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2-1 第二の故郷
第54話 やすらぎ
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「ん……」
(確か撤去作業中にラフボアに襲われて……それから)
目が覚めると、つい今朝に見覚えのある天井だった。
どうやら作業中に気を失ってここに運ばれたようだ。
(血が滲んでいたし、また貧血で倒れたのか……いや、違うな。多分リーフルが……)
あの時リーフルが何かしらの"魔法"を発動したのは間違いないと思う。
そう仮定すると貧血というよりも、身体から何かエネルギーが一瞬にしてごっそりと蒸発したような感覚がした。
(まさかリーフルは俺の"魔力"を使って……?)
「ふぅ……」
「ゴロリ──」
「──おわぁっ! ど、どなたですか!?」
驚きのあまり咄嗟に上体が起き上がる。
寝返りを打ち横を向くと、ベッドに顎を乗せた体勢の、見知らぬエルフ族の女性が俺の方を見つめていた。
「ホホーホ(ナカマ)」
そして何故かリーフルが女性の頭の上に乗っている。
(あ、焦った……幽霊とかが見えた時もこんな感じなのかな……)
初対面のはずだが、どこか見覚えがあるような気がする。
端正な顔立ちに長いまつげ、金色の長い髪に草か何かで形作られたカチューシャを頭に被り、ラインと同じく絶世の美女と言った感じの明るい雰囲気の漂う人物だ。
「おはよう、ヤマト。私はアメリアって言うの、助けてくれてありがとう」
「バサッ──ス」
アメリアが立ち上がると、リーフルが定位置の肩に戻って来た。
名前を聞いて納得した、ラインの妹だ。
どこか面影を感じるのは兄妹だからだ。
「すみません、また倒れてしまったみたいで。ご迷惑をおかけしました」 「ホホーホ(ナカマ)」
「気にしないでよ。聞いたわよ? 満身創痍になりながら洞窟から私達を救うために頑張ってくれたって」
「いえ。少しでも大恩あるエルフ族の方々の助けになれば、と。それに本当の所、尽力した動機としては、あまり褒められたものでは無いですので」
結局、何かに没頭して、ダムソンの事やリーフルの事を考えたく無かっただけだ。
『人助けを!』なんて高尚な精神では全く無い。
「? 何があったか知らないけど、とにかくありがとう。あなたがした事は、守護者様の相棒に相応しい、英雄的行動だわ!」
「いえ、本当に──ところで何でリーフルが頭の上に?……それにアメリアさんも」
「私はあなたを観察していたのよ。守護者様は……何故かしら? 守護者様もあなたの事が観察しやすかったのかしら?」
「大して特徴も無い男を観察しても面白くないでしょうに……びっくりしましたよ」
「私、あまり人族と交流したことが無いから興味があるのよ!」
外国人を珍しがっているような感覚だろうか。
なんにせよ心臓に悪いのでやめてもらいたいものだ……。
「兄さんがあなたを連れて来た時もびっくりしたけど、本当に守護者様はあなたの事が好きなのね。もう夜になってしまったけど、半日の間ず~っとあなたの傍を離れようとしなかったわ」
「そうだリーフル!──もう一回! 俺の名前! ヤ・マ・ト、もう一回言ってみてくれ!」
「ホーホ(ヤマト)」
「!!」
(とうとうリーフルが俺の名前を……)
何故だか涙が浮かんだ。
大切な相棒が俺の名前を呼んでくれた。
神様と再会し目覚めて以降、受け入れ難い現実が濁流のごとく俺を責め立てる状況に、どこか荒んでいた俺の心は、リーフルのたった一言で癒しを得た。
「……どうしたの? 大丈夫?」
「グス──グイッ」
「いえ、嬉し泣きです。お恥ずかしい所をすみません」
「何か辛い事があったのよね。あなたの状態を見れば、何も無い方が不自然だもの」
「あ──その、確かに"色々"はありましたが、今は本当に喜んでいるんです」
それにしてもロングソードといい、リーフルの語彙といい、これは"加護"がパワーアップしたという事だろうか。
神様は今回も『体験して』と言っていたし、多分そうなんだろう。
リーフルの語彙に関しては正直もう少し期待していたが、俺としては名前を呼んでくれたというだけで大満足のパワーアップだ。
