君は私であり、逆も然り
君は誰だ。
私は聞く。
私と同じ姿をした君はこう言うんだ。
「さあ。私にも分からない。」
君は私だが、私は君を否定したい。
何故なら君は私への「殺意」だから。
いや、悪意か?憎悪か?嫌悪か?
私は答えが欲しい。
君は何だ、と。
私は聞く。
私と同じ姿をした君はこう言うんだ。
「さあ。私にも分からない。」
君は私だが、私は君を否定したい。
何故なら君は私への「殺意」だから。
いや、悪意か?憎悪か?嫌悪か?
私は答えが欲しい。
君は何だ、と。
あなたにおすすめの小説
鬼母(おにばば)日記
歌あそべ
現代文学
ひろしの母は、ひろしのために母親らしいことは何もしなかった。
そんな駄目な母親は、やがてひろしとひろしの妻となった私を悩ます鬼母(おにばば)に(?)
鬼母(おにばば)と暮らした日々を綴った日記。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。
Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。
そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。
だが夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。
これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。
(1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)
遅れてきた先生
kitamitio
現代文学
中学校の卒業が義務教育を終えるということにはどんな意味があるのだろう。
大学を卒業したが教員採用試験に合格できないまま、何年もの間臨時採用教師として中学校に勤務する北田道生。「正規」の先生たち以上にいろんな学校のいろんな先生達や、いろんな生徒達に接することで見えてきた「中学校のあるべき姿」に思いを深めていく主人公の生き方を描いています。
野水仙の咲く丘には
沢亘里 魚尾
現代文学
かつて不幸な大戦が人々をさらっていったように、津波が多くの人をさらっていった。
その大戦が人々を帰さなかったように、放射能が帰りたい魂を帰さない。
古代から人はこの海に育まれて暮らしてきた。
大昔から、人は海を畏れ、崇めてきた。
その子孫が海をもう元に戻せないほどに汚した。
自分たちの魂を引き裂いた。
せめて霊となって、戻っておいで。
引き裂かれた親子の霊は再び巡り合えるのだろうか。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/contemporary.png?id=0dd465581c48dda76bd4)
闇の詩々集々
幸崎 亮
現代文学
「闇と共に在りぬ」
時として、ネガティヴだって癒しとなる。
それは、生まれ損なった世界の断片か。
むしろ、創造の根源か。
或いは、壊された心の嬌声か。
それとも、潰された人格の断末魔か。
強すぎる光は時として、弱き者を消し飛ばす。
優しすぎる言葉は時として、未来を砕く毒となる。
邪悪なる闇は時として、心を癒す揺り籠となる。
※この作品に登場する内容は完全なるフィクションです。実在する如何なる創作物・人物を否定・攻撃するものではありません。
※この作品は、2022年9月13日よりカクヨム様にて公開していた作品となります。女性向けとさせて頂いておりますが、これは同サイト様において女性の読者様からのご感想が多く寄せられた為となっております。本来はどちらでもありません。
おかえり、さよなら、美しき日々。
有箱
現代文学
対象とした人物との記憶を、消してしまえる薬がある。職場いじめで心を病んでいた心花は、薬で楽になりたいと願った。
しかし、自覚は薄いが以前使用しているらしく、二度目にもなると副作用が強いらしい。一度目の記憶が戻ったり、記憶が混濁したりもするそうだ。
副作用を心配するのは、愛する旦那である都月である。ただ、心花が前を向きたい理由も、少なからず彼にあった。
愛する人のために前を向きたい。けれど、過去から一向に抜け出せない……悩みに悩んだ末、心花は薬を手にしてしまい。
砂委員
猫村まぬる
現代文学
砂だけが増え続ける街。海はなくなり、砂は次第に街に入り込んでくる。砂嵐で家を失った香穂は、まるで魅せられたかのように素足で砂と戯れる。敏感な子どもたちはもう、未来を語る大人たちの言葉に空々しいものを聞き取って、自分達の将来は砂の中にしか無いのだと感じ始めていた。
(全30話前後の予定です。まず第1話から第7話までを公開後、一日一話ずつ夕方ごろに公開します)