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scene2…side会長様
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それはカラリと晴れた日だった。
二人はティータイムに喫茶店に訪れていた。
何かを迷っているのか?いや、どうだろだろうか…
『俺は決まった、君は?』
『あの…』
『ん?』
『ケーキ…食べてもいいですか?』
なんだ、そんな事。というか、なんで疑問符なんだ。ジーッと見つめて…構わないのに。
『…どうぞ?』
『やった…!』
小さく笑いながらもパタンとメニューを閉じる君を見て逆に疑問符が俺の頭によぎる。
『決まったのか?』
『はい!』
そんな簡単に決まる、ということは飲む物も決まってたのか。なら早くに食べたいって言えばよかったのに…そう考えれば考えるほど、ケーキ一つであれほどの笑みを浮かべてくれることが幸せにすら感じた。
すっとタイミングを計りながら手を上げ、店員を呼んだ。
『アイスコーヒー、一つ』
『私はアイスティーと、このベリーモンブランください』
『レモンかミルクはお付けしますか?』
『いえ、大丈夫です。』
そうして注文を終え、嬉しそうにメニューをしまう。しかし、今にも鼻唄が聞こえてきそうな位に口許が緩みっぱなしの君を見て、問わずには居られなかった。
『そんなにケーキ食べたかった?』
『だって…美味しそうだったから…』
『悩むことでもないだろうに…』
『悩みますよ!』
いや、そんなに力入れて言わなくても。笑いが込み上げてきそうなのをやっとの思いで押さえ込みながら、俺はまだかまだかと待ち遠しさが隠せていない君を見つめていた。
『お待たせいたしました』
そうして運ばれてきた物を見て一気に目の輝きは増す。
こんなに嬉しそうに笑うの、久しぶりに見た気がする。その顔が見れるなら安いものだ。
『美味しそう…』
『どうぞ?』
『いただきます!』
丁寧に手を合わせフォークでひと掬いし、口に運ぶ。どこから食べようか迷う姿、そのはにかみながらゆっくりと味わったかと思えば躊躇うこと無く俺を見た。
『…ーーっ!!!』
『美味しい?』
『はいっ!』
『よかった』
本当によかった。そんな幸せそうな顔が見れて…
その時だ。空気を読む事無く鳴り出したのは俺のスマホだった。
ピリリリリ…ピリリリリ…
『ごめん』
『大丈夫ですよ、出てください』
そうにこりと笑いながら俺に出て構わないと促す君に、そのまま甘えて電話に出る。仕事の話だろうが…まぁ、休み中と言うわけでもない。出ないわけには行かなかったものの、長引きそうな予感を組んで、一旦外に出ることにした。
『あぁ、……そう、それで?………うん、解った。じゃぁ、何か変わりがあったらまた連絡してください。』
そう言い、話を終わらせれば柄にもなくため息が吐いて出る。重たくなった足取りを引きずり、俺は店内に戻り向かった。
『ごめん、』
ん?恐らくほとんど無くなっているかと思っていたケーキや紅茶が俺が席を立った時と、さ程変わり無く残っている。
ふと顔を見れば考え込むような顔をして心なしかどこか暗い。
『ん?…ケーキ減ってない?どうした?』
『なんでもないですよ?ただ戻るの待ってようかなって思って…』
相変わらず嘘が下手だな…気付いてないのか…何かあるときの君の口癖…
『よかったのに』
気付かせないようにするのならば、気付かない振りを今だけしようか…
ティータイムもそこそこに、二人は店を後にした。
『乗って?』
『…え?』
『いいから』
俺は初めて後部座席の扉を開けた。きょとんとする君の顔を見ながらも、有無なんて言わせない。俺が席を立った間に何かあったはずだ。
しかし、乗り込んだ後も俯き加減の君と同調するかのように沈黙が流れる。小さく息を吐いて俺は気付かない振りをやめた。
『何か隠してる?』
ぴくりと肩が小さく動く。そのまめゆっくりと君が顔を上げれば不安で一杯になった瞳と視線が重なる。
『あの…』
『さっきの。嘘つくならもう少し分かりにくい嘘つけよ』
『…ッ』
『なに?』
他にもっと気の利いた聞き方もあったはずなのに。俺はまっすぐに聞くことしか出来なかった。