「ねえねえ、あなたの話、聞かせてよ。守護者様の事も。すごく興味あるわ!」
そう言って美しい金色の長い髪をなびかせるアメリアは、どこか幼さの残る雰囲気で、無邪気に微笑んでいる。
「そうですね、自己紹介もまだですし。俺はヤマトと言います、リーフルは──知ってますよね」
「そうそう、名前は"リーフル"って言うのよね、守護者様。兄さんから聞いたわ『固有名詞に注意を払われているので気を付けるように』って」
「ええ、そうして頂けるとリーフルも喜びます」 「ホ」
「冒険者なのよね? 街ではどんな暮らしをしているのかしら?」
「そうですねぇ、俺は至って平凡な下位の冒険者なので、武勇伝も冒険譚もあまり無くて……」
「男はすぐ"そっち"の話題を想像しがちね──いえ、人族だからかしら? 私が聞きたいのはあなたがどんな人間なのか、よ」
「"身の上話"を、という事ですかね? 面白味もあまり無いでしょうが、そうですね。じゃあ……俺がサウドへやってきたのは……」
俺が"転移者"であるという所はごまかしつつ、この一年と少しあまりの生活について話をした。
アメリアはとても興味深そうに俺の話に聞き入っていたようで、穏やかに時は過ぎて行った。
◇
「大変だったのね……あなた、よく頑張っていると思うわ。私もこの村では"お荷物"だから、何とか役に立てるように必死だもの。なんだか共感しちゃうわ、ふふ……」
そう言ってアメリアは悲しそうにどこか自嘲気味に笑った。
「……お荷物って? よそ者の俺なら何も知らない分先入観無く聞けると思うよ」
「そうね……じゃあ……エルフ族の固有魔法、ウッドオペレーションの事は聞いた?」
「うん、すごいよねあれ。防護壁の材料を作り出してたのもあの魔法だよね」
「──私ね、使えないの。兄さんの妹で、両親も間違いなくエルフなのに、何故か使えないの」
「そうなんだ……」
「この村を見ればわかるでしょ? エルフ族にとってウッドオペレーションは生きていく上で絶対必要な魔法なの。大樹の成長を促したり、家の建築補修、自然と共生するエルフ族の根幹を成しているわ」
人間には衣食住の三つが必要と言う話がある。
そのほとんどを外界に頼らず自分達で賄っているであろうエルフ族にとって、種族固有の魔法"ウッドオペレーション"が、どれだけ重要なものなのかは想像に難くない。
「でも、洞窟で何か仕事中だったんだよね? 役回りはちゃんとあるわけだし、お荷物って言うほど自分を悲観する事も無いんじゃないかな?」
「ううん、私に言わせれば逆ね。洞窟の──マジックエノキの栽培しか、役に立てないのよ。あの仕事だって、私を哀れんだ長と兄さんが優先的に私にさせてくれてる仕事だし……」
寿命が長く時の流れが大らかなエルフ族とは言え、人生についての"焦り"は、俺達人族と同じように感じるらしい。
見識の狭さも理由の一つだろうと思う。
他種族との交流の経験があまり無いと言っていたし、狭い世界で生きるアメリアが自分を悲観するのも仕方ない。
「それ、興味あるなぁ。マジックエノキを栽培してるってどうやって? 自然に生えてる物の採集クエストならこなしたことがあるけど、人工栽培も出来るんだ?」
こういう時は現状を一緒に体験した方が何かしらのアドバイスも出やすいと思い、職場を見せてもらえるか尋ねてみる事にした。
「あら、キノコに興味があるの? そうね、後で案内するわ──あ! そうだわ、いけない! あなたが目を覚ましたら知らせるように言付けられているんだったわ!」
そう言い残し、アメリアは慌てた様子で部屋を飛び出して行った。
(確か撤去作業中にラフボアに襲われて……それから)
目が覚めると、つい今朝に見覚えのある天井だった。
どうやら作業中に気を失ってここに運ばれたようだ。
(血が滲んでいたし、また貧血で倒れたのか……いや、違うな。多分リーフルが……)
あの時リーフルが何かしらの"魔法"を発動したのは間違いないと思う。
そう仮定すると貧血というよりも、身体から何かエネルギーが一瞬にしてごっそりと蒸発したような感覚がした。
(まさかリーフルは俺の"魔力"を使って……?)
