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創世戦争編 〜箱庭の主〜
内部の対立
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西へ西へ進む事二週間、帝国軍との衝突は毎日のようにあったが、表向きは大きな問題も無く進軍が続けられている。…そう、表向きは。
「この糞魔人、俺達を殺す気か!?」
「はぁ!?何で俺達がそんな意味の無い事をしなきゃならないんだ!」
アレンは近くで喧嘩を見ていたネメシアに声を掛けた。
「おい、これは何の騒ぎだ?」
バキッと音がすると、悲鳴が響く。ちらりと視線を向けると、殴られたのは魔人の方だった。
「二人が軽い口論してたみたいだけど…段々エスカレートしてさ。人間の方が叩いたから魔人が突き飛ばしたんだけど、そりゃあ二倍近くも身長が大きい奴に突き飛ばされたら吹っ飛ぶ訳で」
その口論が何なのかは分からないが、そのエスカレートした喧嘩は周囲にも飛び火している。
人混みの中からアラナンが出て来ると、二人の間に入った。
「おい、人間と魔人じゃ体格差があり過ぎる。軽いつもりでも大怪我したらどうするんだ」
「で、でもさアラナンさん…」
アレンは眉を寄せた。アラナンは魔人に対して人間との体格差を説いているが、人間には何も言っていない。これが裁判であれば、公平性に欠けると認識しても良いだろう。
「なあお前ら」
アレンは人混みを押し分けてこの騒ぎの中心へ向かった。
「此処は戦場でもスラム街でもない。手を出したら互いにまずいだろ。俺達、一応同盟を組んでるんだし。先に手ぇ出したの、あんただって?」
肌の色と彫りの深い顔から察するに、クテシア系民族の男だ。クテシア系民族の大半が魔人を強く憎んでいる。それはクテシア系民族の頂点であったヌールハーンも例外じゃない。
(差別意識から手ぇ出したって決め付ける訳じゃないが⸺)
「五月蝿ぇんだよ半魔人!何様のつもりだ?穢れた血を引いて十二神将〈神風〉を名乗って、今度はアルヴァ王だぁ?馬鹿にしてんじゃねぇ!」
アレンは口をぽかんと開けた。まさか自分が流れ弾を食らうとは思わなかったのだ。
「…別に、俺から名乗った訳じゃないんだけど。十二神将も仕事上の称号で⸺」
「ああ、仕事だろうよ。てめぇら魔人は仕事で人間を殺すんだろ?信用出来るかそんな奴!」
アラナンが珍しく青筋を立てた。
「おい若造、そんなのはどの国の軍人も同じ⸺」
「てめぇもだ!皆知ってんだぞ、帝国の国立学院出てるって。他にも元十二神将のアンタルケルやヴィターレもだってな。帝国じゃあ洗脳教育やってんだろ?」
人間の兵士達が彼に賛同する。
アレンは更に眉を寄せた。
(アラナンが国立学院卒ってのは言ってない…誰が言った?)
長い行軍で皆疲弊している。鬱憤を晴らす為に喧嘩賭博が流行する程だ。今回巻き込まれた魔人も、憂さ晴らしに調度良い場所に居ただけなのだろう。
「ちょっとあんた達、それは言い過ぎだよ。学院出てるからって、全員が反人間思想って限らないだろ?」
見かねたネメシアが仲介に入るが、男は怒鳴った。
「五月蝿えんだよ生魚が!」
「ああ!?誰が魚だゴラァ!」
取っ組み合い寸前の空気にアレンはこめかみを押さえる。
周囲には大勢の野次馬が集まっていて下さい喧嘩賭博の会場より盛り上がりを見せている。
(糞、荒事にはしたくない…)
口論していた魔人もアレンと同じなのだろう。彼とアラナンは怒りを浮かべる魔人達を抑えながら人間に向かって言い返す。
以前のアレンなら、問答無用で全員殴っていた。それが帝国の軍法にも定められている事だからだ。しかし此処では喧嘩両成敗の法は定められていない。
(喧嘩になるって考えてなかったよ…)
その時、フレデリカがやって来た。
「お前ら、五月蝿い!」
フレデリカはそう言って中央まで歩いてきた。
「アレン、喧嘩の中心人物の処罰を。因みにどうやって処罰するの?」
「俺だったら、両方殴る」
「じゃあ拳骨一発ずつ」
アレンは頷いた。漸く踏ん切りが着いたのだ。
「双方、前にでろ」
アレンの言葉に人間が反発する。
「はぁ!?こっちは怪我したかも知れないんだぞ!」
