あいばな開花 ~異世界で愛の花を咲かせます~

だいなも

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第二章 メイドの少女

86.お掃除

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 二人に引っ張られ、川の目の前まで連れてこられた。

「二人とも...」

 俺が何か言いかけた瞬間、何を言うか理解したルーンが、焦ったようにミラリオに声を掛ける。

「ミラ!お兄ちゃんの前でお股を汚したままはダメだよっ!早く綺麗にしなきゃ!」
「う、うん!お兄様、失礼します...」

 下腹部を丸出しにしている二人は、そそくさと川に入ろうとする。

 ...ルーンは俺の狙いを阻止するつもりか。

 そうはさせまいと、俺も二人に声を掛ける。

「二人とも動かないで。じっとしているように」

 ぴしゃっと言い放った指示によって、ピタっと二人の動きが止まる。
 今まさに川に入ろうとしていたルーンとミラリオが、若干赤い顔のままサッと両手で股を隠し、不安げに声を上げた。

「お、お兄ちゃん...。ダメだからね...」

 ルーンが真っ赤な顔になって、ジトっとした目で俺を見る。

「お兄様...。まさか...」

 ミラリオも顔を真っ赤にして、恥ずかしそうに俺を見つめる。

「昨日はルーンに、今朝はミラにやってもらったよな」

 俺がそこまで話すと、二人は俯いてもじもじとする。

「ううぅぅ...。大事なお兄ちゃんの健康状態をチェックするのは、妻の務めだもん!」
「そ、そうです!ルーンと私はお兄様の妻なので、大切なお兄様のお体を調べるのは、当然のことですっ!」

 下を向いていた二人が、チラチラと俺の顔色を窺いつつ、各々主張する。

「じゃあ俺も大事な妻二人の健康をチェックするのは、当然のことだよな」

 俺はニコリとして二人に言い放つ。
 その言葉を聞いた二人は、納得がいってない様子で反論する。

「お兄様のお股はとっても綺麗で可愛いです!なので私達妻が、味をみて異常が無いかを調べるのは、当然のことであり何の問題もありません!」
「でも、お兄ちゃんはそんな汚いとこ舐めちゃダメなのっ!」

 いつの間にか赤い顔を上げて、息の合った連携でまたくし立てる二人。
 しかし俺は、意に介さず強引に進めた。

「二人ともじっとしてるように、手は後ろね」

 指示を受けた二人は諦めたように、おずおずと手を後ろに組む。

 ...ワクワクしてきたぞ。
 しかし表面上は冷静を装っていかないと...。
 まあこの二人なら、俺の心情ぐらいとっくに見抜いているだろうが。

 俺はまずルーンの傍で屈んで、目の前にあるルーンの股をじっと凝視する。

「お兄ちゃん...。うぅぅ...恥ずかしいよ...」
「もう...ルーンは...。こんなに可愛いものを丸出しにして...」

 そう言いながら両手で優しく開き、一旦その開いた箇所の中心に、優しくキスをした。

「あっ!...おにい...ちゃん...。そんなとこ...だめっ...!」
「ルーンのここは、ピンク色でとっても綺麗だな。それに凛として、とっても可愛いよ。まるでルーンみたいだな...」
「...っ!」

 ルーンは耳まで真っ赤に染めて、目をギュッと閉じる。
 僅かに足を震わせながら、なんとか立っていた。

 ...凛としてって言ったが、変に思われてないよな。
 見たまんまのものを、ストレートに言葉で表現しただけだから、しょうがないよな、うん。

 隣で立っているミラリオを見ると、目を見開き口を少し開けて、真っ赤な顔に驚愕の表情で固まって、じっと俺達を見ていた。

 ...真っ赤になって驚きで固まってるミラがまた...めちゃくちゃ可愛いな。

 俺がニコリとミラリオに微笑むと、ルーンの次に自分も同じ事をしてもらうのだと悟って、ルーンと同じように目をギュッと閉じて、恥ずかしさで震えていた。
 視線をルーンの股に戻し、次の指示を出す。

「ルーン、もうちょっと足を開いて。ルーンの可愛いところをもっとよく見せて」
「ううぅぅぅぅぅぅ...。ドキドキし過ぎて倒れそうです、お兄ちゃん...」

 ルーンは唸りながら、ゆっくりとした動作で震える足を開く。

「ミラ、一旦後ろからルーンを支えてくれるか?」

 指示を受けたミラリオは、ハッとして目を開けて、そそくさとルーンの後ろに回って支える。
 ルーンの後ろから真っ赤な顔を出したミラリオは、興味津々といった感じで俺がやることを見ていた。

「ルーン、綺麗にするからじっとしてろよ」
「うううぅぅぅ...こんな、こんな汚いところをお兄ちゃんが...。だめなのに...」
「汚くなんかないよ。ルーンのここは綺麗だけど、女の子の大事なところだから、もっと綺麗にしないとな」

 そう言ってゆっくりと唇を密着させて、舌を使って綺麗に舐め取る。

「あっ!...あぁ...おにい...ちゃん...!はぁっ...はぁっ...」

 唇が触れ、舌が触れると、ルーンは反射的に両手を前に持ってきて、俺の頭を抱える。
 舌を動かす度に、息も絶え絶えのルーンはビクッ!っと体を震わせる。

「あっ!そんなとこ...だ...め...。あっ...!おにいちゃん...あっあっ!ああぁ...。汚い...から、だめぇっ...!」

 ミラリオは呼吸を荒くして...驚いた表情のまま、舌を使って綺麗にしている俺と、震えているルーンをずっと見ていた。





 充分に時間をかけて綺麗にしてから顔を離し、俺が立ち上がると、ルーンは崩れるように倒れ込んで来た。
 時間がかかったのは、先ほど排泄した体液とは別の体液が、溢れるように湧き出てきた為だった。

