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恋の味は(十六)
しおりを挟むヘロヘロになりながら、他に小さなジェットコースターみたいなのに乗ったり、季節外れかもしれないお化け屋敷に入ったり。
遊ぶ時間より待ち時間のほうが長くてぐったりしてると、
「大丈夫?
あそこ入ろうか」
ってひろみさんがとある場所をさして言った。
そこはユニコーンが看板のファンシーなカフェだった。
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