でも何と言葉にしたらよいか…迷っていると言わんばかりに君は小さく首を横に振った。
なにもない訳無い。俺が理由なら話してくれなきゃ解らない。
『何もないことはないだろ。戻ってきたとたんあんな暗い顔されてちゃ…』
『よく…解らないんです』
『ん?』
やっぱりそうか…よく解らない。そう言うと思った。
『会長が席を立って、外に出ていった途端なんです。』
『ん…』
『美味しかったはずのケーキが美味しくなくなって…急にひとりになった気持ちになって…このまま帰ってこないんじゃないかって…』
俺が君を置いていく…?そんなこと…
『置いてくわけ無いだろ』
『解ってます…解ってるんですけど…』
そこまで言うと君は初めて俺に凭れてきた。コツリと頭を肩にのせてくる。巻き付くわけでもない…この微妙に取った距離感が君らしいといえば『らしい』んだが…
『よく解んないんです。なんでこんな風に感じるのか…』
『…バカだな』
ほんとにばかだ…なにがこんなになるまで我慢しなくてもいいのに。
何を言うでもなく、俺は距離を縮めるように背中に腕を回して抱き寄せた。
『まさかここまで甘えるのが下手になってたとはね…』
『…すみません』
『遅いんだよ、来るのが』
離したくはない…今離したらもう距離を埋めることは難しいかもしれない。
そう思いつつも、少しだけ体を離して目線を合わせた。
『もっと早くに頼ってきなさい』
『そんな…甘えれない』
『そんなこと無いよ』
『頑張れたって言うほど進めてないし…』
『十分頑張ったよ』
『それに…』
『もう黙って…』
俺のが限界だ。もうそんな顔…見てられない。
そう最後に呟くと未だ話したげなその唇を自身のそれで塞いだ。いつもよりも近い距離で、腕だけでなく体にすがり付ける距離…ゆっくりとキスを味わって距離を少し取る。
『今日のは格別甘いな』
さっき食べたケーキのせいか、それともいつも以上に近い距離のせいか…
『私は少し苦いです』
そうか、君は前者か…俺はコーヒーにしたから。
『そう?』
『…あの』
何かを言いかけたもののすぐに俯いてしまう君を見て、間髪入れずに問いかけた。
『何?』
『やっぱりいいです…』
『なんで?言いかけたならちゃんと最後まで言いなさい?』
『…呆れませんか?』
『聞いてないからなんとも言えない』
聞いても呆れないさ。
『…じゃぁやっぱりやめます…忘れてください』
『それは無理な願いだな』
そう、君がようやくなにか言いかけたんだ。それを聞かずに居るのは無理な話だ。どんなことでもいい。君の気持ちを、思いを知れるなら…
両肩に腕をのせ、掌は後頭部にあるため逃げ道は閉ざしている。勇気を振り絞るかのように言い出した君の声は消えそうなほど小さな声だった。
『聞こえない、何?』
意地悪なんかじゃない。聞こえなかったのは事実だ。
『…だから…もう一回…その……いいですか?』
『何を?』
『……ッ……・・・キス』
…え、今…何て言った?
真っ赤になりながら顔を上げることもままならないほどに君が緊張しているのは、火を見るより明らかだった。君から言ってくれるのをどれほど待ち望んだか解らないけど、言われたら言われたで…
なんだこれ…すげー嬉しい…
『俯いてたら出来ない。それとも君がしてくれる?』
『そんな…』
『冗談。でも、…だったらこっち向いて、顔、あげて?じゃないと届かない』
後頭部から頬に滑らせる手に誘われるように顔を上げ、ゆっくり近付く唇を君は受け入れた。少し躊躇いがちにも腕を腰に回してきてくれる。
でも俺もわがままを言うなら…そっちじゃない…
少し唇を離し、腰に回る腕を解くと、俺はそのまま自身の首に回すよう促した。
『腕、…こっち』
どうか願わくば、そのまま俺に巻き付いて…離れたくないのが俺だけじゃないと…言ってほしい…
そのまま俺は君の腰に腕を回し、抱き寄せた。ぴたりと体はくっつき、ぐっと近付いたのは体だけではなかった。キスは深さを増していく。
やばい…嬉しすぎて、頭がおかしくなりそうだ…
互いの吐息と混ざり合う水音だけが響く中、ただ、夢中にキス繰り返した。
欲望と、想いをぶつけるように…時を忘れるほど、今までのどのキスよりも確かに感じれるように…
.
