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恋の味は(二)
しおりを挟む告白どころか、小森書店に行くことも電話することも出来ないままグッズばかり増える増える日々。
グッズが増えるのは眼福だけど、結局関係が変わんないのはむなしい。
そうやってうじうじしてたある日。
僕は学校にいるときに無料メッセージで
『用事がある。
家に来い』
って放課後実央ちゃんのお家にお呼ばれした。
実央ちゃんのお家は何度かお邪魔してるから場所はわかる。
小さな集合団地だ。
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