「喧嘩賭博が流行ってるのに気にするのか?ひったてろ!」
ネメシアが男を引っ張って連れて来た。反対に魔人は素直にアレンの前に出て来ると、アレンが殴りやすいようにしゃがんだ。
「魔人のあんたは、帝国軍法は知ってるか?」
「喧嘩両成敗ってのは、知ってます」
「歯ぁ食いしばれ」
直後、魔人の身体が吹っ飛んだ。砂の上に鼻血の跡が残ると、人間は怯んだ。
「お前も歯を食いしばれ」
そう言ってアレンは殴った。
人間の身体は魔人よりも簡単に吹き飛ぶ。鼻血を吹きながら砂の上を転がった男は喚いた。
「痛い、鼻が折れた!」
男が喚くと、周囲は様々な反応を見せる。その中には、男に冷たい視線を送っている者も少なくなかった。
「次から喧嘩した奴は、近くに居た上官が喧嘩両成敗する。良いな?」
兵士達は顔を引き締めて返事をした。
「はっ!」
(法整備を進めないと…このままじゃ秩序が乱れる一方だ)
軍人だった自分は、秩序を守る法が無ければ思い切って何も出来ない。無法であれば好き勝手出来てしまうが、それでは帝都郊外にあるあのスラム街と何ら変わらない。何故なら長引く行軍のせいで皆が荒れているからだ。
「全員散れ」
アレンはそう言い残すとフレデリカと共に国主連盟の天幕へ向かった。
「さっきは助かった」
「やっぱり法整備しないとね。これじゃあチンピラ共の集まりと何ら変わらないわ」
アレンは同意すると、後ろを振り向いた。
「…あの魔人、大人しかったな」
「下手に手を出せば誰が不利になるのか分かっていたんでしょうね」
強い者が手を出せば大怪我は免れない。あの魔人はそれを理解していた。
「…まぁ、最終的にはどっちも鼻血出てたけど」
フレデリカは問うた。
「グラコスのチンピラを調教した時は鞭を使ってたけど、もうやらないの?」
「グラコスの時はリーダーが俺一人だったし、もっと好き勝手出来た。けど、あいつらは他国所属の兵士だ。鞭打ちなんて法整備しないと」
「此処のリーダーはあんただし、殴っちゃったんだから変わらないんじゃない?」
「…鞭で打たれるとどのくらい痛いか知ってる?一週間は仰向けで寝られないぞ」
「経験済み?」
「お前も鞭で叩かれた事あるだろ…」
「女は痛いの忘れちゃうの。アレンは?」
アレンは答えようとして黙った。ヴェロスラヴァの鞭剣で経験済みだと言ったらどうなるだろう。もう居ない敵に対して怒るのだろうか。
「…月さんが言ってた。ほら、あの人も背中に鞭痕あるだろ?」
水浴びした時にちらりと見たが、かなり酷く叩かれた痕が幾つも残っていた。本人も仰向けでは寝られなかったと言っていたから、嘘は言っていない。
「…鞭打ち刑は無しだ。そんな事したら、クテシア軍が全滅する」
「え?」
「気付いてないのか?」
アレンはフレデリカに後ろを少し見るよう言った。彼女が振り向くと、何人かがアレンの後頭部を睨んでいる。多くがクテシア系民族だ。その視線は五割の猜疑心と懐疑心、四割の憎悪、一割の嫌悪が混じっていた。
「半魔人の俺なんて、誰も信じちゃいない。前は月さんとヌールハーンが居たから奴らも大人しくしてただけだ。でもヌールハーンは居ないし、月さんも表には出て来ない」
アレンは陽さんではなく、敢えて月さんと言った。彼もまた、クテシア兵を信じていない。光の女王という絶対的な王が退位して年若いアリージュが王となったが、アリージュには母のような絶対的な力がある訳でもない。
(二人のお陰で被害は少なかったが…さすがの彼らもこれは想定してなかったのだろう)
全て力と戦術で片付けてきた彼らは、暴君とも言われている。だから彼らは心境を察して行動する事が出来ない。彼らにとって自身の行動を決定する物は数字と経験しか無い。彼らは玉座や権力といった牢獄に閉じ込められ、人の心を壊された囚人でしかなかったのだ。
しかしその彼らはもう前線に居ない。心が分からなくても守ってくれる者は、もう居ないのだ。
「フレデリカ、俺の保護者になってくれる?」
アレンは前を向いたまま、無表情で問うた。養父の兄は魔人だ。下手に頼る事は出来ない。
アレンの左側に立つフレデリカはアレンの白くなった瞳を見上げた。風の無い日の湖面、或いは凍った湖のように静かな瞳だが、孤独を感じる。
「…勿論」
そう言ってフレデリカはアレンの手を握った。