二人はティータイムに喫茶店に訪れていた。
何かを迷っているのか?いや、どうだろだろうか…
『俺は決まった、君は?』
『あの…』
『ん?』
『ケーキ…食べてもいいですか?』
なんだ、そんな事。というか、なんで疑問符なんだ。ジーッと見つめて…構わないのに。
『…どうぞ?』
『やった…!』
小さく笑いながらもパタンとメニューを閉じる君を見て逆に疑問符が俺の頭によぎる。
『決まったのか?』
『はい!』
そんな簡単に決まる、ということは飲む物も決まってたのか。なら早くに食べたいって言えばよかったのに…そう考えれば考えるほど、ケーキ一つであれほどの笑みを浮かべてくれることが幸せにすら感じた。
すっとタイミングを計りながら手を上げ、店員を呼んだ。
『アイスコーヒー、一つ』
『私はアイスティーと、このベリーモンブランください』
『レモンかミルクはお付けしますか?』
『いえ、大丈夫です。』
そうして注文を終え、嬉しそうにメニューをしまう。しかし、今にも鼻唄が聞こえてきそうな位に口許が緩みっぱなしの君を見て、問わずには居られなかった。
『そんなにケーキ食べたかった?』
『だって…美味しそうだったから…』
『悩むことでもないだろうに…』
『悩みますよ!』
いや、そんなに力入れて言わなくても。笑いが込み上げてきそうなのをやっとの思いで押さえ込みながら、俺はまだかまだかと待ち遠しさが隠せていない君を見つめていた。
『お待たせいたしました』
そうして運ばれてきた物を見て一気に目の輝きは増す。
こんなに嬉しそうに笑うの、久しぶりに見た気がする。その顔が見れるなら安いものだ。
『美味しそう…』
『どうぞ?』
『いただきます!』
丁寧に手を合わせフォークでひと掬いし、口に運ぶ。どこから食べようか迷う姿、そのはにかみながらゆっくりと味わったかと思えば躊躇うこと無く俺を見た。
『…ーーっ!!!』
『美味しい?』
『はいっ!』
『よかった』
本当によかった。そんな幸せそうな顔が見れて…
その時だ。空気を読む事無く鳴り出したのは俺のスマホだった。
ピリリリリ…ピリリリリ…
『ごめん』
『大丈夫ですよ、出てください』
そうにこりと笑いながら俺に出て構わないと促す君に、そのまま甘えて電話に出る。仕事の話だろうが…まぁ、休み中と言うわけでもない。出ないわけには行かなかったものの、長引きそうな予感を組んで、一旦外に出ることにした。
『あぁ、……そう、それで?………うん、解った。じゃぁ、何か変わりがあったらまた連絡してください。』
そう言い、話を終わらせれば柄にもなくため息が吐いて出る。重たくなった足取りを引きずり、俺は店内に戻り向かった。
『ごめん、』
ん?恐らくほとんど無くなっているかと思っていたケーキや紅茶が俺が席を立った時と、さ程変わり無く残っている。
ふと顔を見れば考え込むような顔をして心なしかどこか暗い。
『ん?…ケーキ減ってない?どうした?』
『なんでもないですよ?ただ戻るの待ってようかなって思って…』
相変わらず嘘が下手だな…気付いてないのか…何かあるときの君の口癖…
『よかったのに』
気付かせないようにするのならば、気付かない振りを今だけしようか…
ティータイムもそこそこに、二人は店を後にした。
『乗って?』
『…え?』
『いいから』
俺は初めて後部座席の扉を開けた。きょとんとする君の顔を見ながらも、有無なんて言わせない。俺が席を立った間に何かあったはずだ。
しかし、乗り込んだ後も俯き加減の君と同調するかのように沈黙が流れる。小さく息を吐いて俺は気付かない振りをやめた。
『何か隠してる?』
ぴくりと肩が小さく動く。そのまめゆっくりと君が顔を上げれば不安で一杯になった瞳と視線が重なる。
『あの…』
『さっきの。嘘つくならもう少し分かりにくい嘘つけよ』
『…ッ』
『なに?』
他にもっと気の利いた聞き方もあったはずなのに。俺はまっすぐに聞くことしか出来なかった。
でも何と言葉にしたらよいか…迷っていると言わんばかりに君は小さく首を横に振った。
なにもない訳無い。俺が理由なら話してくれなきゃ解らない。
