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大和神国編 〜陰と陽、血を吸う桜葉の章〜
援軍
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桜宮城の前には馬防柵が建てられ、銃が火を吹いていた。
「チッ、馬防柵だけでは防ぎきれませんね」
規模を見れば、〈社畜連盟〉は〈桜狐〉を上回る。盟主勝永が一声上げれば、大和各地から今の社会情勢に不満を抱く社畜が武装して集まってくるのだ。
「除霊師、何かおかしいと思わない?」
フレデリカ問いに除霊師は眉をひそめた。
「ええ、榊原殿とは会ってまだそんなに日も経っていませんが…彼がこの様に大胆な事をするとは思えないのです」
桜宮城に押し掛けた社畜の総数は、〈社畜連盟〉全体の数の一割にも満たない。
「面倒ですが、首魁を捕らえなければなりませんね」
「けど、打って出る訳にはいかないわよね」
「ええ…数の暴力とは、恐ろしいものです」
しかし籠城戦では敗北してしまう。兵数も物資も、数が違うのだ。
「ドミンゴ・フォン・ハールマン・バルタスが存命であれば…」
「あの爺さん、大和の戦争に首突っ込んでたものね。〈玄鉄騎士団〉とかよく派遣してた」
ドミンゴは人当りの良い老王だったが、野心が強く、利益は徹底的に追求していた。そんな彼が目を付けたのが、内戦を繰り返していた苏安や大和だ。
「彼は正真正銘の愛すべきバルカス(バルタス王国人に向けた蔑称)でしたからね…しかし、今の反帝国派の国王はドミンゴが何とか手なづけていたようなものですから。援軍は見込めませんね」
元々他国の内戦に無関心で関わらないようにしていた苏月、即位してまだ間も無かったキオネ、飛空艇の開発改良に躍起になっていたアネハル連峰、戦争中のクテシアと、部族間の対立に手を焼いていたライカニア…何処も他国に目を向けている余裕は無かった。
「えー、援軍来ないの?じゃあ私達が一番乗りだね!」
突然響いた戦場に似つかわしくない可愛らしい声。
「はっ!?」
振り向くと、そこには軽度の武装をした赤い瞳の少女が立っていた。
「美凛!?」
「美凛公主!?」
フレデリカと除霊師が思わず叫ぶと、周囲の者達もざわめいた。
美凛は指を振った。
「ちっちっちっ。公主って、私は戦えないオヒメサマじゃないんだから!私は皇帝第二書記官であり、鳳凰遊撃隊の部隊長なんだよ!」
美凛の背後には、同じく軽度の武装をした若い兵士達が立っている。
「ま、表向きは私の親衛隊だけどね」
フレデリカは美凛に抱き着いた。
「やったぁー!援軍ありがとう!でもどうして来てくれたの?援軍要請してないけど」
フレデリカは美凛を放して問うた。
「知らないの?援軍を要請したのはアレンだよ?これ、もしかしてアレンの独断?敵を欺くには先ず味方からってよく言うもんね!父上も内緒で何かしてる事あるよ。母上の目は誤魔化せないけど」
苏安の援軍は少ないが、心強い。何せ美凛の親衛隊だ。苏月が愛娘の為に厳選した兵士達が在籍している筈だ。
除霊師は難しい顔をしながら問うた。
「でも良かったのですか?今まで他国の内戦に干渉しなかった苏安が、大和の内戦に干渉する事になりますが」
美凛は腰に手を当てた。
「没問題(問題無い)!父上はアレンを気に入っちゃったからね。それに、アーサーにアレンの事を頼まれてるから」
皇帝という身分上、秘密裏に遠く海を渡って軍を率いるのは無理がある。そこで、美凛に武功を立てさせる事で皇位継承権を考える上での参考にしようとしているのだろう。
美凛は大層な役目を持っているが、以前と変わらない幼さの残る笑顔で問うた。
「アレンは元気?」
フレデリカは一瞬黙った。あれを元気と言っていいか分からないのだ。
「…どう、なんだろう」
美凛はフレデリカの手を握って言った。
「それじゃあ、さっさと終わらせてアレンの所へ行こう?」
フレデリカが頷くと、美凛は鳳凰遊撃隊に向かって言った。
「皆の者、同盟相手の〈桜狐〉と〈レジスタンス=プロテア〉を援護する!皇帝のお気に入りに手を出す愚か者に身の程を教えてやれ!」
一方その頃。
(糞、糞…!)
