転生したら娘ができたのでのんびりスローライフを一緒に満喫しようと思います。

5章 少女の病気

16・病気は風邪でした

「風邪ですね」
「ホントに風邪ですか！」
「はい、ホントに風邪です」
「ホントにホントに風邪ですか！」
「はい、ホントにホントに風邪です」

 

「良かったね風邪で」
「良くはないよ...ユキが風邪を引いたなんて」
「スースー」
「ユキちゃん寝ちゃてる」
「ホントだ」
「はい、このマント貸したげる」
「ミナミさんありがと」
「もぅミナミさんだと混ざってなんか変な感じする」
「そうですか？」
「よし、マユはさん付禁止、これからミナミって呼んで！」
「え！な、名前ですか」
「そうだよ」
「じゃぁ...み、ミナミ？」
「なに？」
「いや、何でもない...」
マユ可愛い...



「そんな事あったのか」
「ホントにビックリしたんだから！」
「そういえばマユはどうしたんだい？」
「そういえばユキちゃんにごはん持って行ってから戻ってこないね」
「ミナミ、様子見てきてくれない？」
「いいよ、行ってくる」
「大丈夫、マユ？」
「スースー」
「マユも一緒に寝ちゃってる」
起きそうな様子ないし...少しだけ...
『パチ』
「あ...」
「え？」
「キャァァァ！ごめんなさい！」
「？？？」
どゆこと？？？
「どうした！」
「パ、パパ!?...何でも、何でもないからーー！」 
逃げ足速!?
「マユ、何があったんだ？」
「いや、僕も何がなんだか...」
や、柔らかかった...