『何もないことはないだろ。戻ってきたとたんあんな暗い顔されてちゃ…』
『よく…解らないんです』
『ん?』
やっぱりそうか…よく解らない。そう言うと思った。
『会長が席を立って、外に出ていった途端なんです。』
『ん…』
『美味しかったはずのケーキが美味しくなくなって…急にひとりになった気持ちになって…このまま帰ってこないんじゃないかって…』
俺が君を置いていく…?そんなこと…
『置いてくわけ無いだろ』
『解ってます…解ってるんですけど…』
そこまで言うと君は初めて俺に凭れてきた。コツリと頭を肩にのせてくる。巻き付くわけでもない…この微妙に取った距離感が君らしいといえば『らしい』んだが…
『よく解んないんです。なんでこんな風に感じるのか…』
『…バカだな』
ほんとにばかだ…なにがこんなになるまで我慢しなくてもいいのに。
何を言うでもなく、俺は距離を縮めるように背中に腕を回して抱き寄せた。
『まさかここまで甘えるのが下手になってたとはね…』
『…すみません』
『遅いんだよ、来るのが』
離したくはない…今離したらもう距離を埋めることは難しいかもしれない。
そう思いつつも、少しだけ体を離して目線を合わせた。
『もっと早くに頼ってきなさい』
『そんな…甘えれない』
『そんなこと無いよ』
『頑張れたって言うほど進めてないし…』
『十分頑張ったよ』
『それに…』
『もう黙って…』
俺のが限界だ。もうそんな顔…見てられない。
そう最後に呟くと未だ話したげなその唇を自身のそれで塞いだ。いつもよりも近い距離で、腕だけでなく体にすがり付ける距離…ゆっくりとキスを味わって距離を少し取る。
『今日のは格別甘いな』
さっき食べたケーキのせいか、それともいつも以上に近い距離のせいか…
『私は少し苦いです』
そうか、君は前者か…俺はコーヒーにしたから。
『そう?』
『…あの』
何かを言いかけたもののすぐに俯いてしまう君を見て、間髪入れずに問いかけた。
『何?』
『やっぱりいいです…』
『なんで?言いかけたならちゃんと最後まで言いなさい?』
『…呆れませんか?』
『聞いてないからなんとも言えない』
聞いても呆れないさ。
『…じゃぁやっぱりやめます…忘れてください』
『それは無理な願いだな』
そう、君がようやくなにか言いかけたんだ。それを聞かずに居るのは無理な話だ。どんなことでもいい。君の気持ちを、思いを知れるなら…
両肩に腕をのせ、掌は後頭部にあるため逃げ道は閉ざしている。勇気を振り絞るかのように言い出した君の声は消えそうなほど小さな声だった。
『聞こえない、何?』
意地悪なんかじゃない。聞こえなかったのは事実だ。
『…だから…もう一回…その……いいですか?』
『何を?』
『……ッ……・・・キス』
…え、今…何て言った?
真っ赤になりながら顔を上げることもままならないほどに君が緊張しているのは、火を見るより明らかだった。君から言ってくれるのをどれほど待ち望んだか解らないけど、言われたら言われたで…
なんだこれ…すげー嬉しい…
『俯いてたら出来ない。それとも君がしてくれる?』
『そんな…』
『冗談。でも、…だったらこっち向いて、顔、あげて?じゃないと届かない』
後頭部から頬に滑らせる手に誘われるように顔を上げ、ゆっくり近付く唇を君は受け入れた。少し躊躇いがちにも腕を腰に回してきてくれる。
でも俺もわがままを言うなら…そっちじゃない…
少し唇を離し、腰に回る腕を解くと、俺はそのまま自身の首に回すよう促した。
『腕、…こっち』
どうか願わくば、そのまま俺に巻き付いて…離れたくないのが俺だけじゃないと…言ってほしい…
そのまま俺は君の腰に腕を回し、抱き寄せた。ぴたりと体はくっつき、ぐっと近付いたのは体だけではなかった。キスは深さを増していく。
やばい…嬉しすぎて、頭がおかしくなりそうだ…
互いの吐息と混ざり合う水音だけが響く中、ただ、夢中にキス繰り返した。
欲望と、想いをぶつけるように…時を忘れるほど、今までのどのキスよりも確かに感じれるように…
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