つめる。
「なっ、なんでそんなもの舐めてるのさっ」
「舐めたかったから。帳先輩の、苦味の中にほんのりとした甘味があって、美味しいですよ」
「そんな訳ないでしょ。第一恥ずかしすぎるよっ!」
恍惚とした表情で微笑む日向を見て、真っ赤な顔で帳が叫んだ。
自身の愛撫に悦んでくれる事が嬉しくて、日向が恍惚とした笑みを浮かべると
「か、感じやすいの‥‥‥嫌い?」
帳が火照った顔で恥ずかしそうに視線をそらした。
「いや‥‥まさか‥‥」
熱に浮かされた声て囁きかけると、帳は不安げに日向へと視線を戻す。
日向は両手で帳の頬を優しく包みこみ、慈しむ様に顔中に触れるだけの口付けを落とした。
ゆっくり両手を離し、滑らかな身体のラインをなぞる様に手を這わせると、そのまま下腹部を撫で、帳のペニスにそっと触れる。
「いっ、嫌だっ‥‥日向くんは、そんなもの触っちゃ駄目!」
途端、帳が今までにない程に恥じらい、抵抗を見せた。
「そこ、だめぇっ、同性のそれなんて、気持ち悪いでしょ?」
帳は怯えた様に目を見開き、再び緩く勃ちあがったペニスを両手で必死に隠すが、日向は膝立ちになり、うっすら赤く染まった帳の身体を眺めると、興奮から喉を鳴らした。
「帳先輩が男性であることは、分かっています。でも、俺が一度でもそれを気にした事がありますか?」
「ひなた‥くん‥‥」
「男だとか、女だとか、関係ありません。俺は、ありのままの帳先輩に恋をしたんですから」
だから、俺には全てを見せて下さい。
日向は帳に訴えかけると、強情な手を引き剥がした。
そのまま帳の脚を強引に開かせると、すらりとした脚の間には成人男性らしい、それでいて色素沈殿の薄いペニスが興奮をしめしており、刺激を求めて揺れていた。
目の前の光景のあまりの卑猥さに目を奪われ、日向が無言で見つめていると
「お、お願いだから‥‥あんまり‥‥見ないで」
と、帳が羞恥と不安感から涙を滲ませ、日向に懇願した。
(帳先輩には、言葉だけでは伝わらないんだ)
ならばと日向は帳の手をとり、痛い位に硬くそそり勃った自身のペニスに触れさせた。
すっかり熱を持ち、大きく脈打つそれに、帳は頬を真っ赤に染める。
「日向くん‥‥これ‥‥」
帳は恥ずかしそうに、それでいてどこか嬉しそうに日向を見つめた。
「ほら、ちゃんと興奮してるでしょ?」
「うっ、うん‥‥」
「なら俺の事、信じて下さい」
そう伝えると、日向は帳の濡れそぼったそれを包み込み、上下に扱いた。
「ぁっ‥‥はぁっ‥‥‥ひなたくっ‥‥‥」
「先輩の、もっと、触れさせて」
「やっ‥‥手っ、そんな風に動かしちゃ‥‥‥‥駄目ぇっ」
自身のそれに触れるのとは違う、芯を持っていても柔らかな皮膚は日向にとって触り心地の良いものであった。
溢れ出す先走りを塗り込む様に刺激を続けると、帳がひっきりなしに喘ぎ声をあげ、日向の興奮をより一層煽る。
先程舌と指で可愛がり、尖らせた白桃色の乳首が呼吸に合わせて緩やかに動く様はあまりにいやらしく、日向はペニスを愛撫する手をそのままに、撫でる様に肌に舌を這わせ、その頂に強く吸い付いた。
「ぁっ‥‥両方やっ‥‥ぁっ‥‥あぁんっ!」
帳は高く喘ぐと、シーツを握りしめ、涙目で腰をくねらせる。
快楽に抗いきれず、淫らに乱れるその姿は目眩がする程艶やかで、どこまでも日向の欲を掻き立てた。
「やぁっ‥‥あっ‥‥あっあぁっ!」
「帳先輩っ、可愛いっ、もっと声、聞かせて」
「やっ‥‥だっ、はっ、恥ずかしっ‥‥ひっ‥あっ、あぁっ」
(帳先輩が俺の手でこんなに感じてくれてる。嬉しい。嬉しいっ)
自然と帳のペニスを上下に扱く手が早まる。
日向は先走りを溢れさせる亀頭をなで回し、何度も、尿道を指でくすぐる。
「ぁっ‥‥やあっ‥‥もっ‥‥だめぇっ!!」
「はぁっ、帳先輩っ」
「いっくぅっ‥‥でちゃっ‥‥あぁぁっ!」
帳は背をしならせ、いっそう高く喘ぐと、全身を震わせ、ペニスから精液を溢れさせ、日向の手を白く汚した。
日向は帳の精液に濡れた手を口元に持っていくと、戸惑うことなくそれを舐めとってゆく。
それはAVで観て以来、長年してみたかった行為であったのだが、日向はそれをさも慣れているかの様に行った。
途端、目蓋を閉じかけていた帳が心底驚いたように目を見くと、信じられないといった顔で日向を見つめる。
「なっ、なんでそんなもの舐めてるのさっ」
「舐めたかったから。帳先輩の、苦味の中にほんのりとした甘味があって、美味しいですよ」
「そんな訳ないでしょ。第一恥ずかしすぎるよっ!」
恍惚とした表情で微笑む日向を見て、真っ赤な顔で帳が叫んだ。
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