ブリッジシェイカー

笑ってくれ 僕の事を
空が綺麗とか 言った僕を 
香りもしないのに 決めつけたこと
愛とか、なんもない中空の罰で
瞳さえも消え去ってしまって
もう、ここにも、どこにもない

落とし物はなんですか?
あいつの悲しいメロディー
悔しい事はなんですか?
愛のトリガーを遮る脳
耳を塞いで 目を塞いだ
浮かび上がって、消え去ってしまうのは
真っ赤に染まったスパゲッティ

死んでしまえや お前なんて
もう絡まり絡まりスパゲッティ
誰かに食べられて
それで終わりなんでしょ?
イタイ、イタイ、イタイ、イタイ、イタイ、イタイ、イタイ。
イタイんだよ。
また明日も晴れるかな?
また明日も死ねるかな?

殺してくれ 僕の事を
どっちつかずで生きる僕を
狂い咲く、あの花さえも
圧倒的に生きてるのにさ
ハザード的な、笑う爪に
僕の命を売り飛ばしたら
もう、ここにも、どこにもない

探し物は何ですか?
迸る鳥のような命
嫌いな物は何ですか?
新聞紙に包まれた人間の目
耳を塞いで 目を塞いだ
どうせ立ってるのは
底に沈む瞳の蛇甲羅

死んでしまえや お前なんて
ああ 近付く 近付く 蛇甲羅
食べられたことも分からないまま
それで終わりなんでしょ?
イタイ!、イタイ、イタイ、イタイ?、イタイ!!、イタイ、イタイ。
イタイんだよ。
また明日も晴れるかな?
また明日も死ねるかな?
ああ。

死ねないよ、どうせ君は
白く滑らかな君の声
空は広くてアタタカイ
ありがとう
誰かが言ったような気がした





24h.ポイント 0pt
0
小説 192,730 位 / 192,730件 エッセイ・ノンフィクション 8,132 位 / 8,132件

あなたにおすすめの小説

夫が寵姫に夢中ですので、私は離宮で気ままに暮らします

希猫 ゆうみ
恋愛
王妃フランチェスカは見切りをつけた。 国王である夫ゴドウィンは踊り子上がりの寵姫マルベルに夢中で、先に男児を産ませて寵姫の子を王太子にするとまで嘯いている。 隣国王女であったフランチェスカの莫大な持参金と、結婚による同盟が国を支えてるというのに、恩知らずも甚だしい。 「勝手にやってください。私は離宮で気ままに暮らしますので」

優しく微笑んでくれる婚約者を手放した後悔

しゃーりん
恋愛
エルネストは12歳の時、2歳年下のオリビアと婚約した。 彼女は大人しく、エルネストの話をニコニコと聞いて相槌をうってくれる優しい子だった。 そんな彼女との穏やかな時間が好きだった。 なのに、学園に入ってからの俺は周りに影響されてしまったり、令嬢と親しくなってしまった。 その令嬢と結婚するためにオリビアとの婚約を解消してしまったことを後悔する男のお話です。

婚約者の幼馴染?それが何か?

仏白目
恋愛
タバサは学園で婚約者のリカルドと食堂で昼食をとっていた 「あ〜、リカルドここにいたの?もう、待っててっていったのにぃ〜」 目の前にいる私の事はガン無視である 「マリサ・・・これからはタバサと昼食は一緒にとるから、君は遠慮してくれないか?」 リカルドにそう言われたマリサは 「酷いわ!リカルド!私達あんなに愛し合っていたのに、私を捨てるの?」 ん?愛し合っていた?今聞き捨てならない言葉が・・・ 「マリサ!誤解を招くような言い方はやめてくれ!僕たちは幼馴染ってだけだろう?」 「そんな!リカルド酷い!」 マリサはテーブルに突っ伏してワアワア泣き出した、およそ貴族令嬢とは思えない姿を晒している  この騒ぎ自体 とんだ恥晒しだわ タバサは席を立ち 冷めた目でリカルドを見ると、「この事は父に相談します、お先に失礼しますわ」 「まってくれタバサ!誤解なんだ」 リカルドを置いて、タバサは席を立った

〖完結〗その子は私の子ではありません。どうぞ、平民の愛人とお幸せに。

藍川みいな
恋愛
愛する人と結婚した…はずだった…… 結婚式を終えて帰る途中、見知らぬ男達に襲われた。 ジュラン様を庇い、顔に傷痕が残ってしまった私を、彼は醜いと言い放った。それだけではなく、彼の子を身篭った愛人を連れて来て、彼女が産む子を私達の子として育てると言い出した。 愛していた彼の本性を知った私は、復讐する決意をする。決してあなたの思い通りになんてさせない。 *設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。 *全16話で完結になります。 *番外編、追加しました。

【完結】生贄になった婚約者と間に合わなかった王子

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
フィーは第二王子レイフの婚約者である。 しかし、仲が良かったのも今は昔。 レイフはフィーとのお茶会をすっぽかすようになり、夜会にエスコートしてくれたのはデビューの時だけだった。 いつしか、レイフはフィーに嫌われていると噂がながれるようになった。 それでも、フィーは信じていた。 レイフは魔法の研究に熱心なだけだと。 しかし、ある夜会で研究室の同僚をエスコートしている姿を見てこころが折れてしまう。 そして、フィーは国守樹の乙女になることを決意する。 国守樹の乙女、それは樹に喰らわれる生贄だった。

咲いた花は、いつか散る

I am DOG
エッセイ・ノンフィクション
簡単に言えば 「これを読んだ奴は、ちゃんと親孝行に励めよ!」 という10000文字の説教話です。

【完結】愛していないと王子が言った

miniko
恋愛
王子の婚約者であるリリアナは、大好きな彼が「リリアナの事など愛していない」と言っているのを、偶然立ち聞きしてしまう。 「こんな気持ちになるならば、恋など知りたくはなかったのに・・・」 ショックを受けたリリアナは、王子と距離を置こうとするのだが、なかなか上手くいかず・・・。 ※合わない場合はそっ閉じお願いします。 ※感想欄、ネタバレ有りの振り分けをしていないので、本編未読の方は自己責任で閲覧お願いします。

【完結】私の婚約者はもう死んだので

miniko
恋愛
「私の事は死んだものと思ってくれ」 結婚式が約一ヵ月後に迫った、ある日の事。 そう書き置きを残して、幼い頃からの婚約者は私の前から姿を消した。 彼の弟の婚約者を連れて・・・・・・。 これは、身勝手な駆け落ちに振り回されて婚姻を結ばざるを得なかった男女が、すれ違いながらも心を繋いでいく物語。 ※感想欄はネタバレ有り/無しの振り分けをしていません。本編より先に読む場合はご注意下さい。

処理中です...