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言い伝え
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「うまい!」
俺はいつも通り屋上でぼっち飯を楽しんでいた。高校に入ってから友達はできず、いつも1人でいた。中学までは剣道で優勝し、ともだちは沢山いた。
寂しいなんていう気持ちはほとんど無かったがこの頃楽しみがこれしか無いためいつも何かおもしろいことが起きないかと思っていた。
「漫画みたいなことが起こらないかな~」
とその時、カラスが弁当から唐揚げを盗んでいった。確かにこれは漫画のようなことのような気がするがそんなことを望んではいない。もっと恋愛とかバトルとかそんなのを期待していたのに…
ガチャ!
後ろのドアが開く音がした。入ってきたのはクラスの女子達だ。俺は本能的に隠れていた。
「誰かいたような…」
危なかった。危うく恥ずかしいところを見られるところだった。
もし彼女達が立ち去らなかった時どうしようかと考えた。
どうにしても今下手に動くのは得策では無い。そう思いフェンスに寄りかかると、錆びていたらしく折れた。
俺は頭から下に落ちていった。落ちる間走馬灯?をみた。改めて薄い人生だったと思った。
そして目が覚めた時、森の中にいた。
向こうには見覚えのある建物が見えた。それに向かってあ歩き出した時、
「ガ…ガガッ…ザザザ…ゴホン。皆さま。ようこそ糸崎公園へ。」
糸崎公園?確か言い伝えの森の正式名称だっけ。誰も近づかないから忘れてた。
普通こんな状況じゃ怖がるのだろうけど不思議と落ち着いていた。
そして、いつもとは違う世界にワクワクしていた。
「えーこれから皆さまには生き残りをかけたゲームをしてもらいます。ルールはその時に言います。よーく聞いていてくださいね。まずは鬼ごっこをしてもらいます。今ここにいる100名のうち、20名の方には消えてもらいます。それでは鬼の皆さんの紹介です。」
そう言って出てきた鬼は俺の身長の3倍の大きさで、物語にでてきそうな典型的な鬼だった。それが3体もいるなんて…
「それでは、スタート!」
その瞬間目の前にいた人の上半身は無くなっていた。
「残り96人。あと16人で終了です。」
やばい。さっきまで静かだった森が悲鳴が飛び交う森と化していた。
鬼がこっちへ来る!逃げないと!
目の前を走っていたやつを倒してそれを飛び越えて逃げた。とても必死だったことは覚えている。
倒したやつが喰われてゲームが終了した。
辺り一面真っ赤に染まり、ひどい臭いがした。
森の中で逃げている人がいるという言い伝えは本当だった。
その日初めて人を見殺しにした。
俺はいつも通り屋上でぼっち飯を楽しんでいた。高校に入ってから友達はできず、いつも1人でいた。中学までは剣道で優勝し、ともだちは沢山いた。
寂しいなんていう気持ちはほとんど無かったがこの頃楽しみがこれしか無いためいつも何かおもしろいことが起きないかと思っていた。
「漫画みたいなことが起こらないかな~」
とその時、カラスが弁当から唐揚げを盗んでいった。確かにこれは漫画のようなことのような気がするがそんなことを望んではいない。もっと恋愛とかバトルとかそんなのを期待していたのに…
ガチャ!
後ろのドアが開く音がした。入ってきたのはクラスの女子達だ。俺は本能的に隠れていた。
「誰かいたような…」
危なかった。危うく恥ずかしいところを見られるところだった。
もし彼女達が立ち去らなかった時どうしようかと考えた。
どうにしても今下手に動くのは得策では無い。そう思いフェンスに寄りかかると、錆びていたらしく折れた。
俺は頭から下に落ちていった。落ちる間走馬灯?をみた。改めて薄い人生だったと思った。
そして目が覚めた時、森の中にいた。
向こうには見覚えのある建物が見えた。それに向かってあ歩き出した時、
「ガ…ガガッ…ザザザ…ゴホン。皆さま。ようこそ糸崎公園へ。」
糸崎公園?確か言い伝えの森の正式名称だっけ。誰も近づかないから忘れてた。
普通こんな状況じゃ怖がるのだろうけど不思議と落ち着いていた。
そして、いつもとは違う世界にワクワクしていた。
「えーこれから皆さまには生き残りをかけたゲームをしてもらいます。ルールはその時に言います。よーく聞いていてくださいね。まずは鬼ごっこをしてもらいます。今ここにいる100名のうち、20名の方には消えてもらいます。それでは鬼の皆さんの紹介です。」
そう言って出てきた鬼は俺の身長の3倍の大きさで、物語にでてきそうな典型的な鬼だった。それが3体もいるなんて…
「それでは、スタート!」
その瞬間目の前にいた人の上半身は無くなっていた。
「残り96人。あと16人で終了です。」
やばい。さっきまで静かだった森が悲鳴が飛び交う森と化していた。
鬼がこっちへ来る!逃げないと!
目の前を走っていたやつを倒してそれを飛び越えて逃げた。とても必死だったことは覚えている。
倒したやつが喰われてゲームが終了した。
辺り一面真っ赤に染まり、ひどい臭いがした。
森の中で逃げている人がいるという言い伝えは本当だった。
その日初めて人を見殺しにした。
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