苏安某所にて。十二神将〈騎士〉ロウタスは焦っていた。エルメンヒルト・ベシュカレヴァの変装が見破られ、苏月がその正体を世界に向けて発信したのだ。更にその苏月は、部下を率いてロウタスを殺す為に直ぐそこまで迫って来ている。
十二神将〈騎士〉ロウタスは今まで、敵に対して恐れや敗北を知らなかった。幼少より武術の神童として扱われ、大人相手にも負け無しだった。それが今、四十路で身体にガタが来ているような男に追い詰められている。
こちらはオリハルコンなどの希少金属を使った鋭利な剣を使っているのに、苏月は怯む事なく距離を詰めてくる。しかも、武器を持っていない。
(何なんだ、この男は…!)
返り血を浴びた美丈夫は、ゆっくりとした足取りで迫って来る。
ロウタスは腹を括ると、武器を構えて向き合った。同時に部下達が物陰から飛び出して苏月に襲い掛かる。
「…遅い」
苏月は低くそう呟くと、ぐるりと踊るように身体をひねった。
突き出された剣は宙を斬り、彼のゆったりとした上着がロウタスとその部下達の視界を遮る。次の瞬間、断末魔の叫びと血が噴き出す音が響く。
黒い服とは対象的に白い肌にべったりと血が付いているのも気にせず、苏月は部下の死体をロウタスの元へ投げて寄越す。細腕は自分より遥かに体格の良い魔人を容易に殺し、まるでゴミを扱うように投げて寄越した。赤い瞳には一切の感情が無い。
「…こ、このっ、化け物がっ!」
苏月はその言葉には反応せずに言う。
「もう一度、問おう。大和で社畜を扇動しているのは、エルメンヒルト達か」
自棄糞になったロウタスは剣を振りかぶると、苏月に斬りかかった。
「言う訳が無いだろう!俺は十二神将の〈騎士〉、ロウタスだ!」
苏月は白銀の剣を手で掴むと、自分より大きいロウタスを見上げた。その暗く不気味な瞳にロウタスが怯む。
「それは…是、という事だな?」
次の瞬間、苏月の醜い手の中で剣が砕ける。
「なっ…!?」
砕けた剣に気を取られた瞬間、ロウタスの身体が嫌な音を立てて吹き飛ぶ。
「ガハッ…!?」
蹴られた。それに遅れて気付くと同時に、肋骨が数本折れて臓物に刺さっている事に気付く。
その時だった。
「あれぇ、凄く甚振ってるね。こっちは片付いたよ」
魔人と同等の長躯の青年、キオネ。ロウタスは絶望した。苏月一人にすら勝てないのに、この二人に目を付けられてしまっては、生存は不可能だ。
「人聞きの悪い事を言うな。質問していただけだ」
「蹴り飛ばして肋骨を何本も折るような質問は拷問って言うの君は知ってるだろう。まあそんな事は良いや」
キオネが長銃を取り出した。
「この様子だと、特に何も得られなかったんでしょ?とどめ刺しちゃえ♡」
引き金に指を掛けたその瞬間だった。
「キオネ!」
突然。ロウタスの影から黒い獣が飛び出す。
苏月はキオネを獣の爪から守る為、キオネの胸元を掴んで引き倒した。
「チッ…!」
左上腕部がざっくり削り取られ、血がぼたぼたと垂れる。
「苏月、ごめん!」
「良い。そんな事より、あの獣は何だ?」
ロウタスを上回る巨躯と、豊満な乳房。そしてそれに似つかわしくない男性器。
「狼…何だ?」
獣は二人を見て舌なめずりした。まるで獲物を見るような目だ。しかし、二人と自分の間に結界を張ると、ロウタスの方を向く。
「…知性まであるのか」
「驚いたね…」
しかし、二人の整った顔は次の瞬間に凍り付いた。
「ヴェロスラヴァ、待て…ッ、ぎゃああああああッ!」
獣⸺ヴェロスラヴァは、二人の前でロウタスを犯し始めたのだ。
「だ…、助げでぐれ…ッ!」
苏月とキオネは結界の破壊を試みるが、失敗に終わる。
「驚いた、僕達でも破壊出来ないのかい?」
結界にひたすら攻撃を叩き込むが、傷一つ入らない。やがて結界への攻撃を騒音と捉えたのか、ヴェロスラヴァは泣きじゃくるロウタスを咥えて地面に伸びる影に沈み込み始める。
「…糞、このままだと逃げられるな」
やはり結界は強固でびくともしない。五年前のトロバリオン騒動、あのトロバリオンの表皮より頑丈だ。
ロウタスが恐怖と屈辱で気絶してしまったのか、廃墟と化した街の路地裏が静まり返る。
ヴェロスラヴァは影に潜りながら、二人に向かって牙を向いた。
「次、オ前ラ、食ラウ」
片言のその声は低い獣の唸り声のようだが、確かにヴェロスラヴァのものだ。
キオネと苏月は顔を見合わせる。
「恐らく、影移動だ。大和に向かっているかも知れない」
キオネは目の前で塵と化した結界に拳を握った。
「出陣しなければ」
