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魔導王国アミリ朝クテシア編 〜砂塵と共に流れる因縁の章〜
裏切り者の友は裏切り者
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「何だってぇ?」
間の抜けたアレンの問いにラバモアは真面目に答えた。
『アレンが裏切ったってさ、考え難いだろ?だってお前、何も考えてないだろうし』
「五月蝿ぇ」
そう言い返すと、ラバモア達は笑った。しかし、それを見た社龍が問う。
『あのぅ、信用なるんですかねぇ…この人達って海賊ですよね』
アンタルケルとヴィターレが反論する。
『元海賊、な。それに俺とヴィターレは貴族出身だ』
ラバモアとミロスは元海賊だが、人としては信用出来る。だが、何故裏切ったのか解らない。
「ラバモア、お前らは何で寝返ったんだ?」
ラバモアは肩を竦めた。
『何でって、きな臭すぎるからさ。ラダーンに出征したエティロまで姿を消して派手な葬式を挙げてた。おまけに、お前が裏切ったっていう知らせを受けたのはよりによって本格的にクテシアへ侵攻することが決定した直後だ。それと、コーネリアスが生きてたって事も聞いた。なーんか変じゃないか?』
アレンは耳を疑った。
「…待て、エティロが消えた?」
そう言えばラダーンでエティロを見なかった。一体どういう事だろう、そう思っていると、アイユーブが口を開いた。
「俺が魔法で何処かへすっ飛ばした…気がする。何でだったかな…」
ミロスが胸を撫で下ろした。
『つまり奴は生きているという事だ。流石に死にはしないだろ』
情報が繋がった事を確認すると、社龍は念押しするように問うた。
『つまり、彼らは信用なるんですね?』
「ああ、人としては信用出来る。ラバモアやミロスは御尋ね者同士でテオさんと面識があったと思う。詳しくはテオさんから聞けば良い。おいラバモア、キオネや社龍達の言う事をちゃんと聞けよ」
『あいよー!』
簡単な別れの挨拶をして通話を切ると、苏月は問うた。
「…しかし、帝国は全く一枚岩ではないな」
「ラバモア達みたいな元賊は、軍人より利益や義理人情に重きを置く。アンタルケルやヴィターレなんかは貴族や地方領主の子だが、どっちかって言うと義理人情に重きを置いてる。それに、帝国の主戦力は陸だからな。余り帝国では重宝されなかった」
帝国に忠義を尽くす理由もない。であれば、人情を優先するしか無いだろう。
「…裏切りは…しないか」
アレンは頷いた。ラバモアやミロスは自分の事を弟のように思って接してくれたし、恋仲とまではいかないが(酔った勢いとはいえ合意の元)肉体関係まで行っている。
「あいつらは人間に対して特にコレといった感情は持ってない。でなきゃ人と友好関係なんて持たないよ」
帝国の学校⸺特に公立学校では反人族教育が盛んだ。しかし、中には公立出身でもそういった思考に囚われない者が居る。アンタルケルとヴィターレの二人は貴族階級の出身だから国立学院の出身だが、反人族思想には侵されていない。
「アンタルケルとヴィターレの二人も、考えて従ったんだろうさ。海でラバモアやミロスと正面からやり合えば、お綺麗な貴族様が多い正規軍じゃ勝てないし。俺だったらラバモア側に着くね」
苏月は蝋燭で紙を燃やした。
「貴公が言うのだ。信じよう」
アレンは水晶盤で日程を確認した。明後日にはラダーンを発ち、速やかにクテシア城へ向かう。その時、帝国は敵に回した者の多さと強さを思い知るだろう。
「さあ、戦いの準備を始めよう。メルティア女王とフレア第二王女率いる飛空艇団の本隊もそろそろ到着する頃だ」
アレン達は席を立つと、各々が戦の準備を始める為に退出した。
それから数時間後、廃都となったクテシア城にて。
「ニコ将軍!玉座の後ろに隠し部屋を見つけました!」
裁判神官をと自軍の兵を率いているニコに兵士はそう言った。
かつて栄華を誇ったクテシア城は、ヌールハーンの即位に大きな影響をもたらした内戦によって荒廃し、即位後のヌールハーンがアスラン城に遷都した事で人の寄り付かぬ廃都となった。
しかし、クテシア城は永い歴史を誇る。城のあちこちにある宝物庫や歴代の王の墓からは金銀財宝、希少な魔導具や文献、古代遺物が発見された。
「確認なさい。あのシュルークが残した物に違いないわ」
玉座の間を出て南を見ると、少し遠くに海が見える。海には帝国海軍の第二波が駐屯し、西進してくる連合海軍を迎え撃つ手筈だ。しかし、そこには第一派の〈神将艦隊〉が存在しない。
(ラバモア達、やはり裏切ったわね)
アレンと親しくしていたから、怪しいとは思っていた。杞憂で済めばいいと思っていたが、そうはいかないようだ。
(コーネリアスも裏切り、エティロやラバモア達も裏切った。やはり、あいつのせいよ!あいつさえ居なければ、ロウタスが死ぬ事も無かった!)
