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魔物退治編
出発の時
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というわけで名前変えたのだった。
ネビラという名前は封印した。
名前はすばると名乗ることに決めた。
すばるとはいわゆるプレアデス散開星団M45のことである。
前世、星が好きだったから印象に残ってるその名前を名乗ることに決めた。
・・・もちろんこの世界には、オリオン座もおうし座も存在しない。
なぜ名前を変えたのかというと無用な疑惑を持たせたくなかったからだ。
バカの代名詞であるネビラでも国境付近でうろうろしてたら、さすがにあの帝国も『おや?』と思うだろう。
帝国の情報力を甘く見るつもりもなかった。
「どうしても行くのか?」
父皇が話しかける。
「この世界の事を知りたいというのも事実ですから。」
「・・・お前が苦しんでるとき私は父として何もしてやれなかった。許してほしい。」
「ふふふ。今は嘘みたいにすっきりしてましてよ。」
彼女は動きやすい服装をしていた。
それでいて実用的な服装だ。
「でも陰に護衛はつけますよ?」と母がいった。
「でなければ旅など許されませんから。」
「わかりました。母上。すみません。お手数をおかけします。」
「謝るのはこちらです。本当に親として情けない。」
母の皇太后は悔しそうにいった。
「・・・リリアに伝言されました。事実ですか?」
そしたら急に小声で聞いてきた。
「・・・はい。」
ネビラを狂わせてしまった原因を作った人物の件だ。
ネビラの心の弱さに付け込んで皇家を割り、危機に陥れようとした人物・・・・。
「それでは父上、母上、行ってまいります。リリア様、後は頼みましたよ。」
「はい。」
ネビラは護衛の騎士(女)を手招きした。
不思議に思いながらその女騎士はネビラの近くに寄る。
ネビラは転移魔法を無詠唱で発動させた。
「・・・無詠唱で転移魔法を・・・・。」
「あの子は才能を開花させたというの?」
2人が消えた場所を唖然と見やる皇族一家だった。
ネビラという名前は封印した。
名前はすばると名乗ることに決めた。
すばるとはいわゆるプレアデス散開星団M45のことである。
前世、星が好きだったから印象に残ってるその名前を名乗ることに決めた。
・・・もちろんこの世界には、オリオン座もおうし座も存在しない。
なぜ名前を変えたのかというと無用な疑惑を持たせたくなかったからだ。
バカの代名詞であるネビラでも国境付近でうろうろしてたら、さすがにあの帝国も『おや?』と思うだろう。
帝国の情報力を甘く見るつもりもなかった。
「どうしても行くのか?」
父皇が話しかける。
「この世界の事を知りたいというのも事実ですから。」
「・・・お前が苦しんでるとき私は父として何もしてやれなかった。許してほしい。」
「ふふふ。今は嘘みたいにすっきりしてましてよ。」
彼女は動きやすい服装をしていた。
それでいて実用的な服装だ。
「でも陰に護衛はつけますよ?」と母がいった。
「でなければ旅など許されませんから。」
「わかりました。母上。すみません。お手数をおかけします。」
「謝るのはこちらです。本当に親として情けない。」
母の皇太后は悔しそうにいった。
「・・・リリアに伝言されました。事実ですか?」
そしたら急に小声で聞いてきた。
「・・・はい。」
ネビラを狂わせてしまった原因を作った人物の件だ。
ネビラの心の弱さに付け込んで皇家を割り、危機に陥れようとした人物・・・・。
「それでは父上、母上、行ってまいります。リリア様、後は頼みましたよ。」
「はい。」
ネビラは護衛の騎士(女)を手招きした。
不思議に思いながらその女騎士はネビラの近くに寄る。
ネビラは転移魔法を無詠唱で発動させた。
「・・・無詠唱で転移魔法を・・・・。」
「あの子は才能を開花させたというの?」
2人が消えた場所を唖然と見やる皇族一家だった。
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