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転生したら娘ができたのでのんびりスローライフを一緒に満喫しようと思います。(完全版)
2・少女と出会います。
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「君は?」
少女はぽかんとしたかおで言った。
「......ユキ...」
それがマユとユキの出会いでした。
異世界転生したあとまず王道的な存在のギルド登録へ行きます。神?も結構いいジジイだった。ギルド登録で使うのだろうお金があった。やっぱり異世界のお金は金銀のお金だったね。
「おはようございます!」
受付へ行くと元気の良い挨拶が帰ってきた。
「おや、新人さんですね。ご登録ですか?」
「そうです、お願いします。」
受付の人は服装を見てあまり驚かなかったことにマユはすこし驚いた。
「分かりました。では、この紙に必要事項を記入して下さい。」
マユは名前、年齢、種族を書いている時に気づいた。全て記入する文字は日本語だったからだ。
「出来ました。」
「では、少々お待ちください。」
記入が終わると受付の人は奥の部屋へと入っていき、マユは周りを見渡してみた。周りにはお酒を飲んでいる人や看板を見ている人などがいるが、マユはその人達の武器を見て異世界へ来たことを実感した。
「あのー...?」
「あ、すみません。」
マユは周りに気を取られ受付の人が戻ってきたことに気づかなかった。受付の人は石版?を置くと
「ここに手を置いてください。ステータスの刻印を刻みます。」
ステータスと聞いてワクワクしていた。神様?から少し強くしてくれているかもしれないと思ったからだ。だが、ステータスはここでは見られないという。自身の情報なので1人の時や信用出来るパーティーやギルドの人以外は見せてはいけないらしい。
「では、ギルド内の案内をさせていただきます。ここは受付のです。右側の看板はクエストを選んでいただく場所です。左側は...」
『ドカーン』
「あ、ちょうどやってますね。」
大きな爆発音と何も普通感出してる受付の人を見てマユは1歩後ろに下がった。
「な、何ですあれ?」
「魔法実習場ですね。魔法を見るのは初めてですか?」
「はい」
「今時魔法知らない人とかいるですね。」
マユはすこし馬鹿にされたが異世界来てまだ半日、知らないこといっぱいあるよ...と思った。
「では、これでギルド内の説明と登録完了です。これよりスライム討伐を行ってもらいます。」
いきなりクエストを出されて少し驚いた。
「うちのギルドでは、初心者の方には基本的に最初にやってもらいます。」
説明を受け納得した。試験的なことか?
「武器はギルドからの支給ですが最初だけになります。」
さすがに武器は貰えるらしい。
「ステータスと相談して決めてくださいね。」
マユは最後の言葉に違和感を覚え、そんな違和感は見事に当たっていた。
「やっぱり無理か...」
ため息をつきながらもう一度ステータスをみた。
Lv・1
名前・上坂 舞結
種族・人間
性別・男
HP・∞
MP・∞
STR・Lv1 DEX・Lv4 VIT・Lv2
AGI・Lv1 INT・Lv12 LUK・Lv2
【不死】(HP,MPは無限になる)
(自然全耐性) (超自然回復)
マユはステータスを見て少し考えをまとめる事にした。器用さはブラック企業特有だし運動系ほぼ全滅...
「運動不足だったのかな?とりあえずまあ...」
『ガシャン』
とりあえず近くにある大剣を持ってみたが重すぎて落としてしまった。てか大剣、こんなに重かったんだ...。
「あの...」
「はい、何でしょう?」
「このステータスで使える武器あります?」
マユはどんな武器を使えばいいか分からなかったので、受付の人に聞いた。
「拝見致しますね...フフ...」
受付の人は見た瞬間笑いそうになったがバレない程度に笑いを堪えた。
「こ、このレベルでは短剣ですね...フフフ...」
この時点でマユは受付の人が笑いを堪えていることに気づき、今すぐにでもこの部屋から出ていきたかった。だが、受付の人の言うとうり短剣を選びマユは部屋から出たが後ろから笑っている声が聞こえるのは気のせいだと思った。
少女はぽかんとしたかおで言った。
「......ユキ...」
それがマユとユキの出会いでした。
異世界転生したあとまず王道的な存在のギルド登録へ行きます。神?も結構いいジジイだった。ギルド登録で使うのだろうお金があった。やっぱり異世界のお金は金銀のお金だったね。
「おはようございます!」
受付へ行くと元気の良い挨拶が帰ってきた。
「おや、新人さんですね。ご登録ですか?」
「そうです、お願いします。」
受付の人は服装を見てあまり驚かなかったことにマユはすこし驚いた。
「分かりました。では、この紙に必要事項を記入して下さい。」
マユは名前、年齢、種族を書いている時に気づいた。全て記入する文字は日本語だったからだ。
「出来ました。」
「では、少々お待ちください。」
記入が終わると受付の人は奥の部屋へと入っていき、マユは周りを見渡してみた。周りにはお酒を飲んでいる人や看板を見ている人などがいるが、マユはその人達の武器を見て異世界へ来たことを実感した。
「あのー...?」
「あ、すみません。」
マユは周りに気を取られ受付の人が戻ってきたことに気づかなかった。受付の人は石版?を置くと
「ここに手を置いてください。ステータスの刻印を刻みます。」
ステータスと聞いてワクワクしていた。神様?から少し強くしてくれているかもしれないと思ったからだ。だが、ステータスはここでは見られないという。自身の情報なので1人の時や信用出来るパーティーやギルドの人以外は見せてはいけないらしい。
「では、ギルド内の案内をさせていただきます。ここは受付のです。右側の看板はクエストを選んでいただく場所です。左側は...」
『ドカーン』
「あ、ちょうどやってますね。」
大きな爆発音と何も普通感出してる受付の人を見てマユは1歩後ろに下がった。
「な、何ですあれ?」
「魔法実習場ですね。魔法を見るのは初めてですか?」
「はい」
「今時魔法知らない人とかいるですね。」
マユはすこし馬鹿にされたが異世界来てまだ半日、知らないこといっぱいあるよ...と思った。
「では、これでギルド内の説明と登録完了です。これよりスライム討伐を行ってもらいます。」
いきなりクエストを出されて少し驚いた。
「うちのギルドでは、初心者の方には基本的に最初にやってもらいます。」
説明を受け納得した。試験的なことか?
「武器はギルドからの支給ですが最初だけになります。」
さすがに武器は貰えるらしい。
「ステータスと相談して決めてくださいね。」
マユは最後の言葉に違和感を覚え、そんな違和感は見事に当たっていた。
「やっぱり無理か...」
ため息をつきながらもう一度ステータスをみた。
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マユはステータスを見て少し考えをまとめる事にした。器用さはブラック企業特有だし運動系ほぼ全滅...
「運動不足だったのかな?とりあえずまあ...」
『ガシャン』
とりあえず近くにある大剣を持ってみたが重すぎて落としてしまった。てか大剣、こんなに重かったんだ...。
「あの...」
「はい、何でしょう?」
「このステータスで使える武器あります?」
マユはどんな武器を使えばいいか分からなかったので、受付の人に聞いた。
「拝見致しますね...フフ...」
受付の人は見た瞬間笑いそうになったがバレない程度に笑いを堪えた。
「こ、このレベルでは短剣ですね...フフフ...」
この時点でマユは受付の人が笑いを堪えていることに気づき、今すぐにでもこの部屋から出ていきたかった。だが、受付の人の言うとうり短剣を選びマユは部屋から出たが後ろから笑っている声が聞こえるのは気のせいだと思った。
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