海のように青い髪と瞳の青年。無愛想な口から紡ぎ出される棘だらけな言葉の数々。顔とは裏腹にえげつない報復行為。思い出しただけで腸が煮えくり返りそうだ。
そしてそんな糞餓鬼を拾ったコーネリアスにも怒りが湧く。あの餓鬼を拾わなければ、コーネリアスが裏切る事は無かった。コーネリアスが裏切らなければ、エティロが帝国に疑いを抱く事も無かった。全ての原因はあの青い髪の男、偽物の英雄だ。
怒りの余りにぶちぶちと音を立てて爪が掌に食い込むと、部下が走ってやって来た。
「ニコ将軍、隠し部屋を確認しましたが…奇妙な物を発見しました」
「奇妙な物?案内して」
「はっ」
ニコは部下に案内されて隠し部屋に入った。その部屋は最も巨大な宝物庫になっている。目も眩むような黄金、宝石に彩られた柱の数々。その柱の間に山のように積まれた古代金貨や宝飾品、美しい武具や防具。それらは全て、古代クテシア王族⸺それこそ、イブラヒム家が王位に就いていた頃の財宝だ。
しかし、ニコはそれらの財宝ではなく目の前の物に目を見開く。
「これは…!」
それは錠を掛けられた巨大な美しい扉。金や真珠による装飾が施された扉は神々しく清らかな輝きを放っている。明らかに人智を超越する何かによって創られたそれは、シュルークが記した聖書にも美しい挿絵と共に記載されていた。
「何故此処に〈天界への扉〉が…!?」
それは〈奈落〉の底にある〈旧世界への扉〉を抜けた直後に勃発した〈第二次創生戦争〉の際に下界へ侵攻してきた天兵が使用したとされる門。しかし〈第二次創生戦争〉終結後、それの行方は分からなくなっていた。
(ヌールハーンはこれの存在を知らなかったのか?)