「ふぅ……」
「ゴロリ──」
「──おわぁっ! ど、どなたですか!?」
驚きのあまり咄嗟に上体が起き上がる。
寝返りを打ち横を向くと、ベッドに顎を乗せた体勢の、見知らぬエルフ族の女性が俺の方を見つめていた。
「ホホーホ(ナカマ)」
そして何故かリーフルが女性の頭の上に乗っている。
(あ、焦った……幽霊とかが見えた時もこんな感じなのかな……)
初対面のはずだが、どこか見覚えがあるような気がする。
端正な顔立ちに長いまつげ、金色の長い髪に草か何かで形作られたカチューシャを頭に被り、ラインと同じく絶世の美女と言った感じの明るい雰囲気の漂う人物だ。
「おはよう、ヤマト。私はアメリアって言うの、助けてくれてありがとう」
「バサッ──ス」
アメリアが立ち上がると、リーフルが定位置の肩に戻って来た。
名前を聞いて納得した、ラインの妹だ。
どこか面影を感じるのは兄妹だからだ。
「すみません、また倒れてしまったみたいで。ご迷惑をおかけしました」 「ホホーホ(ナカマ)」
「気にしないでよ。聞いたわよ? 満身創痍になりながら洞窟から私達を救うために頑張ってくれたって」
「いえ。少しでも大恩あるエルフ族の方々の助けになれば、と。それに本当の所、尽力した動機としては、あまり褒められたものでは無いですので」
結局、何かに没頭して、ダムソンの事やリーフルの事を考えたく無かっただけだ。
『人助けを!』なんて高尚な精神では全く無い。
「? 何があったか知らないけど、とにかくありがとう。あなたがした事は、守護者様の相棒に相応しい、英雄的行動だわ!」
「いえ、本当に──ところで何でリーフルが頭の上に?……それにアメリアさんも」
「私はあなたを観察していたのよ。守護者様は……何故かしら? 守護者様もあなたの事が観察しやすかったのかしら?」
「大して特徴も無い男を観察しても面白くないでしょうに……びっくりしましたよ」
「私、あまり人族と交流したことが無いから興味があるのよ!」
外国人を珍しがっているような感覚だろうか。
なんにせよ心臓に悪いのでやめてもらいたいものだ……。
「兄さんがあなたを連れて来た時もびっくりしたけど、本当に守護者様はあなたの事が好きなのね。もう夜になってしまったけど、半日の間ず~っとあなたの傍を離れようとしなかったわ」
「そうだリーフル!──もう一回! 俺の名前! ヤ・マ・ト、もう一回言ってみてくれ!」
「ホーホ(ヤマト)」
「!!」
(とうとうリーフルが俺の名前を……)
何故だか涙が浮かんだ。
大切な相棒が俺の名前を呼んでくれた。
神様と再会し目覚めて以降、受け入れ難い現実が濁流のごとく俺を責め立てる状況に、どこか荒んでいた俺の心は、リーフルのたった一言で癒しを得た。
「……どうしたの? 大丈夫?」
「グス──グイッ」
「いえ、嬉し泣きです。お恥ずかしい所をすみません」
「何か辛い事があったのよね。あなたの状態を見れば、何も無い方が不自然だもの」
「あ──その、確かに"色々"はありましたが、今は本当に喜んでいるんです」
それにしてもロングソードといい、リーフルの語彙といい、これは"加護"がパワーアップしたという事だろうか。
神様は今回も『体験して』と言っていたし、多分そうなんだろう。
リーフルの語彙に関しては正直もう少し期待していたが、俺としては名前を呼んでくれたというだけで大満足のパワーアップだ。
「ねえねえ、あなたの話、聞かせてよ。守護者様の事も。すごく興味あるわ!」
