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恋の味は(七)
しおりを挟むとはなったものの。
実央ちゃん家から帰った自室のベッドの上。
意味なく正座してスマホ持って。
ああ、連絡先一覧から小森書店の電話番号を選ぶだけでいいのに。
押そうとすると指が震えて。
指をスマホに近づけては遠ざけてを繰り返して。
結局。
「あ~~~~~~~!だめだぁ~~~~!」
絶叫してベッドに突っ伏した。
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