知っていればアスラン城へ運んだだろう。しかし彼女は先代の女王マリカが男妾との間に作った妾子だ。機密事項は知らされなくて当然だろう。或いは、マリカですら知らなかったのだろう。
その時、声がした。
『ニコ、その扉を余に献上せよ』
偉大なる皇帝。敬愛する皇帝。ニコ達は跪いてその声に耳を傾けた。
『其はシュルークの悪戯によるものだ。人の手で扱える物ではない』
だが、〈創世の四英雄〉ならば話は別だ。何故なら彼らは対等な存在だからだ。
ニコは笑みを浮かべてその声に応える。この状況で敬愛する皇帝の声を聞けたのは、幸福の至りだ。わざわざ遠い戦地にいる自分に声を掛けてくれるとは、何と心優しい主上なのだろう。
「承知致しました。全ては、陛下の御心のままに」
皇帝の声という福音に酔い痴れながら、ニコは部下達に命令した。
「扉を慎重に、そして速やかに帝都まで運び、陛下に献上なさい。巨人を何人使っても構わないわ」
部下達が動き出し、十人掛かりで扉が運び出されて行く。あの扉はきっと皇帝の役に立つ物であり、帝国を勝利に導く物であると信じ、ニコは夕日に染まる西の方を見た。
間の抜けたアレンの問いにラバモアは真面目に答えた。
『アレンが裏切ったってさ、考え難いだろ?だってお前、何も考えてないだろうし』
「五月蝿ぇ」
そう言い返すと、ラバモア達は笑った。しかし、それを見た社龍が問う。
『あのぅ、信用なるんですかねぇ…この人達って海賊ですよね』
アンタルケルとヴィターレが反論する。
『元海賊、な。それに俺とヴィターレは貴族出身だ』
ラバモアとミロスは元海賊だが、人としては信用出来る。だが、何故裏切ったのか解らない。
「ラバモア、お前らは何で寝返ったんだ?」
ラバモアは肩を竦めた。
『何でって、きな臭すぎるからさ。ラダーンに出征したエティロまで姿を消して派手な葬式を挙げてた。おまけに、お前が裏切ったっていう知らせを受けたのはよりによって本格的にクテシアへ侵攻することが決定した直後だ。それと、コーネリアスが生きてたって事も聞いた。なーんか変じゃないか?』
アレンは耳を疑った。
「…待て、エティロが消えた?」
そう言えばラダーンでエティロを見なかった。一体どういう事だろう、そう思っていると、アイユーブが口を開いた。
「俺が魔法で何処かへすっ飛ばした…気がする。何でだったかな…」
ミロスが胸を撫で下ろした。
『つまり奴は生きているという事だ。流石に死にはしないだろ』
情報が繋がった事を確認すると、社龍は念押しするように問うた。
『つまり、彼らは信用なるんですね?』
「ああ、人としては信用出来る。ラバモアやミロスは御尋ね者同士でテオさんと面識があったと思う。詳しくはテオさんから聞けば良い。おいラバモア、キオネや社龍達の言う事をちゃんと聞けよ」
『あいよー!』
簡単な別れの挨拶をして通話を切ると、苏月は問うた。
「…しかし、帝国は全く一枚岩ではないな」
「ラバモア達みたいな元賊は、軍人より利益や義理人情に重きを置く。アンタルケルやヴィターレなんかは貴族や地方領主の子だが、どっちかって言うと義理人情に重きを置いてる。それに、帝国の主戦力は陸だからな。余り帝国では重宝されなかった」
帝国に忠義を尽くす理由もない。であれば、人情を優先するしか無いだろう。
「…裏切りは…しないか」
アレンは頷いた。ラバモアやミロスは自分の事を弟のように思って接してくれたし、恋仲とまではいかないが(酔った勢いとはいえ合意の元)肉体関係まで行っている。
「あいつらは人間に対して特にコレといった感情は持ってない。でなきゃ人と友好関係なんて持たないよ」
帝国の学校⸺特に公立学校では反人族教育が盛んだ。しかし、中には公立出身でもそういった思考に囚われない者が居る。アンタルケルとヴィターレの二人は貴族階級の出身だから国立学院の出身だが、反人族思想には侵されていない。
「アンタルケルとヴィターレの二人も、考えて従ったんだろうさ。海でラバモアやミロスと正面からやり合えば、お綺麗な貴族様が多い正規軍じゃ勝てないし。俺だったらラバモア側に着くね」
苏月は蝋燭で紙を燃やした。
「貴公が言うのだ。信じよう」
アレンは水晶盤で日程を確認した。明後日にはラダーンを発ち、速やかにクテシア城へ向かう。その時、帝国は敵に回した者の多さと強さを思い知るだろう。
「さあ、戦いの準備を始めよう。メルティア女王とフレア第二王女率いる飛空艇団の本隊もそろそろ到着する頃だ」
アレン達は席を立つと、各々が戦の準備を始める為に退出した。
それから数時間後、廃都となったクテシア城にて。
「ニコ将軍!玉座の後ろに隠し部屋を見つけました!」
裁判神官をと自軍の兵を率いているニコに兵士はそう言った。
かつて栄華を誇ったクテシア城は、ヌールハーンの即位に大きな影響をもたらした内戦によって荒廃し、即位後のヌールハーンがアスラン城に遷都した事で人の寄り付かぬ廃都となった。
しかし、クテシア城は永い歴史を誇る。城のあちこちにある宝物庫や歴代の王の墓からは金銀財宝、希少な魔導具や文献、古代遺物が発見された。
「確認なさい。あのシュルークが残した物に違いないわ」
玉座の間を出て南を見ると、少し遠くに海が見える。海には帝国海軍の第二波が駐屯し、西進してくる連合海軍を迎え撃つ手筈だ。しかし、そこには第一派の〈神将艦隊〉が存在しない。
(ラバモア達、やはり裏切ったわね)
アレンと親しくしていたから、怪しいとは思っていた。杞憂で済めばいいと思っていたが、そうはいかないようだ。
(コーネリアスも裏切り、エティロやラバモア達も裏切った。やはり、あいつのせいよ!あいつさえ居なければ、ロウタスが死ぬ事も無かった!)
