笑うは咲く

ゆうひゆかり

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不良品の輝き

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ドラマによくあるような青春を夢みて

気のない君の誘いに乗って遊んだ繁華街

ときには噂のデザートを買って

ときには噂のドブネズミに怯えて


排気口の下 煙草の臭い

君と手を繋いで歩いた街

まるで魔法を信じてる子どもみたいに

そんな毎日が続くと思っていた私


棘のある花が咲いた18

不良品の輝き


ドラマはドラマ そう割り切ろうにも

何気ない日常は甘酸っぱく

まるでハチミツのようで

まるでクランベリーのようで


排気口の下 煙草の臭い

君と手を繋いで歩いた街

まるで魔法を信じてる子どもみたいに

そんな毎日が続くと思っていた私


棘のある花が萎れた秋の終わり

不良品の足掻き
 
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