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受け入れる心と、初めての店と、(二十二)

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“カフェ・天使の香り”の扉を引くとチロンチロンって金属っぽい呼び鈴の音が聞こえてきた。

続くひとつの足音。

「いらっしゃいませ」

という愛らしい声と一緒に現れたのはひとりの女性スタッフだった。

白ロリっていうのかな。

セミロングの髪もヘッドドレスもレースたっぷりのスカートも何もかも白い。

唯一黒い瞳が大きくてその人のお人形さんっぽさを強調してる。
 
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