海のように青い髪と瞳の青年。無愛想な口から紡ぎ出される棘だらけな言葉の数々。顔とは裏腹にえげつない報復行為。思い出しただけで腸が煮えくり返りそうだ。
そしてそんな糞餓鬼を拾ったコーネリアスにも怒りが湧く。あの餓鬼を拾わなければ、コーネリアスが裏切る事は無かった。コーネリアスが裏切らなければ、エティロが帝国に疑いを抱く事も無かった。全ての原因はあの青い髪の男、偽物の英雄だ。
怒りの余りにぶちぶちと音を立てて爪が掌に食い込むと、部下が走ってやって来た。
「ニコ将軍、隠し部屋を確認しましたが…奇妙な物を発見しました」
「奇妙な物?案内して」
「はっ」
ニコは部下に案内されて隠し部屋に入った。その部屋は最も巨大な宝物庫になっている。目も眩むような黄金、宝石に彩られた柱の数々。その柱の間に山のように積まれた古代金貨や宝飾品、美しい武具や防具。それらは全て、古代クテシア王族⸺それこそ、イブラヒム家が王位に就いていた頃の財宝だ。
しかし、ニコはそれらの財宝ではなく目の前の物に目を見開く。
「これは…!」
それは錠を掛けられた巨大な美しい扉。金や真珠による装飾が施された扉は神々しく清らかな輝きを放っている。明らかに人智を超越する何かによって創られたそれは、シュルークが記した聖書にも美しい挿絵と共に記載されていた。
「何故此処に〈天界への扉〉が…!?」
それは〈奈落〉の底にある〈旧世界への扉〉を抜けた直後に勃発した〈第二次創生戦争〉の際に下界へ侵攻してきた天兵が使用したとされる門。しかし〈第二次創生戦争〉終結後、それの行方は分からなくなっていた。
(ヌールハーンはこれの存在を知らなかったのか?)
知っていればアスラン城へ運んだだろう。しかし彼女は先代の女王マリカが男妾との間に作った妾子だ。機密事項は知らされなくて当然だろう。或いは、マリカですら知らなかったのだろう。
その時、声がした。
『ニコ、その扉を余に献上せよ』
偉大なる皇帝。敬愛する皇帝。ニコ達は跪いてその声に耳を傾けた。
『其はシュルークの悪戯によるものだ。人の手で扱える物ではない』
だが、〈創世の四英雄〉ならば話は別だ。何故なら彼らは対等な存在だからだ。
ニコは笑みを浮かべてその声に応える。この状況で敬愛する皇帝の声を聞けたのは、幸福の至りだ。わざわざ遠い戦地にいる自分に声を掛けてくれるとは、何と心優しい主上なのだろう。
「承知致しました。全ては、陛下の御心のままに」
皇帝の声という福音に酔い痴れながら、ニコは部下達に命令した。
「扉を慎重に、そして速やかに帝都まで運び、陛下に献上なさい。巨人を何人使っても構わないわ」
部下達が動き出し、十人掛かりで扉が運び出されて行く。あの扉はきっと皇帝の役に立つ物であり、帝国を勝利に導く物であると信じ、ニコは夕日に染まる西の方を見た。
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