「独りにしないって、誓ったでしょ?」
「…ああ」
フレデリカの言葉にアレンは表情を柔らかくすると、彼女の手をしっかり握った。
「この糞魔人、俺達を殺す気か!?」
「はぁ!?何で俺達がそんな意味の無い事をしなきゃならないんだ!」
アレンは近くで喧嘩を見ていたネメシアに声を掛けた。
「おい、これは何の騒ぎだ?」
バキッと音がすると、悲鳴が響く。ちらりと視線を向けると、殴られたのは魔人の方だった。
「二人が軽い口論してたみたいだけど…段々エスカレートしてさ。人間の方が叩いたから魔人が突き飛ばしたんだけど、そりゃあ二倍近くも身長が大きい奴に突き飛ばされたら吹っ飛ぶ訳で」
その口論が何なのかは分からないが、そのエスカレートした喧嘩は周囲にも飛び火している。
人混みの中からアラナンが出て来ると、二人の間に入った。
「おい、人間と魔人じゃ体格差があり過ぎる。軽いつもりでも大怪我したらどうするんだ」
「で、でもさアラナンさん…」
アレンは眉を寄せた。アラナンは魔人に対して人間との体格差を説いているが、人間には何も言っていない。これが裁判であれば、公平性に欠けると認識しても良いだろう。
「なあお前ら」
アレンは人混みを押し分けてこの騒ぎの中心へ向かった。
「此処は戦場でもスラム街でもない。手を出したら互いにまずいだろ。俺達、一応同盟を組んでるんだし。先に手ぇ出したの、あんただって?」
肌の色と彫りの深い顔から察するに、クテシア系民族の男だ。クテシア系民族の大半が魔人を強く憎んでいる。それはクテシア系民族の頂点であったヌールハーンも例外じゃない。
(差別意識から手ぇ出したって決め付ける訳じゃないが⸺)
「五月蝿ぇんだよ半魔人!何様のつもりだ?穢れた血を引いて十二神将〈神風〉を名乗って、今度はアルヴァ王だぁ?馬鹿にしてんじゃねぇ!」
アレンは口をぽかんと開けた。まさか自分が流れ弾を食らうとは思わなかったのだ。
「…別に、俺から名乗った訳じゃないんだけど。十二神将も仕事上の称号で⸺」
「ああ、仕事だろうよ。てめぇら魔人は仕事で人間を殺すんだろ?信用出来るかそんな奴!」
アラナンが珍しく青筋を立てた。
「おい若造、そんなのはどの国の軍人も同じ⸺」
「てめぇもだ!皆知ってんだぞ、帝国の国立学院出てるって。他にも元十二神将のアンタルケルやヴィターレもだってな。帝国じゃあ洗脳教育やってんだろ?」
人間の兵士達が彼に賛同する。
アレンは更に眉を寄せた。
(アラナンが国立学院卒ってのは言ってない…誰が言った?)
長い行軍で皆疲弊している。鬱憤を晴らす為に喧嘩賭博が流行する程だ。今回巻き込まれた魔人も、憂さ晴らしに調度良い場所に居ただけなのだろう。
「ちょっとあんた達、それは言い過ぎだよ。学院出てるからって、全員が反人間思想って限らないだろ?」
見かねたネメシアが仲介に入るが、男は怒鳴った。
「五月蝿えんだよ生魚が!」
「ああ!?誰が魚だゴラァ!」
取っ組み合い寸前の空気にアレンはこめかみを押さえる。
周囲には大勢の野次馬が集まっていて下さい喧嘩賭博の会場より盛り上がりを見せている。
(糞、荒事にはしたくない…)
口論していた魔人もアレンと同じなのだろう。彼とアラナンは怒りを浮かべる魔人達を抑えながら人間に向かって言い返す。
以前のアレンなら、問答無用で全員殴っていた。それが帝国の軍法にも定められている事だからだ。しかし此処では喧嘩両成敗の法は定められていない。
(喧嘩になるって考えてなかったよ…)
その時、フレデリカがやって来た。
「お前ら、五月蝿い!」
フレデリカはそう言って中央まで歩いてきた。
「アレン、喧嘩の中心人物の処罰を。因みにどうやって処罰するの?」
「俺だったら、両方殴る」
「じゃあ拳骨一発ずつ」
アレンは頷いた。漸く踏ん切りが着いたのだ。
「双方、前にでろ」
アレンの言葉に人間が反発する。
「はぁ!?こっちは怪我したかも知れないんだぞ!」
「喧嘩賭博が流行ってるのに気にするのか?ひったてろ!」
ネメシアが男を引っ張って連れて来た。反対に魔人は素直にアレンの前に出て来ると、アレンが殴りやすいようにしゃがんだ。
「魔人のあんたは、帝国軍法は知ってるか?」
「喧嘩両成敗ってのは、知ってます」