「チッ、馬防柵だけでは防ぎきれませんね」
規模を見れば、〈社畜連盟〉は〈桜狐〉を上回る。盟主勝永が一声上げれば、大和各地から今の社会情勢に不満を抱く社畜が武装して集まってくるのだ。
「除霊師、何かおかしいと思わない?」
フレデリカ問いに除霊師は眉をひそめた。
「ええ、榊原殿とは会ってまだそんなに日も経っていませんが…彼がこの様に大胆な事をするとは思えないのです」
桜宮城に押し掛けた社畜の総数は、〈社畜連盟〉全体の数の一割にも満たない。
「面倒ですが、首魁を捕らえなければなりませんね」
「けど、打って出る訳にはいかないわよね」
「ええ…数の暴力とは、恐ろしいものです」
しかし籠城戦では敗北してしまう。兵数も物資も、数が違うのだ。
「ドミンゴ・フォン・ハールマン・バルタスが存命であれば…」
「あの爺さん、大和の戦争に首突っ込んでたものね。〈玄鉄騎士団〉とかよく派遣してた」
ドミンゴは人当りの良い老王だったが、野心が強く、利益は徹底的に追求していた。そんな彼が目を付けたのが、内戦を繰り返していた苏安や大和だ。
「彼は正真正銘の愛すべきバルカス(バルタス王国人に向けた蔑称)でしたからね…しかし、今の反帝国派の国王はドミンゴが何とか手なづけていたようなものですから。援軍は見込めませんね」
元々他国の内戦に無関心で関わらないようにしていた苏月、即位してまだ間も無かったキオネ、飛空艇の開発改良に躍起になっていたアネハル連峰、戦争中のクテシアと、部族間の対立に手を焼いていたライカニア…何処も他国に目を向けている余裕は無かった。
「えー、援軍来ないの?じゃあ私達が一番乗りだね!」
突然響いた戦場に似つかわしくない可愛らしい声。
「はっ!?」
振り向くと、そこには軽度の武装をした赤い瞳の少女が立っていた。
「美凛!?」
「美凛公主!?」
フレデリカと除霊師が思わず叫ぶと、周囲の者達もざわめいた。
美凛は指を振った。
「ちっちっちっ。公主って、私は戦えないオヒメサマじゃないんだから!私は皇帝第二書記官であり、鳳凰遊撃隊の部隊長なんだよ!」
美凛の背後には、同じく軽度の武装をした若い兵士達が立っている。
「ま、表向きは私の親衛隊だけどね」
フレデリカは美凛に抱き着いた。
「やったぁー!援軍ありがとう!でもどうして来てくれたの?援軍要請してないけど」
フレデリカは美凛を放して問うた。
「知らないの?援軍を要請したのはアレンだよ?これ、もしかしてアレンの独断?敵を欺くには先ず味方からってよく言うもんね!父上も内緒で何かしてる事あるよ。母上の目は誤魔化せないけど」
苏安の援軍は少ないが、心強い。何せ美凛の親衛隊だ。苏月が愛娘の為に厳選した兵士達が在籍している筈だ。
除霊師は難しい顔をしながら問うた。
「でも良かったのですか?今まで他国の内戦に干渉しなかった苏安が、大和の内戦に干渉する事になりますが」
美凛は腰に手を当てた。
「没問題(問題無い)!父上はアレンを気に入っちゃったからね。それに、アーサーにアレンの事を頼まれてるから」
皇帝という身分上、秘密裏に遠く海を渡って軍を率いるのは無理がある。そこで、美凛に武功を立てさせる事で皇位継承権を考える上での参考にしようとしているのだろう。
美凛は大層な役目を持っているが、以前と変わらない幼さの残る笑顔で問うた。
「アレンは元気?」
フレデリカは一瞬黙った。あれを元気と言っていいか分からないのだ。
「…どう、なんだろう」
美凛はフレデリカの手を握って言った。
「それじゃあ、さっさと終わらせてアレンの所へ行こう?」
フレデリカが頷くと、美凛は鳳凰遊撃隊に向かって言った。
「皆の者、同盟相手の〈桜狐〉と〈レジスタンス=プロテア〉を援護する!皇帝のお気に入りに手を出す愚か者に身の程を教えてやれ!」
一方その頃。
(糞、糞…!)
苏安某所にて。十二神将〈騎士〉ロウタスは焦っていた。エルメンヒルト・ベシュカレヴァの変装が見破られ、苏月がその正体を世界に向けて発信したのだ。更にその苏月は、部下を率いてロウタスを殺す為に直ぐそこまで迫って来ている。
十二神将〈騎士〉ロウタスは今まで、敵に対して恐れや敗北を知らなかった。幼少より武術の神童として扱われ、大人相手にも負け無しだった。それが今、四十路で身体にガタが来ているような男に追い詰められている。
こちらはオリハルコンなどの希少金属を使った鋭利な剣を使っているのに、苏月は怯む事なく距離を詰めてくる。しかも、武器を持っていない。
(何なんだ、この男は…!)
