73 / 94
rest6…プレゼント (pov八戒)
しおりを挟む
一緒に買い物に向かって…
悟空がトイレに行ってる間に
雅が珍しく考え込んでいた……
「ねえ八戒…」
「はい?」
「私、ちょっと寄りたいところがあるんだけど……いい?」
雅が寄り道をしたい……
そういってくるのは本当に珍しくて…
「珍しいですね。どうしました?」
「三蔵の誕生日プレゼント……」
……あぁ、それで寄り道、ですか。
納得です。
三蔵は何が欲しいのだろうとか、
こんなのどうだろう……とか…
色々と彼女なりに考察してるんですが……
「アクセサリーなんて柄じゃねえよ!とか…いいそうだし…」
そうですね…いくら雅からでも着けなさそうです…
「服…も新調してたし…どうしよう……」
あぁ、確かに。少し前の街で買い足してましたね。
三蔵にしては珍しいとも思ったんです。
だとしたら……
雅にしか出来ないことならどうですか?
そう。
あなたにしか出来ないことなら、確実に悦びますよ?三蔵。
「…私にしか……って何がある?」
「例えば…」
雅?貴女自身って手もありますよ?
でもそれを伝える前に悟空が戻ってきて……
悟空にまで聞いていますね……
付き合わせて悪いと謝りながらも
本当に三蔵の事しか見えてないんですから……
これ程だと、恋愛感情なくともかわいく思えますね……本当に。
「三蔵のほしいものかぁ……そういや三蔵ってそういった欲ほっとんど聞かねえよな」
あ、、、悟空地雷です。それ。
「悟空も聞いたことないのか……ぁ」
「でもさ?雅があげたいって思うものならいいんじゃねえの?」
「…私があげたい……ものかぁ…」
「そ!!なんかねえの?雅があげたいもの…」
僕がさっきいいかけたのと同じ様な事ですね。
やっぱりそういうことになるんですよ……
雅があげるのなら、
恐らく着けそうにないアクセサリーだって……
新調したばかりの服だって……
そう、いっそのこと趣味のスッゴい悪いものだって……
三蔵は喜ぶと思いますよ?
「ふざけんな」
とか言いながらも、きっと大事にすると思います。
でも恐らく一番のプレゼントは……
ねえ雅?
貴女からのキスだと……
僕は思いますけどね?
.
悟空がトイレに行ってる間に
雅が珍しく考え込んでいた……
「ねえ八戒…」
「はい?」
「私、ちょっと寄りたいところがあるんだけど……いい?」
雅が寄り道をしたい……
そういってくるのは本当に珍しくて…
「珍しいですね。どうしました?」
「三蔵の誕生日プレゼント……」
……あぁ、それで寄り道、ですか。
納得です。
三蔵は何が欲しいのだろうとか、
こんなのどうだろう……とか…
色々と彼女なりに考察してるんですが……
「アクセサリーなんて柄じゃねえよ!とか…いいそうだし…」
そうですね…いくら雅からでも着けなさそうです…
「服…も新調してたし…どうしよう……」
あぁ、確かに。少し前の街で買い足してましたね。
三蔵にしては珍しいとも思ったんです。
だとしたら……
雅にしか出来ないことならどうですか?
そう。
あなたにしか出来ないことなら、確実に悦びますよ?三蔵。
「…私にしか……って何がある?」
「例えば…」
雅?貴女自身って手もありますよ?
でもそれを伝える前に悟空が戻ってきて……
悟空にまで聞いていますね……
付き合わせて悪いと謝りながらも
本当に三蔵の事しか見えてないんですから……
これ程だと、恋愛感情なくともかわいく思えますね……本当に。
「三蔵のほしいものかぁ……そういや三蔵ってそういった欲ほっとんど聞かねえよな」
あ、、、悟空地雷です。それ。
「悟空も聞いたことないのか……ぁ」
「でもさ?雅があげたいって思うものならいいんじゃねえの?」
「…私があげたい……ものかぁ…」
「そ!!なんかねえの?雅があげたいもの…」
僕がさっきいいかけたのと同じ様な事ですね。
やっぱりそういうことになるんですよ……
雅があげるのなら、
恐らく着けそうにないアクセサリーだって……
新調したばかりの服だって……
そう、いっそのこと趣味のスッゴい悪いものだって……
三蔵は喜ぶと思いますよ?
「ふざけんな」
とか言いながらも、きっと大事にすると思います。
でも恐らく一番のプレゼントは……
ねえ雅?
貴女からのキスだと……
僕は思いますけどね?
.
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
ヤンデレエリートの執愛婚で懐妊させられます
沖田弥子
恋愛
職場の後輩に恋人を略奪された澪。終業後に堪えきれず泣いていたところを、営業部のエリート社員、天王寺明夜に見つかってしまう。彼に優しく慰められながら居酒屋で事の顛末を話していたが、なぜか明夜と一夜を過ごすことに――!? 明夜は傷心した自分を慰めてくれただけだ、と考える澪だったが、翌朝「責任をとってほしい」と明夜に迫られ、婚姻届にサインしてしまった。突如始まった新婚生活。明夜は澪の心と身体を幸せで満たしてくれていたが、徐々に明夜のヤンデレな一面が見えてきて――執着強めな旦那様との極上溺愛ラブストーリー!