「歯ぁ食いしばれ」
直後、魔人の身体が吹っ飛んだ。砂の上に鼻血の跡が残ると、人間は怯んだ。
「お前も歯を食いしばれ」
そう言ってアレンは殴った。
人間の身体は魔人よりも簡単に吹き飛ぶ。鼻血を吹きながら砂の上を転がった男は喚いた。
「痛い、鼻が折れた!」
男が喚くと、周囲は様々な反応を見せる。その中には、男に冷たい視線を送っている者も少なくなかった。
「次から喧嘩した奴は、近くに居た上官が喧嘩両成敗する。良いな?」
兵士達は顔を引き締めて返事をした。
「はっ!」
(法整備を進めないと…このままじゃ秩序が乱れる一方だ)
軍人だった自分は、秩序を守る法が無ければ思い切って何も出来ない。無法であれば好き勝手出来てしまうが、それでは帝都郊外にあるあのスラム街と何ら変わらない。何故なら長引く行軍のせいで皆が荒れているからだ。
「全員散れ」
アレンはそう言い残すとフレデリカと共に国主連盟の天幕へ向かった。
「さっきは助かった」
「やっぱり法整備しないとね。これじゃあチンピラ共の集まりと何ら変わらないわ」
アレンは同意すると、後ろを振り向いた。
「…あの魔人、大人しかったな」
「下手に手を出せば誰が不利になるのか分かっていたんでしょうね」
強い者が手を出せば大怪我は免れない。あの魔人はそれを理解していた。
「…まぁ、最終的にはどっちも鼻血出てたけど」
フレデリカは問うた。
「グラコスのチンピラを調教した時は鞭を使ってたけど、もうやらないの?」
「グラコスの時はリーダーが俺一人だったし、もっと好き勝手出来た。けど、あいつらは他国所属の兵士だ。鞭打ちなんて法整備しないと」
「此処のリーダーはあんただし、殴っちゃったんだから変わらないんじゃない?」
「…鞭で打たれるとどのくらい痛いか知ってる?一週間は仰向けで寝られないぞ」
「経験済み?」
「お前も鞭で叩かれた事あるだろ…」
「女は痛いの忘れちゃうの。アレンは?」
アレンは答えようとして黙った。ヴェロスラヴァの鞭剣で経験済みだと言ったらどうなるだろう。もう居ない敵に対して怒るのだろうか。
「…月さんが言ってた。ほら、あの人も背中に鞭痕あるだろ?」
水浴びした時にちらりと見たが、かなり酷く叩かれた痕が幾つも残っていた。本人も仰向けでは寝られなかったと言っていたから、嘘は言っていない。
「…鞭打ち刑は無しだ。そんな事したら、クテシア軍が全滅する」
「え?」
「気付いてないのか?」
アレンはフレデリカに後ろを少し見るよう言った。彼女が振り向くと、何人かがアレンの後頭部を睨んでいる。多くがクテシア系民族だ。その視線は五割の猜疑心と懐疑心、四割の憎悪、一割の嫌悪が混じっていた。
「半魔人の俺なんて、誰も信じちゃいない。前は月さんとヌールハーンが居たから奴らも大人しくしてただけだ。でもヌールハーンは居ないし、月さんも表には出て来ない」
アレンは陽さんではなく、敢えて月さんと言った。彼もまた、クテシア兵を信じていない。光の女王という絶対的な王が退位して年若いアリージュが王となったが、アリージュには母のような絶対的な力がある訳でもない。
(二人のお陰で被害は少なかったが…さすがの彼らもこれは想定してなかったのだろう)
全て力と戦術で片付けてきた彼らは、暴君とも言われている。だから彼らは心境を察して行動する事が出来ない。彼らにとって自身の行動を決定する物は数字と経験しか無い。彼らは玉座や権力といった牢獄に閉じ込められ、人の心を壊された囚人でしかなかったのだ。
しかしその彼らはもう前線に居ない。心が分からなくても守ってくれる者は、もう居ないのだ。
「フレデリカ、俺の保護者になってくれる?」
アレンは前を向いたまま、無表情で問うた。養父の兄は魔人だ。下手に頼る事は出来ない。
アレンの左側に立つフレデリカはアレンの白くなった瞳を見上げた。風の無い日の湖面、或いは凍った湖のように静かな瞳だが、孤独を感じる。
「…勿論」
そう言ってフレデリカはアレンの手を握った。
「独りにしないって、誓ったでしょ?」
「…ああ」
フレデリカの言葉にアレンは表情を柔らかくすると、彼女の手をしっかり握った。
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