「はぁ...はぁ...はぁ...。お兄ちゃん...」

 ルーンは俺に抱きかかえられて、完全に体重を預けて脱力している。
 まだ体がビクビクと震えていた。
 俺は『狂戦士』の力を使ってルーンを抱え上げ、朝食で使った東屋風の場所まで運んで、丁寧に座らせた。

「ルーン、大丈夫か?」
「はい...お兄ちゃん...。どきどきして...ふわふわしてます...」

 目は虚ろになり、紅潮したまま、ぼんやりとしている。

「...悪かった、やりすぎたかな。しばらく休んでて」
「お兄ちゃん...。お兄ちゃんに...お股をお掃除してもらって...。とても...気持ち良かったです...。うぅぅ...恥ずかしい...」
「あ、そういえばルーン」
「...なぁに?お兄ちゃん...」
「ルーンがいっぱい出したものは、全部美味しかったよ」
「...あぁぁっ!!恥ずかしいぃぃぃ...」

 ルーンは肌が露わになっているお尻を直接椅子に付けて、両手で顔を覆って、ぐったりしていた。
 俺は振り向いて、ミラリオを見て言った。

「ミラ、次はミラを綺麗にしてやるからな」
「おっ、お兄様っ!私は大丈夫ですっ!なにより、お兄様の舌を汚すわけには...!」
「汚くないから大丈夫だって。ミラもルーンと同じ可愛い女の子なんだから、お股の大事な所をちゃんと綺麗にしなきゃ」
「ううぅぅぅぅ...。お兄様...恥ずかしいです...」

 ミラリオも両手で真っ赤な顔を覆い、絞り出すように声を出す。

「おいで...ミラ」
「はい...お兄様...」

 俺の言葉に従順なミラリオを、ルーンとは反対側の椅子に横たえる。
 俺は足側に回り、仰向けに寝ているミラリオの膝を立たせて、足を開く。
 先ほど排泄した時から下を履いていないので、当然ミラリオの可愛い股が露わになった。
 まるで産婦人科での治療のような格好になり、ミラリオが恥ずかしさで若干震え出す。

「お兄様っ!!こ、ここっ、こんな格好っ...!お兄様の目の前に、こんなはしたないものを...。うううぅぅ...」
「なに言ってんだミラ。ミラのココはこんなに可愛いのに...」

 そう言って、ルーンと同じくミラの大事なところを両手で優しく開き、開いた中心部にキスをする。

「あぁっ!!おにいさまぁ...。そんな汚いところに...口を付けないでくださいぃぃ...」

 寝ながら両手で真っ赤な顔を覆い、羞恥で両足の震えが大きくなる。

「ミラ、汚くないよ。ミラの女の子の大事なところは、ルーンに負けないぐらいピンク色でとっても綺麗だよ」
「お兄様っ...そんな...そんなとこ...!あああぁぁぁ...恥ずかしいです...!」
「その上小さくて、慎ましやかでとっても可愛い。...まるでミラのようだな」
「おおお兄様っ!!...ううううぅぅぅぅ...」

 耳まで真紅に近い色に染まり、あまりの恥ずかしさにガクガク震えているミラリオ。

 ...さっきのルーンもそうだったが、ココの佇まいが本人そっくりだな。
 女の子はみんなそういう構造になってるのか?

 俺は再び口を近付けて、唇をミラリオの可愛いところに密着させる。
 舌を伸ばして、舌先が中心部に優しく接触すると、ルーンの時よりも、ビクンッ!と激しく震える。

「ああああっっ!!おっ...お兄様っ...!ああぁっ...そんなとこ...。ダメ...です...。あっ、汚いから...だめぇ...」

 ゆっくりと舌を動かして綺麗にしてやると、ルーンと同じく、舌を動かす度にビクビクと体が震える。

「あっ!!はぁっ...はぁっ...。おにいさま...。あっああっっ!!...あああぁぁん...おにい...さまぁ...。ああっ!ダメっ...おにいさま...」

 恥ずかしさと舌の感触で体が大きく震えて、息も絶え絶えのミラリオ。
 ルーンの時と同じぐらい、たっぷり時間をかけて綺麗にしてやった。
 ミラリオの時も、ルーンと比べて若干少ないが、排泄した体液とは別の体液が溢れていた。





 これは完全に俺が悪いな。
 ミラが可愛いすぎて、ついやりすぎてしまった。
 何も反省していない...。

「はぁっ...はぁっ...。おにい...さまぁ...。はぁっ...はぁっ...。おにいさま...」

 痙攣に近いぐらいに小刻みに体を震わせ、仰向けの状態で目から下を両手で覆い、荒い呼吸の中、涙声で俺を呼ぶ。
 その綺麗な瞳はぼんやりと東屋風の屋根を見ていた。

「ミラ、ごめんな。ミラが可愛い過ぎて、ついやりすぎてしまった」

 ミラリオの頭側に移動し、おでこを優しく撫でながら声を掛ける。

「おにいさまっ...おにいさまぁ...。おにいさまぁ...」

 うわ言のように、何度も俺を呼ぶ。

「...ミラが出したものも、全部美味しかったよ」

 耳元で優しく囁くと、ミラリオは恥ずかしがって体ごと横を向いてしまった。
 俺はぐったりしている二人を見て、つい先ほど見た光景を鮮明に思い出していた。

 ...凛としたルーンと慎ましやかなミラだったな、うん。

 あとで二人に怒られるだろうなと考えながら、一旦二人が下に履いていた物の回収に向かった。

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みんなの感想(1件)

花雨
2021.08.15 花雨

作品お気に入り登録しときますね♪ゆっくり読ませてもらいます(^^)

解除

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