真実の愛は、誰のもの?
ふまさ
恋愛
「……悪いと思っているのなら、く、口付け、してください」
妹のコーリーばかり優先する婚約者のエディに、ミアは震える声で、思い切って願いを口に出してみた。顔を赤くし、目をぎゅっと閉じる。
だが、温かいそれがそっと触れたのは、ミアの額だった。
ミアがまぶたを開け、自分の額に触れた。しゅんと肩を落とし「……また、額」と、ぼやいた。エディはそんなミアの頭を撫でながら、柔やかに笑った。
「はじめての口付けは、もっと、ロマンチックなところでしたいんだ」
「……ロマンチック、ですか……?」
「そう。二人ともに、想い出に残るような」
それは、二人が婚約してから、六年が経とうとしていたときのことだった。

隠れドS上司をうっかり襲ったら、独占愛で縛られました
加地アヤメ
恋愛
商品企画部で働く三十歳の春陽は、周囲の怒涛の結婚ラッシュに財布と心を痛める日々。結婚相手どころか何年も恋人すらいない自分は、このまま一生独り身かも――と盛大に凹んでいたある日、酔った勢いでクールな上司・千木良を押し倒してしまった!? 幸か不幸か何も覚えていない春陽に、全てなかったことにしてくれた千木良。だけど、不意打ちのように甘やかしてくる彼の思わせぶりな言動に、どうしようもなく心と体が疼いてしまい……。「どうやら私は、かなり独占欲が強い、嫉妬深い男のようだよ」クールな隠れドS上司をうっかりその気にさせてしまったアラサー女子の、甘すぎる受難!

【完結80万pt感謝】不貞をしても婚約破棄されたくない美男子たちはどうするべきなのか?
宇水涼麻
恋愛
高位貴族令息である三人の美男子たちは学園内で一人の男爵令嬢に侍っている。
そんな彼らが卒業式の前日に家に戻ると父親から衝撃的な話をされた。
婚約者から婚約を破棄され、第一後継者から降ろされるというのだ。
彼らは慌てて学園へ戻り、学生寮の食堂内で各々の婚約者を探す。
婚約者を前に彼らはどうするのだろうか?
短編になる予定です。
たくさんのご感想をいただきましてありがとうございます!
【ネタバレ】マークをつけ忘れているものがあります。
ご感想をお読みになる時にはお気をつけください。すみません。

【完結】仰る通り、貴方の子ではありません
ユユ
恋愛
辛い悪阻と難産を経て産まれたのは
私に似た待望の男児だった。
なのに認められず、
不貞の濡れ衣を着せられ、
追い出されてしまった。
実家からも勘当され
息子と2人で生きていくことにした。
* 作り話です
* 暇つぶしにどうぞ
* 4万文字未満
* 完結保証付き
* 少し大人表現あり
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる