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転娘外伝『転生したら人生の意味を探す予定だったのでとりあえず嫁さん探したいと思います。』

2・異世界(春樹)

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「ここは?」
「おぉ起きたか」
「頭から声が聞こえる!?」
「お前さんの頭に繋がっておるからはしゃぐでない」
「え、この声、えっと神様?」
「そうじゃ」
「さすが神様です!それと何か用ですか?」
「お主この世界のこと知らんじゃろ、少し教えてあげるわい」
「ほ、本当ですか?」
「ホントじゃ、神様だから嘘はつかんぞ」
「よろしくお願いします」
「ほいほい」
「あの神様」
「なんじゃ?」
「地図とかありませんか?」
「地図か...ほれ」
「な、何も無いところから地図が...てかこれ読めねぇや」
「そうじゃろうと思うて読めるようにしておるぞ」
「ん~、何となくわかる気がする...」
「そのなんとなくが読めておる」
「なるほど...この近くに街がありますね行ってみます」
「それが良いじゃろう」


「ここが街?」
「そうじゃここが街じゃ」
「ほとんどボロボロじゃないですか...」
「それでも街なんじゃ」
「い、行ってきます」
「ほうほう気ぃつけてな」
「はい」
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