そう言って美しい金色の長い髪をなびかせるアメリアは、どこか幼さの残る雰囲気で、無邪気に微笑んでいる。
「そうですね、自己紹介もまだですし。俺はヤマトと言います、リーフルは──知ってますよね」
「そうそう、名前は"リーフル"って言うのよね、守護者様。兄さんから聞いたわ『固有名詞に注意を払われているので気を付けるように』って」
「ええ、そうして頂けるとリーフルも喜びます」 「ホ」
「冒険者なのよね? 街ではどんな暮らしをしているのかしら?」
「そうですねぇ、俺は至って平凡な下位の冒険者なので、武勇伝も冒険譚もあまり無くて……」
「男はすぐ"そっち"の話題を想像しがちね──いえ、人族だからかしら? 私が聞きたいのはあなたがどんな人間なのか、よ」
「"身の上話"を、という事ですかね? 面白味もあまり無いでしょうが、そうですね。じゃあ……俺がサウドへやってきたのは……」
俺が"転移者"であるという所はごまかしつつ、この一年と少しあまりの生活について話をした。
アメリアはとても興味深そうに俺の話に聞き入っていたようで、穏やかに時は過ぎて行った。
◇
「大変だったのね……あなた、よく頑張っていると思うわ。私もこの村では"お荷物"だから、何とか役に立てるように必死だもの。なんだか共感しちゃうわ、ふふ……」
そう言ってアメリアは悲しそうにどこか自嘲気味に笑った。
「……お荷物って? よそ者の俺なら何も知らない分先入観無く聞けると思うよ」
「そうね……じゃあ……エルフ族の固有魔法、ウッドオペレーションの事は聞いた?」
「うん、すごいよねあれ。防護壁の材料を作り出してたのもあの魔法だよね」
「──私ね、使えないの。兄さんの妹で、両親も間違いなくエルフなのに、何故か使えないの」
「そうなんだ……」
「この村を見ればわかるでしょ? エルフ族にとってウッドオペレーションは生きていく上で絶対必要な魔法なの。大樹の成長を促したり、家の建築補修、自然と共生するエルフ族の根幹を成しているわ」
人間には衣食住の三つが必要と言う話がある。
そのほとんどを外界に頼らず自分達で賄っているであろうエルフ族にとって、種族固有の魔法"ウッドオペレーション"が、どれだけ重要なものなのかは想像に難くない。
「でも、洞窟で何か仕事中だったんだよね? 役回りはちゃんとあるわけだし、お荷物って言うほど自分を悲観する事も無いんじゃないかな?」
「ううん、私に言わせれば逆ね。洞窟の──マジックエノキの栽培しか、役に立てないのよ。あの仕事だって、私を哀れんだ長と兄さんが優先的に私にさせてくれてる仕事だし……」
寿命が長く時の流れが大らかなエルフ族とは言え、人生についての"焦り"は、俺達人族と同じように感じるらしい。
見識の狭さも理由の一つだろうと思う。
他種族との交流の経験があまり無いと言っていたし、狭い世界で生きるアメリアが自分を悲観するのも仕方ない。
「それ、興味あるなぁ。マジックエノキを栽培してるってどうやって? 自然に生えてる物の採集クエストならこなしたことがあるけど、人工栽培も出来るんだ?」
こういう時は現状を一緒に体験した方が何かしらのアドバイスも出やすいと思い、職場を見せてもらえるか尋ねてみる事にした。
「あら、キノコに興味があるの? そうね、後で案内するわ──あ! そうだわ、いけない! あなたが目を覚ましたら知らせるように言付けられているんだったわ!」
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