返り血を浴びた美丈夫は、ゆっくりとした足取りで迫って来る。
ロウタスは腹を括ると、武器を構えて向き合った。同時に部下達が物陰から飛び出して苏月に襲い掛かる。
「…遅い」
苏月は低くそう呟くと、ぐるりと踊るように身体をひねった。
突き出された剣は宙を斬り、彼のゆったりとした上着がロウタスとその部下達の視界を遮る。次の瞬間、断末魔の叫びと血が噴き出す音が響く。
黒い服とは対象的に白い肌にべったりと血が付いているのも気にせず、苏月は部下の死体をロウタスの元へ投げて寄越す。細腕は自分より遥かに体格の良い魔人を容易に殺し、まるでゴミを扱うように投げて寄越した。赤い瞳には一切の感情が無い。
「…こ、このっ、化け物がっ!」
苏月はその言葉には反応せずに言う。
「もう一度、問おう。大和で社畜を扇動しているのは、エルメンヒルト達か」
自棄糞になったロウタスは剣を振りかぶると、苏月に斬りかかった。
「言う訳が無いだろう!俺は十二神将の〈騎士〉、ロウタスだ!」
苏月は白銀の剣を手で掴むと、自分より大きいロウタスを見上げた。その暗く不気味な瞳にロウタスが怯む。
「それは…是、という事だな?」
次の瞬間、苏月の醜い手の中で剣が砕ける。
「なっ…!?」
砕けた剣に気を取られた瞬間、ロウタスの身体が嫌な音を立てて吹き飛ぶ。
「ガハッ…!?」
蹴られた。それに遅れて気付くと同時に、肋骨が数本折れて臓物に刺さっている事に気付く。
その時だった。
「あれぇ、凄く甚振ってるね。こっちは片付いたよ」
魔人と同等の長躯の青年、キオネ。ロウタスは絶望した。苏月一人にすら勝てないのに、この二人に目を付けられてしまっては、生存は不可能だ。
「人聞きの悪い事を言うな。質問していただけだ」
「蹴り飛ばして肋骨を何本も折るような質問は拷問って言うの君は知ってるだろう。まあそんな事は良いや」
キオネが長銃を取り出した。
「この様子だと、特に何も得られなかったんでしょ?とどめ刺しちゃえ♡」
引き金に指を掛けたその瞬間だった。
「キオネ!」
突然。ロウタスの影から黒い獣が飛び出す。
苏月はキオネを獣の爪から守る為、キオネの胸元を掴んで引き倒した。
「チッ…!」
左上腕部がざっくり削り取られ、血がぼたぼたと垂れる。
「苏月、ごめん!」
「良い。そんな事より、あの獣は何だ?」
ロウタスを上回る巨躯と、豊満な乳房。そしてそれに似つかわしくない男性器。
「狼…何だ?」
獣は二人を見て舌なめずりした。まるで獲物を見るような目だ。しかし、二人と自分の間に結界を張ると、ロウタスの方を向く。
「…知性まであるのか」
「驚いたね…」
しかし、二人の整った顔は次の瞬間に凍り付いた。
「ヴェロスラヴァ、待て…ッ、ぎゃああああああッ!」
獣⸺ヴェロスラヴァは、二人の前でロウタスを犯し始めたのだ。
「だ…、助げでぐれ…ッ!」
苏月とキオネは結界の破壊を試みるが、失敗に終わる。
「驚いた、僕達でも破壊出来ないのかい?」
結界にひたすら攻撃を叩き込むが、傷一つ入らない。やがて結界への攻撃を騒音と捉えたのか、ヴェロスラヴァは泣きじゃくるロウタスを咥えて地面に伸びる影に沈み込み始める。
「…糞、このままだと逃げられるな」
やはり結界は強固でびくともしない。五年前のトロバリオン騒動、あのトロバリオンの表皮より頑丈だ。
ロウタスが恐怖と屈辱で気絶してしまったのか、廃墟と化した街の路地裏が静まり返る。
ヴェロスラヴァは影に潜りながら、二人に向かって牙を向いた。
「次、オ前ラ、食ラウ」
片言のその声は低い獣の唸り声のようだが、確かにヴェロスラヴァのものだ。
キオネと苏月は顔を見合わせる。
「恐らく、影移動だ。大和に向かっているかも知れない」
キオネは目の前で塵と化した結界に拳を握った。
「出陣しなければ」
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